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プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

プロジェクトの実行者について

声楽家団体アンフィニ代表の秋山泰一と申します。私はテノール歌手であり、子供たちにも最高芸術であるオペラの魅力を伝えたいと考え活動をしております。

オペラは一般的に敷居が高いとされがちですが、その素晴らしさを身近に感じてもらいたいという思いからこのプロジェクトを立ち上げました。子供たちにとって、オペラという別世界がどれだけ感動的で魅力的なものかを体験させる機会を提供したいと考えています。

そこで本プロジェクトのオペラ公演に18歳以下とその保護者の方々300名ご招待したいのです!

ご招待したい対象は「本プロジェクトで実現したいこと」でご紹介します。



最高芸術である「オペラ」に携わる私たちには「ある」想いがごさいます。


〇オペラって何だろう
「オペラ」と聞くときっと多くの方が次のように言われると思います。
 「聴いたことないな」
 「格式が高そうだな」
 「私とは関係ない別世界かも」
実際に学校公演で同じような問いかけをしてもこのようなお言葉を頂きます。恐らくこれは至極当然な回答であると思っています。

〇文化の違い
かくいう私がオペラ公演を初めて聴いたのはイタリアのローマ歌劇場で観劇した22歳の時でした。
同じ会場に居合わせたイタリア人の友人が、
 「あなたは何歳からオペラを聴いているの?」
と言われたので今日が初めてだと告げると、
 「え?私はお母さんのお腹の中にいるときから聴いているよ?」
と。意気揚々と大人の世界?であるオペラ公演を聴きにいった私はその時に日本との文化の違いを痛切に感じました。

〇「知る」ことの大切さ
今日本は世界各国と交流しグローバルな感覚をもってビジネスや諸事に取り組んでいかなくてはならない時代になったことはご存じの通りです。
ビジネスのやり取りの中では本題以外にも、サッカーであったり、野球やバスケットボールなどのスポーツやグルメ、文化、芸術など相手に共感することでコミュニケーションを深めることができ、オペラもその一つだと思います。
伝統芸術はオペラの他にも、日本でいえば歌舞伎や能、雅楽等も伝統芸術にあたりますが、果たして諸外国の方からその伝統芸術を尋ねられた時にどのくらいの方が説明できるでしょうか。お恥ずかしながら私も能や雅楽には人に聞かせるほどの知識はございません。やはり何事も関心を向けるための「知る」きっかけが大切なのだと思います。

〇若年層の方にこそ体験してもらいたい
「オペラ」は総合芸術であり、ストーリーには心の琴線に触れる感動や哲学的な要素が含まれており、楽しむということの他に人の心に触れることでの心豊かになるものだと思っております。私どもオペラに関わる者としては「素晴らしい芸術を後世に残したい」という気持ちでおります。やはり「知る」というきっかけが私たちにとってはとても大切であって、特にこれから様々な可能性を秘めた若年層の方々にこそ、多くのことを知る「きっかけ」を提供することが大切であると感じております。

○本プロジェクトで実現したいこと

本オペラ公演に次の方々をご招待したいです。

【学校】

1.声楽家団体アンフィニまたは出演者が学内演奏にお招きしてくださった学校
  東京都立江東特別支援学校
  座間市立東原小学校

2.声楽家団体アンフィニまたは出演者が学内演奏企画を進めている学校
  東京都立東久留米特別支援学校
  横浜市立平沼小学校

【対象者】

1.18歳以下の学生及びその保護者 

  上記学校の対象者先着300名をご招待したいのです!

日本を代表する声楽家の「声」を聴いていただくことは「百聞は一見に如かず」との言葉通り、次世代を担う子供たちにとってきっととても素晴らしい体験になることと思います。

どうぞこのオペラ公演が素晴らしい最高芸術にふれる体験となるようお力をお貸しください。


○子供たちにお届けたいオペラはこちら!

イタリアの巨匠 ジュゼッペ・ヴェルディが作曲したオペラ《イル・トロヴァトーレ》

多くのオペラ作品を残した19世紀を代表する作曲家 ヴェルディの傑作のひとつ。

ドラマティックで劇的な音楽がより深い人間感情を表現し、圧倒的な声で紡がれる情熱的な歌が観るもの全てを激情へと駆り立てます。

《出演》

ソプラノ     佐田山千恵
メゾソプラノ   吉村 恵
テノール     及川尚志
バリトン     岡 昭宏
ピアノ      小滝翔平
ストーリーテラー 藤澤龍弥

※メンバーの紹介はページをスクロールしてご覧ください。


オペラではイタリア語やフランス語、ドイツ語といった海外の原語が多く使われています。

日本語に訳して上演することもありますが、やはり原語ならではの感覚を大事にしたい・・・
そうすると、原語に対応した字幕が必要・・・
でも、字幕を用意すると文字を追いかけることに注力してしまい、演技や歌に注目されにくい、
といったことも。

そこで、本公演では、以下のような工夫を凝らした「観る人が解りやすい」オペラにしています。

●イタリアの巨匠、G・ヴェルディの傑作オペラ「イル・トロヴァトーレ」を、オペラ歌手が務めるストーリーテラーが場面ごとのあらすじや心情を真柏の演技で語ります。

「心は言葉を越える」
 日本を代表する技術を持ち合わせたオペラ歌手は、たとえ原語が理解できなくても何を訴えているのはか伝わっくるものです。ストーリーテラーの頭に入れて歌を聴くと・・・

なるほど、そういうことなんだ!

ということがお分かりになると思います。歌手の一言ひとこと、表情にもどうぞご注目ください。

●オペラのストーリーに応じた舞台照明で情感をさらに盛り上げます。



【公演日時】

2024年4月6日(土)開場13時15分 開演14時00分
横浜みなとみらいホール 小ホール

〒220-0012  神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3-6
チケット・公演内容 について :045-682-2000
ホールご利用、その他について:045-682-2020

○横浜みなとみらいホールへのアクセス


繊細な音色を堪能できる贅沢空間

440席の小ホールは、可動式残響調整板を備えたシューボックス型。ヨーロッパの貴族たちのサロンを思わせる、親密な空間です。浮き床構造によって外部からの騒音を完全に遮断。室内楽や、ピアノ・声楽などのリサイタルなど繊細な音色には最高の音響です。

子供たちに最高の音楽をお届けするには最高の音楽ホールでの実施も必要なことですね。


○資金の使いみち

子供たちに”本物”を知ってもらうには最高の演奏者、演出、コンサートホールで迎えたい。

今回クラウドファンディングで集まったお金は、無料ご招待する座席のチケットの価格に応じた費用に使わせて頂きます!!

 A席(4,000円)×200名=800,000円

 B席(1,000円)×100名=100,000円

            合計900,000円

<おおまかな公演経費>

人件費(歌手・ピアニスト・演者・メイク・照明・音響・他スタッフ) 

 →約650,000円

施設及び付帯設備(ホール賃借料・楽器・照明器具他) 

 →約300,000円

稽古場用スタジオ 

 →約50,000円


プロジェクト実施スケジュール

 2024年3月上旬 クラウドファンディング開始

 2024年3月上旬 無料で観覧を希望する方の募集開始 

 2024年3月下旬 募集終了。無料観覧に招待する方の決定・受付完了のお知らせ送付
         (チケットは4月6日のコンサート会場受付にてお渡し)

 2024年4月6日 (土) オペラ上演・クラウドファンディング終了



〇メンバー紹介

子供たちに”本物”を知ってもらうに出演依頼する、

日本を代表するといっても過言ではない高い技術と表現力を誇る歌い手をご紹介します。

佐田山千恵 [ソプラノ]
イタリア・ミラノへ留学しミラノ市立音楽学院における声楽と歌唱表現のコースを最高位で修了、ディプロマを取得。 その後、イギリス・ロンドンに渡り更なる研鑽を積む。第3回及び4回マダム・バタフライ国際コンクールin長崎 入賞。これまで海外での演奏歴が多数あり、イギリス・ウィンザー城にてチャールズ国王主催パーティーにて歌い讃辞を受けたほか、オランダでの音楽祭等にソリストとして出演。世界三大教育音楽祭とされる“PMF 2010”にて、ファビオ・ルイージ指揮・監修「ラ・ボエーム」のミミ役に抜擢されオペラデビュー、2023年には藤原歌劇団オペラ「トスカ」タイトルロールで本公演デビューした。その他「蝶々夫人」及び「椿姫」タイトルロール、「カルメン」ミカエラ、「こうもり」ロザリンデ、「道化師」ネッダ、「フィガロの結婚」伯爵夫人、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ、「コジ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ等にいずれも主要キャストで出演し、高い評価を得ている。東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団との共演や、韓国国営放送KBSに出演、出身地の鳥取県にて定期的にコンサートを企画開催する等、国内外で幅広く活動している。「琴線に触れる声」と称され、華麗な舞台姿とテクニックで聴衆を魅了し、その表現力は音楽誌やメディアにて絶賛されている。
藤原歌劇団団員。日本オペラ協会会員。とっとりふるさと大使。鳥取県米子市出身。


𠮷村 恵 [メゾソプラノ]
神奈川県出身。昭和音楽大学卒業、同大学院オペラ専攻修了。日本オペラ団体連盟人材育成公演「修道女アンジェリカ」ドルチーナ、同公演「魔笛」童子Ⅲで出演。'07年藤原歌劇団に本公演「蝶々夫人」ケイトでデビュー以降、同役で度々出演。同団本公演「カルメル会修道女の対話」クレール、「ラ・トラヴィアータ」アンニーナ、「ラ・チェネレントラ」ティーズベ、「劇場のわがままな歌手たち」ピッペットに出演。その他、学園オペラ「フィガロの結婚」ケルビーノ、東京文化会館主催「眠れる美女」美女や、「カルメン」カルメン、「ラ・チェネレントラ」アンジェリーナ、「リゴレット」マッダレーナ、「ラ・トラヴィアータ」フローラ、等に出演。また「第九」アルトソリスト等多数のコンサートに出演。
神奈川県立相模原弥栄高等学校非常勤講師、昭和音楽大学非常勤講師。藤原歌劇団団員


及川尚志 [テノール]
岩手県盛岡市出身。アメリカ・シカゴ市のルーズヴェルト大学にて声楽を専攻。その後ウィーン、モスクワにて研鑽を積む。ロジャー・スキャンラン、ズラブ・ソトキラーヴァの各氏に師事。主なオペラのレパートリーはビゼー「カルメン」ドン・ホセ役、ヴェルディ「トロヴァトーレ」マンリーコ役、「仮面舞踏会」リッカルド役、「アイーダ」ラダメス役、「オテロ」題名役、プッチーニ「トスカ」カヴァラドッシ役、「蝶々夫人」ピンカートン役、「外套」ルイージ役、「トゥーランドット」カラフ役、マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」トゥリッドゥ役、レオンカヴァッロ「道化師」カニオ役などで、ヴェルディ、プッチーニ、ヴェリズモオペラのドラマティックな役柄を得意とする一方、オッフェンバック「青ひげ」題名役などのコミカルな役でも好評を博している。また2022年、2023年には高度な歌唱技術を要するモーツァルト初期のオペラ・セリア「ポントの王ミトリダーテ」題名役を演じ、新境地を拓いた。藤原歌劇団にはベッリーニ「ノルマ」フラーヴィオ役でデビュー以降、「カルメン」レメンダード役、プッチーニ「ジャンニ・スキッキ」ゲラルド役、ヴォルフ=フェラーリ「イル・カンピエッロ」ゾルゼート役、ヴェルディ「二人のフォスカリ」バルバリーゴ役で出演。フランス歌曲、ドイツ歌曲を中心としたコンサート活動も精力的に行なっている。藤原歌劇団団員


岡 昭宏 [バリトン]
香川県出身。国立音楽大学音楽学部声楽科卒業。東京芸術大学大学院声楽専攻修士課程修了。新国立劇場オペラ研修所第10期生修了。平成22年度、文化庁新進芸術家海外研修制度研修生としてイタリア、ジェノヴァに国費留学。イタリア国立音楽院ニコロ・パガニーニにてL’arte scienicaを学ぶ。竹内肇、小林一男、折江忠道、直野資、アルベルト・クピード、黒田安紀子の各氏に師事。2010年にはPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)に参加し、『ラ ボエーム』マルチェッロ役にて世界的指揮者であるファビオ・ルイージ氏と共演。2012年イタリア、ジェノヴァにてドン・カルロのロドリーゴ役にてイタリアデビューを果たす。
これまでにNHK交響楽団、読売交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団を始め国内主要オーケストラと共演。『フィガロの結婚』伯爵、『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロール、『コジ ファン トゥッテ』グリエルモ役、『魔笛』パパゲーノ、『カルメル修道会の対話』マルキー・ドュ・ラ・フォルス、『こうもり』ファルケ、『清教徒』リッカルド、『愛の妙薬』ベルコーレ、『ドン パスクアーレ』マラテスタ、『道化師』トニオ、シルヴィオ、『カヴァレリア ルスティカーナ』アルフィオ、『ラ ボエーム』マルチェッロ、『蝶々夫人』シャープレス、『ドン カルロ』ロドリーゴ、『ファルスタッフ』フォード、『トスカ』スカルピア、『マクベス』タイトルロール、『オテッロ』ヤーゴ、『カルメン』エスカミーリョ、『Help Help the Globolinks』トニー役、『源氏物語』光源氏、『紅天女』楠木正儀、『泣いた赤鬼』青鬼等を演じる。また宗教曲ではバッハ『ヨハネ受難曲』イエス役、モーツァルト『レクイエム』、フォーレ『レクイエム』、ヴェルディ『レクイエム』、ベートーベン『交響曲第9番』、『ミサ ソレムニス』、いずれもソリストとして出演。
第44回イタリア声楽コンコルソ 第1位シエナ大賞受賞
第12回東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞
第82回日本音楽コンクール(オペラ)第3位
第26回市川市文化財団新人演奏家コンクール第1位最高位受賞
第29回練馬区新人演奏会オーディション第1位最優秀賞
その他入選入賞多数
平成30年度香川県文化芸術新人賞受賞
令和2年度よんでん芸術文化奨励賞


藤澤龍弥 [バリトン]
神奈川県葉山町出身。昭和音楽大学声楽学科卒業。財団法人日本オペラ振興会オペラ歌手育成部を修了。オペラに於いては「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵、「愛の妙薬」ベルコーレ、「リゴレット」チェプラーノ伯爵、「リタ」ガスパロ、「椿姫」マルケーゼ、ドゥフオール、「ラ・ボエーム」マルチェッロショナール、「不思議の国のアリス」笑猫等で出演。現在は童謡唱歌を中心としたコーラスの指導を行い、オペラ以外にもミュージカルコンサート等幅広い演奏活動を行っている。


小滝翔平 [ピアノ]
東京都立芸術高等学校を経て桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。2002年JML主催日独青少年交流コンサートin Japanに出演、オーディションに合格し翌年ドイツ各地でのコンサートに出演。Music Studio C主催第18回コンサート形式オーディションで音楽賞受賞。2008年ソレイユ音楽コンクールにて第3位ならびに審査員奨励賞を受賞し、東京文化会館でのコンサートに出演。2018年昭和音楽大学大学院音楽研究科修士課程音楽芸術表現専攻ピアノ分野を修了。これまでに新井洋子、小川久美子、柏木雅子、故・多喜靖美、江澤聖子、鷲宮美幸の各氏に師事。現在ソロ活動の他、ピアノ講師、オペラの稽古伴奏、声楽コンサート伴奏、器楽とのアンサンブル等様々な音楽活動を行っている。
声楽家団体アンフィニ専属ピアニスト
日本オペラ振興会オペラ歌手育成部ピアノ講師


◇ソプラノ 佐田山千恵公式ホームページ https://chie-official.com/
◇メゾソプラノ 吉村 恵のBocca del Monteの公式ホームページ https://boccadelmonte.wixsite.com/boccadelmonte
◇及川尚志 Facebook https://www.facebook.com/takashioikawaofficial/
◇岡 昭宏公 式ホームページ https://okaakihiro.wixsite.com/okaakihiro


〇最後に
「オペラ」という素敵な芸術芸術を知らないで大人になってしまうのはもったいない!
やはり「知る」というきっかけを提供することが私たちにオペラに関わる者の使命だと思いますし、伝統文化を継承していくことを皆さまと一緒に行っていければ幸いです。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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