はじめに
StudioFATE 主宰の fusae です。
StudioFATEは、自作のジュエリーや石けん、オーガニックのカレーやヴィーガン・スコーンなどを中心に販売しながら、社会的課題に取り組む人の集う場所として機能してきた、大阪・空堀の複合型アトリエ(工房)です。
はじめてのクラウドファンディング CAMPFIRE を〈新型コロナウイルスサポートプログラム〉で挑戦します。
収入源の多くが絶たれてしまい、運営資金も足りない状況ですが、皆さまのお力をお借りしながら「食」と「ものづくり」を通して、大量生産や大量消費とは別の未来を、そして持続可能な社会を作るために頑張ります。
皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
<Studio FATE ブログ>
http://news.fatalbackground.org/
このプロジェクトで実現したいこと
◇『食』と『ものづくり』を通して、大量生産や大量消費とは別の未来を作る。
雑貨などの手づくり工房と、安心して立ち寄れる飲食店も兼ねたスペースに改装し、
安全・安心な食材を使ったカレーやヴィーガン・スコーンなどをテイクアウトできる設計にします。
◇大阪・空堀という地域に根ざした継続的な運営の実践拠点をつくります。
ワークショップなど、人が交流し社会やものづくりとつながるきっかけとなる多機能スペースにします。
小さな商売と社会
Studio FATEのある大阪・空堀地区は、第二次世界大戦下の大阪大空襲で焼失をまぬがれた地域で、昔ながらの長屋やお地蔵さんが見守る狭い路地が入り組んだ風情のある街です。
空堀商店街の裏路地にたたずむ古い長屋を自分で改装して、Studio FATEを運営してきました。
このコロナ禍で、様々な個人経営の店舗や中小企業が経営難で苦しい状況のなかにありますが、多様な商いの形態や文化を守るためにも 大企業や大量生産とは異なる形での経営を無くしてはいけないという思いがあります。
そのために、地域に根ざし、通信販売の強化も図りながら継続的に運営するための実践拠点として、思い切って現在のスペースと経営内容のアップグレードをすることにしました。
今回のような感染症や地震などの災害はいつ起きてもおかしくないということを目の当たりにしました。
そんな世の中だからこそ、一時的な打ち上げ花火のようなことではなく、地道にかつ支え合いながら歩んでいくことの大切さを身に沁みて感じています。
Studio FATEも誰かにとっての生活やこころの支えになれることを願い、この空堀地区に根ざし、一日も早く営業再開を目指したいと思っています。
リターンのご紹介
◎お礼のメール
◎記念のステッカー
Embody your fatalbackground
◎ドリンクチケット
※有効期限 2021年12月末
◎長袖Tシャツ(サンド or ブラック) Designed by なお
studioFATEは様々な人が集まる。話す。考える。動き出す。
それをデザインで表現しました。
<サイズ表>
カラー:サンド
カラー:ブラック
◎サコッシュ Designed by なお
カラー:ネイビー
<サイズ> 横30㎝ ✖️ 縦20㎝ 持ち手の長さ:105㎝
◎ロゴ入りマグカップ
◎FATEの手づくりせっけん
60~90日かけて丁寧に熟成&乾燥させた手づくりせっけん。環境への悪影響を減らすだけでなく、多くの敏感肌でお悩みの方から「安心して使える」と喜んでいただいています。
◎ステンドグラスペンダント〜△diversity glass pendant△
色んな特徴をもった色んな人がすでに一緒に生きている。
ステンドグラスの技法で作ったペンダントです。カラダに安心な鉛フリーの半田を使用。ルーマニア産のやわらかな麻ひも付き。
◎鳥取のおっちゃんの5本指あしぶくろ(厚手)
一度履いたら必ずやみつきになります。
素材:綿78% 混紡20% FTY(ゴム糸)2%
男女兼用
かかと無しのフリーサイズ
◎シンプルなsilverリングの作成
あなたのサイズに合わせて1本ずつsilverリングを作ります。
約5mm幅
裏に、ネームまたは英字10文字くらいまでのメッセージ と FATEブランド刻印入り
◎シンプルなgold(K18)リングの作成
あなたのサイズに合わせて1本ずつgoldリングを作ります。
約2mm幅
裏に、ネームまたは英字10文字くらいまでのメッセージ と FATEブランド刻印入り
◎記念品
ステンドグラスや改装でも使用するモザイクタイルを使って、
世界でひとつだけの 記念の写真立てをお作りします。
プロジェクトを立ち上げた背景
他聞にもれず、まだ爆発的な感染拡大とはいえなかった2月頃から、通信販売での売上が下がり、対面での営業自粛や、出店イベントの中止による収益悪化。
持続可能な社会を目指し、環境問題や人権問題など、社会的課題に関する情報に敏感なお客さまが多いStudioFATEは、それゆえ常にサポートして下さる方が全国に居られる半面で、重大な社会問題があったときにはその解決へ気持ちを注いでくださるために、どうしても売り上げが下がる傾向がこれまでもありました。
私と同じように個人事業主の取引先にも 一緒にこのコロナ禍を乗り切ってほしい!そう願って、あえて仕入れ数を増やしその販売に力を注いだり、saleをしてみたり...。試行錯誤のチャンスをいただいた2020年だと捉えています。新しく立ち上げたネットストアでの販売キャンペーンをしてみたところ、大変よい反響をいただいたことにも感謝いたします。
同時に、この試行錯誤の中で痛感したのは、「このままじゃ仕事も身体も倒れてしまう」ということ。
通常営業を再開して売り上げを取り戻したい!と思っても、これまでのStudioFATEは、住居仕様の古い長屋を利用してのアトリエ(工房)なので、まさに膝を突き合わせての接客が必要で、お客様も自分自身も安心して立ち寄ってもらえるとはいえない造りです。
このまま尻すぼみに終わってしまうくらいなら、、と、思い切って『StudioFATE改装プロジェクト』に踏み切り、商工会議所の「持続化補助金(コロナ対応型)」にも申し込みましたが採択に至らず。。
正直ショックが大きかったですが、改装プロジェクトはすでに後半へ突入しています。
これまでの活動や、趣旨にご賛同いただける方々からのサポートを、心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願い致します。
資金の使い道・実施スケジュール
ものづくりの工具などで荷物がいっぱいのStudioFATEの1階。
まずは、向いに空いたテナントを短期契約して、9月中にすべて移動させました。
10月5日から職人さんが入って、まずはバラシ。
ほぼ更地状態にしてからの施行となりました。
戦前からの古い長屋は、床も壁も、天井も、真っすぐな面が一つとしてありません。
電気の配線もものすごくややこしいです。
その点で大工さんたちにかなり苦労していただいています。
大規模な改装にもかかわらず、工務店を通さずに工事をおこなっているのは、費用をぐっと抑えるためだけではありません。
いつかお願いしたい!と考えていた大工さんに直接お願いしたかったからです。
様々な舞台や映画の美術を手がけてこられた "木鳥Works" さん。
きっと誰もがあたたかみを感じる空間になると思います。
・アトリエ兼店舗スペースの改装費 約300万円
・備品の購入や店舗運営のための準備費 約100万円
・ワークショップやミーティングルームとしての設備費 約50万円
・コロナウイルスの影響による収益悪化と、改装期間の補填のための費用 約100万円
合計 約550万円がかかる見通しです。
そのうち、300万円を目標に、CAMPFIREに初挑戦します!
どうぞよろしくお願いします!!!
これまでの活動
◇ 勝手にスコーンお届けプロジェクト
大阪市の「こどもの家事業」が廃止された2013年以降も、様々な理由で放課後などの時間を独りで過ごさざるをえないこどもたちの居場所として運営に努めておられる施設や、手づくりのおやつを味わうことの難しい人たちに、卵や乳製品不使用のヴィーガン・スコーンを、無料で「勝手に」お届けするプロジェクトです。
賛同いただいた方達からのカンパも利用させていただきながら、2017年から、ゆるゆると、できる時にできる範囲でやっています。
◇ 地域のお祭りや社会課題をテーマとしたイベントへの出店
1月の「十日戎(えべっさん)」や夏の「こどもえびす」、節分祭やベジバル祭り、ステップハーベストや豊穣祭など...、季節やその節目を讃え、環境や社会のことを考えるきっかけになるイベントに毎年いくつも出店させていただいてきました。そこでの 一期一会が重ねられることで、拠点であるStudioFATEでの仕事がどんどん豊かになっていくのを感じます。
◇ 自然エネルギーやダイバーシティ推進など生活や人権に関連したミーティングルーム
社会的課題に関心の強い方たちとのつながりが多くなったのは、2011年の東日本大震災と原発事故がきっかけでした。なんとなくおかしいと感じることも、よくわからないことは口に出しにくいもの。そのまま思考停止になってしまうよりも、人と話すことで自分の疑問をリアルに言語化していき、よりベターな社会を残す一員として生きて行けたらいいなと思っています。カレーやお茶を挟みながら、当たり前の生活の中に転がっている大まじめな課題たちについて、緩やかに話せる場として機能し続けることを願っています。
◇ その道のプロフェッショナルを招いたワークショップ
自身でワークショップを開催するだけでは、どうしても人のつながりは限られてしまいます。信頼できる講師を招くことで、それぞれが紡いできた人のつながりを交差させて、独りではとうてい難しい大きな絨毯を編めたら...と考えています。
《これまで開催したワークショップ》
奈良の木をつかったドリームキャッチャー作り/新月瞑想会/freeform knittinng ワークショップ/古代史座談会/土偶ワークショップ/ローチョコレート・ワークショップ/クレイファンデーション作り/アーユルヴェーダ・ワークショップ など...
参加者だけでなく講師や私も、新たな気づきを得られるような機会をたくさんいただいてきました。
最後に
当たり前のことではありますが、私は一個人事業者にすぎません。
人と人とをつなぐ役割りを果たしてくださるのは、直接StudioFATEに足を運んで下さったり、ネットを通じて関心を寄せ、応援してくださる皆さまです。
今回のクラウドファンディング CAMPFIRE へのチャレンジが、さらに人と人とが支え合う、たいせつな架け橋をつないで下さっていることに感謝しています。
最後までプロジェクトの概要をお読みくださりありがとうございます。
ぜひ改装したStudio FATEにお越しください!
お待ちしています。
<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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