1945年11月、国際連合教育科学文化機関(UNESCO:ユネスコ)設立時に採択された憲章に「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」という一文があります。
そして、1967年、国連は「観光は平和へのパスポート(Tourism; Passport to Peace)」というスローガンを掲げました。
どちらも、争いの多くが自分と異なるものへの理解不足や偏見、拒絶など多様性がないことが原因だからこそ、過去の過ちを見つめなおし、学び、他者を受け入れ歩み寄ることの重要性を説いています。
私たちは、平和産業である「旅」を通じて、世界各地の様々な課題を解決し、そして、その国や地域の魅力をより多くの人に届ける取り組みをしたいと思い、その第2弾として《世界遺産保全プロジェクト》を立ち上げました。

2022年5月現在、1154件登録されている世界遺産は、単なる観光のためだけにあるのではなく、自然の素晴らしさや、過去の人類の傑作、歴史の過ちから得られる教訓を目に見える形で未来に伝えていかなければならない、人類共通の「かけがえのない宝物」です。

世界遺産は、UNESCO総会で採択・発効された『世界遺産条約』の中で定義されており、文化遺産や自然遺産を人類全体のための遺産として損傷・破壊などの脅威から保護・保存していくために、国際的な協力および援助の体制を確立することが目的とされています。

しかし、風化や内戦による破壊行為、気候変動に伴う環境変化、自然災害による破壊、事件・事故などによって多くの世界遺産が危機に直面しています。


2022年は沖縄とスペイン、それぞれにとって、重要な節目の年となります。
第2次世界大戦で敗戦しアメリカの占領下にあった沖縄の施政権が、1972年5月15日に日本に返還され、今年で50周年を迎えました。
そして、サグラダファミリア教会やグエル公園、カサ・ミラをはじめとした数々の作品を生み出した、スペインの巨匠アントニ・ガウディの生誕170周年(1852年6月25日生まれ)にもあたります。
そのような理由から、数ある世界遺産の中から首里城とサグラダファミリアを今回のプロジェクトの対象としました。


「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして2000年に世界遺産登録された首里城は、琉球王国の歴史・政治・文化を象徴する、重要な歴史的遺産です。
琉球王国の「王宮」であると同時に、王国統治の行政機関「首里王府」の本部でもあり、王国祭祀の拠点として宗教と文化の中心地でもありました。
また、首里城の正殿は日本と中国の建築様式を見事に取り入れた、沖縄文化の独自性をよく表している沖縄最大の木造建築物とされています。

首里城はこれまでにも様々な困難に直面してきました。
1879年に首里城から国王が追放され「沖縄県」となった後、首里城は日本軍の駐屯地などに使われました。
1945年の第二次世界大戦中、国内で唯一地上戦が行われた沖縄は、アメリカ軍の攻撃により全焼し、1992年に首里城正殿が復元されました。
そして、2019年10月31日未明、正殿内部から発生した約11時間にもわたる火災により、正殿をはじめする9施設が焼失してしまいました。

現在、国内外から多くの支援金が集まり、まずは正殿の修復作業が進められていますが、北殿・南殿等の修復や再発防止対策など、課題はまだまだ残っています。


実は、サグラダファミリア教会全体は世界遺産ではありません。2005年に「アントニ・ガウディの作品群」の1つとして世界遺産登録されていますが、正確には「アントニ・ガウディの手掛けた生誕のファサードと地下礼拝堂」が世界遺産とされています。

地下礼拝堂は一般の観光客はアクセスすることが出来ない特別なエリアで、地元の信者の人達がミサで訪れる神聖で荘厳な場所です。サグラダファミリアを作った建築家アントニ・ガウディのお墓もここにあります。

以前、この地下礼拝堂にはパイプオルガンが設置されていましたが、悲しいことに、1936年に勃発したスペイン内戦により破壊されてしまいました。
その後、著名な職によるオルガンが新たに寄贈されましたが、オルガンが老朽化していたため、大規模な修復が必要となりました。
2021年に修復作業は完了し、生まれかわったオルガンが地下礼拝堂に設置されましたが、まだその修復にかかった費用が不足しており全世界から支援を募っています。

サグラダファミリアは、まだまだこれから作る部分もあれば、100年以上前に完成している部分もあるので、建築と修復が同時並行されています。
しかし、ガウディの意思もあって、私的なスポンサーを付けず、建設および修復工事は、入場者の入場券と、世界中の支援者の支援金のみで進められています。
営業再開した現在も、コロナ対策のため1日の入場者数の上限を減らしているため、サグラダファミリアとしても世界中からの支援金が非常に重要になっています。



A)3000円
・2022年7月16-17日開催 【特別企画】24時間ツアーご招待
・沖縄&スペインからのThanksメッセージカード

B)9000円
・2022年7月16-17日開催 【特別企画】24時間オンラインツアーご招待
・首里城支援証明書+沖縄お菓子詰め合わせ

C)20000円
・2022年7月16-17日開催 【特別企画】24時間オンラインツアーご招待
・サグラダファミリア支援証明書+サグラダファミリア地下礼拝堂にお名前を刻印したプレート

D)30000円
・2022年7月16-17日開催 【特別企画】24時間オンラインツアーご招待
・首里城支援証明書+沖縄お菓子詰め合わせ
・サグラダファミリア支援証明書+サグラダファミリア地下礼拝堂にお名前を刻印したプレート


24時間オンラインツアーご招待

HISで年に1回実施している世界数十か国をライブ中継で繋ぐオンラインツアー。
今年は7月16日・17日開催で「~世界とつながる、平和への旅~」をテーマに約30か国を繋いでいきます。
沖縄・首里城とスペイン・サグラダファミリア(外観)からのライブ中継も24時間オンラインツアーの行程の中に含まれており、現地の様子をご紹介していきます。

【2022年度】~HIS特別企画~世界35都市以上周遊!24時間ライブツアー[7/16・17開催/入退出自由]


Thanksメッセージカード

沖縄とスペインの絶景の写真と、現地からの「ありがとう」メッセージカードをお届けします。

支援証明書+沖縄お菓子詰め合わせ

沖縄の銘菓9種類を詰め合わせたセット。
さーたーあんだーぎー、オリオンビアナッツ、しま豚ジャーキー、ミミガージャーキー、紅芋タルト、いもいもタルト、塩胡麻ちんすこう、紅芋ちんすこう、ちんすこうプレーン

★安室のさーたあんだーぎー(黒糖)★
安室養鶏場の「木酢玉子」を使用した安全・安心・美味なさーたーあんだーぎーの黒糖味。

原材料名:小麦粉、砂糖、鶏卵、沖縄産加工黒糖、糖蜜、植物性油脂(大豆含む)、動物性油脂、ベーキングパウダー
内容量:6個入×2袋
保存方法:直射日光、高温多湿を避けて常温保存
アレルギー表示:小麦、卵、大豆
賞味期限:常温未開封にて、製造日より2週間
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★オリオンビアナッツ★
沖縄の地ビール「オリオンビール」を作るときにできる ビール酵母を使った豆菓子。沖縄ならではのタコス島唐辛子・ウコンカレー・アーモンドチーズの3つの味。

原材料名:落花生、寒梅粉、ザラメ糖、アーモンド、水飴、小麦粉、ポークエキス(卵・大豆を含む)、植物油脂、澱粉、しょうゆ、チーズパウダー、チリパウダー、ウコン粉末、カレー粉、オニオンパウダー、胡椒、パプリカパウダー、ガーリックパウダー、ビール酵母、島唐辛子粉末/重曹、調味料(アミノ酸等)、香料、酸味料
内容量:1連(16g×5袋)
保存方法:直射日光や高温多湿を避け、常温(冷暗所)で保存してください。
アレルギー表示:アーモンド、ピーナッツ、大豆、乳製品、小麦、卵
賞味期限製造より180日
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★しま豚ジャーキー★
沖縄県産の豚肉を使ったジャーキーです。赤唐辛子と味噌がしま豚肉のコクとうまみを引き出しています。

原材料名:豚肉(沖縄県産)、醤油、砂糖、みりん風調味料、乳たん白、みそ、食塩、還元水あめ、大豆たん白、ジンジャーパウダー、赤唐辛子、チキンコンソメ、リン酸塩(Na)、調味料(アミノ酸等)、保存料(ソルビン酸K)、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンC)、着色料(カラメル、カルミン酸)、発色剤(亜硝酸Na)
内容量:25g
保存方法:直射日光や高温多湿を避け、常温(冷暗所)で保存してください。
アレルギー表示:小麦、乳成分、豚肉、牛肉、鶏肉、大豆
賞味期限:製造より150日
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★ミミガージャーキー★
ミミガー(豚耳皮)にはたんぱく質が豊富に含まれ、沖縄では昔からミミガーを酢の物としてコリコリとした歯ごたえを楽しんでいました。ミミガージャーキーはピリッと赤唐辛子の辛味と噛めば噛むほど味の出るおいしいおつまみです。

原材料名:豚耳皮肉(国産)、しょうゆ、砂糖、調味酢、食酢、調味エキス、たん白加水分解物、酵母エキス、赤唐辛子/グリセリン、グリシン、pH調整剤、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、保存料(ポリリジン)、香料
内容量:23g
保存方法:直射日光や高温多湿を避け、常温(冷暗所)で保存してください。
アレルギー表示:豚肉、小麦、大豆
賞味期限:製造より150日
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★タルト(紅芋/いもいも)★
《紅芋タルト》沖縄県産紅いも100%で作られたペーストと、独自の配合で焼き上げたタルト生地の絶妙な組み合わせです。紅いも本来の美味しさを活かすため、保存料・着色料を一切使わずに仕上げました。《いもいもタルト》沖縄県産の紅いもと、読谷村の特産物で鮮やかなオレンジ色の果肉が特徴の「あかねいも」を100%使用した、2種類のいもの味が楽しめるタルトです。

原材料名:《紅芋タルト》紅いもペースト、砂糖、小麦粉、バター、鶏卵、加糖卵黄(卵黄、砂糖)、寒天、食塩《いもいもタルト》紅いもペースト、甘藷ペースト、砂糖、小麦粉、バター、鶏卵、加糖卵黄(卵黄、砂糖)、さつま芋粉末、食塩、寒天
内容量:各1個
保存方法:直射日光や高温多湿を避け、常温(冷暗所)で保存してください。
アレルギー表示:小麦・卵・乳
賞味期限:製造より30日
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★ちんすこう(塩胡麻/紅芋/プレーン)★
《塩胡麻》サクッとした軽い食感、胡麻と落花生の風味、そしてほのかに広がる優しい口当たりは、ミネラルが豊富な「ぬちまーす(塩)」を使用しています。味の決め手はこだわりの「塩」加減で、生地の硬さが大きく左右されます。塩胡麻ちんすこうに使われている塩は、テレビなどで何度も取り上げられ話題になった命の塩「ぬちまーす」というお塩です。
《紅芋》沖縄らしい紅芋の甘さを楽しむことができる沖縄伝統菓子ちんすこう。
《プレーン》懐かしくもどこか上品な味わいの、沖縄伝統菓子ちんすこう。クッキーのように、サクッと焼き上げました。

原材料名:《塩胡麻》小麦粉(国内製造)、砂糖、ラード(豚脂を含む)、ごま、ピーナッツバター、澱粉、食塩/膨張剤、乳化剤(乳由来)、酸化防止剤(V.E)、調味料(アミノ酸等)《紅芋》小麦粉(国内製造)、砂糖、ラード(豚脂を含む)、アーモンド粉末(アーモンド、澱粉、大豆たんぱく)鶏卵、紅いも粉末/膨張剤、ラック色素《プレーン》小麦粉(国内製造)、砂糖、ラード(豚脂を含む)、ごま、鶏卵、ピーナッツバター/膨張剤、乳化剤(乳由来)、調味料(アミノ酸等)
内容量:各1個
保存方法:直射日光や高温多湿を避け、常温(冷暗所)で保存してください。
アレルギー表示:小麦・乳・落花生・ごま・豚脂
賞味期限:製造より90日
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支援証明書+サグラダファミリア地下礼拝堂にお名前を刻印したプレート

地下礼拝堂にあなたのお名前が刻印されたプレートが展示されます。支援者のお名前が刻印されたプレートが展示され次第、現地スタッフが展示された様子を動画撮影して、動画でお届けいたします。サグラダファミリア教会発行の支援証明書は別途でご自宅に郵送いたします。

※実際にお届けするリターンとパッケージ等のデザインが異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

目標金額:50万円
・2022年7月16-17日開催 【特別企画】24時間ツアー中継費用
本プロジェクトはHIS沖縄およびHISスペインと共同でプロジェクトを実施し、本ツアーにご参加頂くことや各リターンにご支援頂くことにより
・沖縄首里城修復
・サグラダファミリア教会内地下礼拝堂オルガン修復

の支援者になって頂くことができます。
※上記にGood Morning手数料9%+税とリターンに関わる費用も含まれます。

実施期間:2022年7月16日(土)まで

24時間オンラインツアーご招待はプラン選択後すぐにご案内させていただきます。
(B)~(D)のプランを選択された方は、7月末より順次発送いたします。
※発送は日本国内限定となります。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最後までお読み頂きありがとうございました。

世界中に存在している世界遺産は、もちろん、その世界遺産を要する国にとっては主要な観光地・収入源ですが、そうした側面以上に、自然が生み出した不思議や素晴らしさ、人類のこれまでの歩みや過ちを現在と未来に伝える、「平和の教科書」です。
人間は良くも悪くも「忘れる生き物」です。だからこそ、「忘れてはいけない」という自戒の意味を込められた世界遺産を保全・保護していく必要があります。
平和産業であり、世界遺産と深く関わっている旅行会社だからこそ、世界遺産の保全・保護の一助になりたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
旅を愛する人たち、世界遺産や歴史を愛する人たちがこのプロジェクトに賛同して協力していただけるとうれしいです。

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