エンタメ領域特化型クラファン
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はじめまして!

教育研究者・ミュージカル俳優の山﨑聡一郎です。 

こども向けに法律をわかりやすく噛み砕いた辞書、「こども六法」の著者として知ってくださっている方もいらっしゃるかと思いますが、実はこども六法刊行以前から劇団四季「ノートルダムの鐘」に出演するなど、ミュージカル俳優としても活動してきました。 

今回そんな私が、初めて脚本・演出を務める舞台作品を創ることになりました。 

タイトルは「AI-WRI-EN(エイリアン)」。 

「異星人」「異質な者」を指す「Alien」と、人工知能を指す「AI(Artificial Intelligence)」、そして著述家を指す「Writer」を組み合わせた造語で、この作品の鍵を握るAIアシスタントを指しています。 

山﨑聡一郎です!

何をするの?

この作品は、数々のミュージカルを作曲し、さらにミュージカル楽曲を扱うライブで数多く伴奏を務めている久田菜美さんと一緒に、新作ミュージカルとして製作します。出演者は2人の俳優と、AIアシスタントの「AI-WRI-EN(エイリアン)」の3人で展開される少人数の作品です。 

45分ほどの短い作品で、今までミュージカルを観たことがない人にも気軽に観劇していただける作品にしようと思っています。一方で、だからといってコアなミュージカルファンにとっても楽しめるような充実した音楽を、間近で感じることができる臨場感あふれる作品として計画しています。 

会場は、私が運営している音楽サロン「Scale」。都心部の一等地にあるわけではありませんが、JR埼京線浮間舟渡駅から歩いてすぐの、穏やかな立地に佇むサロンです。約25席のこぢんまりしたサロンで歌もピアノも生演奏の、本格的で贅沢な観劇体験を実現できます。 

2022年11月に音楽サロンScaleで上演した、科白劇「雨夜の月」リーディング公演


AIを使ってミュージカルを創る

この作品の何より大きな特徴は、昨今進化が目覚ましい言語生成AIを活用して脚本・歌詞を創っていることです。ただし、もちろん作品のゼロから100まで全てAIで作っているわけではありません。人間の想像力や作品の理想を踏まえ、時にはAIによるブレインストーミングからヒントを得ながら創っていきます。 

AIを活用した創作活動には、さまざまな批判や論点があります。 

AIによって創り出された作品の著作権はどうするのか、ルールメイクはまだ完全ではありません。AIが学習をする過程で著作権が侵害されているのではないか、という懸念も払拭されていません。AIの発達が俳優の仕事を奪うとしてハリウッドではデモが起きています。 

革新的な技術だからこそ恐怖感もありますし、法的な枠組みの整理が追いついていない側面もあります。 

しかし、だからこそAIは可能性を秘めているとも言えます。重要なのは、危険だから技術を否定するのではなく、必要な範囲で規制やガイドラインを整備し、その中で積極的に活用していくこと、そして効果的に活用する技術を身につけることなのではないでしょうか。 

近年の技術革新の典型といえばインターネット、そしてスマートフォンの発展でした。子育て・教育の現場において、いかにネット・スマホを活用するか、規制するかは大きな課題でした。2021年には文部科学省によるGIGAスクール構想の実現が前倒しされ、今や小中学生は1人一台の電子端末を貸与され、活用しています。 

もはや「ネット・スマホは怖いから触らせないでおこう」は通用しない。むしろ、危険を避けながら積極活用する方法を教えていく必要がある。そして、そのマインドはネット・スマホの先にあるまだ見ぬ最新技術の脅威に直面した時にも役立つはずだ。 

そう思って刊行したのが、「ネットが最強のパートナーになる ネットスマホ攻略術(2021年、講談社)」でした。 

ネットスマホの次の技術はみなさんご存知の通り、すぐにやってきました。今は人工知能。あと数年のうちにまた次の技術革新もやってくるでしょう。 

この作品は敢えてAIとともに創り、AIの脅威や課題と向き合い、そしてAIとの未来を考える作品にしたいと考えています。そのために「人ならざるもの」を、敢えて人間を使わずに登場させて上演するのです。

先ほど、ハリウッドでデモが起きていることに触れましたが、顔や音声を人工的に生成したり入れ替えたりする技術の発達によって、映画俳優をはじめとする映像を通じてお芝居をする職業は、俳優業の中でも一際AIによって危機に晒されています。それに比べれば、舞台俳優はAIやロボットによる大体可能領域は幾分少ない、生身の人間が演じるからこその美しさや迫力を感じやすい表現形態だと言えるでしょう。敢えて、人間が上演することの意義が強い舞台表現でAIを積極活用することで、AIの可能性を試し、利活用と協働の未来を考える機会としたいと考えています。

ミュージカル「AI-WRI-EN」メインビジュアル
このメインビジュアルも、AIを活用して作成しています


若手俳優の未来を切り開くために

AIが俳優の仕事を奪うかもしれない。 

昨今よく聞く課題です。しかし残念ながら、AIが俳優の仕事を奪っていない現在であっても、俳優業という職業はさまざまな課題を抱えています。 

今回取り上げたいのは、特に私と同世代、あるいは私より若い俳優が直面する課題です。 

この業界では、多くの方が名前を知っている様な大手プロダクションの作品は、そもそも芸能事務所に入っていないとオーディションの情報が流れてきません。誰でもオーディションを受けることのできるプロダクション・作品は、出演にあたってむしろ費用を払う必要があったり、チケット販売のノルマが課されることも少なくありません。一方で、事務所に入ったからといって仕事に困らなくなるわけではありませんし、仕事はあるのに高額なマネジメント料で困窮する俳優もいます。このような厳しい状況でも若手はレッスンを受け、本番の舞台に立ち、チャンスを掴むためにアルバイトなどで生計を立てながら実力を磨いているのです。 

もちろんこれは芸能事務所が悪だと言いたいのではなく、業界全体の構造と、経費のほとんどが人件費で構成される舞台芸術という事業領域の性質の問題です。ここに一石を投じることが、この企画のもう一つの目標です。 

「AI-WRI-EN(エイリアン)」は、将来的には言語生成AIが陳腐化するまで定期公演を継続し、若手俳優にとって経験と収益の機会を提供することを目指します。音楽サロンScaleという客席数わずか20席程度の会場で上演するのは、チケット販売ノルマのようなパフォーマンス以外の負担を最小化し、作品に集中しながら無理のない範囲で舞台活動を継続できるようにするためです。 

「AI-WRI-EN(エイリアン)」は技術的にも興行的にも、舞台芸術の未来に向けた試みなのです。 


スケジュール

この作品は2023年10月下旬から稽古を開始し、11月25・26日にメイキング公演を上演します(公演数追加の可能性あり)。新作ゆえに完成形の見通しが明瞭ではないため、便宜的に「メイキング公演」と銘打っていますが、上演する内容は可能な限り完成形に近づけたいと考えています。一方で、メイキング公演だからこそ、終演後にご来場いただいた皆様からフィードバックを頂いたり、制作過程を体験して頂けたりする時間を設け、ミュージカルがAIを使って作られていく過程を体感していただけるようにしたいと考えています。

クラウドファンディングは11/19に終了し、12月下旬にリターン発送予定です。(【近未来目撃コース】の公開ゲネプロを除く)


リターンについて

【とりあえず応援コース:3,000円】 

お礼メール 

 

【ちゃんと応援コース:5,000円】 

公演パンフレット電子版(A4版8ページ予定、販売予定なし)
お礼メール 

※電子版パンフレットはPDFファイルをクラウドストレージにアップロードし、メールにてURLをお送りします。2023年中のダウンロードをお願いいたします。

 

【しっかり応援コース:8,000円】 

公演パンフレット(A4版8ページ、1,500円相当予定)
お礼メール 

※送料は当方で負担いたします。


【近未来目撃コース:10,000円】

公開ゲネプロ(2023年11月24日)観覧権
お礼メール


【お名前掲載コース:30,000円】 

公演パンフレット(A4版8ページ、1,500円相当予定)
公演パンフレットにお名前掲載
お礼メール 

※送料は当方で負担いたします。
※2023年中の公演で販売するパンフレットにクラウドファンディング支援者をご紹介するページを設け、お名前を掲載します。

 

【未来開拓アピールコース:50,000円】【法人様向け】 

来場者に向けたコース応募社様商品のサンプリング、広報チラシ・パンフレットの配布権(※)
公演パンフレット(A4版8ページ、1,500円相当予定)
公演パンフレットにお名前(またはロゴ)掲載
お礼メール 

※実施されたいプロモーションの実施可否は、事前にご相談ください。上記に限らず、柔軟に検討させていただきます。
※2023年中の公演で販売するパンフレットにクラウドファンディング支援者をご紹介するページを設け、お名前(またはロゴ)を掲載します。当コースご支援の方は、「お名前掲載コース」で応募いただいた方とはコーナーを区別し、一回り大きめにお名前を掲載します。


【近未来目撃コース】の公開ゲネプロを除き、各種リターンは、12月下旬発送予定です。


一緒に舞台芸術と人工知能の未来を考えましょう!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。 

大切なことは、最新技術を恐れて避けるのではなく、一人ひとりが自身のスキルやバックグラウンドに照らして試行錯誤することだと思っています。 

もし、私の試みにご協力いただけるのであれば、ぜひ一緒に舞台芸術と人工知能の未来を考えましょう。「いや、自分だったらこうやるぜ」というアイディアが浮かんだ方は、ぜひ有意義なトライにしてください。


<募集方式について>
このプロジェクトはAll-in方式とし、達成しなかった場合でも予定通りに公演を実施します。
支援されなかった場合でもよろしければぜひ観劇にお越しください!

  • 2023/12/15 15:55

    ※この記事はChatGPTを活用して執筆しています感動のフィナーレを迎えた12月3日の「AI-WRI-EN」メイキング公演について、心からの感謝と共に活動報告をさせていただきます。この度、公演には多くの方々が足を運んでくださいました。特に多かったのは、日常生活でスマートホームデバイスを使用され...

  • 2023/11/27 22:19

    ※この活動報告はChatGPTを活用して執筆しています光が射し込む舞台の上、私たちの新作ミュージカル「AI-WRI-EN」が、11月24日から26日にかけて、ついにその幕を開けました。これは一つの夢の実現であり、皆様の支援と期待が結実した瞬間です。私たちの劇場には、多くの足を運んでくださった観...

  • 2023/11/21 14:16

    ※この記事はChatGPTを活用して執筆していますミュージカル「AI-WRI-EN」のクラウドファンディング募集期間は、お陰様で11月19日に終了いたしました。目標金額には届かない結果となりましたが、皆様からの温かな声援と支援により、私たちはさらなる熱意を持って作品を創り上げることができます。...

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