■自己紹介

初めまして!
MOTO RYOKAN Projectの 内(うち)です。
北海道富良野市のはじっこ、「山部(やまべ)」という地域で、築70年の古民家をリノベーションし、ゲストハウス&コミュニティカフェの開業を目指しています。

Youtubeはこちら

MOTO RYOKAN DIY


本州と九州から、北海道が好きで一人旅をしていた私たちですが、「いつか富良野に住みたい」という願いを持っていました。それぞれに実現させたところ、富良野の行きつけのカフェで出会い、結婚。
今回の舞台となる山部で新生活をスタートさせました。
地域の人たちにもかわいがってもらい、この地に根を下ろしたいと考えるようになったのです。

夫:昭博、妻:有希子。どちらもバイク乗りで、今はHONDAのカブシリーズに乗っています!

【自己紹介】
夫:昭博
大阪府出身。オートバイや自動車が大好き。乗るよりいじる方が好きで、「動かないバイク」がどんどん家に増えていく。主にDIYは彼の力技で進められています。人見知りの一面もありますが、地域の人たちと活力になることをするのが楽しくて、今回のプロジェクトのきっかけとなった空き家は彼が見つけてきました。

妻:有希子
私。鹿児島県出身。チームナックスが好きで北海道へ移住。観光系雑誌の編集長や、地域づくりを目的とした旅行会社でコーディネーターとして働き、今はデジタルマーケティングの会社で物書きをしています。
YouTubeの動画作成やナレーション、このクラウドファンディングの管理もやっています。とにかくよく喋る。



■このプロジェクトで実現したいこと

「地域の人たちと外から来る人たちが交流し、山部が元気になる場を作ること」
これが私たちの目指すところです。

そのために、地域の課題でもある空き家を取得し、主にDIYでリノベーションしています。
しかし思った以上に改修費用がかさんでおり、皆さんのお力を貸していただきたいのです!


■プロジェクト立ち上げの背景

まず、この地域についてご紹介します。
「山部」と聞いてもさっぱりどこなのかわからないという方のほうが多いでしょう。ということで北海道の地図をご覧ください!

地図原稿は 白地図専門店 さまよりいただきました

今回の舞台となる「富良野(ふらの)市」は、北海道の真ん中、「へそのまち」。
ドラマ「北の国から」の舞台であり、チーズやワイン、ラベンダーなどのお花が有名なエリアです。日本最大の国立公園「大雪山国立公園」の裾野に広がっています。
人気は日本国内からの旅行客にとどまりません。外国人観光客もとても多く、夏は花観光や登山、サイクリング、冬はスキーなどのウィンタースポーツを目当てに訪れる人が絶えない一大観光地なのです。


(画像は富良野美瑛広域観光推進協議会「田園休暇」フォトライブラリーより)

■今回の舞台、山部(やまべ)って?

富良野市の中心部から約15キロ南にあります。国道こそ通っていますが、目立った観光施設はなく、穏やかな農村地域です。メロンやスイカが特産で、「富良野より美味しい」と富良野の人が言うほど。私も実際、山部メロンとスイカはとても濃厚で美味しいと思っています!

夏の冷蔵庫はだいたいこうなる

さて、山部の開拓は、明治30(1897)年に、札幌農学校(現北海道大学)が地質調査を行ったところから始まります。研究農場かつ学校の農地(学田)として小作人を募り、人々が集まってきました。
また、明治32(1899)年には、東京大学演習林が作られ、桜の名所としても知られています。
東大演習林の桜(富良野美瑛広域観光推進協議会「田園休暇」フォトライブラリーより)その後は鉱山開発などが進み、一時期は中心部で5000人を超える賑やかな街だったといいます。地元のご年配の方によると、「銭湯が2つ、映画館もあった」のだそうです。

しかし、富良野市が観光地として有名になり便利になる一方で、山部からは人が離れていきました。
私たちは静かで顔の知れた相手とののどかな暮らしがいいものだと思っていますが、実際には不便な場所です。2024年3月には、JRが廃線になり、唯一のスーパーマーケットが閉店。バスは一日5往復程度です。中学校はずいぶん前になくなり、小学校の生徒数は30人を切っているようです。
商店も高齢化や建物の老朽化で閉店が相次ぎ、国道沿いの商店街はシャッター街になっています。空き家もあちこちにあって、今手を入れないと廃墟化してしまいかねません。

JR山部駅。2023年7月ごろの写真です。2024年3月に廃駅になりました

でも、ここに住む人たちは元気です!
おじいちゃんおばあちゃんも毎日、畑や花壇を手入れしたり、冬は雪かきに精を出してニコニコ笑っています。30代、40代の働き盛りの世代もたくさんいて、家業の農業などで忙しい中、自分が育ったこの町の将来を考え真剣に街づくりのことを考えています。


そんな人たちと触れ合う中で、
私たちがこれからの一生を暮らすこの場所を元気にしたい!
子どもたちが、進学や就職で出て行っても「帰ってきたい」と思える場所にしたい!

そのためには、今いる大人たちが楽しく元気で、未来に希望が持てる活動をしていることが大切だと思ったんです。

そこで、これまた縁あって手に入れた空き家を改修して、コミュニティの場にすることを決めました。



■手に入れた空き家「モトリョカン」って?

築約70年の古民家です。
元々、割烹旅館として建てられたこの建物。オーナーが代わっても民宿として営業し、外からくる人と地域の人とが交流する場として活躍してきました。
この場所を、現代の人たちが快適に過ごせる場としてリノベーションし、ゲストハウス&コミュニティカフェとして運営することにしました。開業予定は2025年春! ゴールデンウィークからの営業を目指しています。


モトリョカンはこんな場所にしたい

開業する施設の名前は、「MOTO RYOKAN Guesthouse & cafeになる予定です。
そう、「元旅館」からのダジャレです笑

元旅館の建物であることと、私たち夫婦がライダーであることから、モーターサイクルの俗称をかけて名付けました。(妻がお風呂に入っている時に思いつきました)
「RYOKAN」という単語は、一定の外国人にも通用しますので、富良野を訪れるたくさんのインバウンドの方々も来てくださるといいな、と思っています。

<事業のイメージ>
・個人旅行客をメインとしたゲストハウス
・地域の食事処の利用を促し、地域にお金が落ちる仕組みづくり
・地域の農家さんの野菜や果物を使い、山部の風土を感じる食事の提供
・地域の人と旅行者が交流できるカフェスペースの運営
・地域の人が「ちょっとお茶しようよ」と集まれるコミュニティスペースの運営
・国内旅行業務取扱管理者の資格を持つ、妻の経験を生かした地域交流プログラムの提供(将来)

このように、山部の人たちと外からくる旅行者とがコミュニケーションをとり、自然とここの暮らしに溶け込んでいけるように、私たちが「かすがい」となって活動することを目指しています。

まだ空き家を取得して工事をしている段階なので、どんなイメージになるかをお見せできないのですが、「ここに行けば誰かに会える」という、地域にとっても旅行者の方にとっても拠り所になるような場所にしていきたいと考えています。

■現在の準備状況

工事自体は私たち夫婦のDIYを中心に行っています。上下水の接続工事や電気工事など、資格が必要なものは富良野近郊の事業者さんに依頼。しかし、想定以上に費用がかさんでいるため、ぜひ皆さんに応援をお願いしたいのです。

■YoutubeでもDIYの様子をお伝えしています。ぜひご覧ください!

MOTO RYOKAN DIY


■リターンについて

1. 季節の写真を交えたサンクスレター

メールで山部や富良野のリアルな景色とともに、心をこめたお便りをお送りします。
お花畑だけじゃない、住んでいる私たちにしかわからない美しい風景をお楽しみに!

(左)2024年4月25日、桜が咲きました! (右)3月下旬のモトリョカンからの景色。気温は20度もあった日!

2. 山部や富良野の特産品送付

7〜8月ごろがこの地域の農産物の収穫時期。
山部の赤肉メロンと、白くて甘〜いとうもろこしをご用意します!
いずれも農家さんから直接仕入れますよ!

(左)富良野の人も「山部のメロンは美味しい」と言う赤肉メロン!濃厚です! 
(右)白いとうもろこし「雪の妖精」生でかじってビックリ! まるでフルーツ!
※写真はイメージです

3. 店内にお名前掲示

ご支援いただいた方のお名前を店内に掲示します。ぜひあなたのお名前も探しに来てください!


4. 私のカブ、広告塔にします

HONDAのカブシリーズの愛好家でもある私たち。リアボックスなどにあなたの会社や団体のお名前を貼って走ります! 掲示場所はこちらで決めさせていただきます。

このカブです。後ろのボックスなどに貼ります。あなたの会社の株も上がるかも!

5. テキスト、書きます

妻の編集・ライター経験を活かし、あなたが作りたいパンフレットや会社案内などのテキストを作成、編集します。デザイン作業はできかねますので、別途ご依頼をお願いいたします。


6. 店内の棚オーナー権(1か月)

開業した店内には、誰でも使える棚を設置。1か月の間、その棚にあなたの作った雑貨などを置いて販売できます。


7. コミュニティスペース貸切利用権(1営業日、3時間程度)

カフェは誰でも使えるコミュニティスペースでもあります。カフェ営業時間を1日貸し切ることができる権利です。営業時間外をご希望の場合はご相談ください。



■スケジュール

6月中旬 クラウドファンディング終了
7〜8月ごろ リターン発送予定
〜11月 外壁に関わるリノベーション工事。内装は継続して作業します
2025年4月上旬 仮オープン
2025年4月下旬 グランドオープン


■最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
私たち個人でやりたいことではありますが、目的は山部地域の元気づくりのため。
そして外から来てくださる旅行者の皆さんが快適に過ごせる場所にするためには、皆さんの応援が必要です。
ぜひお力を貸してください!
モトリョカンの広い庭で、みんなでジンギスカンやりましょう!

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 工事費、建築資材費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください