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▼ご挨拶

2006年に結成したインストゥルメンタルロックバンドOVUMと申します。

 

▼これまでの活動

都内を拠点に活動しており、過去にアルバム2枚、EP3枚、スプリット1枚をリリースしました。

 

結成当初から海外での活動を視野に入れ、現在までにアメリカ、イギリス、ドイツ、チェコ、スロバキア、中国、香港、台湾、マレーシア、シンガポールでの海外公演を行って来ました。

 

 

また、海外のアンダーグラウンドシーンで活動しているアーティストの、来日公演のサポートも積極的に行っています。

2015年にドイツのKOKOMO、

2016年にはアメリカのCASPIANやRosettaといった、初来日のアーティスト達と競演しました。


▼前回のヨーロッパツアーについて

2014年に行った初のヨーロッパツアーは、バンドの方向性を大きく左右するものになりました。

 

これまでバンドの強みだった叙情的なメロディと轟音サウンドという2つの柱に、限界を感じてしまったのです。

 

僕たちがヨーロッパに来るのをずっと待っていたと言ってくれた方もいましたが、自分たちのことをあまり知らないオーディエンスに対して、確固たる「オリジナリティ」というものを提示出来なかったと感じました。

 

「僕らが本当に奏でるべきサウンドとは何なのだろう」

 

僕らは、今までの楽曲を演奏するモチベーション、今までの楽曲の延長線上にある音楽を作るモチベーションを失ってしまいました。

 

▼「初期衝動」との邂逅

今後どういう音楽を作っていけば良いのか分からず途方に暮れていた時、十代の頃に夢中になっていた音楽の良さを再発見し、当時感じた衝撃を思い出しました。

 

激しいビートと、全てをねじ伏せるようなリフ、それこそが今の自分の感性を形成した原点であり、

今のOVUMの音楽性にその強靭さが備われば、それは紛れもなくOVUMのオリジナルなサウンドと言えるだろう。

そう思うようになりました。

 

それから、自分たちの「今」と「原点」を融合させるための日々を経て、ようやく自分たちが奏でるべきサウンドの片鱗を形にする事が出来ました。

 

▼「Nostalgia」


新たな音楽性を取得し、CDのリリースに向けて、新曲を3曲レコーディングしましたが、販売するフォーマットについて悩みました。

というのも、前回のヨーロッパツアーで衝撃的だったのが、

「アナログ盤があるなら買いたいけど、CDはいらない」というお客さんがとても多かった事。


アジアではまだCDの方が需要がありますが、ヨーロッパの主流はアナログかストリーミングという極端なものでした。


今後海外で勝負をしていくための武器として、また国内のオーディエンスがアナログ盤に触れるきっかけになるようにという思いから、僕らの新しい作品「Nostalgia」は、アナログ盤のみでのリリースとなりました。

 

 

▼新たな音楽性に対する反応

アジア圏では、過去の音楽性とのギャップに戸惑うオーディエンスも多く、評価は賛否両論ですが、ブラックメタルのレーベルからリリースのオファーを貰ったりと、今までとは違う趣向の方々にも聴いていただけるようになりました。


ヨーロッパやアメリカでは以前よりも良い評価をいただき、ありがたいことに欧米圏を中心に海外発送も行っています。

 

▼ヨーロッパへ再挑戦

NEW NOISE FESTIVALへの出演が決まり、前回同様、ドイツに拠点を置くエージェント「Monochromeheit」が、ヨーロッパツアーを組んでくれる事になりました。

 

僕らにとって一番のターニングポイントとなったヨーロッパに、再度挑戦するチャンスが巡ってきたのです。

 

 

 

▼プロジェクトをやろうと思った理由

OVUMはこれまでの海外ツアーの渡航費、レコーディングやプレス費用など、全て自分たちでまかなってきました。

現在行っている3rdアルバムのレコーディングにはストリングスカルテットを起用しましたが、そういった費用も当然自己負担です。

自分たちがやりたいことをやるのだから、自分たちでなんとかする。それは当たり前のことです。

これまでそれを続けてきましたが、バンドを継続する上で、限界が近づいてきたように感じます。

今回のヨーロッパツアーを乗り切ったとしても、今後のリリースやツアーを計画することが難しくなることが目に見えています。

今後、歩みを止めずに活動を続けていくために、CAMPFIREでのクラウドファンディングに支援を求めることにしました。

 

▼このプロジェクトで実現したいこと

 「海外ツアーのオファーをもらったけど、経済的に難しい」

そういった声を、僕らの周りでも聞くことがあります。

 

今回のプロジェクトが良い結果を生めば、国内でインディペンデントな活動を行っているアーティストたちに、クラウドファンディングを利用した海外ツアーという選択肢を身をもって提示でき、海外に日本のバンドが羽ばたいていくための、意味のある一歩になると考えています。

 

▼資金の使い道

・メンバー4人とカメラマン1名の渡航費として

・ツアー先での活動費として

・ヨーロッパツアー用グッズの製作費の一部として

  • 2017/06/25 22:29

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