はじめに

宮城県松島高校観光科は、日本三景の一つ宮城県の「松島」に立地する学校です。宮城県で唯一「観光科」を有する学校であり、観光について学びながら多くの実習活動を行っています。1年生では松島町内を中心に約1週間の販売実習(インターンシップ)、2年生では約2週間のホテル実習(インターンシップ)を行い、3年生では松島を舞台にツアーを造成しています。また、年間を通して修学旅行で訪れる各県の小中高の生徒に観光ボランティアガイドを実施しています。松島町は学習フィールドです。松島高校の生徒が「普段からお世話になっている松島町を盛り上げたい!」ということで、今回、交通社会実験の場で松島町をPRするビデオチェーンを作成いたします。その製作したビデオチェーンは、さらに世界記録に登録し付加価値をつけて情報発信したいと企画しています。どうか応援お願いいたします。

このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトで実現したいことは、松島の交流人口・関係人口の創出です。

松島町に多くの人が関わりを持つことによって、町が活性化すると考える、高校生がアイディアを出しました。

【アイデア1】

戦国武将のなかでも人気が高い「伊達政宗」の菩提寺、瑞巌寺が松島町にあることから、伊達政宗の手作りの甲冑を着たり、お姫様にふんした生徒が和服(着物)を着て、社会交通実験で閉鎖している松島町の道路を練り歩きます。昨年度は宮城県の村井知事と一緒に歩いたことで、多くのテレビや新聞などマスメディアにとりあげていただきました。また、宮城県が発行している県政だよりにも掲載され多くの反響をいただきました。歴史的建造物や松島の壮大な多島海を背景にし日本風景を堪能してください。

【アイデア2】

観光の学習の中でSDGsは重要な要素を担っています。観光を織りなす景観では、「海の豊かさを守ろう」、「陸の豊かさも守ろう」であったり、観光地を支えている観光施設などでは「働きがいも経済成長も」であったりと取り組まなければならない目標が含まれています。そして、「観光」は「平和へのパスポート」と国連がスローガンとして掲げたように、「平和と公正をすべての人に」が実現できていなければ、観光は成り立ちません。松島高校では「観光とSDGs」の学習活動のなかで生まれた、「どら焼き」と「アカモク」を掛け合わせた「どらもく」という商品が開発されました。海の水の浄化作用があるアカモクは、東日本大震災で98%が失われたました。そのために、松島湾の藻場(アカモクなどの生育場所)を復活させようと、専門機関と一緒に活動しています。この活動は観光ボランティアガイドや造成したツアーのなかで、体験的に取り入れられています。松島に訪れた小中高生が海底の砂地を整えるため、土を固めた土団子を海に放り入れます。もちろん、土団子を数個放り入れてもすぐに海底の砂地が整うわけではないのですが、この活動に協力してくれた小中高の生徒が、環境問題を自分ごととしてとらえ、普段の生活のなかで意識していれぼ、おのずと地球環境は良くなるはず、という仮説を立て実証しています。この様な活動の中で、「アカモク」について、さらに気軽に知ってもらおうと考えたのが「どらもく」でした。「どらもく」は社会交通実験や造成したツアーでも提供しています。機会があればご賞味ください。

【アイデア3】

社会交通実験により閉鎖している道路にチョークで海洋生物を描く動画を撮影し、その動画をつなげていき、松島町のPR動画を作成します。その動画には、さらに世界記録という付加価値を付けます。松島高校の生徒と一緒に世界記記録に挑みましょう!

リターンについて

松島町の温泉のもとや、松島高校で製作した松島町のキャラクター「どんぐりまっちゃん」のグッツをお礼の品として用意しました。

スケジュール

【記載例】
10月中旬 クラウドファンディング開始

      松島町社会交通実験

      (世界記錄チャレンジ)

11月中旬 世界記錄チャレンジ

11月下旬 PR動画の製作開始

11月下旬 クラウドファンディング終了

12月中旬 世界記録への申請

1月上旬 順次、リターンの発送


資金の使い道

世界記録申請   約 60万円
世界記録新規申請 約 10万円

製作・人件費   約 10万円
通信費など    約  3万円

手数料(17%+税):約 17万円

合計       約100万円


最後に

学習した内容を駆使し、地域の活性化のため、地元の高校生がプロジェクトに挑戦します。ぜひ、みなさまの応援をお願いします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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