●遠賀郡産のメンマを地域の特産品として販売。放置竹林の課題を解決したい!

 

 

私たちがこのプロジェクトを通じてやりたいことは、2019年から取り組んでいる放置竹林を活用した特産品開発をさらに進めることです。

これを地道に続けることで地域の竹害を軽減できると考えています。

 

 

●地域活性化を目指す遠賀郡団と特産品開発チーム

 

 

遠賀郡団(おんがぐんだん)という、地域の活性化を目指す事業者グループがあります。2018年秋に結成した任意団体です。異業種交流会を定期的に開催、会員企業でもある地元金融機関、福岡ひびき信用金庫と連携して創業支援セミナーや経営相談セミナーを開催、会員事業者である事業者と終活援助の講座を実施するなど高齢者問題に取り組む、会員事業者を中心になかまチャレンジショップ夢まるしぇ国民宿舎マリンテラスあしやなどで定期的に美容マルシェを実施するなど、地域を活性化する活動を民間主導で推し進めています。

 

 

その取り組みのひとつが、冒頭で紹介した遠賀郡産のメンマを地域の特産品として販売し、放置竹林の課題を解決することです。商品開発のきっかけは、遠賀郡団が遠賀町尾崎地区の山林で進めている公園「アウトドアパーク遠賀る?」の造成事業でのトラブルでした。整備していた自転車道に竹が浸食。放っておくと、竹が繁殖し自転車道整備にも影響が出る恐れがあると分かりました。

 

 

 ●2019年春、メンマづくりがスタート

 

 

メンマの商品開発は、まず2019年5月からスタートします。5月、山林に生えるモウソウチクを伐採、6月、今度はマダケを伐採。ありむらサイクル(遠賀郡岡垣町野間)の有村真一さんが中心となり、2メートルほどに育った若竹を100本程度確保しました。若竹からメンマの材料にするまでの工程を指導してくれたのは、本気でメンマを作っている会社、株式会社タケマン(糸島市加布里)でした。タケマンの指導のもと、着々とメンマとなる材料が出来ていきます。メンマの材料ができる工程を簡単に紹介していきます。2020年は、アウトドア体験などを提供する太陽の力の米田昌生さんもメンバーに加わりました!

 

・干場を組む有村さんと米田さん


・2メートルほどに育った若竹を伐採

 

 

・若竹をカットしていく

 

・柔かい部分のみ残す

 

・大鍋で煮てあく抜きをする

 

・1週間程度天日に干す

 

 

 

これで、メンマの乾物が出来上がりです。この乾物をタケマンに送り、味付けやパッケージなど委託製造でお願いして商品開発したものが「遠賀郡産メンマの虎」です。中国産のメンマと明らかに違うのは、純国産のその歯ごたえ!煮込み醤油味の「漆黒」とピリ辛味の「炎上」2種類を作りました。ご飯のおともに、酒の肴にぴったりの味付けで、予想しなかった展開を見せます。

 

 

 ●2019年9月から販売開始。二子玉川らいすに出品

 

 

販売店舗は主に、なかまチャレンジショップ夢まるしぇに店舗を構える「味人」(中間市蓮花寺、2020年4月末頃まで夢まるしぇで営業、移転予定)、ありむらサイクル(遠賀郡岡垣町野間)の2店舗。また、2020年2月8日~9日の2日間、東京の二子玉川ライズで開催された「第5回二子玉川らいす」にも出品。全国各地から取り寄せられたご飯のおともが、東日本代表と西日本代表に分かれ、「ごはんのおとも東西決戦」を繰り広げました。気が付けば販売開始から半年で、なんと1,000個のメンマを販売しました!


「コリコリと食感がよく、とにかくご飯が進む!」と、いつも購入していただく常連さんの声も寄せられています。


 

・二子玉川らいすに出品しました

 

 

●パッケージのシールデザインをリニューアルしたい!

 

 

実は、1,000個も売れていると知ったのは、タケマンから「もうシールがほとんど残っていない」と言われたから。赤と黒両方で1,000枚準備していたので、1,000個売れたのだと知りました。そこで!遠賀郡団特産品開発チームは「パッケージのシールを新しいデザインにしよう!」と考えました。新しいデザインにして、より多くの方に遠賀郡産メンマをPRしようと考えたのです。

 

・現在のメンマの虎(漆黒)

 

 

・現在のメンマの虎(炎上)

 

 

・ごはんのおともに、お酒の肴にぴったりです!

 

 

また、遠賀郡団特産品開発チームでは、メンマづくりの過程で出た大量の竹の皮で何か作れないか?と考えました。鞍手郡小竹町にある石けん工房花華に依頼し、抗菌力がある竹の皮から成分を抽出し、肌に優しい天然無添加手づくり石けん「ばんぶぅめもりぃ」を作りました。この石けんもリターン品としてご用意いたしました。

 

 

●支援金の使い道

 

 

・遠賀郡産メンマの虎パッケージシールデザイン費用

・若竹の伐採など乾燥メンマを作る費用

・リターン品送料

・FAAVO手数料

 

 

 ●合計 100,000円

 

●実行スケジュール

 

 

・4月24日 クラウドファンディングスタート

・6月2日 クラウドファンディング終了

・7月頃~ リターン品発送開始

 

 

●お問合せ先、HPなど

 

 

遠賀郡団事務局 担当:馬場直由樹

TEL.093-244-6500

FAX.093-244-6501

 

 

遠賀郡団公式HP

https://general0201.wixsite.com/onpura

※支援いただいた方のお名前、団体名をこのサイトに掲載させていただきます。

 

 

遠賀郡団Facebookページ

https://www.facebook.com/%E9%81%A0%E8%B3%80%E9%83%A1%E5%9B%A3-368340937262609/?ref=bookmarks