注目のリターン
やまちゃんめいの紙芝居『やまちゃんのこと』
やまちゃんの軌跡を紹介した紙芝居動画になります。ぜひご覧ください✨
「タンデム自転車」で視覚障害者の新たな可能性を広げたい
このプロジェクトは、視覚障害者の生き方や働き方の可能性を広げることを目的としています。
手段として、タンデム自転車を使い、日本中を旅しながら各地で出会う人々とつながりを作り、自転車に一緒に乗ってもらいます。地域の人々と協力し、視覚障害者がどんな状況にあるのかを知ってもらい、働く体験を通じて雇う人・働く人の双方への理解を深めます。
アートコミュニケーターとして、見えない僕との観賞や視覚以外の感覚を使ってアートを楽しむイベントを開催し、地域の美術館やギャラリーと連携して交流を深めます。また、デジタル名刺を活用して1万人と名刺交換を目標に、多くの人々と直接交流し、視覚障害者の可能性を広め、ネットワークを築きます。
失明前のやまちゃん:自転車メッセンジャー世界大会にて(2009)
全盲でも見えたこと
2021年夏頃から約1年の間に病気で視力を完全に失い、当たり前にできていたことができなくなり、家族とも別れて孤独に陥りました。しかし、外に出て人とつながることで前に進むことができ、この経験が視覚障害者としての新しい可能性を探すきっかけとなりました。
視覚障害者の壁
視覚障害者は日常生活で多くの壁に直面しています。
外を移動するのはガイドヘルパーの助けで可能ですが、1か月にガイドヘルパーを使える時間はそれぞれに決められています。
自宅内ではガイドヘルパーを制度上利用できず、簡単な代筆のために外出が必要になることもあります。
就労では職場環境の適応や職種の制限などの課題があり、職業選択の幅が狭い現状があります。
雇用者側も具体的にどの業務が可能か把握しづらく、適切な役割分担や協力が進みにくい状況にあります。
こうした現実の中で、視覚障害者は自己表現や新たな挑戦の機会を失い、社会との繋がりが希薄になりがちです。
近所で1人で歩いていてよくぶつかる斜めの電柱
見えなくなってできたこと
人との出会いやつながりから、市民ミュージカルに出演したり、自分の経験を紙芝居にして上演したり、東京都美術館でアートコミュニケーター(通称:とびらー)として活動したり、漫才でM-1に出てみたり、見えなくなってからもいろいろな挑戦を続けてきました。
これからも、見えない自分「だからこそ・ならでは」を大切にして、活動していきたいと思っています。
コモンビート62期の赤大陸のみんな
M1コンビ「盲目は恋」のばばはるとやまちゃん
視界を超えて広げる世界
この旅を通じて、視覚障害者がアートを楽しみ、自分らしく働き、移動を楽しみながら社会の中で価値を発揮できる世界を築くために、どうかこの挑戦を応援してください。
誰もが自分の人生を自分らしく描ける未来を、一緒に作りましょう。
見えなくなってもイキイキ飛び回っている父でありたい
具体的な旅の計画
4月下旬(予定)に東京を出発して太平洋側を北上し北海道を巡って日本海側から南下します。各都道府県では都道府県別人口割合に応じた人数に実際に会って名刺を渡して交流します。ゲストハウス等に滞在しながら、地域の人たちとつながり、お仕事体験や美術館でのアート鑑賞などのイベントを行います。
今回は約100日かけて東北・北海道を巡ります!
応援・ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。
旅の様子について
こちらでも発信していきます!
YouTube https://youtube.com/@yamatheblind?si=yNWiru0yK_lMckJK
X x.com/yama_the_blind?s=21&t=BH_Bn7evYIXTW8_wTxHGqQ
Instagram https://www.instagram.com/yama_the_blind?igsh=YmN3ZndlaDE4dDYx&utm_source=qr
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