「はじめに」

私は現在進行中で7年間パートナーを見守ってます。双極性障害(躁うつ病)、強迫性障害、依存症の合併症状となり平穏な日常はありません。

これまでの人生の中で身近に心の病を抱えている方との接点はありませんでした。いざ、身近に支えが必要となった時、混乱・不安ばかり、貯蓄も減り、私の心がすり減り、ただただ時間が過ぎ去っていく事に絶望してました。

国や自治体に相談する時間も余裕もありません。そもそも電話はたらい回しで「貴方は健常者、働けますよね?」「貴方への支援は無い」「辛いなら親族に相談を」「金銭的な問題であれば生活保護課へ連絡を」が回答でした。パートナーを気遣う生活のため、平日・日中に外出したり、カウンセリングへ相談する時間もありませんでした。

日中はパートナーに合わせて行動し傾聴する。隙間に炊事・家事をこなす。深夜、パートナーが寝静まってから収入を得るために働き、パートナーが起きたら見守りをする。そんな毎日を今も続けてます。

「一緒に歩みパートナーの歩幅に合わせる事」「共倒れにならないよう自身の心にゆとりを持つ事」「先の事より明日の楽しみを一緒に作る事」実体験から、あの時こんな情報があれば、こんな話しに出会えればよかったと思う事が多々あります。

私は心理学の心得があるわけでは無く、実体験しかありません。

「正確な情報」「体験談」「療養過程」「栄養情報」「お薬の作用」「こんな時」「心の露呈の場」個人の方や専門知識がある方からのアドバイス等々、Google検索1つでたどり着け、わずかな時間で情報が集約されている、そして安心と解決に繋がる、そんな総合サイト欲しいと願い発案に至ります。

一番辛いのは、心の病を抱える本人です。パートナーが安心して療養出来る生活環境作りのため、多くの皆さんのお力添えと広く話題に取り上げていただければ幸いです。

「心の病」について

日本では30人に1人が心の病を抱えています(1)。精神療法には十分な休養・環境調整と薬物治療を組み合わせることで心の病はかなり回復するといわれています(2)。誰でもかかりうる可能性がありますが、病院に通い・服薬し休養するだけではありません。近親な関係者(保護者)のサポートによる環境調整が必須となります。

もちろん、症状にもよりますがでも3~6ヶ月の治療期間、そして60%が再発の傾向があると言われています(3)。また、日常生活もしくは社会生活が制限を受けるか、日常生活もしくは社会生活に制限を加えることを必要とする場合は「精神障害者手帳」が発行されます。この手帳には様々な支援がありますが、対象となる方は障害者となり、支える人に関する支援制度はありません。

想像して見て下さい。

・身近なパートナーが心の病を抱えている(パパやママ、彼氏や彼女、職場の同僚が)
・一人にしておくことが出来ない状況である(最悪もある)
・頼れる人がいない(職場の問題、家庭の問題、不況の問題)
・通院だって一人じゃ行けない状態

生きていくには収入を得る必要があります。これまで家庭を守ってきた人が、働きに出なくてはならない事態にもなります。収入を得る・パートナーを休養させる、この2つを両立させることは、支える人にとってとても負担が大きい事を知ってほしいです。

◆引用URL◆
(1)厚生労働省 「こころの病気は、誰でもかかりうるびょうきです」
 https://www.mhlw.go.jp/kokoro/first/first01.html
(2)厚生労働省 「こころの病気は回復しうる病気です」
 https://www.mhlw.go.jp/kokoro/first/first01.html
(3)厚生労働省 「資料1:うつ病について 」※経過より
 https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/01/s0126-5g.html#s1

「解決したい課題」

・障害者への支援はあるが、支える人を守り・ケアする場はほぼ無い(時間とお金をかければある)
・国・自治体の情報は探しにくい /まとまってない(まずは「お問い合せ下さい」ばかり)
・国・自治体・カウンセリングを受けたら「何が好転」したのか?答えのある情報が無い
・時間に縛られず気軽に相談できる場が無い
・SNSや職場では「本心×露呈」はしにくい

Google検索上位のサイトは一方向からの情報となり、最終的にカウンセリングサイト(有料)への誘導が多く見受けられます。「みんなどうしてるんだろう?」は解決できません。

「このプロジェクトで実現したいこと」

・無料で、誰にとっても安心した情報を気軽に発信/取得できる
・自分と似た悩みやリアルな実体験を知ることで悩みを解決
・未来に希望を感じるきっかけになる
・SNS上の匿名で投稿される「ヘイトコメント」で傷つくことが無くなる
・「自分にはどんなサポートができる?」と考えている人と一緒に、アクションを取れる/考えられる
・ユーザー間で疑問・課題が解消(自己解決できる仕組みを構築 )
・過去のコミュニケーションが蓄積される(ナレッジ共有)
・国・自治体・個人を問わず欲しい情報が集約されているプラットフォームを提供する
・仕事と生活との両立支援の場に貢献したい

「コミュニティの優位性は利用者の価値観の一致にあり」

・「同じ立場」「同じ価値観」という価値観の一致
・ベースとなるコミュニティが必要
・同じ価値観が集まるので熱量が高まりやすく、多く情報収集が可能
・SNSとは異なり情報蓄積が出来る事がコミュニティの利点

「同じ価値観」が集まるからこそ共感深いコミュニケーションを実現する事が出来ます。

「支援者の皆さまへのお願い」

支援いただき活動が開始できれば、皆さまも本プロジェクトを通じて社会貢献活動に参加できると考えております。支援して終わりではなく、参加機会として活動成長を見守りいただければ幸いです。多くの人に知ってもらい関心を持ってもらうこともクラファンの魅力だと考えます。

・SNS等で本活動をシェアして欲しいです


「資金の使い道」

私の求める機能をまとめ数社へ見積もりを出したところ、コミュニティサイトを構築するには、企業サイトを構築するのとほぼ同等の費用と時間が必要である事がわかりました。初期費用の他、毎月継続した支払いも必要となります。実現のため可能な限り自身の資産投入も考えてます。

■初期費用
・コミュニティサイト構築費用:約70万円
・サイトディレクション、ライティング費用:約50万円
・campfire手数料(9%):約36万円

■継続的なコスト
・コミュニティサイト維持費用:40万円~/月
・運営・管理費用:約20万円/月
・活動費用:約10万円/月

コミュニティサイト構築にお力添えいただける企業様・知見者様のご意見もお待ちしております。

「実施スケジュール」

コミュニティサイト構築には60~90日間を要します。このためプロジェクトの終了後、即時に要件定義に入れるようすでに着手を進めております。

・2月クラファン支援活動/活動報告/ドメイン取得
・3月進捗報告/要件定義
・4月進捗報告/構築/β運用
・5月~6月サービスの提供開始

※募集方式について
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行します。

「リターン」

本プロジェクトは対価性のあるリターンをお届けする事が出来ません。リターンとしてはお礼状や運営報告等にて行わせてください。周囲からはわかりにくい課題に、だからこそ必要とされる活動を目指します。

本活動にご賛同いただき、ご支援いただいた皆さまの「お名前(ニックネーム可)」や「企業名」等を本サイト上にてご紹介させていただきます(ご希望者の方のみ)。

また、ゼロから運営となりますため、支援額に応じ各種の命名権をリターンとさせていただきます(ご希望者のみ)。

・お礼メール
・進捗報告(運営報告)※PV/セッション数/ユーザー数、分析結果等、活動の価値を報告します。
・サイト上に支援者名を掲載(ご希望者/ニックネーム可)
・サイトドメイン名(http://●●●.com)※●箇所を募集します。
・サイト名(例:ゆっくりでいいよ。 - take your time -)
・SNS ハッシュタグの案(例:#心の病を支える人 #心のサポーター)
個人・企業様問わず、活動(イベントや情報)をPRします!
サイト構築後に「バナー広告」を設置します!

※ご支援によりリターンが異なります。詳しくはリターン内容にてご確認下さい。コンタクトが必要なリターンにつきましては、個別にご連絡をさせていただきます。また公序良俗に反する内容、法令に違反する題名や内容などはお受けできません。 

「最後に」

症状にタイムテーブルはありません。昼夜問わず突発的に、何かがトリガーとなり、発症します。「今、忙しいからちょっと待って!」なんて言えません。すぐに駆け付け、様子が見れる状態を24時間体制で確保しておく必要があります。症状により理不尽な言葉が飛んでくることもあります。興味や喜びの喪失症状がある時は自暴自棄・感情のコントロールが出来ない事も多々あります。自身の感情を殺してでも、パートナーを見守る。それが「心の病を支えるパートナー」です。

・通院してるんでしょ?
・もう1年だよね?その病院大丈夫?
・騒いでもほっとけばよいんじゃない?構いすぎても良くないんじゃない?なるようになるよ!
・無理やりでも外に連れ出せば?刺激も必要でしょ?
・自分で頑張れって言いなよ。あなたまで壊れちゃうよ。
・実家に帰せば?親に面倒見させれば良いじゃん。
・あなたと一緒でも変わらないのね。ちゃんと看てる?

誰かに相談しても、こんな返事がほとんどです。誰も助けてくれないのが現実で、誰も助けられないのがこの病気です。

それでも私がやらなきゃいけないのは…

・パートナーを一番に考えた生活環境を作る
・強い意志を持つ
・本人があきらめても、私はあきらめない、引きずられない
・少ない時間でも、心に余裕を持つ
・限られた環境でも安定した生活を送る、働く、収入を得る
・泣かない

『同じ歩幅で進み、時には立ち止まり、ゆったりとした環境を二人のペースで作る。』そして『四季を感じられる生活を笑いながら手を繋いで歩きたい』です。

心の病を支えるパートナーとして情報が一元化され、共通の話題にあふれ、利用者の何かが解決する総合サイトを目指します。
絵心無く、長文となりました。最後までお読みいただきありがとうございます。

今日もいい日だっ。明日はもっといい日です。 

  • 2023/02/13 13:19

    プロジェクト終了まで残り3日となりました。 多くの皆さまより、個別にメッセージをいただき一定の関心が得られた事に感謝申し上げます。また、プロジェクトの取り組みに際してご支援いただきました皆さま、本当にありがとうございます。自身の統計となりますが、うつ病や精神疾患と共に向き合い、支えあうご家族や...

  • 2023/01/30 12:43

    ご支援を検討いただきありがとうございます。プロジェクト開始より3日が経過致しました。多くのコメント、応援メッセージをいただき本活動の意義を感じております。・もっと気軽に支援したい・リターン特典とかいいよそんな温かいお言葉が多く見られました。このため、リターン枠にクイック支援が可能なプランを追加...

  • 2023/01/27 17:00

    多くのクラファンの中よりご覧いただきありがとうございます。自身の実体験より、少しでも多くの皆さまに本活動が認知される事を願ってます。活動を始めたばかりとなりますが、少しずつ報告致します。 ご質問等ございましたらお気軽にお知らせください。2/16までの短い期間となりますが、どうぞご支援の程よろし...

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