▶︎はじめに

はじめまして。私は宮城県蔵王町に移住して4年目になります。ここは、仙台から電車で最寄りの駅まで電車一本でこれる昔懐かしいおばあちゃんの家のような場所です。家の目の前には田んぼが広がり、畑があり、竹林もあり、小川も流れています。

引き寄せられるように出会った、元農家さんのお家を引き継ぎ、DIYで家づくりを進めています。

私は昔から自然が大好きな子どものような大人でもあり、2児の母でもあります。

母になり、子育てのことの環境のことや食のことを真剣に考えるようになりました。

そのことを探究する中で、引き寄せられるように『人が暮らすことでそこに住む生き物全てが豊かになる考え方』パーマカルチャーと『自由への教育』シュタイナー教育に出会い、ピンときたものがありました。

色々と本で調べたり、本だけではわからないと思い、パーマカルチャー、シュタイナー教育などの実践者がいるところへ行くために全国を家族で旅して周ったり、当時生後8ヶ月の長男を抱っこしてパーマカルチャーデザインコースにも参加しました。

今は安心で美味しい食を作るために、小さく農を始めて、家族や仲間と協力しながら無農薬でお米を作ったり、雑穀や野菜を作ったりして暮らしています。

ここでできた食べ物は体の細胞が喜ぶ美味しさです。

私自身、最近まで自己流自然食を実践していて、食品の裏側の成分表示を見ては食べ物をジャッジしている嫌な自分がいました…

あれもこれも信じられない。

今は雑穀料理を学び始めたことをきっかけにそんなところから抜け出しました。

美味しいものは体に悪いものではなく、

本来、ほんとに美味しいものは体に良いものだということに気づいたのです。

このワクワクした気持ちでキッチンに立つととっても楽しい…

美味しいを共有して、みんなが健康で元気な世界をつくりたいと思っています。

→自家製自然栽培米と雑穀

→キーホールガーデン✖︎コンパニオンプランツ

子育てについては、食のことはもちろん、自然の中でのびのびと、それでいて芸術の要素にも触れていくことが良いのではないかと思っています。そんな環境を作れたらと思い、シュタイナー教育を学んで実践しています。

▶︎プロジェクトの概要

自然豊かな蔵王町で、主に週末に、豊かな自然を感じながらシュタイナー親子クラス(わらべうた遊びや手仕事)や、親子で学べる暮らしの学び舎(食やエネルギーの自給)を開催していきます。

食事には、自然栽培のお米や雑穀、野菜を使った料理を提供します。

大家族のようにみんなで子育てしていく場を創ります。

みんなで日々のことを話しながら手を動かして、子どもを手作りの玩具や自然の恵みからできた素朴な玩具の中で、創造性をはたらかせて遊ぶこどもたちを、大家族のようにみんなで見守る。子どものことを見守りながら、童歌で心地いい唄で、上手い下手ではなくその人の声で歌ってあげたり、テレビではなくて生の気持ちが乗った状態で語り聴かせをしてあげたり。そういった時間空間を作りたい。だから、いきなり幼稚園を作るというより、まず土日に、共感してくれる方に体験しに来てほしいと思っています。そして、食事も提供したいと思っています。食べ物をいいもの悪いものとジャッジするのではなく、その人の体が本当に必要としていて喜ぶような食事を、感謝していただきますと言える時間をみんなで持てたら嬉しいなと思っています。毎日食べる食事だからこそ、体も心も喜ぶ美味しいものを。


▶︎応援メッセージ


人と自然が協働する農の場には生命が起こす様々な出来事がいつも溢れています。人が集まり、共に学び働き、心の触れ合いが生じる場は、新しいエネルギーと喜びが生じる場でもあります。パーマカルチャーを学んだ方々が地域のため、人のための活動の場作りをしています。ぜひ応援してください。
パーマカルチャーセンタージャパン代表設楽清和

▶︎資金の使い道

設備費:20万円

ワークショップ人件費:10万円

リターン費用:約15万円

手数料:約5万円
 ※GoodMorning/ソーシャルグッドカテゴリーの手数料は9%(税別)


▶︎実施スケジュール

7月以降毎週末、シュタイナー親子クラス(わらべうたや手仕事の場)と、暮らしの学び舎(食やエネルギーの自給)のワークショップを実施

今年度暮らしの学び舎で、講師をお招きして実施するワークショップはオフグリッド講座、雨水タンクづくりなどを予定しています。

2023年 暮らしの学び舎

6月 クラウドファンディング終了

7月 野草茶づくり、田んぼの草取り

8月 野草のお手当て講座

9月16.17日 オフグリッド講座

10月 稲刈り、雑穀収穫

11月 雨水タンクづくり講座、麹づくり講座

※7月以降毎月シュタイナー親子クラス実施


▶︎これから目指す運営方法

理想は来たい人が来たい時にこれる場所を作ることです。なので、ゆくゆくはドネーション制やお金ではないつながりで、他に提供できるものがある人は物々交換といった形もすごくいいなと思っています。ただ、自分の家で電気や水道、ガスに費用がかかっている状態で、会費を取らないことが自分の負担になってしまう、気持ちよくできないようであれば、また違うなと思っています。だから昨年みんなで作ったかまどで調理をしたり、これから薪ストーブやソーラー発電、雨水タンクなども導入してオフグリッドの環境を整えてゆきたいと思っています。そうすることで、場作りする中で自分たちだけではなく他の人に還元していける、より自分がいいなと思っている世界を作ることに貢献できるんじゃないかなと。暮らしの学び舎の活動も実践していきます。

 <募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


▶︎リターン

自然栽培、天日干しした自家製のお米(つや姫)や、自然から色をいただく草木染めのリターンをご用意しています。詳しくはリターンのページをご覧ください。


自然栽培のお米、今年初めて作り、私が今まで食べたお米の中で1番美味しく感動しました…今年初めてだったので、作る量と消費のバランスが分からず現在籾の状態で眠っているお米たちがたくさんあります。このお米を貯めておくのではなく、ぜひ多くの方のエネルギーになって循環してほしいという思いもありますので、ぜひお米のリターンを積極的にご検討いただけると有り難いです。


▶︎最後に

さらなる今後の展望として、オルタナティブスクールも立ち上げや、エコビレッジの発想で、共に暮らしを営む場に広げていくことも構想しています。

まずはその第一歩として、今回のプロジェクトを実施していきたいと考えていますので、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。


チーム/団体/自己紹介・活動実績など

◆清水絢子

(公立高校生物教諭、パーマカルチャーデザイナー、野草料理研究家、保育士免許、特別支援免許、おひさまの丘宮城シュタイナー学園シュタイナー教員養成課程受講中、)自然の近くで調和した暮らしを求めて2020年宮城県蔵王町に移住。第一子を妊娠中、自らが高校教育に携わってきた経験から今まで感じていた教育への違和感を見直し、本当に大切なことは何かという問いを立て直し、探究していたところシュタイナー教育やパーマカルチャーに出会った。パーマカルチャーデザインコース修了後、自身のフィールドで実践を始める。同志仲間との出会いがあり、対話をしながらワークショップなども行ってきた。また、シュタイナー教育についても自身のこどもをシュタイナー学校に入学させることを検討して、他県に視察に行ったりもしたが、地元東北の地で活動し広めていきたいという思いが強くなり現在にいたる。シュタイナー教育を実践する保育園をいくつも訪問し、話を聞かせていただいたりアドバイスをいただいた。また、幼児教育についての講座を受講したり、現在は教員養成講座に通い学びを深めている。今まで、パーマカルチャーの考え方に基づき、人が暮らすことで豊かになる場所、そこに生きるすべての植物や動物とも調和して生きていく場所を作るために、衣食住の自給に関するワークショップを開催してきた。


◆活動実績

愛農かまどづくり、野草酵素づくり、野草料理教室、醤油づくり、竹の活用、パーマカルチャー講座、草木染め、シュタイナー教育お話会、シュタイナー手仕事(稲藁ストロースター)、シュタイナー大人のにじみ絵


◆ワークショップ講師、協力者

▶︎暮らしの学び舎共同主催

高橋愛満さん

▶︎シュタイナーサークルほしのたね共同主催

押野知子さん

▶︎暮らしの学び舎講師協力者

設楽清和さん、村岡次郎さん、野呂良彦さん、稲垣真理子さん、徳田陽子さん






このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください