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喜美子おばあちゃんの戦争体験絵本を出版:80年目の証言

70歳から絵本を作り始め、今年1月に90歳で亡くなった喜美子おばあちゃんの生きた戦争体験絵本を出版し、次世代に届けたい。 今年戦後80年で、終戦記念日の8/15までに書籍化したい。

現在の支援総額

1,356,000

112%

目標金額は1,200,000円

支援者数

149

24時間以内に7人からの支援がありました

募集終了まで残り

24

喜美子おばあちゃんの戦争体験絵本を出版:80年目の証言

現在の支援総額

1,356,000

112%達成

あと 24

目標金額1,200,000

支援者数149

70歳から絵本を作り始め、今年1月に90歳で亡くなった喜美子おばあちゃんの生きた戦争体験絵本を出版し、次世代に届けたい。 今年戦後80年で、終戦記念日の8/15までに書籍化したい。

このプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。私たち「たんば手づくり絵本の会」は、自らの体験や想いを手製絵本に作り上げる活動をしています。

今年1月、私たちにとって太陽のような存在だった喜美子おばあちゃんが90歳で亡くなりました。

喜美子おばあちゃんは70歳から絵本の制作を始め、20年間で50冊もの絵本を熱心に描き続けました。「戦争は絶対アカン」という強い思いとともに絵本を精力的に作りました。

私たちは「喜美子おばあちゃんの絵本を書籍化して、彼女の反戦の遺志を次世代に伝えたい」と強く願い、今回のプロジェクトを立ち上げました。

書籍化したいのは、こちらの手づくり絵本「おばあちゃんの太平洋戦争」。

小学生の時に体験した戦争下での生活を、少女の目を通して丁寧に描いています。戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に語り継ぐ重要なメッセージが込められており、戦争を経験した人が少なくなる中で貴重な歴史の証言として後世に残すべきものと考えています。

ページをめくれば、泣きながら塗りつぶした大切な教科書のこと、先生の厳しい表情のこと、大勢の子供たちと過ごした日々など、こどもだったおばあちゃんの心に焼き付いた情景がひしひしと迫ってきます。

喜美子おばあちゃんは、昭和9年生まれ。5人兄弟の長女で、小さい頃から末の弟をおんぶして遊んでいたといいます。

結婚して二人の男の子に恵まれ、孫たちにも戦争体験を伝えたいと、70歳で手づくり絵本を始めました。

持ち前のバイタリティで、次々とパワフルに描き続けました。

農業をしながら、絵手紙でNHK学園大賞受賞5回。EテレのNHK短歌で一席。コーラス10年。川柳は地元新聞の入選の常連で、丹波市の川柳グループの指導もするなど多趣味で活動的。人の輪を広げる存在でした。

彼女が残した50冊もの絵本の中でも、この「おばあちゃんの太平洋戦争」は三度も描き直し推敲した入魂の作品で、2020年には自費出版もしました。

彼女の作品は戦争体験をリアルに描写しつつも温かみのあるタッチで多くの人の心を打ち、自費出版絵本はわずか1年足らずで在庫切れとなってしまいました。

今回はハードカバーのしっかりした絵本で出版し、多くの人に手に取ってもらいたいのです。

これまで展覧会などで彼女の作品を紹介し、多くの方の共感を得てきました。手づくり絵本コンクールで数回の受賞経験もあり、読み応えのある作品は話題となりました。

特に終戦の日近くになると、「喜美子おばあちゃんの絵本を展示させてほしい」、「体験を語りに来てほしい」とひっぱりだこでした。

喜美子おばあちゃんの活動は新聞にも取りあげられ、また、絵本が小中学校の平和学習でも活用されるなど、多くの反響を呼んできました。

晩年は、地域の小学生やご婦人方に新聞ちぎり絵の指導もしていました。

子どもたちからは「きみまろ」と呼ばれ人気がありました。

今年は戦後80年という歴史的な節目でもあり、終戦日の8月15日までに書籍化を実現したいと考えています。

喜美子おばあちゃんが大ファンだった絵本作家の長谷川義史さん。

「へいわってすてきだね」など平和を願う絵本を多数描いておられます。

喜美子さんの絵本を読み「伝えたいことが滲み出ている」と言われました。


ご支援は5000円〜お願いします。

こちらの返礼品をご用意しています。


ご支援金額ごとに、以下のような返礼品をお送りします。

🟡読み聞かせ&絵本づくりワークショップについては、ご支援決定後、半年以内に日程調整。交通費は支援者のご負担になります。


・4月上旬までにCAMPFIREの審査を受ける

・事前告知をやって、4月中旬に立ち上げる

・5月の連休明けに、絵本を印刷所へ入稿

・5月下旬クラウドファンディング終了

・6月に校正を経て7月末に出版絵本完成

・8月はじめ、完成絵本とリターン品発送する。


喜美子おばあちゃんの絵本を通じて、戦争の悲惨さや平和の尊さを、より多くの人々に伝えて行くことが私たちの願いです。

彼女の遺志を継ぎ、このプロジェクトを成功させ絵本を出版出来ますよう、皆様のご支援とご協力を心からお願い申し上げます。

出版できた絵本は小中学校や図書館へも届け、多くの人々に読んでもらえたらと願っています。

さらに今回のクラウドファンディングが成功すれば、喜美子おばあちゃんが書き遺した戦争体験絵本…初めてカレーライスを食べた話や、修学旅行に行った話などの絵本も出版できたらいいと思っています。

支援することであなたも平和を伝える一員になれます!

共に、次世代に貴重な歴史の教訓を伝えていきましょう。











支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 絵本出版費用

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

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  • 目標額達成後も、ご支援が途切れることなく続いていて、有り難く思っています。喜美子さんの息子さんが、知り合いの方々に、手紙で支援を呼びかけてくださいました。そのおかげか丹波の方々からよく連絡が入る様になりました。昨日は喜美子さんの幼馴染で、小さい頃からよく遊んだという91歳のご夫婦が、突然訪ねてこられました。喜美子さんの手づくり絵本を見せたら「こんなん作れるモンは周りにおらんかった。」と感動され、ぺージをめくる度に「こんな生活やった。よう覚えて描いとるなぁ」としみじみ。「死んでも慕われて、絵本出してもらえるなんて、きみちゃんしあわせモンやなぁ」と目頭を押さえておられました。喜美子さんもこの場に居るような…優しい時間が流れました。今回のプロジェクトのおかげで、貴重な出会いが生まれています。 もっと見る
  • 皆様の温かいご支援で、プロジェクト開始2週間で目標額を達成できました!心より感謝申し上げます。5/23まで支援の受付は続きます。それからもご支援して頂けましたら、印刷部数を増やし、更に沢山の方々に「おばあちゃんの太平洋戦争」を読んでいただけるように、広めていきます。引き続きよろしくお願いします。 もっと見る
  • 丹波篠山市の喫茶美貴で、喜美子おばあちゃんの手づくり絵本展が始まりました。生前コーラスで仲良くされていた畑美智子さん。このお店の元オーナーで、一昨年の夏も喜美子さんの作品展をしてくださいました。その時新聞記事になり、遠方から沢山の方が、読みに来てくださいました。喜美子さんはその時の思い出が嬉しくて、「もう一度、お店で絵本展をさせて。」と畑さんに頼まれていたそうです。思いもよらず今年の1月に急逝され、「喜美子さんとの約束を早く果たさなければ…」と、畑さんはずっと責任を感じておられたようです。そして実現しました。5月末までの予定です。喜美子おばあちゃんの44冊の手づくり絵本を、手にとって読んで頂けます。冊数が多いので、途中入れ替えもあるそうです。喫茶美貴丹波篠山市郡家846電話079-552-3480営業10時〜17時 もっと見る

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