はじめに・ご挨拶

「ヤギのオーナーになり日本を救いませんか?」

なんて突然言われても困惑しますよね。
はじめまして、佐賀県は武雄市にあるファーム孫六です。

田舎では人手不足による耕作地の放棄や遊休地の増加が問題視されています。
それをどうにかできないか考えた時に農園のヤギたちに目をつけました。

私達はこのヤギ×救済プロジェクト(Relief Goats Project:通称RGP)を通じて佐賀県武雄市周辺の農家さんたちや人手不足で悩む全国の農家さんたちを救うことができると考えています。 

また、ヤギさんたちを安心させたい、ヤギさんたちの住む地域を安堵させたい。
そんな風にも思っています。



あなたのヤギさんが日本を、世界を救うのです。
白ヤギさんから届いたお手紙を食べてしまうだけじゃない。
ヤギさんたちの真の実力を見せつけるときが来たのです!!!

プロジェクトを立ち上げた背景

現在日本では少子高齢化に伴い、人手不足による耕作地放棄が問題視されています。
解決策の1つとして地方への移住計画を出している地域はあるものの上手くいってない地域がほどんどです。

この問題を解決するために何かできないか考えた結果、この度クラウドファンディングに挑戦することで、2つの目標達成を実現します。

【目標】
1.日本全国で問題視されている耕作放棄地や遊休地を減らす手法の1つを確立する
2.地方創生の一環として関係人口になる

1.日本全国で問題視されている耕作放棄地や遊休地を減らす手法の1つを確立する

耕作放棄地や遊休地の増加は藪化に伴う景観の悪化だけでなく、野生鳥獣の隠れ場所、ゴミの不法投棄、森林火災などの発生度を高める誘因となることが問題視されています。

また、耕作地が減ることで食料自給率の低下も問題になります。
実際に農林水産省の「我が国の食料自給率の推移」を見ると1965年には73%であった自給率が2011年には39%にまで減少しています。


ここ数年で一番深刻なのは「災害時の被害拡大」です。耕作された農地は治水機能や浄化機能を有しているため、台風や大雨の際に洪水を防いだり水質の浄化をしたりしてくれます。しかし耕作放棄地になるとこれらの機能が損なわれるため、災害時の被害が拡大に繋がります。実際に、農林水産省構造改善局資源課の調査によって耕作放棄と地すべり発生には関係があることも実証されています。

解決には適切な植生管理(雑草や低潅木の除去)が必要となり、省力的な耕作放棄地の発生防止・解消の1つの手段として家畜放牧による除草が挙げられます。

体の大きな牛くんの放牧は場所が限られてしまうこともあり、武雄市のように山の斜面に田んぼや畑を作る地方では、 小型で棚田にも対応できるヤギさんが注目されています。
ヤギさんは何でも食べることから除草能力が高いことでも知られており、最近では除草目的に放牧されるケースも増えています。

ヤギさんの放牧を農家さんが導入することで下記の問題に対応できると考えました。

・人出は足りないけど先祖伝来の土地を荒らしたくない

・土地の傾斜がつらくなってきた

・手作業での草刈りの時間を短縮したい

・休耕の間は草刈りを休みたい

・除草剤は使用したくない

しかし農家さんごとにヤギさんを購入して放牧するのは、飼育の手間や費用、必要な時期以外での活用法などが問題となりこれまで導入されることは多くなりませんでした。

そこでRGPの出番です。


ヤギさんの飼育管理にかかる手間と費用を農家さんたちが負担することなく、必要最低限の費用のみで除草することができる仕組みがRGPの魅力です。

飼育管理にかかる手間→ファーム孫六
飼育管理にかかる費用→支援者さま


支援してくださったヤギオーナー様と契約農家を繋ぐこと、ヤギを飼育管理すること、この2つが我々ファーム孫六の使命です。

2.地方創生の一環として関係人口を増やす

地方移住をすすめる地域はあるものの、上手くいってない自治体がほとんどです。
もちろん移住は大変嬉しいことですが、私どもファーム孫六はまず遊びに来てくれる人たちが増えてほしいと思っています。

特定の地域に継続的に多様な形で関わる人たちのことを「関係人口」と呼びます。RGPを通して佐賀県武雄市における関係人口を築いていけたらと考えています。

田畑を所有していなくでもヤギさんのオーナーになることであなたのヤギさんを農家さんに貸し出すことが可能となり、直接訪れることなく農家の支援ができるのです。

オーナーとなったヤギさんに会いにいくことも可能です。
武雄市を訪れる際に、自分のヤギさんが貢献した農家さんを巡って「うちの子がお世話になっています」と挨拶周りするのも面白いかもしれませんね。

最後になりましたが当RGPプロジェクトを実施させていただきます私どもファーム孫六について新ためてお話させていただきます。

佐賀県武雄市の山間地に放し飼い養鶏、羊放牧、ダチョウ飼育、養蜂、無農薬稲作などを行っている農園です。



農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず自然界の力のみで生産された食品を表すJASオーガニック認証もいただいております。
有機食品のJASに適合した生産が行われていることを登録認証機関が検査し、それを通過して認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。
意欲的に技術や経営の改善に取り組んできた結果として大変嬉しく思います。

今回のプロジェクトを通じて佐賀県武雄市周辺の農家さんたちや少子高齢化による人手不足で悩む全国の農家さんたちを救いたいと強く思っています。


リターンのご紹介

①ヤギのオーナー権

1.命名権
20匹のヤギさんからセレクトしていただき命名していただきます。
今後オーナーとしてヤギさんの活躍を応援していただけますと幸いです。
ファーム孫六にお越しの際は直接触れ合うことが可能です!
ぜひ家族や友人、恋人と会いに来てあげてください。

2.ご自身のヤギの活動報告
希望者にはヤギさんがレンタルされた際の活動の様子を契約農家さんからのフィードバックも添えてご報告させていただきます。
さらなる活躍のためにオーナーさんもヤギさんも一緒にFBを今後の活動に生かしていきましょう!!!

3.ネーム付きヤギプロマイド
オーナーさんが付けてくださったお名前プレートと共にヤギさんのプロマイドをお送りします。

4.オリジナルTシャツ
数量限定のオリジナルTシャツです。
他では手に入らない限定もの。

5.ヤギの様子通信
希望者には日常の様子をお手紙でお知らせします。
会えなくて寂しい気持ちを少しでも和らげられるよう、最善を尽くします。
心配なことがあればお手紙にてお送りいただければ、責任をもってヤギさんにお渡しします。
※読まずに食べてしまう場合もございますので、予めご了承ください。

②若木の特産品

【特産品例】
1.平地飼い鶏の産みたて卵
2.ニホンミツバチの蜂蜜
 日本のハチミツ自給率はわずか6%。
 ニホンミツバチがとる蜂蜜はそのうちの0.1%しかないといわれているほど希少です。
3.若木地産の梅ぼしや梅味噌、梅加工品
4.椎茸や椎茸佃煮、川内棚田の棚田新米
5.農園で採れた新鮮の野菜
※内容が変更することがありますので予めご了承ください。
※収穫状況にもよりますが春ごろの出荷を予定しております。

③若木での体験

1.土雑貨&カフェつちのや
ぴかぴかどろだんご作り体験

古い牛舎を 土壁で再生した建物がお店です。
土と水だけでつくるどろだんご、手触りの変化やぴかぴかになる不思議を体験できます。

2.おもやい処 森羅万象館
素泊まり宿泊券1泊分(2名1室)
日程が合えば現地ガイド付き(若木の歴史研究家)

女山峠、戸坂峠、鹿路峠などの峠を越えて入る日本一美しい川古の大楠の里・若木町のほぼ真ん中にある築100年余の古民家です。
夜は、古時計が時を刻む音だけが響き、星が降るような夜空がきれいに見えます。

3.ファーム孫六
動物たちへの餌やり体験

ヤギさんのをはじめとしたさまざまな動物たちと触れ合えます。

④中村修治企画室への相談

長年『福岡最古にして未だ最前線の戦略プランナー』といわれている中村修治・有限会社ペーパーカンパニー代表取締役社長中村修治 が1on1で相談に乗ります!

最盛期には年間200本もの企画書を書き、企画書一本で四半世紀も生業としてきた中村修治は〝伝説のプランナー〟として名を知れ渡らせています。

やってみたいこと、頭の中にぼんやりあることが形(企画)になること間違いなし!

自己紹介が遅れて申し訳ありません。
今回ファーム孫六さんからご相談受けた企画をクラウドファンディングとして立ち上げた中村修治と申します。

僕は福岡で長い間企画家としていろんな企業のコンサルや企画に関わってきました。
その経験を生かして中村修治企画部というオンラインサロンも運営しています。

ある時、その企画部所属している若木の方たちから相談を受け、若木を盛り上げるために何かできることがないか企画を一緒に考えることとなりました。
第一弾として市内最大の棚田をPRする音楽祭「タナディアンフェス」、第二弾としてシンガーソングライター/ハマノユリノさんによる武雄市若木のイメージソングプロジェクト、今回のRGPが第三弾となります。

その活動が認められ、この春には国指定棚田となり武雄市からも支援をしていただける規模にまで成長することができました。

■タナディアンミュージックフェス
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/443764/


■イメージソングプロジェクト
http://hamanoyurina.com/blog/post/0123


ハマノユリナさん(@yurinahamano)のツイートはこちら


今回のプロジェクトを通して、更に若木を武雄市を盛り上げるきっかけになればと思っています。
武雄の人たちと日本を、世界を繋ぐきっかけになれば嬉しいです。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください