地域おこし協力隊のためのクラファン
無料掲載をご検討の方はこちら
\目標達成のお礼とNEXTゴールについて/

皆様からの温かいご支援で、無事当初の目標を達成することができました。
100万円の目標達成で活動自体はなんとか実行できそうです!
僕らの夏休みProject実行委員、事務局一同心より感謝申し上げます。

まだ残り2週間以上

ここでNEXTゴールを150万円に設定させていただくことで更なる挑戦をさせてください!

あと50万円ご支援いただくと(合計150万円)
・子どもたちや参加者のアクティビティの費用負担をなくすことができます!
・活動の思い出に残る手作りの品を一緒に作ることができます!
・各地域実行委員からの持ち出し負担を軽減することができます!

さらにさらにもう50万円ご支援いただくと(合計200万円)
・すべての地域の子どもたちの笑顔や活動の様子を写真や映像におさめることができます!
これらが子どもたちの思い出になるのはもちろん、多くの人たちに活動を知ってもらうチャンスになり、今後の活動の輪を広げるきっかけになります!

子どもたちの笑顔のために!
何卒応援のほどよろしくお願いします!

2023.7.26 代表 佐藤シュンスケ


はじめに

みなさんはじめまして。今年の夏、地方の子どもたちに最高の夏休みを届けに行く活動に支援をして頂きたい佐藤シュンスケと申します。2011年にスタートした本活動【僕らの夏休みProject(以下:僕夏)】は、コロナ禍で思い通りの活動ができず悔しい思いをしましたが、落ち着きを取り戻し始めた今年から活動を再開したいと思います!

(▲紹介動画)


震災以降「子どもたちの笑顔のために」と多くの子どもたちと触れ合ってきた僕夏も、コロナの影響だけは避けきれませんでした。オンラインで少しでもつながりを保とうと努力してきましたが、直に触れ合うことを大切にしてきた僕たちにはとても難しい課題でした。

「最低でも10年は続ける」

そう言い続けて駆け抜けてきた活動ですが、10年の節目をコロナ期間中に迎えることになってしまい、とても残念でなりません。しかし、ここを良い転換期と捉え、僕夏はこの度大きくリニューアルしようと思います!
小学校は校長先生が変わり、学生たちは卒業してしまい、ゼロからのスタートとなった僕夏はこれまでと体制を変え、改めて子どもたちのもとへ笑顔を届けるべく、今回クラウドファンディングを立ち上げることとなりました!

「僕らの夏休みProject」とは?

東日本大震災が起きた後、「何かできることはないか」と考えていた数人の大学生が集まり、話し合いが行われました。その時のテーマが「10年以上続く活動」でした。これには訳があります。
当時たくさんの学生団体が被災地に赴き、活動をしていましたが、どの活動も長期的な視野を持った活動ではなく、短期的なものでした。そこで我々の活動内容は長期的にできることをやろうと考え、【僕らの夏休みProject】が発足しました。
最初の活動内容は「大学生が(被災した)地域に赴き、子どもたちと楽しい夏休みの思い出を作りながら、地域を巻き込んで”祭り”を開催して、その地域を盛り上げよう。そしてそれを10年以上続けていこう。」というものでした。
すぐに元気になることは無理でも、毎年この活動を続けることで地域が元気に、そして子どもたちが笑顔になってくれればと思い活動がスタートしました。

「子どもたちの笑顔のために」「10年以上続く活動」をテーマに掲げスタートした僕夏は、年々活動の輪が広がっていきました。僕夏のビジョン・ミッションに共感した大学生が集まり、子どもたちと会うことができる夏休みに向け試行錯誤を重ね、準備に全力を尽くす毎日。たくさんの準備を重ねて迎える夏企画では、子どもたちと大学生の最高の笑顔で溢れていました。
「また来年ね!」「また絶対会おうね!」と子どもたちと交わした約束を守るため、大学4年間通じて僕夏に所属する学生も多くなり、「10年以上続く活動」に向けたバトンは順調に繋がっていきました。

「日本の夏を僕夏に」の夢に少しずつ近づいていた2020年。世界的な感染症の拡大により、子どもたちに会うことが許されない夏を余儀なくされました。
あの子たちとの約束が果たせないのなら 僕夏を続けるモチベーションがない、と辞めていくメンバーを前に、かける言葉もなく悔しさを噛み締めたことを覚えています。しかしそんな中、「会いにいけなくても届けられるものは必ずある」と強い想いをもった大学生の姿も多くありました。
配信企画と題して、YouTubeでレクリエーション動画を配信したり、子どもたちとリアルタイムでテレビ電話を繋いで交流したり。確かに僕夏のバトンは繋がれ、新たな活動内容にも出会えた一方、やはり子どもたちに会って密に交流したい、そんな声も多く聞こえた1年でした。

そして、ついに迎えた「10年」の節目。震災当時、小学生だった少年は、「大学生になったら僕夏のメンバーになる!」と10年前に短冊に書いた夢を叶えていました。「最低でも10年は続ける」その言葉通り、10年以上続けてきたからこそ叶えられた夢です。
しかし、思い描いていた10年目の姿とは大きくかけ離れ、これまで積み上げたものが少しずつ崩れていくような無力さや悔しさを感じる日々。
そんななか、10年間続けてきた活動について、宮古市長より感謝状の贈呈、そして「宮古市PR隊」の認定を受けることになりました。コロナ禍の収束が見え始めた2023年3月、宮古市にて行われた贈呈式では、宮古市長だけでなく、小学生時代に僕夏に参加してくれていた中学生・高校生、その保護者の方からも、ありがたいお言葉を多くいただき、僕夏のこれまでの歩みを振り返るとともに、今年度からのリスタートについても決意表明の場をいただきました。
当時、最低ラインとして掲げた10年の節目を超えた今でも「子どもたちの笑顔のために!」とあの頃と変わらない想いが続いていきます。


解決したい社会課題

新生僕夏も今まで通り「子どもたちの笑顔のために」活動していきます。東日本大震災をきっかけに発足した僕たちは、主に岩手県沿岸の子どもたちと触れ合ってきました。10年以上活動を続けることで見えてきたのは、さまざまな地域、さまざまな年代の子どもたちが抱える【課題】です。


バブル崩壊、消えた年金、リーマンショック、東日本大震災、と私たちを取り巻く環境は大きく変わりました。

世の中は不で溢れ、それは進路選択をはじめとする子ども・若者の「生き方」選びにも大きな影響を与えました。これからの時代は、どうしたら稼げるか、肯定されるかという「他者軸」ではなく、自分がどうしたいのか、どのような人として生きていきたいのかを考え、「自分軸」を持って選び挑戦することが大切です。
そこで私たちは、自分の人生を1からデザインできる楽しさを学生たちとの交流・対話から感じ取ってもらえたらと考えています。


今年からの新体制

今年から僕夏は体制を大きく変えていこうと思います。本部としての事務局は僕夏のOB・OGをメインにそれぞれの分野で活躍しているメンバーで構成。地域ごとには現地実行委員会として僕夏の活動に共感し、その地域でも開催したいと願うボランティアにコーディネートを依頼。参加者は首都圏の大学生だけでなく、地元の大学生や高校生、新米社会人なども受け入れられるよう間口を広げながら、本部としても一般公募も行います。


「各地域で実行委員ボランティアが手を挙げてくれる」
「地域の子どもたちに対して、大学生のお兄ちゃんお姉ちゃんが面倒をみる」
「そんな活動を地域社会が支える」

そんな理想を僕夏のスタート時から語っていました。このようなサイクルが生まれれば、どんな地域の子どもたちにも寄り添うことができます。これからの僕夏も向かう先は変わりません。悩みや不安を抱える子どもたち、楽しみや喜びを求めている子どもたちの元へ毎年変わらず訪れ、寄り添っていくことでより豊かな将来へと羽ばたいてもらえればと願っています。学校の先生や親には相談できないことを打ち明けたり、一緒に夢を語り合ったり、価値観をぶつけあったり。学校や家庭から少し離れた僕夏で子どもたちの成長を見届けたいと考えています。

このプロジェクトで実現したいこと

①まずは僕夏を復活させる!
これまでは学生主体の実行委員会を中心に交流企画を考え、事務局が現地とのコーディネートを担当。
活動を始めて以降、年々活動の輪が広がり、コロナ前の2019年には交流小学校29校、参加学生360人と大規模なプロジェクトとなっていました。
これまでの経験やノウハウを糧に、さらに飛躍する活動として再出発したいと考えています。

②地域の魅力にも触れられる活動に!
これまでは組織立った運営だったために集団行動が求められ、参加する学生たちに自由な時間を提供することが簡単ではありませんでした。せっかく遠方まで来ているのに夜はミーティング、食事はご協力いただいたスーパーなどのお弁当。地域の方々との交流もできず、美味しい特産品を食べることもできませんでした。
そこで今年からは1地域1小学校1大学生グループを基本に現地で実行委員ボランティアを募りコーディネートをお願いすることでより細やかな活動を可能にすべく、交流や食事の他に、地域の魅力を体感してもらうアクティビティなども含め計画していきます。

③今年は3地域での開催!
・まずは僕夏のスタートの地「岩手県宮古市」再スタートの今年、無くてはならない場所です。1年目の赤前小学校が合併した津軽石小学校に伺います。
・次に前法人代表がいる「岩手県岩泉町」地域おこし協力隊としてこの土地に入り、地域課題を解決するかたわら、コーディネーターとして以前も訪問したことのある小川小学校に伺います。
・さらに前僕夏代表がいる「福島県大熊町」福島原発事故で人が住めなくなってしまった町の再興に取り組みながら、今年新しくできる学校での開催を計画しています。

④震災ボランティアではない新しい価値創造へ!
東日本大震災をきっかけに発足した活動ですが、僕らができることはただ子どもたちに寄り添うことだけです。これからも基本理念はそのままに、同じようにお兄ちゃんお姉ちゃんを必要としている地域に足を伸ばし、より多くの子どもたちの元へ笑顔を届けにいきたいと思っています。
さらには参加する学生たちもその地域を第二の故郷と思えるように、その土地の魅力を思う存分体験して欲しいと思っています。

資金の使い道

全地域合算額備品消耗品費:66,000円
移動費:270,000円 マイクロバス レンタカー ガソリン代 など
宿泊費:50,000円
食費:160,000円
通信運搬費:5,000円
業務委託費:220,000円 子どもたちとのアクティビティ代 など
保険料:15,000円
記録撮影代:50,000円
雑費:50,000円
手数料+税:190,000円
※目標金額を超えた分に関しましては来年の開催準備資金に充てさせていただきます。

実施スケジュール

6月下旬 参加小学校決定
7月上旬 参加学生決定
7月中 交流企画の内容について打ち合わせ
7月2週目 小学校に参加申込書送付
7月下旬 参加児童決定
8月7日〜12日 岩手県岩泉町、宮古市にて「僕らの夏休みProject」開催
8月11日 岩手県宮古市赤前にて「僕らの夏祭り」開催
8月12日〜14日 福島県大熊町にて「僕らの夏休みProject」開催

代表からご挨拶

代表|佐藤シュンスケ(Shunsuke Sato)
僕夏を始めた時の僕は23歳でした。大学卒業を目前にひかえていましたが就職先も見つかっておらず、たくさんの時間がありました。仲間と企画を練っている最中に思い描いた、10年後の自分。不安と期待が入り混ざり、何をしようにも力が無さ過ぎてもがく毎日。
ボーナス、親孝行、結婚、出産と人生の階段を登っていく周りをよそ目に黙々と僕夏に打ち込んでいたのを今でも鮮明に覚えています。
現在では36歳になりましたが全く想像がつかない未来でした。
人は自分ひとりでは生きていけません。接した人の多さで自分の強さが磨かれていくと思います。
僕自身僕夏で成長させてもらいました。そんな活動を止めるわけにはいきません。
今後はもっと様々な地域へ、地方から都心までふれあいを必要としている子どもたちはまだまだたくさんいます。
こんな時代だからこそよりアナログに。汗水流して体当たりでぶつかっていきたいと思います。
最高の夏がこれから毎年やってきますように。応援よろしくお願いします!

現地実行委員から

岩手県岩泉町|谷田川雅基(Masaki Yatagawa)
岩手県下閉伊郡岩泉町県庁のある盛岡市に隣接した「本州最大の町」。2011年の東日本大震災や2016年の台風10号豪雨災害など、立て続けに被害を受け続け高齢化と人口減少が進み、現在は約8,000人が住んでいます。
私は、2023年4月に移住し「地域おこし協力隊」として活動を始めました。コロナや担い手不足による地域行事の再生やジビエ事業の本格スタートに向けて準備を進めています。地域住民や移住者が一緒になって「子ども」や「若者」に対して価値ある体験や仕事を生み出しています。
「僕らの夏休みProject」を通じて「子ども」や「地域の人」に活力が生まれ、これまで以上に地域の魅力や価値が発信されていきます。活動の再開とパワーアップに向けてご協力をお願いします!

岩手県宮古市|白石雅一(Masakazu Shiraishi)
2011年の3.11、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0、最大震度7の観測史上最大となる東日本大震災が発生し、宮古市は8.5m以上の津波が押し寄せ、街は破壊し尽くされました。
流された家屋などが散乱し、道路は寸断、ライフラインが断たれた中、赤前小学校には130人以上が避難し、仮設住宅が整うまでの70日間、老若男女が身を寄せ合って生活し、思い出が残る家財などを片付けながら、不安な日々を過ごすこととなりました。
長期にわたる避難所生活、その後の慣れない仮設住宅での暮らしという震災後の日常は子どもたちに暗い影を落としていましたが、そんなとき「子どもたちの笑顔のために」とこの赤前小学校に来てくれた「僕らの夏休みProject」は心に傷を負った子どもたちに明るさと笑顔、そして希望を与えてくれました。
しかし新型コロナにより活動が制限され、子どもたちとの交流が停滞してしまった約4年間の空白は、赤前小学校の閉校と近隣の津軽石小学校との統合があり、地域がさびしくなっていましたが、対面での交流復活は新たなにぎわい作りにつながると期待して、浄土ヶ浜を中心とした、子どもたちとまわる宮古体験ツアーを用意して皆さんのお越しをお待ちしております。
ぜひ宮古に笑顔をつくりに来てください!

福島県大熊町|谷田川佐和(Sawa Yatagawa)
初めての地、福島県双葉郡大熊町。ここは、僕夏一筋で7年間を過ごしてきた私が心機一転、1年前から移住して「地域×若者」をテーマに地域づくりに励んでいる場所です。
大熊町には福島第一原子力発電所があり、震災当時から12年経った今も帰還困難区域が残っています。そんな中でも2019年には役場と公営住宅が、2021年にはコンビニや飲食店が、そして今年は学校機能が町に戻るなど、岩手県とはまた違う道のりで復興に向かっています。そして同じように高校や大学はないため、将来の選択肢をどのように広げていくかが重要です。
私が僕らの夏休みProjectに人生を変えてもらったからこそ、次の時代を生きる大熊町の子どもたちにも、かっこよくてリアルなお兄ちゃんお姉ちゃんを知ってほしい。2年の時を経て新たな挑戦をする僕夏を、みなさんに応援していただけたら嬉しいです。


<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください