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双極性障害1型。
僕は躁状態というよく喋るようになり、疲れを感じず活動する状態になることが、ほんの時々ある病気を患っています。具合が悪くなった期間は人生の2%くらい。98%は普通の人と変わりません。しかし、状態が悪くなると入院までしてしまいます。2015年、2016年、2017年、3年連続で夏に躁になり入院しました。今まで勤めた会社はカード会社、ワイン屋、文房具販売ですが全て病気によりクビになりました。絶望をしたその後、2017年に臨床心理士になるための勉強をしていた中激躁になり「精神障害者を救いたい!!!」という思いが爆発。その想いから株式会社TsuchinokonokoZ Japanを創設しました。
今までに僕の1日を50円売ったり、当事者会を開催したり、YouTubeに動画を投稿したり色々な活動をしてきました。何度も何度も病にやられてきたけれど、今は安定して、仲間もたくさん増え、楽しく元気に過ごしています。そんな中で人の縁をとてもありがたく感じます。だからこそ皆様にも縁が繋がっていく場を作っていきたいと思い、晴れのこを立ち上げ奮闘中。精神障害社支援部門として、「NPO法人晴れのこ」を設立に向け稼働中。よろしくお願いいたします。
このコミュニティについて
はじめまして。僕の名前はまつらといいます。
双極性障がいという気分が高まってたくさん喋ったり動いたりする躁状態と、何もかもにやる気がなくなって動けなくなるうつ状態を経験する病気にかかっています。躁うつ病とも言われている病気です。
僕の場合はうつ状態はあまりこず、躁状態が激しいです。これを1型といいます。
躁状態がどれだけ激しいかというと、過去に3回精神科閉鎖病棟に強制入院させられて、仕事も3社クビになりました。双極性障がいで3回強制入院というのはなかなか珍しいケースです。人に危害を加えることはなかったですが、オブラートに包んで意味不明な行動や発言をしていました。
2017年夏、躁になった時、「精神障がい者を救いたい」という気持ちが爆発して、なぜか株式会社を建てました。
建てたのちに3度目の入院をするのですが・・・。
退院して、想いだけで建てて中身が何もない会社を目の前にして絶望しました。
またわけのわからない行動をしてしまった。社会的身分も全て失った。
なんでこんな病気になってしまったのだろう、僕は悪いことは何1つしてないのになんで病気になるんだ、3回も強制入院させられてしまって・・・と絶望をしていました。
株式会社はもう潰してしまおうかと考えたのですが、そんな中、父親と唯一そばにいてくれた1人の仲間が、「やるだけやってみよう」と言ってくれました。
この先どうなるかはわからない、でもやるだけやってみよう、ということで僕の取り組みはスタートしました。
この時僕には1つだけやってみたいことがありました。
それはホームレス小谷さんという方のマネで僕の1日を50円で売ることでした。
内容は50円で僕を買ってくれた方のところへ行き、ひたすら悩みを聞いたり、双極性障害の体験談をシェアしたりというものです。完全にこの頃は予測の状態でしたが、僕のこの3度も強制入院してきた闘病の体験談は、同じように病気で苦しんでいる人の救いになるのではないかと思いました。
どうなるかわからないけれどやってみよう!!
完全に手探りで50円活動を初めてみました。
それと同時にホームページ作りをはじめて、日々のブログに加え、病気の基礎知識を書いた記事や闘病体験談を載せていきました。ホームページで僕のことを知ってもらって、50円を依頼してもらおうと考えていました。
僕は毎日コツコツホームページを更新していきました。
しかし、50円活動の依頼はなかなかきませんでした。
月日でいうと約半年がたった頃。
ついに1件依頼がきました!!
緊張の中その依頼主とお会いして、結局合計で7時間お話しました。
相手からは溜まっていたものがどんどん溢れ出てきて、僕も気持ちがわかるので共感しながら話を聞くことができました。7時間はあっという間に終わり、とても満足していただくことができました。
この時僕は、やっぱり僕の体験談には人を勇気付けたり癒したりする価値があったんだと確信しました。
双極性障がいのために3回も強制入院させられて、3回も会社をクビになって、社会的地位も信頼も失った体験談があるからこそ、同じように病気で苦しんでいる人の気持ちを本当の意味で理解できるし、体験談そのものが人を勇気付けることができるのだと感じました。
その後2ヶ月間で合計10名の方とお会いして、それぞれ平均4時間くらいお話をしました。
結果、やはり僕の体験談は活き、みなさんに満足していただくことができました。
そして逆に、僕も依頼者さんの体験談に勇気づけられる経験をしたのです。
今までは一対一での体験談のシェアだったが、もっと大勢でみんなで体験談をシェアしていったら新たな良さがあるんじゃないか?
そう思い「のこのこバー」というネット上の当事者会を主催しはじめました。当事者会とは、同じような精神障がいの悩みや経験を持つ人同士が集まり、自分の悩みを相談したり、自分の体験談をシェアしたり、趣味の話をし合ったりする会のことです。
バーのように好きな時にフラッと来れて、フラッと帰れるようなネット通話の当事者会があればなぁ、と僕自身も思っていたので、思い切ってやってみることにしました。
ネット通話を使った当事者会はおそらく他には無く日本で僕たちが初めてだったので、もちろん、はじめは0人でした。
しかし、1人、2人と少しずつですが参加してくださる方が増えていきました。
ネット通話なので場所を超える気軽さや、声だけ参加でもOKというのがよかったのか、徐々にツイッターなどでのこのこバーが知られるようになり、今では毎週木曜日、平均で約10名もの方がいらっしゃってお話をしています。
病気の話、悩みだけではなく、お互いの趣味の話など雑談をしたり、毎週とても賑わっています!
そして、ネットでみんなと会話をしていくうちに、リアルの場でも人とあって話したいという気持ちになりました。
そこで今度はリアルな場での当事者会をと思い、「リアルのこのこバー」も池袋で毎週金曜にスタートしました。
これは本当のバーで行われる当事者会です。
これもまた多いときはカウンター席が全て埋まってしまうくらいの盛況です。
お互いに誕生日を祝いあったり、趣味の話をしたり、病気のことだけではなく、ザックばらんに自分の体験談を楽しくお話ししています。
これまでの活動で僕が確信したことは、当事者の体験談にはとても大きな力があるということと、人との繋がりが人を癒すということです。
50円活動で僕の体験談を話し、僕だけと繋がっていた、これにはこれの良さがあります。「のこのこバー」「リアルのこのこバー」でみんなの体験談を話し、みんなで繋がっていた、これにもこれの良さがあります。
それらの共通点は、体験談を活かし繋がっていることです。
では「同じような境遇の人同士がのこのこバーのように体験談を通じて気軽に繋がれて、お互いに体験談をシェアしたりが自由にできる環境があったら、良いのではないか?」と思い、はじめたのが「晴れのこ」という活動です。
「晴れのこ」はメディア(晴れのこのWebサイト)での情報発信とオンラインサロン(晴れのこクラブ)の2つを中心とした活動です。ホームページはこちらです。
また、その活動の中で「のこのこ加盟店」という「精神障がい者の孤独をこの世からなくす」活動に協力してくれるお店も開拓していきます。※後ほど詳しくご説明します。
「精神障がい者の孤独をこの世からなくす」というのがこの活動の大きな目的です。
私たち当事者には医者のように病気を治すことはできないかもしれませんが、体験談を通じてつながることで「精神障がいを乗り越える」きっかけを作ることはできるのではないか、と思っています。
そのための環境とイベントなどの企画運営を行なっていくのが「晴れのこ」の活動です。
まず、メディアではライフスタイルページという参加者の体験談を掲載していきます。
この体験談の特徴は、病気の話だけではなく、その人の人柄がわかるような記事にするところです。
記事には、その人が作っているブログやツイッターのURLを載せる欄を作り、その人と自由に繋がれるようにお知らせしていきます。※もちろんブログやツイッターのURLを掲載するかどうかはその人の自由です。また匿名で掲載することも可能にしています。
また、「晴れのこ」では、先ほどご紹介した「のこのこ加盟店」というお店も募集しており、その情報についても掲載していきます。
のこのこ加盟店とは「精神障がい者の孤独をこの世からなくす」ことに協力してくれているお店です。
なぜのこのこ加盟店を開拓するかというと、一般的な想像を超えるくらい精神障がい者は肩身の狭い思いをしている場合があるからです。
ちなみに双極性障がいによって職を無くした僕が一番辛かった場所が美容室でした。事情により新しい美容室に行かなければならなくなったのですが、美容師さんから「お仕事何をされているんですか?」「最近はまっていることはなんですか?」など相手からしたら何気ない質問がたくさんきました。
僕は本当に困りました。特に仕事のことを聞かれた時に心が苦しくなりました。気分も最悪な日々を過ごしていたので正直はまっている事なんてありません。
必死に誤魔化しました。
この時に、実は僕は双極性がいで入院しちゃってたんですよ、と答えた時に、あーそうなんだそうなんだーそれは仕方ないねーって軽く理解される相手ならそれを告げたかったです。
しかし、僕が精神病なんて言ったらどんな反応をされるかわかりません。なんの知識もない人に変に掘り下げられても嫌だし、驚かれても困るし、腫れ物扱いなんてされたら地獄です。
この経験から僕は、「精神障がい者の孤独をこの世からなくす」ことに協力してくれるお店があったらどんなにいいだろうと思っています。受け入れてくれているということがわかるだけで行動も変わるし、安心もするものです。
現にリアルのこのこバーで使わせてもらっているバーはのこのこ加盟店です。
利用者のみんなからは自分の障害のことを何も隠さなくて良くて、かつ、受け入れられてて、本当に居心地の良い空間だと言っていただけています。
のこのこ加盟店の利用は僕らにとって安心と安堵を与えてくれるものだと思っています。
さらに、のこのこ加盟店には晴れのこのメンバー限定のスペシャルサービスも用意してもらっています。
オーナーが僕らのために選んでくれた温かいスペシャルサービスです。
「晴れのこクラブ」はGoogle+を用いた非公開グループで運営するオンラインサロンです。
原則ライフスタイルページを書いてくれた人やまつらが招待した人しか入ることはできない仕組みになっています。それは、病状が著しく悪く自傷他害をする方や、服薬などで主治医の指示に従っていない人などにご遠慮していただくためです。そのような方は状態がよくなってから来ていただくこととなります。
晴れのこクラブでは、のこのこバーのようなネット当事者会がいろんな人の手で行われている状態にしたいと思っています。
例えば学生時代の部室のような場所です。
誰かと話たいけれど、特定の人に電話をしたり会ったりするのはなんだか違う。そんな時に学生時代は部室に行けば仲間がいてお話できましたよね。
そんな場所にしたいのです。
ある人は晴れのこをもっと良くすることについて話し合うネット通話を立ち上げていたり、ある人は歴史について深く語る会をネット通話で立ち上げていたり、ある人は雑談のためにネット通話立ち上げていたり。
いろんな人がいろんなところでネット通話で話している。
そんな場所です。
僕がオンラインの当事者会を主催を続けても良いと思いましたが、1人では限界がある。
そこで非公開グループを作ることでネット当事者会を主催しやすくする仕組みを作りたいと思いました。
可能であれば、リアルのこのこバーのように、グループ限定での情報配信やオフ会もしていこうと考えています。
今まで僕は株式会社として活動してきましたが、今後、「NPO法人晴れのこ」を立ち上げる方向で進めていこうと思っています。
・晴れのこのホームページサイトの運営費用
・晴れのこメンバーズカードの発行費用
・のこのこ加盟店開拓費用
・晴れのこでのイベントにかかる費用
・その他晴れのこの活動にとって必要な費用
僕たち当事者は精神科医ではないから、精神障がいを治してあげることはできないかもしれない。
しかし、確実に言えることは、
「精神障がいを乗り越えるきっかけになることはできる!」
「辛い気持ちと理解してあげられるし、良い仲間になることができる!」
「病気は治っていないけれど、前向きに人生を走る力にはなれる!」
多くの当事者の孤独がなくなって、人生を前向きに捉えて、精神障がいを乗り越えていけるように、それらのきっかけとなる場を作りたいと思っています!それが晴れのこです!
ご支援をよろしくお願いいたします!
CAMPFIREコミュニティは以下のお支払い方法に対応しています。
※1 d払いは参加費の上限5,500円まで(物販の場合は1,100円)
※2 Apple Payを利用できるのはSafariのみ、初月無料の特典への支払いは利用対象外
その他詳細や注意事項は対応しているお支払い方法についてをご覧ください。
閉鎖いたしました
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僕は躁状態というよく喋るようになり、疲れを感じず活動する状態になることが、ほんの時々ある病気を患っています。具合が悪くなった期間は人生の2%くらい。98%は普通の人と変わりません。しかし、状態が悪くなると入院までしてしまいます。2015年、2016年、2017年、3年連続で夏に躁になり入院しました。今まで勤めた会社はカード会社、ワイン屋、文房具販売ですが全て病気によりクビになりました。絶望をしたその後、2017年に臨床心理士になるための勉強をしていた中激躁になり「精神障害者を救いたい!!!」という思いが爆発。その想いから株式会社TsuchinokonokoZ Japanを創設しました。
今までに僕の1日を50円売ったり、当事者会を開催したり、YouTubeに動画を投稿したり色々な活動をしてきました。何度も何度も病にやられてきたけれど、今は安定して、仲間もたくさん増え、楽しく元気に過ごしています。そんな中で人の縁をとてもありがたく感じます。だからこそ皆様にも縁が繋がっていく場を作っていきたいと思い、晴れのこを立ち上げ奮闘中。精神障害社支援部門として、「NPO法人晴れのこ」を設立に向け稼働中。よろしくお願いいたします。
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