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社会はマジョリティーに合わせてつくられています。だからといって、マイノリティーの持つ権利が限られるのはおかしい。そもそもなぜ、多数派と小数派で分けられて苦しむ人がいなければならないのだろう。私たちは同じ人間であり、同じ仲間。だから私たちは"Brother"と名乗り、「マジョリティーとマイノリティーの壁を壊すこと」を目的に、活動を進めています。

▼なぜホームレス×空き家か

あなたは今歩いています。道の途中にホームレスがいます。あなたはきっとその足を早めるでしょう。

 

6541。 厚生労働省が発表した日本全国のホームレスの数

25000以上。これはイギリスが発表する同年のホームレスの数です。
人口比を考えたらその差は約8倍にあたります。

日本のホームレスがそんなに少ないわけありません!

そもそも日本でのホームレスは定義は
都市公園、河川、道路、駅舎、その他政府提供施設を住居とする者。つまりこの中にネットカフェや24時間営業施設を利用する人は含まれません。
さらにその調査方法は昼間の巡回での目視。
たしかにこれなら6541という数字もおかしくありません。
イギリスのホームレスの定義は日本の基準に加え、28日以内にホームレスになる可能性がある場合など、本来あるべき定義となっています。日本もこれに当てはめれば莫大な数になるでしょう。

考えてみてください。家がないということ。事態は思っているよりもはるかに深刻です。

だから私たちは、ホームレスに家を届けます。

これを可能にするのは異常な数の空き家の存在。

現在日本には820万個の空き家がありその数はとどまることを知りません。
空き家はただ人が住んでいないという状況を想像しがちですが、空き家であることで様々な問題が発生します。
たとえば雑草、悪臭など衛生環境の悪化、不法侵入などによる治安の悪化など、つまりは管理者の不足が読み取れます。
私たちは管理者を必要とする空き家を対象として
空き家に管理者を、ホームレスには家を届ける仕組みをつくります。具体的には、その部屋はもちろん、同じ建物内の他の空き家の管理もホームレスの方にお願いする代わりに、ほんの少しの家賃でその一つの部屋に住まわせてもらいます。

家を届けるということ、それは住所を届けることです。
私たちが出会う書類にはどれも氏名とともに現住所を記入する欄があります。ここを埋められないということは生きていく上で必要な職も信用も得られないということです。現に、ホームレスの方とお話した際にいつも出てくるのは、「でも、家がないから。」という言葉。

だから私たちは何より先に家を、住所を届けます。

▼資金の使い道

ホームレスの方の初期応援費用(火災保険料、必要最低限の家具代等)、パンフレット作成費用、交通費、その他雑費等

▼最後に

 結局、ホームレスの方を安い家賃で住まわせてもらっているため、大家さんは本当に得をしているのか、と思うかもしれません。でも違います。「家」という本来なら大きな資産であるものが、空き家となり、価値が下がり続けている今、そこにお金で解決する道はあるでしょうか。だから私たちはその大事な資産を、ホームレスを救うという、社会問題の解決のために使ってもらうのです。

人と人が幸せを贈り合うことに、価値を生み出します。

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