プロジェクトの実行者について
このプロジェクトを立ち上げたのは、吃音を持つ子どもたちとその保護者のための交流の場を提供したいと考える岡山吃音親子カフェ「おいでんせぇ〜」の代表山口です。私自身も吃音を持つ子どもの親として、日々の暮らしの中で多くの困難に直面してきました。特に、同じような立場の人々と直接繋がる機会が少ないことに強い孤独を感じていました。そこで、同じ悩みを持つ方々と共に、支え合い、情報を共有できる場を作りたいとの思いでこのプロジェクトを始めました。
このプロジェクトで実現したいこと
「吃音親子カフェ」を岡山市で開催し、吃音を持つお子さんとその保護者が自由に情報交換できる場を提供したいと考えています。このカフェでは、専門家を招いての講話や、子どもと大人の両方が参加できる交流会を定期的に開催します。参加者が互いに支え合い、孤独感を和らげることができる環境を作り上げたいと考えています。また、吃音に関する正しい理解を広めるための活動も進めていきます。
プロジェクト立ち上げの背景
吃音を持つ当事者やその保護者は、日常生活において多くの壁に直面し、孤立しがちです。学校や職場でのコミュニケーションの難しさや、周囲の理解が得られないことからくる孤独感は、吃音を持つ方々にとって大きな悩みです。私たちは、そんな悩みを抱える人々が安心して集まり、心の支えとなるようなコミュニティを作りたいと考えました。これが、プロジェクトを立ち上げる原動力となりました。
これまでの活動と準備状況
今年度、私は岡山市ことばの教室の役員を務めさせていただきました。保護者の皆様を対象としたアンケートを実施した結果、交流会の開催に対する強い要望が寄せられました。
しかしながら、現状のことばの教室が主催する交流会は、平日の午前中に年2回、子どもたちを含めたグループ学習が年3回と、開催頻度が限られており、1時間という短い時間の中で慌ただしく進行するため、参加者同士の交流が深まりにくいという課題がありました。
また、共働き世帯が増加している現代において、平日の午前中に開催される交流会に参加できる保護者は限られており、参加できない保護者はより孤立感を深めてしまうという状況が見受けられました。
これらの課題を踏まえ、私はより多くの保護者が参加しやすい交流会を実現するため、以下の取り組みを進めています。
取り組み内容
- 開催日時の見直し:
- 仕事がお休みの保護者が多い日曜日の午後に、講話と交流会を組み合わせたイベントを開催します。
- 交流機会の拡充:
- 十分な時間を確保し、参加者同士がじっくりと交流できる場を提供します。
- グループトークやフリートークなど、様々な形式での交流を促進します。
- 専門家による講話:
- 吃音に関する専門家を招き、正しい知識や情報を提供します。
- 参加者からの質問にも答えてもらう
- 開催場所の選定:
- 岡山市内で、アクセスが良く、安心して利用できる公共施設やコミュニティスペースを選定します。駐車場も完備してあることが絶対条件です。
- 継続的な開催に向けた体制づくり:
- 定期的な開催を目指し、安定した運営体制を構築するため、協力してくれる保護者の方々と共に準備を進めています。
期待される効果
- より多くの保護者が交流会に参加し、情報交換や悩み相談を通じて、互いに支え合える関係を築くことができる。
- 吃音に関する正しい知識が広まり、保護者の皆様の理解が深まる。
- 孤立感を抱える保護者が減少し、安心して子育てできる環境が整備される。
今後の展望
今後も、保護者の皆様のニーズに寄り添いながら、より充実した交流会を開催できるよう、関係機関や専門家との連携を強化し、継続的な活動に取り組んでまいります。
リターンについて
私たちは子育て中の多子世帯であり、末の子どもはまだ幼い年齢です。そのため、皆様にご満足いただけるような特別なリターンをご用意することは難しい状況です。
しかしながら、支援してくださった皆様への感謝の気持ちを込めて、心を込めたお礼のメールをお送りさせていただきます。
スケジュール
2月団体始動。HP、X(旧Twitter)、Instagram作成。
3月ポスター掲示、チラシ置き場の確保
3月開催場所、専門家の契約完了
5月 クラウドファンディング終了
5月25日交流会開催
6月〜リターン送付
最後に
吃音を持つお子さんやその保護者の方々が、安心して交流できる場所を提供することで、少しでも孤独感を和らげ、互いに支え合える社会を目指しています。このプロジェクトは、当事者だけでなく、広く多くの方々の理解と協力が必要です。ぜひこのプロジェクトを応援していただき、共に新しい一歩を踏み出していきましょう。ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
コメント
もっと見る