はじめまして、私たちのプロジェクトを見ていただき本当にありがとうございます。

「COFFEE SENTI」の眞栄田健志と西森太一です。

「COFFEE SENTI(コーヒーセンティー)」は、

うちなんちゅの方々の人生を豊かにするきっかけを作っていくお店としてスタートします。

「コーヒーはこういうもの」という既存の概念にとらわれずに、

コーヒーの可能性と感動を皆さんと共有しながら、うちなんちゅにおけるコミュニティ的な存在を目指します。

左:眞栄田 右:西森 

眞栄田健志(まえだ たけし) 沖縄県浦添市出身
工業系の高校を卒業し、明確なやりたいことがなく飲食店でアルバイト。
小さなカフェでアルバイトしていた時にコーヒードリップセミナーを受け感銘し、独学でコーヒーの勉強を始め、本場のエスプレッソが飲みたくて、イタリアに行き本場のエスプレッソを体験し、感銘を受けました。それと同時にバール(コーヒーショップ)が「地域の交流の場」になっていることに気づき、地域に愛されるお店を作りたいと思いました。

西森太一(にしもり たいち) 神奈川県小田原市出身
専門学校卒業後、映像業界に就職。そして東日本大震災をきっかけに2011年に映像業界から飲食業界に転職。『ありがとう』を生み出すためコーヒーやカフェに関する仕事を今日まで10年経験。不動産設計会社ENJOYWORKS在職中にコンサルやイベントを通して社会課題やまちづくりに興味を持つ。2018年に沖縄県読谷村に移住し、沖縄の社会問題をより身近に感じる。今回のプロジェクトを通して地域問題を解決し、地域創生に取り組んでいきます。


本部町という資産と私たちの想い 

地元の友人との有意義な時間をどう過ごしてますか?
自然と触れ合えてますか?
沖縄の豊かな環境と人との接点を再生しながら、地元民を中心とした多様なコミュニティの拠点をみんなで築き上げていきたい。
そばにいるはずの人と人、人と自然を、そっと結びつける事でしか生まれない新たな機会があることで、豊かな人生を再発見していく場所が必要です。
私たちが愛してきたコーヒーを通してそんな場所を作っていきたく、
またその設備を購入する資金を集めるためクラウドファンディングに挑戦します!

私たち、そしてチームが描く夢とともに目指す未来のお話しをさせてください。

▼本部町という場所
沖縄県の北部に位置する本部町という場所は美ら海水族や野球のキャンプ地として有名な名護市と古宇利島で有名な今帰仁町の間に位置しています。ダイビングスポットとしても有名な透明度の高い海と、やんばるの山々に囲まれた自然豊かな環境にあります。

沖縄の観光地として定番である美ら海水族館やフクギ並木なども本部町にあり、県内外から観光地として多くの方に愛されてきた場所です。

本部町にはたくさんの魅力的な部分があります。
沖縄のイメージにはあまりありませんがキンカンやアセロラ、カツオなども獲れます。
そして1月には桜のお祭りがあり、多くの県民たちが集まる場所になります。


本部産アセロラ

八重岳桜祭り

僕たちが入らせていただく建物は元々は地元の人たちや観光客に愛されてきた食堂でしたが、コロナの影響で閉業することになってしまいました。

今回のテナントの再生プロジェクト『MOTOBU SQUARE(仮)』に参加する運びとなり、
私たちが本部の新たなコミュニティの中枢となり、本部町を主体的に盛り上げていきます。

私たちはこの本部町で何ができ、何をみんなのためにしてあげれるのか。

このクラウドファンディングにどうかご賛同いただきたく、プロジェクトと僕たちの思いについてお話させていただきます。


◇その土地を知って 楽しむことのできる場所◇

▼本部町が抱えている課題
まず初めに、本部町の現状を少しだけご説明させていただきます。
本部町における地域問題として人口減少と高齢化もあげられており、将来推計人口(2018年3月推計)」によると、本部町の人口は2015年から2045年までには20.1%減少し、このとき2045年の平均年齢は、2015年の 47.5歳から4.7 歳上昇し、52.2歳となるそうです。

また本部町に訪れる観光客の多くは美ら海水族館という日本有数の観光施設を目的に訪れており、素通りや日帰り観光の形態が主流となっています。町内への経済波及効果は低く、所得水準の低迷や地域産業の活力の低下につながっています。素晴らしい多くの名産品があるにもかかわらず農業や漁業をやられている方の数は年々減少してしまっているのです。


▼私たちが本部町で取り組めること
私たちが思うに、地元に愛着がある人は地元の好きなとこや、ことや、ものを多く知っている。
そんな人たちが多い地域はなんだか魅力的で活気があって、どんどん地域が盛り上がっていく。
現状は多くの人たちは地元のことを多くは知らない、もしくは興味が薄い。だから別の地域へと足を伸ばしてしまう。そうするとその地域の良いものはどんどん隠れていってしまう。
地域住民が自分たちの地域のことを他人事になってしまっているのが問題だと思っています。

こんな問題を解決するために、本部町の名産(柑橘類、アセロラ、カツオ、藍など)を販売、またそれらを加工してより手にとっていたただきやすい商品の開発と提供をしていく予定です。
例えば果物をジェラートにしたり、おにぎりの具材として扱ったり、近隣店舗の料理人に調理していただいたり、パッケージを地元のアーティストに依頼したり。
地域の資源を最大限に活かして、新たな産業の創出、 人材の還流、雇用対策などに取り組むことで、若い世代の定住化につながる地域経済の強化を目指し、若い世代が本部町で安心して働くことができるよう、就業環境の創出を図ります。

他には本部を楽しむためのマップ作成とやんばる散策、シークァーサー収穫体験や円錐カルストのトレッキング、さまざまなワークショップや学びのイベントを行うことで、学習の機会の創出、子ども達の「確かな学力」の向上、「豊かな人間性」、「健康・体力」を育み、「生きる力(人間力)」の育成が図られる機会を提供します。親子で学ぶことでより、その効果は何倍にもなると思っています。

◇ゴール◇
私たちと一緒に地域住民が地元を楽しみ、地元で学び、地元を発信していき、地元で充実していくことで地元の人が自信を持って地元を好きになる。
地元の人が好きになったものやことは、そこの地域以外の人たちにも絶対響くはず。
地域の魅力が伝統文化のように大切に愛されている地域はきっと未来に残る地域になるのです。

本部町という土地の価値を再認識させることが、地域を活性化させるスタートだと思っています。

ではなぜ私たちがこのコミュニティに必要かというと、

《コーヒーは人と人を繋ぐためのツール》だからです。

▼コーヒーという無敵のコミュニケーションツール

YOMITAN CAFE FESYOMITAN CAFE FESのフリーカッピング

コーヒーがあれば実は、人は勝手に集まってくるんですよ。
(最近ではアパレルブランドや美容室と併設されてるカフェが多いですよね)
地元の人たちはもちろん、県外から遊びに来られた方も毎日コーヒーは飲みたいんですよ。
コーヒーを目の前にしたら年齢も性別も仕事も国籍も関係ないんです。
人との接点として用いるのに一番適しているツールなのがコーヒーなんですよ。
私たちがそこにいることで、自然と人が集まり、会話が生まれ、僕たちを通して本部の素晴らしさと可能性を知ることができ、またいろんな人たちが交わることでまた新たな価値を作ることができる。

YOMITAN CAFE FESに参加した読谷村の各店舗のスタッフの皆さん

良いコミュニティが息づくまちを作るには、地域住民やその地域に愛着がある人々(観光客)と共創してボトムアップ型でまちづくりをしていくべきだと考えています。
色々な人が “ジブンゴト”として関わって出来た街は、結果的におもしろくなり、居心地がいいものになります。(前職のENJOYWORKSからの学び)
そのコミュニティの中心として僕たちのコーヒーショップが必要だと思っています。
ただコーヒーを飲むためだけの場所ではなく、私たちがやるのは地域と人々をつなげ、盛り上げ、みんなにこの本部町を好きなってもらうためのコーヒーショップ。

《自分たちの地域を知って好きになることが地域活性化のきっかけにになり、その中心(きっかけ)が僕たち(コーヒー)です》


▼コーヒーへのこだわり

コミュニティの場所はもうあります、想いが詰まった立派な建物が。

では、何が必要か。

毎日飲みたくなる美味しいコーヒーです。

私たちは2人とも10年近くコーヒーをやってきており、日本だけでなく世界のコーヒーカルチャーにも触れてきました。
思いをしっかり込めた美味しいコーヒーを淹れることはできると自負しております。

ただ技術だけじゃ難しいのが飲食の世界。

継続して安定した美味しいものを円滑に提供するには技術と経験と、最低限整った設備が必要です。

よりコーヒーの多様性(可能性)を表現するため、より多くのお客様にご利用していただくためにはエスプレッソ系ドリンク(アメリカーノやカフェラテなど)が不可欠。

そしてその機材たちが意外と結構するんですよ、、、。(全部良いやつで揃えると大体600万円くらい)

繊細なスペシャルティーコーヒーは些細な事で味への影響が大きく、ちょっとしたことで雑味が出てしまったり不味くなってしまいます。

みなさんからいただいたご支援は、美味しいコーヒーを安定して提供するための設備投資と輸送費にあてさせていただきます。


資金の使い道・プロジェクトスケジュール

《プロジェクトスケジュール》
 2020年10月Motobu square プロジェクト発足

 2021年3月工事着工
     5月機材搬入、トレーニングと最終調整
     6月グランドオープン(予定)


店舗現状(2021.2.23)


店内現状(2021.3.28)

店舗改装後イメージ




最後に

この度は、我々のプロジェクトを最後まで御覧いただき本当にありがとうございます。

今後も厳しい状況が続くと思いますが、だからこそ私たちだけではなく、本部町の生産者や事業者と連携し、本部の食の魅力や可能性を日本全国へ広げていきたいと思っています。

僕たちのコーヒーに触れるきっかけが、本部町の生産者や事業者、地元民にとっての希望になれるよう、長い将来も活気ある地域にしていく拠点としていられるよう。

そしてこの取り組みが沖縄全体、そして全国へと波勢していけばと願っています。

今回は資金を集めるのはもちろんですが、多くの方に私たちの思いや取り組みを知っていただき、私たちのファンになっていただけたら嬉しいです。

みなさんからのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。


今回のプロジェクト関係者のご紹介

オーナー:原 剛
共同出資者:遠藤章浩

メインプロデューサー:株式会社CAFE COLLECTIVE代表 :高城 翔伍 (たかぎしょうご)

サブプロデューサー:Stockholm Roast代表:加藤 渉(かとうわたる)


<All-in方式>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/08/05 13:42

    ご支援いただいた皆様へまずは今回私たちのプロジェクトを支援していただいたこと、心より感謝申し上げます。ただいま店舗設置予定の焙煎機の輸送手続きを進めておりますが、流行りの感染症と台風の影響で当初の予定より大きく遅れております。それに伴いグランドオープンとクラウドファンディングのメインのリターン...

  • 2021/05/25 11:33

    建物間をつなぐ階段がつきました、あとは板を足元に。空間全体の開放感を残しつつ、いい感じにシックです。

  • 2021/05/25 11:31

    焙煎機設置予定横のシャッターも黒くなり、いい具合に全体の色がしまりました。

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