故郷で立ち上げたフリースクールに図書室をつくりたい!フリースクール代表・松田の20代最後の挑戦
ー突然ですが、みなさんは小中学生の頃、学校の図書室で借りた本を読んだことはありますか?
実は、それって当たり前のことではないんです。
はじめまして!
石川県の野々市市でフリースクールと学習塾を運営する「BASE」代表の松田知将(ズマ)と申します。
出身はフリースクールのある石川県の野々市市(金沢市の西隣)で、今年でいよいよ30歳になります。
趣味は海外探訪
(写真はNYにて)
自分は「生まれ育った故郷の街に恩返しをしたい」と想いから、それまでフリースクールがなかった石川県の野々市市に、昨年度フリースクールBASEの立ち上げを行いました。
校舎は築70年の古民家を改装
「秘密基地がコンセプトの内装レイアウト
時には校舎から離れ、
自然に触れる活動をしています
フリースクールを立ち上げた理由としては、
こどもたちが自由に学べる場所が
もっと学校の他に増えてほしいと思ったからです。
地域の皆さまを初めとした数多くの方々の支えのおかげで、
今ではBASEは地域のこどもたちの新しい居場所となり、
自分も楽しい毎日を過ごさせていただいていることに日々感謝しております。
そしてこどもたちの挑戦を応援しているうち、
「自分も20代最後の挑戦として、BASEに通うこどもたちのため、全国の皆さまから応援していただけるような企画を成功させたい!」
との想いが強まっていき、
今回、初めてのクラウドファンディングの立ち上げを決意いたしました。
そんな自分の20代最後のプロジェクトとは、
こどもたちに学びの楽しさを届けるため、
フリースクールBASEの校舎内に
図書室をつくることです。
安心できる空間で、
こどもたちの「知的好奇心」を解放してほしい
私がフリースクールBASEに作りたいのは、ただ本が置いてあるだけの図書室ではありません。
私がつくりたい図書室とは、フリースクールBASEに通うこどもたちの「知的好奇心」を解放できる場所です。
多様なジャンルの本を取り揃え、こどもたちが自由に手に取り、ワクワクしながら存分に学ぶことができる空間。こどもたちは読書を通じて新しい世界に触れ、思考を深め、想像力を広げていく。
それは単なる知識の習得ではなく、人生の可能性を探求していくための強い動機となるはずです。
そんな「知的好奇心」の解放の場所であると同時に、私の思い描く図書室はまた、こどもたちが心からリラックスできる特別な空間でもあります。
温かいカーペットの上で寝転がりながら心ゆくまで読書に浸ることができ、時には友達と一緒に本の世界を語り合ったり…。
学びの楽しさに没頭しながら、
同時にこどもたちが心をリフレッシュできる空間
ー私はそんな図書室の姿を思い描いています。
↓ 図書室となる予定の部屋。
校舎の2階にあり、のどかな日差しが差し込む落ち着いた空間です。
目標金額とクラウドファンディングの背景
この図書室を実現するためには、本の購入費用や本棚、読書机、カーペットなどのインテリア用品を揃えるための資金が必要です。
次に上げる支出項目のため、
必要金額の見積もりは200,000円です。
〈支援金の使途〉
・本の購入費用(こどもたちが楽しめる絵本や物語、学習書など)10万円
・本棚(本をきれいに並べ、使いやすくするための収納)3万円
・読書机(集中して読書や勉強ができる机)2万円
・カーペット(リラックスできる読書スペースを作るため)1万円
・その他インテリア用品(温かみのある空間作りを目指して)4万円
→この金額で図書室に必要な備品を全て揃えることができ、私たちの暮らす石川県 野々市市に新たな学びの場を生み出すことができます。
(目標金額を超過した場合は図書室開設後の本の追加購入費に充てさせていただきます。)
BASEは可能な限り自走することをポリシーとして運営しているフリースクールですが、現在の月々の運営費に加えて上記の予算を捻出するためには、どうしても年単位の時間がかかってしまいます。
そしてこどもたちの学習環境の充実は未来のために何よりも重要な投資だと考える反面、それでも保護者の方々への負担はできるだけ増やしたくはない、というのがフリースクール経営者としてのジレンマでもあります。
そのため、この図書室の設置に向けて皆様のご支援をお願いできればと思い、今回のクラウドファンディングに挑戦することを決意いたしました。
本の選び方
BASEの図書室に並べる本は私たちが選ぶだけでなく、こどもたちにも一緒に選んでもらいたいと考えています。こどもたちが自分の「知りたい!」を見つけ、ワクワクしながら本に触れられるよう、こどもたち自身の意見も反映した上で購入する本のリストを作ります。
また環境への配慮の観点から、購入する本についてはまずは中古の本を探し、流通不足や状態の良いものが見つからない場合に新書を購入する方針で購入を行います。
これら中古本の購入を通じ、
「資源を大切にし、
持続可能な方法で環境を整える」
そういった価値観やプロセスもこどもたちの学びに繋がるはずだと考えております。
リターンのご紹介
ご支援いただいた皆さまには、感謝の気持ちを込めて、特別なリターンをご用意しました。
①完成に至るまでの進捗画像を共有 ¥1,000
支援者の皆さまには、図書室の設置が進んでいく過程をお届けします。お好きなタイミングでプロジェクトの進捗を感じていただけるよう、購入する本のリストや完成までの過程を撮影した写真を定期的にシェアします。完成した図書室の姿だけでなく、途中のエピソードやこどもたちの反応など、皆さまが支援した結果がどのように形になっていくかを見届けていただける貴重な体験をお楽しみいただけます。
②こどもたちからのお礼の手紙 ¥5,000
皆さまの支援に対し、感謝の気持ちを込めたこどもたちからのお礼の手紙をお届けします。
③図書室に名前を飾る ¥10,000
支援者さまのお名前を図書室に飾り、BASEに通うこどもたちが皆さまからの温かい応援の気持ちを感じられるようにします。
⑤おすすめの本の選定権 ¥30,000
支援者の方には図書室に置く本を選んでいただき、その本には寄贈者のお名前とメッセージを添えます。選定された本は図書室内に特別なスペースを設け、その中に寄贈者のお名前とメッセージを記載したプレートを一緒に飾ります。あなたの名前とメッセージが込められた本が、こどもたちの手に渡り、学びの場で大切に読み継がれていきます。
⑥BASE代表 松田とのご飯会招待チケット ¥50,000
県内在住の方は校舎近隣までお立ち寄りの際、また県外の方は旅行などで石川にお越しの際、ぜひ松田と一緒にご飯を食べながら、学校の運営や教育について語り合い親睦を深めましょう!
(松田が故郷・野々市のおすすめのお店へとご招待いたします。)
プロジェクトスケジュール
・2025年3月:クラウドファンディング開始
・2025年4月末:クラウドファンディング終了
・2025年5月:改装作業&リターン実施開始
・2025年6月1日:図書室オープン
【最後に】市内唯一のフリースクールが図書室を備える社会的意義について
BASEは不登校の子のみを対象にした場所ではありませんが、市内唯一のフリースクールであるこの場所が図書室を備えることは、単なるこどもたちへの読書機会の提供に留まらない大きな社会的意義を持ちます。
自由な学びの選択肢が求められている現代において、学校外でもこうした知識に触れる場をこどもたちに提供できる環境があることは、地域の活性化とインクルージョンの意識へと繋がり、自分たちの故郷・野々市市が今以上に垣根のない地域社会へと歩むきっかけとなることを私は信じています。
長文を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
どうか皆さまの温かいご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
末筆ながらこどもたちの学びと成長のため、
私たちのプロジェクトを応援していただけるすべての方に、心より感謝申し上げます。
フリースクールBASE代表
松田知将
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