はじめに・ご挨拶
こんにちは!
林竜汰と申します。
当ページを開いていただきまして、ありがとうございます。
私は2020年6月に父の実家である埼玉県長瀞(ながとろ)町のそば屋を手伝うため、都内で勤めていた会社を辞め29歳で長瀞町に移り住みました。移住後はそば屋で働く傍ら、SNSにて”長瀞に住む人”というアカウント名で地域を盛り上げるためにグルメ情報や観光スポットを発信しており、現在までの約2年5か月間で秩父・県北エリアの飲食店を370店以上、観光スポットを130か所以上紹介しています。
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトを通じて、コーヒーで長瀞に賑わいをもたらすことができると考えています。
現在、サードウェーブ(第3の波)と呼ばれるムーブメントの真っただ中にあり、世界的にコーヒーブームが訪れています。埼玉県北の主要都市(秩父・本庄・深谷・熊谷など)では、コーヒーの焙煎専門店が複数個所あり、地産の自家焙煎コーヒーが地域に根付いていますが、長瀞にはそういった施設がないため、誰かが始める必要があると強く感じています。
この長瀞という地でこだわりの美味しいコーヒーを製造することで、長瀞ブランドのコーヒー豆を地域の新しいコンテンツとして定着させ、新しい経済の流れを生み出したいと考えています。
コーヒーについて熱く語るHodosando Coffee Stand オーナーの石森さん
長瀞町について
長瀞町は埼玉県北部に位置し、東京都心から約2時間の自然の美しさに囲まれた観光地です。町全体が県立長瀞玉淀自然公園に指定されていて、その中心を流れる荒川は長瀞渓谷として、国の名勝および天然記念物に数えられています。明治時代から観光地として栄えていて、現在は年間約300万人の観光客が訪れています。
長瀞町の風景
そんな表向きは華やかな観光地として知られていますが、長瀞町は消滅可能性都市※に該当しており、20年後に消滅する町と言われています。
将来的に消滅すると言われている私の住む町ですが、ありがたいことにそば屋は来年で創業60年になり、移住してきた祖父の代から親子3代でお世話になっている長瀞という地にいつからか恩返しをしたいと考えるようになりました。
※消滅可能性都市・・・民間有識者でつくる日本創成会議が発表した、2040年に向けて20-39歳の女性の数が半数以上減少し、消滅する可能性のある都市を指定したもの。
なぜコーヒー豆の販売なのか
約2年半、父の経営するそば屋を手伝う中で、近年の感染症の影響もあり、特に閑散期(冬季や梅雨の時期)は例年に比べて客足が遠のいていることを知り、店舗を構えてお客様を待つという従来通りの受け身の商売ではリスクが高いと感じたため、能動的にお客様にアプローチできる方法を選択する必要があると考えるようになりました。
また現在取り組んでいる情報発信という地域活性のための活動を通じて、長瀞は関東圏では抜群の知名度を誇っているが、全国区となると聞いたことすらないという人が多いことに気がつきました。それを払拭するため、新たに「何か」をブランド化し、ネットビジネスにより長瀞の名前を全国へ届ける必要があると感じました。あれこれ考えた結果、全国で需要が増加している「コーヒー」について、焙煎所を“長瀞”ブランドとして付加価値をつけ、コーヒー豆を通じて“長瀞”の名前を全国へ届けることによって、交流人口を増やし、ゆくゆくは関係人口および定住人口の増加に貢献ができるのではないかと考えています。
店名は『長瀞珈琲焙煎室』
ロゴは埼玉の象徴でもあるハトが長瀞の名所である岩畳から羽ばたいていて、長瀞から全国へコーヒー豆を届ける様子をイメージしています。
コーヒー豆を通じて”長瀞”という地名を届けるため、店名には「長瀞」の文字を使い、店名を見るだけで何をやっているお店かわかるようにしたいという願いからこの名前に決めました。
オープン後はネット販売を中心に長瀞町のお土産屋さんやキャンプ場などで販売を予定しています。
現在はフジローヤルの3kg焙煎機にて焙煎をしていますが、焙煎所の開業に向けて蓄積した焙煎の知識やノウハウを多くの方と共有するため、またコーヒーをより身近に感じてもらうため、小型焙煎機(250g)の導入を考えています。この小型焙煎機は、焙煎体験のワークショップやカスタマイズオーダーのコーヒー豆の製造に使用していきます。
資金の使い道
焙煎所のオープンに必要な総額484万円の内、150万円を本プロジェクトでご支援いただきたいです。
ご支援いただいた資金に関しては、CAMPFIRE手数料28万500円(17%+税)を差し引いた121万9500円を小型焙煎機代・ゲスト用備品(ソファ等)購入費・研究開発費、不足している初期費用として大切に使用させていただきます。
内装工事費(DIY) / 30万円
焙煎機本体および設置工事費 / 324万円
ロゴおよびECサイト製作費 / 15万円
備品購入費 / 20万円
運転資金 / 20万円
小型焙煎機本体 / 55万円
ゲスト用備品購入費 / 10万円
研究開発費 / 10万円
CAMPFIRE手数料 /ご支援額の 17%
実施スケジュール
2022年12月上旬 リターン発送
12月18日 オープン
2023年 3月頃 支援者様向け焙煎体験開催(小型ロースター導入後)
12月中旬オープンを目指してDIYにて少しずつ内装工事を進めています。
フローリング完成後の様子
現在の焙煎室の様子
リターンのご紹介
リターンは実際にこだわりのコーヒーをいち早く飲んでもらうための購入型のリターンを充実させました。
家でコーヒーを飲む機会が少ない方や、コーヒーにそこまでこだわりがなかった方も、この機会に挽きたてのスペシャルティコーヒーを飲んでいただけたら嬉しいです。
最後に
ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。
長瀞は良くも悪くも古い街です。
古き良きを変えてはいけないところ、時代に合わせて変えなければいけないところ、あると思います。
私一人の力は微力ですが、変えるきっかけは作れると思っています。
このプロジェクトから、長瀞にコーヒー好きが集まって新しい風が吹けばうれしく思います。
長瀞を盛り上げたいと思っている方と繋がっていきたいです。
長瀞で何かを始めたい方、お気軽にお声がけください。
ぜひこのプロジェクトを応援してください。
ご支援をよろしくお願いいたします。
林 竜汰
Instagram:長瀞に住む人
Instagram:長瀞珈琲焙煎室
長瀞珈琲焙煎室
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞454-1 2階
秩父鉄道 長瀞駅徒歩3分
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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