はじめに・ご挨拶

私たちは、装具をつけたままでも履ける靴をレンタルする専門店を開業する予定です。

現在、装具を使用しているお客様にとって、靴選びは非常に難しい問題となっています。

そのため、私たちは、装具ありでも履ける靴を提供することで、お客様の足元のオシャレと生活の質の向上に貢献することを目的としています。


このプロジェクトで実現したいこと

近年、福祉用具は機能性だけではなく多様性が散見される時代となりました。

絵柄付きの杖やカラフルな車椅子、色とりどりの装具など身体の一部となる物の個性が目立つ様になりました。

しかし、身体の一部となる装具を使用することにより「当たり前に履いていた靴が履けない。」という問題にぶつかります。


↑こちらは装具使用者を対象にした靴の購入方法のアンケート結果です。

アンケートによると28%の方が装具に靴のサイズを合わせるようですが、装具に合わせるということは装具を履いていないほうの足はブカブカで歩きに影響が出ます。

16%の方は同じ靴を2足買いますが、左右で別サイズを履くということは単純に2倍のお金がかかります。

また、36%の方が左右違いでオーダーしていますが、サイトの平均単価は1万前後であり種類が少なく性差を問わない単色無地が多いです。

その他には靴型装具(1足約3万円~:当方調べ)や装具側だけ改造してもらうなどがありました。いずれにせよ装具を着用しているというだけで靴問題は大きな課題です。

そのような方に、装具の上から履ける左右でサイズの違う靴をレンタルするためのWeb Shopを開業する予定です。

装具ありでも履ける靴を、レンタルという形で少しでも値段を抑えて提供することで、装具ユーザの方がリミットなしで選べる社会に貢献したいと思っています。


プロジェクトをやろうと思った理由

「やっぱり不格好に歩こうと例え車椅子生活だろうと身に付けたいものを我慢するのは違うと思うんだよね。本来なら装具だって柄や色を好きにして何足かあって気分で変えてもいいと思うもん。」

事業メンバーの1人の言葉です。彼女は実際に装具ユーザーであり、病気による死闘を乗り越えた1人でもあります。

彼女が友人の結婚式に出席したときに、ドレスに合う靴がないことに気が付きました。そこで私は装具ユーザーが履きたいときに履ける靴がないむずかしさを知りました。

多少のリスクはあろうとも、かわいいお気に入りの靴を大切なその1日だけでも履きたい。そんな思いに応えたいと思いました。             

これまでの活動

装具の中でも最も基本的な装具のひとつ、シューホンブレースで履ける靴を製作し、Twitterで募集したモニター様に実際に履いていただき、評価を頂戴し日々改善を試みています。

また、レンタルに使用するためのWebページを作成致しました。


今後のスケジュール

2023年9月末 クラウドファンディング終了
10月上旬 仕入れ・理学療法士による検証
10月下旬 リターンをメールにて発送
11月上旬 当店Webショップに新アイテムを追加(10点程度を予定)

資金の使い道


1.靴の制作費
短下肢装具の上からも履ける靴をより多くのデザインに!種類を増やします。

2.幅広いサイズ展開
より多くの人にご利用いただけるよう、市販では手に入らない靴幅やサイズを増やし、短下肢装具ユーザーだけでなく靴ずれに悩まれる健常者の方も履きやすくかわいい靴をご用意いたします。

3.理学療法士によるサポート
現役理学療法士が片麻痺患者を想定し、着脱のしやすさを考え適宜改善します。


<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。

目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
また、頂いた支援金の一部はCAMPFIRE手数料にあてさせていただきます。


リターンについて

ご支援いただいた方にお礼のメッセージや当店Webページで使えるクーポンを送らせていただきます。


プロジェクト計画

・装具を使用しているお客様向けに、装具ありでも履ける靴を提供する。

・靴のレンタルサービスを提供することで、初めての装具利用者や、一時的な装具利用者にも利用してもらえるようにする。

・オンラインショップを開設することで、地域にとらわれない販売を行い、幅広いお客様に選ばれるようにする。

今はレディースのみですが、今後はメンズも少しずつ増やせていけたらなと思っております。


最後に

装具ユーザーにとって「履ける靴」を探すのではなく「履きたい靴」を手軽にみつけられる社会にしていきます!

よろしくお願いいたします。


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください