2019/07/09 19:14

こんにちは。

サウナビルダーの野田クラクションべべーです。


サウナビルダーと言っていますが、作ったサウナは「The Sauna」のみ。

The Saunaは、サウナって暑苦しくて嫌い→自然のなかで楽しむサウナ最高!→ってか、サウナ最高! という人をたくさん増やすことが目的で作りました。


オープンして5ヶ月ですが、平均して200人くらいの人がサウナを利用してくれていて、男女比率は6:4くらいで男性のお客さんが締めています。そのうち、サウナ好きの人が7割くらい…サウナ初心者が3割くらい…といったイメージでしょうか。

これまで、LAMPに来てくれていたお客さんとは違う層の方に足を運んでもらっている結果になっています。


本日はサウナ運営してみて感じた、「サウナのある暮らし」って素敵だよね。サウナをもっと身近なモノに感じてほしい! という点でお話をしていければと思います(あくまで自分の主観です)。


サウナを好きになっていくと、自分のライフスタイルと紐づくことがものすごくよくわかります。

仕事終わり、寝る前、寝起き、お昼休み、飲み会の前、運動の後…など、生活のありとあらゆる場面でサウナを欲する場合があります。これは、お風呂に入る文化と一緒だと思うのですが、サウナはよりラフにサクッと入りやすいものなのかと。

つまりは、生活のなかにサウナは必ず必要なもので、昨今のブームとかそんなことは関係なく、死ぬまで付き合っていくべきものだと思うんです。


フィンランドでは「命のはじまりもサウナ、命の終わりもサウナ」という話を聞いたことがありました。つまりは、出産をサウナでし、死んだらサウナストーブの遺灰を入れる…ということ。

現代では減ってきているとは思いますが、100年前くらいのフィンランドでは本当にあった話みたいです(この前、フィンランドから来たお客様が言っていました)。


The Saunaに入ったお客さまは「鳥のさえずり、森の音、川のせせらぎ、ロウリュの音、ヴィヒタの香り、薪のパチパチ音、野尻湖の圧倒的自然感」を楽しんでくれています。

なんて言えばいいのかわからないのですが、The Saunaの隣に家があったら、完全にその人の生活そのものだな…と(笑)。

でも、それこそ本来のサウナの姿でサウナビルダーとしてそういうサウナをドンドン作っていきたいと思うわけです。

ただ、実績もないし作品もない…そもそも「サウナのある生活」ってなんぞや。って思う人がほとんどだと思います。

そんな想いを、一緒にサウナを作った株式会社ログラフの松田さんに話したら「面白いサウナ作ろう」と言ってくれました。


ログラフさんは40年以上ログハウスを作っているベテラン中のベテラン。

もう、こんな若造の話を聞いてくれるだけありがたいです。ログビルダーの人ってデカイ体でグリズリーみたいな人を想像するかもしれませんが、社長の松田さんは優しい熊さんみたいな人です。


「サウナのある暮らし」というよりは「ログのある暮らし」をずっと続けていて、未だに未完成というご自宅は日々進化を続けています。

子供が生まれる前、生まれた後、大きくなった後…家の形は変わっていくものです。木の質だって徐々に変わっていく。サウナを家に作ったとしても、将来は使わなくなるかもしれない…。

それでも、いいと思っています。例えば、物置になってもいいし、本を読む場所になってもいい。


名前はまだ未定ですが、ログラフさんの土地を使用して、「サウナのある暮らし」を体験できるような空間を作っていきます。

でもそれは、僕たちだけではなく一緒に作っていくことが大事だと。DASH村のような。


サウナをきっかけに「信濃町」へ来る理由になったら最高ですし、第二のふるさとみたいな場所にしていければと。


その第一弾として、スモークサウナを作るワークショップを開催します!

すでに定員に達してしまったのですが、今後もワークショップなどを開催していくので、ご参加のほどお待ちしております。


The Saunaも冬を越えて、春を迎え、夏に突入することになりました。

野尻湖の水温も徐々に上がりはじめ、湖水浴するには最高の季節になってきました。


ぜひ、薪サウナと自然のサウンド、野尻湖の開放感を味わいに長野まで遊びにきてくださいね。

ご予約はこちらから〜!

電話:026-258-2978

メール:https://lamp-guesthouse.com/contact/