はじめに

はじめまして、原徳子(はらのりこ)と申します。

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前職は障がい者スポーツのアスリートのマネジメント、大会取材、イベント制作などを行っていましたが、事業が解体し、「お金が上手く循環しないと、想いがあっても居場所がなくなってしまう!」という危機感を持って、一旦業界の外へ飛び出し、社会の仕組みを勉強してはや5年・・・。

障がい者スポーツの世界に貢献したい想いがあきらめられず、今回の企画にたどり着きました。

ー競技用の障がい者スポーツ用品が高すぎる・・・
競技用電動車いす→約150万円
車いすラグビーの車いす→約50万円
車いすバスケの車いす→約30万円

保険適用外&高額な障がい者スポーツ用品は、個別性が高いこともあり、市場に流通が少ない状況です。
また、市区町村の障がい者スポーツセンターなどの在庫を借りる場合にも、申請や取りに行く手間、貸出先(大学や障がい者手帳保持者のみ等)が限定されていることが多いという実態があります。個別性が高いがゆえに、自身が買い替えたスポーツ用品が倉庫に眠ったままの人も多く・・・・
「スポーツをしたい」と想う人たちの夢をつなぎたい。用品を正しく流通させることで、障がい者スポーツ用品がきちんと必要な人の手に届く世界を創りたいと考えています。

ー障がい当事者の方へ
試合を見た後、体験会に行ったその熱が覚めないうちに、まずは自分の生活にスポーツを取り入れられるようになってほしい!スポーツがあることで、人生を豊かにしてほしい!
「スポーツするために、家の中で競技用の車いすに移乗の練習してみようかな・・・」
「運動したからちょっと筋肉着いたかも、日常生活がちょっと楽になった!」
「もう風を切るなんてできないと思ってたけど、車いすで走るの楽しいね」

ー障がい当事者の周りの方へ
目の前にチャレンジしたいと思っている方の背中を押してほしい!
「実は、●のために、競技用の車いす、借りてきちゃったんだよね!照」
リハビリを終えて落ち込んでたり、スポーツ用の車いすが無いことで、一緒に散歩することをあきらめていた友達に、優しさを届けてほしいのです。

ーその他の方へ
「障がい当事者じゃないけど、スポーツ用の車いすってどんな感じだろう?」
理解を深めて、もっと自分の心を豊かにしてください!意外と楽しいんです、車いすでのスポーツ。


ープロジェクトを通して実現したい変化
今まで立地・アクセス・レンタル申請画面までの煩雑さにより、なかなか動き出せなかった方に対して、まずは本プロジェクトのプラットフォームを活用し、レンタルができるようになります。もしそのまま気に入れば、返却後に自分専用のスポーツ用品を購入することもできるかもしれません。
高額であきらめていたものを、まずはレンタルして試せる。レンタル用品で得た収益については、各地で体験イベント、他の地域でも同様のレンタル拠点を設立するなど、プラットフォーム自体の拡大などにあてたいと考えています。

もっと障がい者スポーツへの挑戦ハードルを下げ、いろんな人の背中を押せるようなプラットフォームにしたいと強く思っています!

事業計画:競技用の車いすのレンタル

レンタル可能なパラスポーツ用品の一覧をHPに掲載し、申し込みフォームを介してレンタルできるようにします。配送コストは納品・返却の往復送料で10000円ほどを見込み、レンタル期間によりレンタル料を上乗せ予定です。
対象地域:日本全国から借り入れ可能
対象者:これから障がい者スポーツをやりたい方、その周りの関係者
実施期間:2022年10月よりサービス開始予定
コミュニティイベント:2022年11月より、都内近郊でパラスポーツを始めたい人、初心者に向けたスポーツイベントを月1回ずつ開催予定。イベント開催により、初めて用具を使用する人にも安心してレンタルしてもらえるようにレクチャー

資金の使い道

ー目標金額「150万円」の内訳、具体的な資金の使い道
【障がい者スポーツ用品のレンタルを実現するために】
◆用品購入・修繕費:約80万円
┗選手や自治体、障がい者スポーツ協会などから中古で買い上げ予定です。
内訳内に、メンテナンス、修繕費も含まれます。半年で目標保持車いす20台、他ボッチャ、ゴールボール等の用具検討中。
◆用具の保管・維持・運搬・イベント実施などの人件費:約50万
┗車いすの保管場所は都内近郊でトランクルームを検討。他レンタル依頼時の用具出し入れ、イベント実施の人件費。
手数料:約14万円 (9%+税)

実施スケジュール

ープロジェクト自体の実施スケジュール7月クラウドファンディング開始 > 8月31日終了
ー用具の購入、収集
選手や自治体、スポーツセンターへの譲渡依頼 > 9月1日~

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行いたします。

リターン

ー用具を借りた方からの感謝メッセージ&写真を予定しております!
ご支援いただいたことで、レンタルができた車いすを使用した、未来のパラリンピアンからのメッセージが届くかもしれません!


最後に

障がい者スポーツの世界への参入ハードルは実は、思ったよりも高く、そしてその仕組みは誰かが変えなければいけないと私は思うのです。
競技団体、各都道府県の障がい者スポーツセンターなどは、いまだに国や市区町村の助成金がメインで運営をしており、なかなか新しいことを生み出す余裕がないことが考えられます。
日本でまだ誰もやったことが無い、大きな挑戦です。

このプロジェクトが成功することによって、多くの人が「スポーツ」によって元気になり、その可能性を私が責任をもって紡ぎます。

どうぞ宜しくお願い致します

当団体について

◆特定非営利活動ParaNori
◆代表 原 徳子(広島大学大学院 修士課程前期修了、2018年より(株)リクルートに在籍)
◆本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂8丁目5番地41号イースタン青山ビル5F 
◆活動概要
・学生向けパラスポーツオンラインサロン「アダプテッドスポーツ研究所」運営
・パラスポーツオンラインセミナー実施
・学生向けパラスポーツコンサルティング事業「サクラプロジェクト」
・東京都内某大学イベントへのパラスポーツ選手出演斡旋
・パラスポーツメディア「ぱらぱら便り」運営

  • 2023/06/29 10:52

    皆様ご無沙汰しております。NPO法人ParaNori代表原です。現在、皆様から頂いた寄付により、「障がい者スポーツの用具用品が借りられる施設団体の一覧」を情報集約したページを鋭意制作中です!直近は、各都道府県にある、障がい者スポーツセンター(特に地域の福祉協議会が管轄している団体)へ、直接障が...

  • 2022/11/09 16:01

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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