中須俊治さんがアフリカで交通事故に...(プロジェクト立ち上げの背景)

「アフリカの仲間」という意味の名を持つAFURIKA DOGSは、アフリカのトーゴと京都をつなぎ、トーゴ共和国と京都の文化との掛け合わせのなかで、新たな価値を生み出すことに取り組んでいます。具体的な事業は、アフリカ布や手描き友禅の輸出入、ワークショップや研修の企画運営、トーゴ視察のディレクション、マイクロファイナンスを展開しています。 

AFURIKA DOGSの代表者である中須俊治さんは京都とトーゴを行き来し、トーゴのリアルな息づかいを感じられるほどの臨場感を日本各地に届けています。その取り組みは多方面から評価され、2020年9月には「Forbes JAPAN Rising Star Community Member」にも選出されました。


 中須さんの取り組みは多くの人から支持され事業は広がっていましたが、2023年8月にトーゴ共和国において交通事故に巻き込まれ、意識不明の重体となりました。事故直後は現場近くの病院で応急処置を受けていましたが、意識が戻らないことに加えて、頭部の損傷も想定され、すぐに命をつなぐために必要な医療を受けられるモロッコ・カサブランカに移送されました。


アフリカでの事故。移送と治療で多額の資金が必要に

幸い一命を取り留めましたが今後も長い間の治療が必要であり、10月までは同国で治療を受け、その後は日本国内で治療を行なう予定です。

ただ、トーゴ共和国からカサブランカへの移送、現地での治療、カサブランカから日本への移送には多額のお金がかかり、ご家族だけでは負担を負いきれない状況があります。
そこで、日頃から中須さんの活動をリスペクトしている仲間たちが集まり、「中須俊治さんを救う会」を結成しました。彼がアフリカ・トーゴ共和国で展開している事業は、利己的な事業ではなく、トーゴ共和国と日本をつなぎながら価値を創り出し、みんなの幸せを創造したいという社会的に意義深い事業です。彼はホームページで「世界を1mmでも豊かにするアクションとイノベーションを起こしていきます」と述べていますが、彼の明るく前向きで、誰かの幸せのために自分の人生をかけている姿に私たちはこれまでも共感してきました。中須さんがこの事故を乗り越え、再び活躍できる環境を私たちは用意していきたいと考えています。今までのようにトーゴ共和国と日本を行き来するのには少し時間がかかるかもしれませんが、わたしたちは中須さんと一緒に、より良い社会を創造していきたいと強く思っています。


ご支援頂いた資金の使い道

このプロジェクトでご支援頂いた資金は中須さんの治療や移送にかかる費用に使います。一部の費用は保険などで賄われますが、ドクタージェットのチャーター費用、現地の病院での治療費、日本への移送など多額に費用がかかるので、その支払いに充てさせていただきます。

 トーゴ〜カサブランカのドクタージェット費:約940万円
 現地治療費:約560万円(うち保険金にて支払い300万円)
 カサブランカ〜日本移送費:約600万円
 手数料(9%+税):約180万円

ご支援が必要金額を超過する場合は、帰国後の治療費やアフリカでの小学校建設など中須さんが取り組んでいた事業継続のための諸費用に充当させて頂きます。また、治療の状況により変更の可能性があります。変更された資金使途については会計報告の際にご報告させていただきます。

支援を頂いた皆さんには、中須さんの状況、資金使途の報告をお知らせするための「報告会」をオンラインで開催します。開催の詳細は改めてご連絡します。

想定所要時間 1時間
日程は開催1ヶ月前にお知らせします
使用ツールはZoomを予定しております。

経緯とこれからの予定

8月2日  トーゴ共和国に向けて出発。現地でアフリカ布の仕入先の訪問や販売をとおした
      小学校支援プロジェクトによる贈呈式、布の買付などが目的                                    

8月8日     15 時(現地時間)事故発生。現場は地方のパルメ。
     近くの診療所に運ばれ、「意識喪失を伴う頭蓋顔面外傷、 鎖骨骨折、
     右手右肘外傷等の重体」と診断。
     医療設備が乏しく検査に基づく治療が困難                                    

8月17日 ドクタージェットでモロッコ・カサブランカに移送
     カサブランカの病院にて治療開始

10月   日本へ移送予定

予定に関しても、治療の状況により変更の可能性があります。変更された際は、ご支援頂いた皆様に改めてご報告させていただきます

中須さんの活動紹介

     ◎読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/feature/CO062484/20230105-OYTAT50085/

    

「中須俊治さんを救う会」の紹介

我々は、中須俊治さんのアフリカと日本を結ぶ活動を応援し、中須さんの命をつなぐために「中須俊治さんを救う会」を結成しました。

呼びかけ人(◎は呼びかけ人代表)/50音順   2023年9月1日現在
  ウサビ・サコ(京都精華大学 教授・前学長)
  大久保 寛司(人と経営研究所 所長)
  奥 祐斉(株式会社bona 代表取締役 )   
  太田 航平(地域環境デザイン研究所ecotone代表理事)
  岡村 勇毅(公認会計士・税理士・天下一品知恩院前店オーナー)   
  鬼丸 昌也(認定NPO法人テラ・ルネッサンス創設者 / NPO法人国際協力センター理事長)
 ◎榊田 隆之(京都信用金庫理事長)
 ◎渋沢 健(コモンズ投信会長)  
  中馬 一登(株式会社MIYAKO 代表取締役)   
  白戸 圭一(立命館大学国際関係学部教授)
 ◎深尾 昌峰(龍谷大学副学長・政策学部教授)

中須俊治さんを救う会 会計管理責任者 水谷 善彦

呼びかけ人代表からのメッセージ

 私たちの大切な友人である中須俊治さんが、彼の情熱を注ぎこんでいる地、アフリカ・トーゴで交通事故に巻き込まれるという信じられない事が起こりました。衝突してきた車の運転手の方は死亡されるという痛ましく、そして大きな事故でしたが、中須さん側の運転には一切過失のない事故でした。中須さんは意識不明の重体の状態で病院に運ばれました。現在は徐々に意識を取り戻しつつあるものの、ダメージは大きく懸命の治療が続いています。  
 私たちは、アフリカ・トーゴと日本の架け橋として、懸命に頑張っていた彼の生き様から沢山のことを学ばせてもらい、彼の笑顔に救われてきました。しかし、いま彼は懸命に自らの命と闘っています。私たちはこのような事態に直面し、何とか中須さんが安心して治療に集中できる環境を提供し、再び彼があの笑顔でアフリカの大地を駆け巡る日がくることを心から願っています。 
中須さんの海外での治療や日本への移送には多額の資金がかかりますが、100%過失がないにもかかわらず、加害者からの賠償は期待できず、トーゴ政府などの関係機関からの支援も現状望めない現実があります。
何卒、多くの皆さんのご協力をお願いいたします。

呼びかけ人を代表して
榊田 隆之


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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