純米吟醸”花乃伊吹”は販売を始めて2年。年間に約2000本(720ml)しか出荷できず、地元に来て頂けた方でないと味わっていただけません。全国の皆さまに花乃伊吹を飲んで頂きたいと思いクラウドファンディングを公開することにしました。

はじめまして

私は福永貴之と申します。私のお店、福永伝四郎商店は米原市の伊吹山の麓で酒店を営んでいます。滋賀県米原にはかつて16軒の造り酒屋がありましたが、後継者問題、社会環境の変化などですべてがなくなりました。昔あった米原の地酒を知る私たちは伊吹山の名水と地元で作る酒米で地酒を復活させることが夢でした。そして3年前に米原市と米原市商工会の力を結集して自分たちが誇れる地酒を造ることがました。

米原産米使った地酒販売開始(中日新聞)

「米どころ」なのに酒蔵が消えた街、地酒プロジェクト進行中(京都新聞)

プロジェクトで実現したいこと

私たちが暮らす米原市は、実は、水の聖地。「日本の名水百選」に選出された場所が2カ所もある日本屈指の名水の地です。そのうちのひとつは米原市大清水にある泉神社湧水は伊吹山か沸き出る水が源泉となっており、年間約5万人が水を求めて訪れます。

(伊吹山)
(泉神社湧水)

私たちのまちに地酒がまったくなかったわけではありません。
かつて米原市内には、16軒の酒蔵があり、盛んに地酒が造られていました。しかし、1942年に公布された企業整備令により中小企業などの整理統合が進められたことや日本酒消費量の減少、後継者の問題もあり、残念ながら市内で地酒を醸造する酒蔵はなくなってしまいました。
(福姫)

酒蔵の復活は無理でも、伊吹山の名水を使って地元の酒米にこだわり、自慢できる地酒ができないか検討を進めました。いろんな方から情報を得て、米原市の隣、長浜市の伊吹山の麓で酒蔵がある佐藤酒造さんが伊吹山の伏流水を使って酒造りをされていると聞き及びお会いすることにしました。佐藤酒造の佐藤硬史さんは先代が閉めた酒蔵をひとりで復活させた情熱家で、私たちの思いを快く汲んでいただきました。佐藤さんは麹造りから酒の仕込みまで自ら行い、水は伊吹山の伏流水を使うというこだわりの持ち主です。
(佐藤酒造/佐藤硬史氏)

酒米はもちろん地元産にこだわります。
品種は滋賀県で開発された『吟吹雪』を使用します。吟吹雪は酒米として有名な「山田錦」を父方に、「玉栄」を母型に持つ酒造好適米です。酒米の栽培は長年、酒米の栽培に携わる、今回のプロジェクトメンバーのひとり中川薫さんが手がけます。化学肥料をほとんど使わない環境こだわり農法で栽培します。

私たちのまちのシンボルであり、地酒を造る上でも重要なテーマである「伊吹山」。その山頂一帯は「伊吹山頂草原植物群落」として国の天然記念物に指定されています。伊吹山頂では春から夏にかけて多種多様な花が咲き、“伊吹山頂のお花畑”と呼ばれ、多くの人の心を和ませています。(伊吹山頂のお花畑)

●”花乃伊吹”と名付けました。


純米吟醸「花乃伊吹」は年間2000本余しか出荷されていません。私共の仕入れにも限りがありますが、全国の少しでも多くの方に味わっていただきPR出来ればと思っています。
是非応援ご支援よろしくお願いします。

(酒販管理者表記)
・販売上の名称及び所在地:福永伝四郎商店、米原市春照1597
・酒類販売管理者の氏名:福永貴之
・酒類販売管理研修受講日:令和3年11月11日
・次回研修の受講期限:令和6年11月10日
・研修実施団体名:長浜小売酒販組合

リターン品について

リターン品には純米吟醸「花乃伊吹」のほかに地元特産品の「鮒ずし」、「伊吹在来そば」、「伊吹ハム」のセットのご用意いたしました。
◆注意事項
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。

資金の使い道

・リターン品購入代金、発送料200,000円
・PR用チラシ制作費50,000円
・CAMPFIRE手数料、雑費80,000円/計33万円の一部として使用いたします。

スケジュールについて

2023年8月下旬クラウドファンディング終了
10月PR用チラシ制作、完成後主要JR駅、周辺の道の駅でPR活動

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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