【目標金額100万円達成!ストレッチ目標を100人に設定!】

多くの方のあたたかい支援のおかげで、支援金額が100万円を達成しました。ありがとうございます。
皆様の思いに答えるため、「三豊鶴」を通して新しい価値を提供できるように努力していきますので、引き続きご支援よろしくお願いします!

そして、多くの方にこの輪を広げていきたいとの思いからストレッチ目標として、100人の方の支援を設定します。
よりお気軽にご支援いただけるように、1,000円リターン(三豊鶴オリジナルステッカーとお礼の手紙)も用意させていただきます。

最後まで全力で駆け抜けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。


2020年、新型コロナウイルス(COVID-19)の猛威が全世界を襲いました。日本でも緊急事態宣言が出されました。緊急事態宣言は解除されましたが、いまだに多くの方が新型コロナウイルスの影響を受けています。私たちの三豊でも観光名所である父母ヶ浜が閉鎖され、外出自粛を余儀なくされ、多くの個人・事業者が影響を受けております。

そのような状況下で、元々は2020年4月にオープン予定だった酒造文化体験型ゲストハウス「三豊鶴TOJI」もオープンを延期するという決断をしていました。

いまだに新型コロナウイルスの脅威はなくなったわけではないですが、このウィズコロナ時代に地域のチャレンジの灯を消さないためにも、2020年7月23日に「三豊鶴TOJI」をオープンすることにしました。生活様式が一変し、多くの人が今まで通りの生活ではなくなっていますが、皆様に少しでも楽しんでもらい、ここでしかできない体験を味わっていただきたいと思っております。ぜひ応援をよろしくお願いします!


皆様、はじめまして。

私たちは香川県三豊市の地元経営者が5人で集い、141年の歴史を持つ元酒蔵「三豊鶴」を復活させるために今回、141年の歴史を持つ酒蔵「三豊鶴」をリノベーションして、「Brew a New You!<さあ、新しい自分を醸そう!>」というコンセプトの酒蔵体験型ゲストハウスをオープンすることになりました。価値の醸造という想いのもと、今までには無いゲストハウスとなっていますので、興味を持ってもらい、想いに共感していただけたら、ご支援をいただけると嬉しいです。



私たちと三豊鶴との出会いは、2018年11月頃でした。

すでに空き家となっていた地域最後の酒造「三豊鶴」。

木造建築のため、このまま放置状態が続くと火事などが起きた場合、延焼の危険があるため「取り壊した方が良いのではないか」という声が上がっていると聞き、すぐに見学に行きました。

廃業し時間も経っているので、見た目は決してきれいではなかったのですが、長い歴史を背負ってきた重厚感があり、何より瀬戸内海に面した穏やかな集落の中にひっそりと佇む歴史ある建物に「めちゃくちゃカッコいい!!」と感じたのを覚えています。それと同時に、こんなにカッコいい、歴史的な建造物をなくしてはいけないという思いに駆られ、この三豊鶴の取り壊しを回避できないか?と考える様になりました。


それからというもの、この三豊鶴で何かできないかということを、三豊地域の経営者メンバーと夜な夜な議論を重ねていくうちに、ただ建物を残すのではなく、地域の歴史を見てきた三豊鶴だからこそ、今ある地域の課題を解決する場所にしていきたいという想いが強くなっていきました。最終的に、この三豊鶴を「地域の価値を醸造」する場所にしていく。という方向で想いを1つにしました。

その後改めて、この地域にこういったものがあったらいい。地域に足りないものって何かということを話した結果、三豊鶴を私たちが感じていた「地域の課題を解決できる場所」として復興させようという想いに至りました。


これらの課題を解決するための第一歩目として、まずは新しい三豊鶴を多くの人に利用してもらえる場所にするために、2019年4月に施設内にある3つの蔵のうち一番リノベーションがしやすかった1つの蔵を改修し、イベントレストランの形態からスタートすることにしました。そして、そのレストラン企画を起点に、思いに賛同してくれる仲間が少しずつ集まり、地域内外のプレイヤーたちとのコラボレーション企画が次々と生まれていきました。

「地域の価値を醸造する」と言うコンセプトのもと、2019年に三豊鶴をリニューアルするにあたり、三豊鶴を起点に様々な価値が生まれる様に、第一弾として、地域内外で活躍している様々なジャンルの料理人が、週替わりでレストランを運営する「地域食文化継承レストラン」を企画しました。それぞれのシェフが持つ日本料理、フレンチ、ビーガン料理、スープカレーなど、様々なバックグラウンドと「地域の食材、そして食文化」をオマージュして地域資源を発信・再発見してもらうためのレストランを行い、開催期間約3ヶ月でのべ4,000名以上の方々が復活した三豊鶴を訪れてくれました。

その結果、三豊鶴の存在を知り、活用したいという人から、とてもありがたいことにコラボレーションのお声がけを多数いただき、アートギャラリー、コンサート、伝統工芸教室、お弁当屋、ラーメン屋など、地域を愛し、新しい価値を生み出したいと思う仲間がどんどん集まり、三豊鶴の輪は少しずつ広がっていきました。



新たに生まれた多くの仲間の方々のご協力もあり、ゴールデンウィークや瀬戸内国際芸術祭の期間中に行ったイベントの際には、滞在日数を延長して三豊鶴に訪れてくれる人まで現れるようになりました。今まで三豊に訪れる方々は主要な観光スポットを日帰りで立ち寄る方が多かったところ、三豊鶴を通してもっと三豊の魅力を体験したいと思ってもらえるのは本当に嬉しいことです。

さらに多くの人に三豊の魅力を感じてもらうために次なる一歩として、三豊が持つ奥深さをもっと感じてもらうための「コアな体験ができる宿泊施設」を作ることも必要なのではと思い、今回まだ手付かずの酒蔵を酒造工程を擬似的に体験できるゲストハウスにリニューアルするプロジェクトを立ち上げました。 


〜Brew A New You!〜

今回の酒造体験型ゲストハウス「三豊鶴TOJI」はBrew A New You!(さあ、新しい自分を醸そう!)というコンセプトのもと、リノベーションした酒蔵で「宿泊体験を通して酒造りのプロセスを体感する」という世界初の酒蔵一棟貸しゲストハウスとなっています。
(三豊鶴には3つの蔵があり、今回宿泊施設にするのは実際に酒造りをメインに行っていた一番大きい酒蔵です。)


明治10年(1877年)に創業で、現在は廃業しているため使用されていない酒蔵ですが、今回ゲストハウスにリノベーションした建物は杜氏と呼ばれる蔵人を筆頭とした醸造職人たちが寝泊りをしながら酒造りをしていた場所です。そんな酒造りの歴史が詰まった三豊鶴の「宿舎」を蘇らせ、再び明かりを灯しました。そんな歴史ある場所で、当時にタイムスリップしたような感覚で、お酒造りのプロセスを体感することができる施設になっています。


歴史ある古き良きものを、文化継承という形で「新しい価値に醸造する」という想いのもとに作りあげたゲストハウスなので、世代を超えて多くの方にここでしかできない体験を楽しんでいただけると信じています。この「三豊鶴」を拠点に多様な人々が集い、様々なプロジェクトが生まれ、時代に合わせた地域の価値を醸造する「三豊鶴」というバトンを次世代へと受け継いでいけるような場所にしていきたいと考えています。


「自分自身を醸す」というコンセプトを体験できる三豊鶴TOJIの楽しみ方を紹介します。

 

三豊鶴TOJIには宿泊していただいた方に酒蔵の雰囲気を楽しんでもらうための工夫をゲストハウス内の様々な場所に反映させています。そのこだわりの一部を紹介させていただきます。


三豊鶴のメンバーを紹介させてもらいます。

全員が経営者で別の業種で事業を営んでいます。そんなメンバーが三豊を盛り上げていきたいという想いから三豊鶴を運営しています。

三豊鶴は、古き良き町並みの中に佇む荘内半島の入り口にあり、瀬戸内国際芸術祭の粟島へ向かう須田港エリアに位置し、多くのアートファンや外国人旅行者が訪れ、紫雲出山の桜、粟島漂流郵便局、志々島の大楠など、豊かな地域資源に恵まれています。

そんな三豊の魅力を、この三豊鶴をきっかけに多くの人に知ってもらえるように、少しでも貢献できたらと思います。


まだまだ始まったばかりで小さなプロジェクトですが、三豊が持つ価値を醸造し、来てくれる人たちにもっと三豊を好きになってもらえるような場所作りをしていきたいと考えておりますので、少しでも思いに賛同してもらえるようであれば、ご支援をいただけると嬉しいです。



三豊鶴の入り口に飾る瓶に支援者のお名前を入れさせてもらいます。
お名前は備考欄にお書きください。



























このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください