フェアトレードに興味関心がないわけではないけれど…「どこで買えるの?」「ほしい商品がない」などと考えている方。「いまの社会このままでいいの?」とお考えの方。デザイナーの本間京子が10年以上続けているフェアトレード・プロジェクト「CARINO FAIRTRADE」にちょこっと参加してみませんか?

プロジェクト本文

プロジェクトオーナーから皆様へ

フェアトレードに興味や関心はあるけれど、
「どこで商品が買えるのかわからない」
「ほしい商品がない、商品カテゴリーが限られる」
「値段が割高」
「何かしらフェアトレードに参加したいけどやり方がわからない」
というお声をよく聞きます。

私は「CARINO FAIRTRADE」で、10年以上フェアトレードの商品を企画して生産、販売を続けてきました。いままで多種多様な商品を作ってきました。洋服やバッグ、ストール、アクセサリーなどファッションの領域以外にも、フォトスタンドや眼鏡ケース、サイフなどの小物雑貨や、果ては一人用ハンモックまで。

インドで生産者さんと打合せ(写真・CARINO)フェアトレードというと、コーヒーやチョコレート、バナナなどの食品が有名です。

グッズになると、素朴な民芸品ぽいイメージを持つ方もいらっしゃいます。

インドの生産者には、伝統的な織りや刺繍の素晴らしい技術を活かしたさまざまな製品を作っておられる方々がおられ、多様な商品が開発できる余地がたくさんあります。

またこれまで、フェアトレードやエシカル消費、SDGs(Sustainable Development Goals : 持続可能な開発目標)ということが広く言われてきましたが、消費と生産の拡大サイクルが長く続いてきた社会の中では、とても小さな活動でした。世界中の多くの人々が、ここをどう転換させていくかについての取り組みを続けています。

そこに2020年になって、コロナ騒動が降って湧いたようにやってきました。

コロナ騒動以降、消費をとりまく社会状況が大きく変わるかもしれませんね。これまでのような大量生産で低価格なものを消費していく、そして厳しい品質基準を追求する一方で環境へ高い負荷をかけたり、生産流通にかかわる人々に負担を強いたりするやり方は、もう通用しなくなるかもしれません。

むしろ、この機会に(いい方向に)変えていくチャンスなのかもしれません。

このコミュニティではフェアトレードに限らず循環型の社会をどうやって作っていくのか、地球環境や自然と共に暮らしていける社会をどう創造していったらいいのか、などについての意見交換をしたいと思っている皆さんと一緒に、 今までの常識や思考にとらわれずに考えたり、また楽しく集まって話せる場をつくれたらいいと思いました。
懇親会(カフェなどでのミーティング)やズーム、SNSやメールでのコミュニケーションを通じて思いや意見・情報交換を行い、次世代の循環型事業の未来を想像していけたらと思います。

紅茶やチョコレートなどのフェアトレード食品の試食会も楽しそうですし、私自身が事業をしているので、皆さんのご意見を仕事に反映させていただくこともできます。

都内や近郊にはオーガニックのカフェなどもありますのでみなさんで集まって、楽しいひとときを過ごせたらいいですね。地域別でもいいですし。エコフレンドが増えるのは素敵だし、とても楽しみです。

そしてそういう集まりはとてもいい気が流れるので、皆さんのハッピーも促進する?かもしれません。

支援者へのリターンについて

(1)基本リターン
このコミュニティでは基本的に、売ったり買ったりのやり取りではなく、意見や情報の交換、楽しく語る場の共有、提供をリターンとして設定します。

まずコミュニティに参加いただいた方は全員、
・メールやSNSのグループ (いまのところFacebookのグループを考えています。ほかに皆さんが参加しやすいとお考えのものがあれば、ご相談のうえ決めたいと思います)にご招待
・懇親会(カフェなどでミーティング)への参加(都内近郊、実費会費制)
・フェアトレードイベントなどの情報を随時お知らせ。
をリターンとしてご用意いたします。

(2)月イチ!商品お届けサービス
これまでの活動を通じて生産した多様な商品の中から、毎月商品をセレクトしてお届けします。お届けする商品は、すべてご支援いただく金額以上の価格の商品です。時には倍以上の価格に相当するものもセレクトする予定です。
・500円コース : お届けなし。上記(1)の基本リターンのみ
・1,000円コース : 小物雑貨を中心
・3,000円コース : 小物雑貨、ストール、バッグを中心

(3)オリジナル商品の開発に参加
・フェアトレードでオリジナルの商品をつくってみたい方は、ご相談ください。
予算やロット次第では実現可能です。

案などもあればお寄せください。
ボランティアも随時募集しています。

※懇親会(カフェなどでミーティング)について
いろいろ構想中ですが、楽しく集まれたらいいと思っています。予算や場所などは参加者の皆さんのご希望をうかがって決めていこうと考えています。最近考えていることをただみんなでおしゃべりするだけの会でもいいですし、長くビジネスを続け専門誌にも書いていたりするので、例えば「事業をたちあげるのにどうすればいいか」「お店を始めたい」「接客や販売について聞きたい」「商品の値段をどうやって決めたらいいか」などのご質問をお受けすることもできます。おしゃべりだけの会と、専門的な話についてのミーティングと分けて企画してもいいと思います。ぜひご希望をお聞かせください。

※プロジェクト期間について
今回企画したプロジェクトは、期間は一年間と考えていますが、その間に活動内容の変化があると思いますので、その後は更新していく予定です。途中参加や退会は自由、皆さんとお話ししながら、どのような形で活動の輪を広げていくか、いろいろ模索しようと思っています。ぜひお知恵をお貸しください。

プロジェクトオーナーについて

私がフェアトレードブランド「CARINO」を立ち上げたのは2007年です。もう13年になるんですね。あらためて、感慨深いものがあります。
インドの生産者さんと。(写真・CARINO)

アパレルのデザイナーとして長らく仕事を続けてきました。大手のアパレル企業に籍を置いていたこともあります。その後独立してからは、フリーランスの企画デザイナーとして、様々な商品企画と海外生産に参画しました。売り場構成やマーケティングなどに関する分析・提案等も行い、ビジネススクールで講師を務めたり、専門誌に継続して記事の執筆を続けています。

そうしたビジネスにおいては、機械化された工業製品を扱う最先端の工場を見ながら過ごして来ました。先端の機械を使って作り出す製品は見た目も美しく、価格も抑えられ、消費者の方々には扱いも便利なのですが、手作りのものとは対極にあります。
私は工業製品も技術を追求した人間の努力の賜物であり、決して否定したくはありませんし、生活には不可欠なものだと思います。
ただ、その片隅に工業化されていない家内工業の製品や、生活に苦しい女性の自立を助ける団体が作る素朴な商品もひっそりと存在していて、それらはある人々のこころを少し、和ませる事ができるのかもしれません。

上にも書きましたが、コロナ騒動で変わる世の中、あえて騒動と呼ばせていただきますが、甚大な社会への弊害を考えると自粛を要請と言い変えて半ば強行的に行い、様々な経済活動を止めたことは社会に重大な傷跡を残したと思います。
今後は消費マインドが変化し、様々な業界が縮小し、そこから去る人々が沢山出ることになるでしょう。
誰もいきなり世の中が変わるのをのぞんではいません。徐々に変わって行かなくてはなかなか対処も難しいでしょう。

そんな優しくない社会に生きる私たちはこれからは横のつながりをつくって、離れるのではなく寄り添って、思いやり溢れる従来の日本人のマインドを持って嵐の中を平気な顔で歩いて行かなくてはならないと思っています。
これからも(めげずに)後ろを振り向かず、フェアトレード(現地生産者を支援する公正貿易)や、サスティナブルな生産を意識した製品作りを続けていきたいと考えています。

嵐のなかを平気な顔で、と、書いたのは私が尊敬する作家の宇野千代さんが、あまたの苦難に遭いながらも、そのときは「平気な顔で」過ごしたと言ってらしたのが印象的だからです。

心のなかは絶望的になっていても、その場は「平気な顔で」過ごすと、本当に少しうきうきした気持ちになったのだそうです。

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