プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

皆さん初めまして!

私たちC.P.P.A.は、2022年10月に不登校児童を持つ保護者で設立した兵庫県で不登校をメインとした情報発信、支援団体とのネットワーク作り、そしてオンラインコミュニティを主な活動としている市民活動団体です。

C.P.P.A.の名前の由来は四字熟語の「桜梅桃李」に由来します。

「桜」Cherry・「梅」Plum・「桃」Peach・「李(スモモ)」Apricot

桜梅桃李のそれぞれがオンリーワンの花を咲かせるように「みんなちがって みんないい」の思いの下、各々の「個性」が輝く社会になることを私たちの理念として日々活動しています。


 2024年、高度情報化社会になった現在でも不登校に関する情報はまだまだ周知されているとは言い難い状況です。

思えば7年前、わが子が不登校を選択した時は情報がほとんど無く暗闇の中を手探り状態でした。

 それでも身内に不登校に関心を持つ教員がいたのでなんとか「フリースクール」に繫げることができましたが、これを「運が良かった」の一言で終わらすのは違います。

7年後の現在でも「もっと早く知りたかった」「もっと公開してほしい」という声は多数聞きます。


 2023年3月より私たちは兵庫県の支援団体にむけて「居場所情報登録」のお願いを呼びかけ、各地域のイベントや支援団体の拠点に赴き、繋がりを持つことで約4ヶ月で50団体の登録をいただきました。


 そして50団体のデータを基に、9/1の子どもの自殺件数が一気に増加する問題について夏休みに少しでも相談先を知ってほしいという思いで、7月に簡易版兵庫県居場所マップ「なかまリスト」を1,000部作成しました。

そこから支援団体の登録も増えていき(3月10日現在75団体)2回の増刷(合計2500部)を終え、簡易版発行から一年を迎えるこの夏に新装版を冊子化したいと決意しました。

 現在、不登校児童生徒数は文部科学省の調べによると2023年10月全国で299,048人、兵庫県においても15,577人に上ります。

 全国でこれだけの不登校児童がいるにも関わらず、まだまだ支援などの「情報」が届いてない為に悩まれる保護者の方や当事者の子ども達は沢山います。

 そこで、このプロジェクトでは兵庫県の不登校児童やその保護者に対して、居場所マップ「なかまリスト」新装版を冊子化し配布することで、兵庫県下における地域の支援を知ってもらい、活用してもらえればと考えています。

 不登校に悩む子どもたちや保護者が、身近な支援を見つけやすくなることで、学びの機会や心のケアを受けるチャンスが増え、地域全体の子育て環境が向上することで「多様な学び」の大切さを理解してもらう事をを目指しています。


知らない」という事はそもそも選択肢の一つにすらならないと私たちは考えます。


 不登校の当事者、保護者に「知ってもらう」そして「選択肢」の一つにしてもらいたい。

そんな思いでこのプロジェクトを立ち上げました。

私たちC.P.P.A.は「不登校」や「多様な学び」の情報発信・兵庫県の支援団体ネットワーク・オンラインコミュニティの3つを軸に兵庫県で活動しています。

①情報発信

SNSによる情報発信(Instagram、・Facebook中心)

紙面での「居場所通信」「C.P.P.A.通信」発行(不定期)

SpotifyのPodcastによる支援団体との対談「Radio C.P.P.A.」(不定期)

兵庫県の支援団体ネットワーク作り

なかまリスト登録団体によるZoomオンライン交流会「Circle Time」(奇数月開催)

兵庫県を中心に関西圏の居場所・親の会・フリースクール等へ訪問または実行委員としてイベント参加

オンラインコミュニティ

毎週水曜日21:00~clubhouseアプリ 「みんな楽しめ不登校」

毎月第2土曜日20:00~Zoomオンライン親の会 大人の社交場「snack chappie」

毎月第4土曜日20:00~Zoomオンラインパパの会「PAPA's talk」


大人が理解し楽しむことで子ども達はもっと楽しめ、自分を表現できる。

そんな思いで日々活動しています。



びーんずネット 金子あかね・金子純一ご夫妻


わたしたちは神奈川県川崎市を拠点に、夫婦で不登校をテーマにしたセミナーや、書籍・インタビュー事例集の出版をおこなっております。

わたしたち自身も息子の不登校を経験してそれぞれに迷い、悩んだ親です。

その経験から思うのは、お子さんの不登校に向きあう親にとって、一番大切なことは「一人で悩みを抱え込んでしまわないこと」。

そのために必要なのは「情報」と「つながり」です。

どこに、どんな支援団体や親の会があって、そこにはどんな方がいて、どんな思いで活動をしているのかがわかることが大事だと思います。

ネットの普及で情報があふれる時代にもかかわらず、「不登校」に関してはまだまだ身近な情報を得るのは難しい。

私たち自身も活動する中で実感していますし、そういった保護者の方の声をたくさん聞きます。

C.P.P.A.さんが今回つくろうとされている「なかまリスト」は、兵庫県内約100ヶ所のフリースクール・オルタナティブスクール・居場所・親の会・支援団体等を掲載するものだとうかがいました。

居場所の写真や所在地マップも載せた、丁寧な冊子づくりを目指しているそうです。

まさに「情報」と「つながり」に直結する、素晴らしい企画ですね!

一人でも多くの方に手にとっていただき、実際につながりを持ってほしい――そんな思いでいます。

大丈夫。わたしたちはひとりじゃありません。

C.P.P.A.さんの活動を応援しています。

兵庫フリースクール等連絡協議会 ・ 神戸フリースクール  代表 田辺克之氏


神戸フリースクールは、1990年に明石市内で始まり、95年の阪神大震災で教室も自宅も全壊し、神戸に移って再開しました。学校に行きづらい子どもたちの学校外の学びの場として、こどもたちの興味や関心に重点を置き、学校が時間割を決めるのとはちがって、子どもたちとスタッフがいっしょに翌月のプログラムを話し合い、子どもたちが中心となって実行しています。学校では自主自律という標語は掲げても、校則は学校がつくり、学習も一方通行でその子にあった教育ができる環境には至っていません。FS(フリースクール)では、学びも遊びも自由に子どもたちが計画し、それぞれが自分の意見を自由に出し合い、子どもが必要と感じたら、マンツーマンの学習支援も実施しています。

いま不登校が30万人と、少子化と反比例するかのように急増し、文科省も喫緊の課題と考え、不登校生のためのココロプランという取り組みをはじめ、第3の居場所の必要を強調していますが、現実に不登校生のためのフリースクールなど居場所は少なく、兵庫県内でも毎日通えるような居場所はそれほど多くはありません。しかも、存在していても当事者に情報が届いておらず、2019年に兵庫フリースクール等連絡協議会を立ち上げました。

県教委にも届け出をして、広報活動を始めました。現在20団体ほどが加盟し、県のホームページにも取り上げてもらっていますが、神戸市はじめ都市部が中心で、北部の情報などは皆無に近い状況です。

そのころ、協議会のメンバーとして活動をともにしている河本氏が、独自に不登校生に限定せず、子どもたちが集まる第3の居場所を東奔西走して情報を集め、ネットでのつながりからはじめ、交流会・運動会・講演会などを開催して、情報提供に努力していることを聞かされました。

すでに参加している80近い団体の紹介をわれわれ協議会でもさっそく共有させていただき、その中の不登校生が集まる場所があれば、協議会への加入をすすめるという方向に進んでいます。われわれが知らなかった県内の多くの子どもの居場所に、不登校生が混じっていることが明らかになったのもC.P.P.A.のおかげです。

そういう居場所の情報とお互いの交流会などを積極的にすすめる団体C.P.P.A.は、これからの時代に、なくてはならない組織であり、その働きに大きな期待がかかると感じています。


プロジェクトの実施スケジュールは以下の通りです。


2024年5月:兵庫県の居場所マップ「なかまリスト」原稿制作開始


2024年7月下旬ごろ:「なかまリスト」の完成および公開


2024年8月中旬から順次:支援者の皆様へのリターンの提供開始


 「なかまリスト」をはじめ私たちの活動が当事者・保護者に限らず多くの人の目止まることで「知ってもらい」「理解」してもらいたいと思っています。

まだまだ不登校や多様な学びについての社会理解は未熟です。

 このプロジェクトを通じて、子ども達の「選択」を尊重・理解し、不登校児童やその保護者の方々がより多くの支援を受けられる環境を整え、彼らが自信を持って学び、成長できるような社会を築くために、皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。


子ども達の選択が尊重される社会。

私たちは「みんなちがってみんないい」そんな生きやすい社会を願っています。

C.P.P.A.


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 「なかまリスト」製本費用

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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