［5年後(80歳）の自画像］　    こんにちは！ 65歳で退職後、玉野市宇野の駅東創庫にオープンアトリエを開いてもうすぐ10年になる、画家の森　啓です。画号を森　老虎人（facebook.com/traginmori）と称し、主にデニムキャンバスにアクリル画を描いています。

　このプロダクツの開発のキッカケは、亡父が認知症になった年齢になったので、少しでも発症を遅らせないかと気にかけていた去年の春、立ち寄った本屋で大人の脳トレ用の「賢くなるパズル」本に出会ったことでした。解答候補の数字を鉛筆でメモして、回答が決まったらメモを消して記入するのですが、一度解いた問題は使えなくなってしまうのです。スマホのアプリだとこの問題は簡単に解決していますが、アナログの木の駒で何とかならないか、特許情報を調べてみると、数独(ナンプレ）用で仮置き用の駒を別に用意している案が数件ありました。ですが、駒数が多過ぎて煩雑なので、数字駒の側面を利用して、必要な数字群を簡単に探す方法を考案して、本発明に至りました。

〈特許戦略〉　・2015年9月　実用新案出願（優先権取得）　

　　　　　・2016年６月　ＰＣＴ国際特許出願（弁理士抜き、自力）

　　　　　・9月　国際調査報告書　Ｐａｓｓ（特許性あり）

                    （ 見解書抜粋）；請求項２～４（数字パズル関連）に係る発明は、国際調査報告に引用されたいずれの文献にも記載されておらず、当業者にとって自明なものではない。（中略）これにより「老人ホームやデイケアセンターなどの脳トレ用遊具、病院などのリハビリ用具、学習塾や学校の教材、家庭での知育玩具、一般のパズルファン向けのゲームなどとして利用できる」という有利な効果を発揮する。

　　　　　・～2017年3月　国際公開

　　　　　・～2018年3月　個別各国に移行手続き

　　　　　・～2018年3月　（国内）実案を特許に変更し審査請求。

岡山県は美作材のブランドでヒノキの生産量が日本一ですので、駒とゲーム盤（箱）の枠木は手ざわりと香りのよいヒノキに決めましたが、板材は反りの問題と印字性から色白の科合板（シナベニヤ）にしました。

駒とゲーム盤兼用の収納箱の木工は、この道60年の元建具屋の親方、倉敷市の山下さん（83歳）に巡り合いました。妥協を許さない、熟練の技で、軽くて、丈夫な別品となり、将棋のように親子代々使えそうです。

 　駒の六つの面への印字はシャチハタの特殊インキ（ＴＡＴ）のゴム印でも試作していますが、レーザー加工機による印字方法の検討を重ねた結果、大幅な時間短縮に成功し、箱の表装とゲーム盤の碁盤目と共に製品化の目途が立ちました。

ちなみに、上下の側面に２桁の数字を、左右の側面には３桁の数字を配置し、必ず表面の数字が含まれていて探しやすくなっています。

 駒の裏面は表面の数字を容易に連想出来て、表面とハッキリ識別出来るイラストにすれば、例えば、6ｘ6マスの盤で５ｘ５マスや４ｘ４マスのパズルもプレー出来ます（予備駒も使用可）。また、数字を覚え始めの年少者には数字の概念が分り易いのではないでしょうか。商売柄、美的にアクリル絵の具で彩色して識別しやすくしていますが、色がなくても識別は可能です。

▼本ゲームセットでプレー可能なパズル

　・ラテン方陣（年少者向け、以下のパズルの解答にもなっている）

　・数独（ナンプレ）

　・Killer Sudoku

　・計算ブロック（Ｋｅｎｋｅｎなど）

・新開発のアリす等式ナンプレ（ｎ個のブロック有り）

・新開発のアリす等式方陣（Ｎ個のブロックなし）

いずれのパズルも基本ルールはラテン方陣の「各行、各列(及び太線枠内）のｎ個のマス目には１からｎの数字が一つずつ入る」ことです。

▼このプロジェクトで実現したいこと

このプロダクツを商品化して、年少者から高齢者まで、初心者からマニヤまで、広く普及させて、賢く、元気に、人生をながーく楽しんでほしいのが、第一義です。特に算数を習い始める小学生がこのゲームをきっかけに算数が好きになれば、他の科目も面白くなり、スマートな一生を送れるに違いありません。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

もう一つは、出願中の国際特許を、国内の特許事務所を通さずに、自力で出来るだけ多くの国に移行させてみたいことです。しかし、多くの国が個人企業には７５％の減免処置を施していても、1国あたり20万円はかかり、多額の資金が必要なのでご支援をお願いします。

▼これまでの活動

2月11日（日）に東京ビッグサイトで開かれた［ゲームマーケット2016秋］に出展して、［ＣＡＭＰＦＩＲＥ］のこのプロジェクトに勧誘しました。

試遊席で楽しくプレーしていただきましたが、特に、若いカップル、親子連れ、おばあちゃんとお孫さんなど、2人共同で楽しまれていたのが印象的でした。

▼資金の使い道

40万円（４０％）をリターンの仕入価格（木工品、金具など）にあて、自身の作業代を含めて残りは国際特許の各国への移行費用に充てたい。

 ▼リターンについて

　　以下の作品を用意しています。

　（１）、モデル４－Ａ　

　　4ｘ4マス（Ａ５サイズ）初心者、年少者、用

　　レーザー加工のみで彩色なし

　駒；　ヒノキ材［３５ｍｍｘ４０ｍｍｘ１５ｍｍ］（１６＋４）個

　箱；　ヒノキ材と科ベニヤ（４ｍｍ）

　　　　　　　　［１７０ｍｍｘ２４０ｍｍｘ１６ｍｍ］2個

　定価；５，８００円　特価；４，０００円（約３０％OFF）

　（２）、モデル４－Ｂ

　　（１）と同じ物で、箱表と駒にアクリル絵の具で彩色。

　定価；６，８００円　特価；５，０００円（約26%OFF）　

（３）、モデル６－Ａ　

　　６ｘ６マス（Ｂ５サイズ）一般用

　　レーザー加工のみで彩色なし

　駒；　ヒノキ材［３０ｍｍｘ３５ｍｍｘ１５ｍｍ］（３６＋６）個

　箱；　ヒノキ材と科ベニヤ（４ｍｍ）

　　　　　　　　［２０５ｍｍｘ２８０ｍｍｘ１６ｍｍ］２個

　定価；８，８００円　特価；７，０００円（約２０％OFF)

（４）、モデル６－Ｂ

　　（３）と同じ物の箱表と駒にアクリル絵の具で彩色。

　定価；１０,８００円　特価；８，０００円（約２６％OFF)

（５）、モデル９－Ａ

　　９ｘ９マス（Ａ４サイズ）ナンプレ（数独）兼用

       レーザー加工のみ、彩色なし

　駒；　ヒノキ材［２３ｍｍｘ２８ｍｍｘ11.5ｍｍ］（８１＋９）個

   箱；　ヒノキ材と科ベニヤ（４ｍｍ）

　　　　　　　　［２２５ｍｍｘ３１０ｍｍｘ１４ｍｍ］２個

　定価；１１，８００円　特価）；９，０００円（約２４％OFF)　

（６）、モデル９－Ｂ

　（５）と同じ物で箱表と駒にアクリル絵の具で彩色。

　定価；１３，８００円　　特価；１０，０００円（約２８％OFF)

（７）、モデル６－Ｃ　プレミアム作品

　（４）と同じ物の箱の外表面をデニム布で覆い、

　　表面は手描きで、裏面に希望の風景やポートレートを

　　アクリル絵の具で描く（好きな写真を送ってください）。

　定価；１８，８００円　特価　１４，０００円（約２６％OFF)

（８）、モデル９－Ｃ　プレミアム作品

　（６）と同じ物の外表面をデニム布で覆い、

　表面は手書きで、裏面に希望の風景画やポートレートを

　アクリル絵の具で描く。

　定価　２５，８００円　特価　１９，０００円（約２６％ＯＦＦ）

（９）、駒ー９

　　将棋盤をお持ちの方に、９ｘ９マス用数字駒セット

　（５）の駒だけ90個

　定価　６，８００円　特価；５，０００円（約２６％OFF)

(10)、組手（くで）作品　Ａ（製作中）

　　筆立て　（兼駒入れ）

　材料　ヒノキ材（無垢）

　サイズ　約（１００ｍｍｘ１００ｍｍｘ１００ｍｍ）

　組み立て前のキットで提供

　注）写真は参考モデルで実物とは異なります。

　定価　１，５００円

　５，０００円以上のすべてのリターンに追加する。

（１１）、組手作品　Ｂ

 　　花瓶敷　（兼　ゲーム盤）

　材料　ヒノキ材（無垢）

　サイズ　約（２００ｍｍ　100ｘ２００ｍｍｘ２００ｍｍ）

　組み立て前のキットで提供

　定価　１，０００円

　８，０００円以上のリターンに更に追加する。

　（１２）、モデル４－ｓ

　数５６（Sugoroku）兼用４ｘ４パズルセット　

　・数字サイコロ　４個

　　材料　ヒノキ材

　　サイズ　約（１９ｍｍｘ１９ｍｍｘ１９ｍｍ）

　・４ｘ４パズル用立方駒　１６個

　　材料、サイズは数字サイコロと同じ

　・（１０）組手作品Ａ　駒入れとして　１キット

　・（１１）組手作品Ｂ　ゲーム盤として　１キット

　定価　４，０００円

（１3）、モデル6－ｓ　数５６（Sugoroku）兼用6ｘ6パズルセット　

　・数字サイコロ　6個

　　材料　ヒノキ材

　　サイズ　約（１９ｍｍｘ１９ｍｍｘ１９ｍｍ）

　・6ｘ6パズル用立方駒　3６個

　　材料、サイズは数字サイコロと同じ

　・（１０）組手作品Ａ　駒入れとして　１キット

　・（１１）組手作品Ｂ　ゲーム盤として　１キット

　定価　5，０００円

以上のリターンは遅くとも２０１７年５月末までに、出来次第発送させていただきます。

 ▼最後に

　後期高齢者は翻訳英語で Old-oldとありましたが、山下親方との

老―老コンビでもう少しがんばって、若い人達が引き継いでくれるような魅力ある事業に育てたい思っています。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

来春にはクロスワードボードゲームの開発も予定していますのでご期待ください。