生田緑地ばら苑 (2011年頃)

今から遡ること66年前の1958年(昭和33年)。小田急向ヶ丘遊園(遊園地)の開業30周年を記念して、「向ヶ丘遊園ばら苑」が造られました。

2002年に向ヶ丘遊園が閉園となった後は「生田緑地ばら苑」として再スタートします。存続の決め手は市民の署名運動。ばら苑を残してほしいとする声が集まり、川崎市が引き継ぐ形で存続が実現しました。

生田緑地ばら苑は、豊かな自然に囲まれた場所に位置し、美しいバラが訪れる人々を魅了しています。苑内には、約800 品種 3,300株ものバラが管理されており、その美しさや香りは多くの訪問者に愛されています。

「生田緑地ばら苑ボランティア会」会員の一部(会員数は約140人)

はじめまして。
「生田緑地ばら苑ボランティア会」
会長の小松愛と申します。

私たちボランティアは、日ごろ、除草やバラの剪定、肥料やりなどバラの手入れや、施設内の管理のお手伝いをしています。現在のボランティア会のメンバー数は約140人です。一般解放は春と秋の2回あり、年間約45日間が一般開放期間となります。この期間に来苑者の皆さんに楽しんでもらえることは、私たちにとって大きな喜びです。

2002年の遊園地閉園後から再スタートした「生田緑地ばら苑」は、当時から多くのボランティアによって支えられてきました。除草作業から始まった活動内容は、5年を経て、バラの手入れが可能となった後、有志によるバラの品種・株数の調査や、現在のオールドローズコーナー造り、ボランティアガイドツアーなどにも発展していきました。そして2017年に、現在の形の生田緑地ばら苑ボランティア会」が発足しました。その後コロナ禍のため、ボランティア活動や一般開放の中止など、苦しい時期を経験しました。

「向ヶ丘遊園ばら苑」開苑当時の写真

ばら苑はこれから、
人と環境の変化を迎えようとしています。

①人の変化

市のボランティアが始まり22年が経過しました。年齢などの理由で、初期からいるボランティアさんは減少しています。残念ながら昔のことを知る人も少なくなってきています。これからのばら苑を考えていく上でも、今のうちに昔の話を聞き、語り、記録し、次世代に受け渡していくことが重要です。

②環境の変化

ばら苑は、再整備の検討を始めようとしています。
①ばら苑の施設の老朽化に対する再整備(市が計画検討を開始)
②市民ミュージアムの移設計画案(ばら苑隣接区域が候補地)
③小田急遊園跡地の利用計画(2018年11月に小田急電鉄株式会社より計画が示されたが現在は検討中)

ばら苑の再整備によって、ばら苑も形を変える可能性があるかもしれません。

これから再整備を考えていくにあたり、私たちボランティアに何ができるかを考えました。・・・それは、身近でお世話をしているからこそ知っている、ばら苑のエピソードや、バラのことを記録し、皆さんに知って頂くこと、ばら苑をもっと好きになってもらうことだと思いました。

具体的には、「生田緑地ばら苑」記念誌を創り、それを「生田緑地ばら苑」記念トークショーで配布し楽しんで頂きます。

バラの魅力、ばら苑の楽しみ方、課題などを伝え、多くの人と共有し、ばら苑を今まで以上に楽しんでもらえるようにしたいです。生田緑地は「全国都市緑化かわさきフェア(緑化フェア)」のコア会場でもあります。ばら苑の企画として「ばら苑特別展示(秋)」が計画されています。この時期に、記念誌とトークショーで更にばら苑や緑化フェアを楽しめるものにしたいと計画しています。

また、一般開放期間以外でも、バラを様々な形で楽しむワークショップを企画しました。複数のワークショップをクラファンのリターンとして設定しています。ぜひお楽しみください!

<資金のつかいみち>
・記念誌(印刷):50万円
・トークショー開催費用:25万円
 (謝礼、交通費、雑費)
・CAMPFIRE手数料(17%+税):約5万円
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合計:80万円

<調達資金>
・市民活動センター助成金:50万円(予定)
・クラウドファンディング:30万円(予定)
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合計:80万円

・クラファン募集開始:5月8日頃
・2024年ばら苑春の一般解放:5月9日〜5月26日
・クラファン募集終了:6月10日
・記念誌原稿入稿:9月10日頃
・記念誌完成:10月10日頃
・2024年ばら苑秋の一般解放 & 緑化フェア:10月19日〜11月17日
・トークイベント開催:10月19日~11月17日の間

■お礼メッセージ(1,000円)■記念誌をつくろう!
・記念誌応援!(3,000円)
・記念誌制作チーム公認ばらフォトグラファー(5,000円)・ばら苑の思い出の寄稿文 記念誌掲載(5,000円)
・スポンサー権(記念誌への掲載)(10,000円) ■ワークショップでバラを楽しもう!
・「ドライフラワーのブーケ作り」ワークショップ参加権(5,000円)
・「フェルトを使ったバラ作り」ワークショップ参加権(5,000円)・「バラの接ぎ木」ワークショップ参加権(5,000円)

これから、ばら苑も形を変え、バラの植栽も変わる可能性があります。これからどんなばら苑になるのか、皆さんも記念誌を見ながら考えてみませんか。記念誌、バラのトークショー、絶対に楽しいものにしてみせます!応援をお願いいたします!

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/05/26 08:09

    本日、春の一般開放が最終日となります。遅咲きの品種が咲いているので、前半とは、また違うバラが楽しめます。お時間のある方は、ぜひお越しください。ボランティアによるガイドは10:00と13:30から約1時間です。冬の剪定前→冬剪定→春の開花の様子です芽吹いたばかり→開花の様子です花が咲くと本当に賑...

  • 2024/05/22 00:15

    皆様の温かいご支援により、無事に目標金額に達成することができました。本当にありがとうございます、心から感謝いたします!ご支援を頂きました方への「お礼のメール」が遅れていて申し訳ありません。少しずつお送りしていますので、どうぞよろしくお願い致します。記念誌印刷は川崎マイスターという市の認定を受け...

  • 2024/05/20 01:34

    青い屋根のローズガーデンハウスにて、このように宣伝をさせていただいております。ばら苑で、クラウドファンディングをしてくださった方には、ドライフラワーのミニブーケを差し上げています。まだ受け取られてないという方が居ましたら、ローズガーデンハウスにお立ち寄りください。ガイドをしていることもあり、ボ...

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