はじめに



開始からたったの2日で目標金額の1,000,000円を達成しました。
皆さまの温かいご支援のおかげです。
クラウドファンディング上だけでなく、直接会いに来てくれる方、お酒飲もう!と誘ってくれた方、たくさん方からの応援、ご協力、メッセージなどを頂き、大変励みになりました。
毎日、弱気になったことを恥ずかしく思い、愛されているんだなと実感し、うれし涙を流していました。

ご支援いただいた皆さま、ありがとうございました。

あっという間に目標を達成し、毎晩この先の未来について考えました。
ひだまりだけでなく、私のいる囲碁業界について。

そして、残りの日数は「囲碁業界を明るい未来に変えるための資金集めにする」と決意し、
3,000,000円のネクストゴールを設定しました。
個人でこれだけ集めるのは大変なことだと思っています。
しかし、明るい未来は、自分で切り開いていくしかありません。

私の挑戦にお力を貸して頂けると幸いです。

リターンも追加いたしました。

ネクストゴールについての詳細は、活動報告をご覧くださいませ。
引き続きよろしくお願い致します。



ご挨拶

はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
カフェと囲碁ひだまりのMayuです。
三両編成ののんびりした東急池上線長原駅で、

「誰かを連れていきたくなる囲碁カフェ」をコンセプトに3年間営業して参りました。

この度、政府が出した緊急事態宣言を受け、時短営業に切り替え営業を継続してきました。
6月から通常営業に切り替えますが、危機的状態は変わっていません。

緊急事態宣言を受けて、都内の囲碁のお店はほぼ休業し、当店だけが営業を続けて参りました。
「囲碁」は遊技場に該当するため、休業要請対象ですが、
当店は「カフェと囲碁ひだまり」という名前のとおり、カフェ営業ができる業態だからです。
カフェを利用してくださるお客さまは増加した一方、
囲碁のお客さまは激減。売り上げは8割減となりました。
高齢者のお客さまもいるため、コロナが明けても以前と同じには戻れません。

サービスをオンラインに切り替えレッスンや対局会を行い、
最善を尽くしてきましたが、店舗に足を運べるお客さまはわずかです。
がらんとした店内いつコロナが完全に終わるかわからない。
また、日中の年配のお客さまの戻りも半分でしょう。

また当店は外国人観光客の方の囲碁体験に力を入れていました。
おかげで3年間で45か国500名以上の外国人のファンが集まるお店になりました。
囲碁は「身に着けて持ち帰れるお土産」だからです。

今はインバウンドがゼロになり厳しい状態です。

しかし、世界中の方から愛されるお店を無くしたくない。
そのため、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。

コロナが起きてしまった以上、withコロナでこの先考えていかなければなりません。
今後は、オフラインとオンラインをミックスした、
「世界とつながる未来の囲碁カフェ」が生き残る唯一の道です。

家業が囲碁屋で今年で55年目を迎えます。
そして、私の代で100年企業にすることをを目指しています。
そのために、その時代に合ったサービス、価値を提供することが必要です。

今がその時。

日本の大切な文化を守るためにも、
皆さまのお力をどうか貸していただけないでしょうか。

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目次

1.お店を作った背景

2.お店の特徴
 
3.現在の取り組み

4.プロジェクトで実現したいこと

5.リターンの紹介

6.資金の使い道

7.最後に

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1.お店を作った背景

・なぜ囲碁なのか?

4年前、母の他界をきっかけに、囲碁の経験ゼロで囲碁屋の経営者になりました。
家業を継いだからです。
家業のあったお店の入り口

お店を継ぐまでは囲碁が嫌いでした。
その時OLをやりながらDJをやっていたので囲碁に対しての興味は1ミリもなく、
「お年寄りの趣味」としか思っていませんでした。
いまでも、世間の人のイメージはそういうイメージではないでしょうか?

Trance DJ歴12年

しかし、私は一人っ子なので事業を継がなければお店は無くなってしまう。
本当は音楽の勉強をしにヨーロッパへ留学をしたかったのですが、音楽は私以外の人でもできる。
それならば自分にしかできない方をとろうと考え、囲碁屋を継ぐ決意をしました。

・初心者の女性が楽しめる唯一無二の店作り


全く囲碁がやったことがなかったので囲碁教室を探したのですが、
初心者の30代女性が行きたくなる雰囲気のお店はどこにもありませんでした。
私が継いだ母のお店ももれなく「昭和の碁会所」でした。
家業の内装。昭和の碁会所です。

なぜかと言うと、囲碁のお店は基本的に囲碁が強い人が経営しています。
なので、囲碁やっている人の視点で店が作られています。
そのため、HPには「初心者歓迎」と物々しいフォントで書いてあるだけで、
初心者の方が来たくなるようなお店作りははっきり言ってできていない所が大多数でした。

そのような経験から、家業を継いだけれど今の時代にマッチさせるために
碁会所→囲碁カフェに事業転換し、囲碁のハードルを下げて、
「囲碁をやらない女性が気軽に来れるカフェ」ひだまりを作りました。

入り口は透明の扉で入りやすく

カフェ利用の方がくつろげるように空間を演出

ソファ席(カフェエリア)

バーテンダーの経験を活かし、お酒も用意

窓がたくさんあり開放感があります

「誰かをつれていきたくなる場所」というコンセプトにした理由は、
私自身が囲碁をおもしろい!と感じ、友人にも教えたいと思ったときに
誰かを連れていける雰囲気のお店がどこにもなかったからです。

そしてひだまりを3年前にオープンしました。

お店を立ち上げるまでの話は、電子書籍になっています。
興味があるかたはこちらからどうぞ。


2.お店の特徴

私がこだわっているのは、お客さまがどうすれば笑顔になるか?ということ。
囲碁のカフェならば、遊び心は満載でいいはずです。ゲームなのですから。
しかし、楽しそうなお店はいままでありませんでした。

なので、私はお店を作りにもイベント企画にも遊び心を大切にしてきました。

・イベント
碁石洗わナイト!(碁石洗うイベント)

夜に囲碁打つ人がいない?
ならイベントとしてやろう!と始めた夜囲碁
チョーヤ梅酒さん協賛の囲碁大会

近所の方のサポートではじめたこども食堂

・メニュー

ひだまりでしか飲めない囲碁ラテ

囲碁ボール囲碁ぜんざいのついた
囲碁プレートランチ
・内装
引き出しのついたオリジナル碁盤テーブルをデザイン
ライトは白黒交互に取り付け
カウンターも白黒タイル

沢山の想いとこだわりを持って作ってきたお店です。


3.現在の取り組み

コロナウィルスをきっかけに、お客さまがオンラインでも楽しめるコンテンツをいくつか始めました。

<Youtube>

https://www.youtube.com/channel/UCVWbM9DkKNNSFITFwb4FVXQ?view_as=subscriber

囲碁を打たない人が楽しめるコンテンツをやろうと考え、
囲碁プレイヤーの皆さんに魅力を語ってもらう「Talking About Go」という動画を作っています。
プロ棋士、ニュージーランド代表、元マクドナルドの店長など、さまざまの人に出演してもらっています。

<オンラインサービス>
・レッスン
ZOOMと囲碁の無料対局サイトを使ってレッスンを開始しました。
講師は、2018年にアマチュアの囲碁大会で東京都の代表になったスタッフです。


・対局会
spatial.chatというチャットサービスを使っての対局会
常にアンテナを張って、新しいサービスを積極的に利用しています


以上のようなオンラインでできることをやりながら、
現在は近隣で移転先を探しております。

4.プロジェクトで実現したいこと

「世界とつながる未来の囲碁カフェを作る」ことです。

どのようなお店かという構想についてお話させてください。

1.3歳~93歳まで来れるコミュニティスペースを無くしたくない

ひだまりには、3歳~93歳の方が来ています。
三世代が同じゲームをやれる場所はなかなかありません。
世代を超えた人と出会える場所です。

2.日本に来た外国人の方をおもてなししたい
ひだまりのYoutubeチャンネル登録者の半分は外国人の方です。
今はコロナで行けないけれど、頑張って!とたくさん応援の声をいただいています。

そんな外国人の方が日本に来た時にホッとできる場所を作りたい。
そのためにお店は必要です。

3.世界とつながるオンラインサロンを立ち上げます
ひだまりにはこの3年間で45か国約500名の外国人の方がいらっしゃいました。
9割が囲碁初心者です。
なぜかというと、私はDJ経験で培った多少の英語力を活かし、
囲碁をやらない人に日本の文化体験として囲碁を打ち出したからです。
ハンガリーの方とパチリ。今でも囲碁続けてくれています。

あるときは11か国の人がお店にいた。なんてこともありました。

国内外の100人に、ネット対局と人と打つのとどちらが好きか?というアンケートをとったところ、
89人がリアルがいい!と答えました。
しかし、アメリカやヨーロッパの片田舎に住んでいるので人と打てない。という声も。


なかなか実際に出張は難しいので、
チャットサービスを使って世界の人が対局したり、
交流ができるコミュニティを立ち上げます。


4.囲碁カフェ 兼 動画配信スタジオ
皆さまはテレビで囲碁の番組を見たことはありますか?
解説などをしているのを一瞬見たことがあるのではないでしょうか?

そういうイメージの映像を撮れる設備をお店に常設します。
ライブ配信機能を使って、音楽のライブ配信のように、
他の国の方が当店のお客様の対局をみれるようにします。

お店にいれば世界の人とつながれる。
そんなお店作りを作ります。

5.旅する囲碁カフェの実現
世界のどこかに小さな囲碁カフェを作る。
これは私の夢です。

店主の私もスタッフも、香港、台湾にそれぞれ渡航しました。
そして現地の囲碁プレイヤーとの交流をしています。
香港

私たちが実現したいこと。
それは囲碁を通じて関わる人々の人生を豊かにすることです。

囲碁をやったことがない方には伝わらないと思いますが、
年齢性別職業国籍関係なく、対等にできるものなのです。
これはスポーツでは叶わないことです。

日本では囲碁の価値が非常に低い状態です。
ですが、寝たきりになったとしても、
世界中の人とコミュニケーションが取れる素晴らしいものなのです。

いつかは囲碁のない国に私たちが囲碁を持っていき、
人と人とのコミュニケーションツールとして役立てたい。
それを実現できる囲碁カフェは夢がありませんか?


5.リターンのご紹介
3,000円  お礼のメッセージ動画
5,000円  商品券6,000円分(オンオフどちらでも使えます)
5,000円  八段塾塾長つかさの指導碁
8,000円  オンラインサロン3ヵ月分
10,000円 囲碁スタートキット(ノート、9路盤、囲碁の遊び方動画)
10,000円 商品券12,000円分(オンオフどちらも使えます)
10,000円 八段塾塾長つかさの指導碁1回+アセスメント1回
15,000円 オンラインサロン6ヵ月分
30,000円 商品券35,000円分(オンオフどちらでも使えます)
30,000円 八段塾塾長つかさの指導碁3回+アセスメント3回
30,000円 オンラインサロン1年分
50,000円 新店舗1日貸し切り
150,000円 店主がデザインした世界に一つだけのオリジナル碁盤テーブル(雲杉)+ガラス碁石付き



6.資金の使い道

店舗にかかる維持費用および、ライブ配信設備への投資、
人件費、諸経費、CAMPFIREの手数料 リターン郵送時の送料に充てさせていただきます。


7.最後に

長い文章を読んでいただきありがとうございます。
読んでくれた方の中には、囲碁をやらない、興味がない!という方もほとんどでしょう。
4年前の私もそうだったので、気持ちはよくわかります。

私は自分のモットーは「挑戦できる世の中を作ること」だと思っています。
なので、本当はDJとしての音楽の道を志していましたが、
家業を継ぎ、囲碁カフェの経営ににチャレンジしました。

お店を存続することに関しても、事業を継いだ時と同じくらい悩みました。
「私の代(三代目)で100年企業を目指す!」
あと45年ありますが、つまづくことももちろん覚悟して始めました。

今回、お店を閉店することも考え、
閉店への道のりをブログに書いていました。

コロナショックで閉店を考えている全ての飲食店の方へ
https://note.com/pandora_mayu/n/n50e08edb8444
https://note.com/pandora_mayu/n/nb30a26b37989

しかし、色んなことが起きて存続することにしました。
そのため、こうしてクラウドファンディングにも挑戦しました。

コロナウィルスでつらい状況に置かれている方は、たくさんいると思います。
早く終息し、笑顔で過ごせる日が来ることを心から望んでいます。

お気持ちだけでもご支援いただけたら幸いです。
よろしくお願い致します。

店主 Mayu

カフェと囲碁 ひだまり
https://www.cafehidamari.com


東急池上線 長原駅徒歩1分
東京都大田区上池台1-32-7-201
03-6421-8415

火・土・日:13:00-20:00
水・木・金:13:00-23:00
※都の方針により営業時間は変わります。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください