はじめに

私は、相談支援専門員として、障害者の方の計画相談支援をしています。またファイナンシャルプランナーの有資格者です。日々仕事で障がい者の方やそのご家族の将来生活するためのお金の不安の問題に直面します。福祉の専門家そしてFPとして、何が出来るのか。将来のお金の不安は、稼げるようにならなければ解決しません。どうすれば仕事ができるか、その課題解決の糸口にしたい、それが今回の計画です。

ープロジェクトの概要

障害者の方の経済的な独立を目指して、求人と障害者の方の職種のミスマッチで仕事ができない・続けることが出来ない方の経済的不安を解決するため、在宅ワークに向けたパソコンスキルの習得のための無料パソコン講座を開催する


   

解決したい社会課題

ーどのような課題に対して取り組むのか

①障害を持った人たちが在宅ワークを行うために必要なパソコンスキルを身に着けるための無料のパソコン教室を開催し、在宅で仕事ができるようになる

②社会的スキルの証明となるMOSの認定資格を取得できる


ー課題の説明

①障害福祉サービスの就労継続支援には、最低賃金が適用されるが、支援を受ける人たちが希望する仕事や就労形態と募集をしている事業所の職種や就労形態があっていないため、働きたいが働けるに結びつかない。

★障がい者の方(在宅ワークを希望)⇔在宅ワークがまだ少数の事業所しか募集してない

★福祉サービスでの就労支援では国の制度上のハードルが高く、在宅ワークの事業所がごく稀にしか存在しない

※基礎編終了後は、お一人おひとりの意向に合ったスキルを身に着けていただけるように、講座プランを作成していきます

②障害者雇用枠での就労

★コロナ以後、在宅ワークに取り組んでいる事業所は増えてはいるが、その大半はパソコンを使った業務がほとんどとなっている

★在宅ワークの募集があっても、求職者のパソコンスキルが不足している


ー課題と向き合うきっかけや経緯

相談支援事業所で相談支援専門員という仕事をしています。介護サービスに例えるとケアマネージャーのような仕事です。

福祉サービスの支援の中で、雇用契約を結んで働く「就労継続支援A型」というものがあるのですが、障がい者の人が希望する仕事と事業者が支援できる仕事に大きな乖離があり、支援に結びつけることができないのが現状です。

これは障がい者雇用でも起こっているようで、障がい者の方は在宅ワークを希望しているが、在宅ワークをやっている事業所がほとんどない!

そして、在宅ワークのをやるためにはパソコンスキルは必須で、しかもExcel・Wordができるだけでは在宅ワークはできないのです。

これは私が相談支援事業所で在宅ワークを取り入れて新たに気づいたことです。このことは希望する仕事ができないおおきな理由となっています。ならば・・・・

※在宅ワークを取り入れて必要と感じたスキルを、パソコン教室の講座にする⇒障害者の方は無料で


このプロジェクトで実現したいこと

①在宅ワークを探している障害者の方を対象に無料のパソコン教室を開催し、そのために必要なパソコンスキルを身に着けてもらう

スキル習得(目標):テレワークの基本・セキュリティ・Web会議・ビジネスチャットツール・chromeリモートデスクトップ・Googleカレンダー・クラウドストレージ・書類の作成・共同編集・主なテレワークツールの導入方法・WordPressの基本

※上記は最低限習得して頂きます。その後、習得状況により、実際にテレワークに挑戦していただきます。
       ↑ ↑
   作業内容については、12月に開局予定のホンマルラジオのHP作成のお仕事を予定しています。

※基礎編終了後は、お一人おひとりの意向に合ったスキルを身に着けていただけるように、講座プランを作成していきます

②障がい者の方たちの就労先を確保するため企業の在宅ワーク導入のために、実現のための相談などの支援を行っていく


ープロジェクトを通して実現したい変化

障害者の方が、自身の体調に合わて仕事をすることで、現在・未来ともに経済的な不安がなく自立した生活ができるようになる。


応援メッセージ

ご自身で加工されたものです

※こちらのメッセージは、今回モニターとしてご協力をいただいている方の声です
(現在福祉の支援を受けておられるため、実名については控えさせていただいております。)

初めまして、お目を通して頂きありがとうございます。初回はWordで表作りをし、次はイラスト作りや写真加工など色々なソフトを使い面白く作業出来ています。週一回の参加をしていますが、分からない事や忘れてしまった事は直ぐに教えて頂けます。初めは緊張もありましたが、リラックスの為体を動かす運動をし、その後は集中して作業出来る所です。こちらの画像は生徒さんの作品です塾生の方の作品です


資金の使い道

目標金額165万円
設備費:約50万円(パソコン購入・デスク・駐車場等)
広報費:約80万円(看板・チラシ・Google広告等)
その他経費:20万円(雑費等)
手数料:約15万円 (9%+税)

実施スケジュール

令和4年10月1日 パソコン教室モニター開始(現在1名の方にご協力いただいて試験的に行っている)
令和4年12月中旬  HP開設・募集開始
令和5年1月1日   MOS試験会場稼働開始(予定です。手続きによっては延期の可能性があります)
令和5年1月中旬頃 パソコン教室開講・リターン開始 

サービスの詳細

開催場所:佐賀県三養基郡基山町小倉894-6 パソコン教室ウォンツ基山校

営業時間:10:00~16:00の間の1時間/週1回(予約制)

内容:テキストにかんたんテレワーク入門(技術評論社)・できるWordPress(インプレス)を使用して、無理のなく進めていきます。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



リターン

ーリターンの紹介

お礼のメール・活動報告
令和4年12月開設のホンマルラジオにゲスト出演していただきます。


最後に

ー支援のお願い

障害者の方の中には、お仕事ができる能力をお持ちになった方がたくさんおられます。しかしその大半の方は、障害や疾患のため、人に対する強い恐怖心や人との関係が築けないなどの理由で仕事が続けられていません。こんな状態って、人財としてもったいないと思いませんか?

もしもこのような人たちが、病気や障害があっても仕事ができるようになったなら。
そんな「もしも」を実現させる方法の一つが在宅ワークです。社会で活躍することで、自信と新たな生きがいができ、経済的弱者から自立へと進化していく。

これは障がい者の方たちだけの特別な思い出はありません。みんなの願いです。そのためはパソコンスキルは必須アイテムとなってきています。

障害者の方々の自立、その第一歩を踏み出すための、スキルアップ無料講座を開催するために、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。


ープロジェクトにかける思いや意気込みなど

30年ほど前、私は重度の鬱になり、仕事ができない状態となりました。現在も投薬治療中ですが、今は自分で事業を立上げ仕事をしています。鬱を発症した当時、人に対して強い警戒心や恐怖心を持つようになり、対人関係が築けなくなっていました。気づけばいつも一人。でも不思議と孤独ではなかったというより、孤独を好んでいる、そんな日々でした。この状態から脱出するきっかけとなったのは、知的障害の人たちの入所施設で生活支援員として働くようになってからです。彼ら彼女らと日々時間を共有することで、恐怖心や警戒心もほぐれていき、いつの間にか毎日楽しんでいました。

今はただ感謝しかありません。

一人でも多くの障害者の人たちに、生きがいと自立へ向けた糸口となって欲しい。みんなでマルっと幸せを実感したい。

実は、今回のプロジェクトは、私のほんの小さなちいさな恩返しなんです。


チーム/団体/自己紹介・活動実績など

パソコン教室ウォンツ基山校で、パソコンスキルや経理や総務の業務を経験していただきます。パソコン業務では、Excel・Word・PowerPointや画像の加工処理、そしてWord Pressを使ってランディングページ(LP)やHPの作成をやっていきます。

在宅ワークに必要なネットワークについても経験していただく予定です。

総務や経理業務については、簿記や社会保険制度など、事務作業に必要なスキルの習得を計画しています

活動拠点:佐賀県三養基郡基山町小倉894-6

障がい者の方のスキルアップのためのパソコン教室
ウォンツ基山校

プロフィール


税理士事務所で勤務し、税理士補助業務及び事務所内での請求・社会保険の手続きなどの総務及び経理業務を8年ほど経験しました。が、実は8年目に入ったころ、重度の鬱を発症し半年の休職後退職しました。退職後も半年ほど治療を続けたのですが、経済的余裕がなくなったため治療を中断し就職活動を行うも、就職先で対人関係がうまくいかず長期の勤務ができない状態でした。

両親からの支援や短期の仕事などで生計を立てていました。就職活動を行っていく中で、税理士事務所での経験だけでは希望する仕事に就けないという現実に直面し、パソコン教室へ通い、MicrosoftスペシャリストWord2003・Excel2003の認定資格を取得しました。


その後、個人事業主としてパソコン教室さいとう(のちにウォンツ基山校に屋号変更)を開業しました。

そんな中、50歳を前に甲状腺がんを発症し、手術のため入院したのですが、この入院がきっかけとなり、介護・福祉の仕事を始めるようになったのです。

高齢者施設や障害者入所施設、放課後等デイサービスなどを経て、平成30年介護福祉士の資格を取得し、訪問介護事業所を開設したのですが、この業界、様々な厳しい規定があり継続が困難となり、今は休止中となっています。

現在は、相談支援事業所の管理者兼相談支援専門員として、福祉の支援が必要な方々と福祉サービスを提供する事業所との橋渡しをするための計画書の作成と調整の仕事をしています。


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