自己紹介
としま地域防災会議は、豊島区で10年以上にわたって地域活動に関わってきた人たちを中心に、2024年に設立した任意団体です。豊島区の防災危機管理課や、地域の町会、防災活動を行なっている団体と協力して、活動を行なってまいります。2025年より本格的な活動がスタートし、2月22日の社会貢献活動見本市にへの参加を皮切りに、私たちの活動を知ってもらう機会を設けてまいります。ゲーム、AIと、リアルなネットワークづくりで、地域の防災に貢献していきたいと考えています。
このプロジェクトで実現したいこと
1. AIアバターによる、豊島区の防災・避難に関する知識の多言語動画制作
2. 豊島区内で暮らす外国人向けの防災研修の実施
3. 多言語防災動画の、全国への展開
言葉に関係なく、いざとうときに助け合える地域環境を構築すること。
プロジェクト立ち上げの背景
なぜこのプロジェクトが必要なのか?
日本は世界でも有数の災害大国です。しかし、日本で暮らす外国人の多くは、日本語での防災情報を理解することが難しく、適切な避難行動が取れないことが課題となっています。
2011年の東日本大震災では、外国人住民の約30%が避難方法を理解できず、自宅や危険な場所に留まったという調査結果があります。これは、命を守るための防災知識が十分に届いていなかったことを示しています。
豊島区では、外国人比率が10%を超え、独居高齢者が人口の約25%を占めるなど、地域全体の防災力向上が急務となっています。もし大規模災害が発生した際に、言葉の壁によって外国人住民の避難が遅れたり、誤った行動を取ったりすれば、救援リソースが分散し、高齢者や障害者、子どもたちへの支援にも影響を及ぼす可能性があります。
また、外国では日本のように避難訓練が日常的に行われる文化が少なく、災害時の避難所運営に必要な知識やマナーが浸透していません。例えば、避難所では生活習慣や文化の違いによるストレスが発生しやすく、些細なことで大きなトラブルにつながることもあります。
だからこそ、外国人住民にも分かりやすく、実践的な防災教育を提供することが重要なのです。
私たちの解決策
私たちは、AIアバターを活用した多言語防災教育を通じて、外国人が災害時に適切な行動を取れる環境を整えます。
AIアバターなら、日本語が分からなくても視覚的・音声的に防災知識を学べるため、より多くの外国人住民が理解しやすい形で情報を得ることができます。
具体的には、以下の取り組みを行います。
✅ AIアバターを活用した多言語防災動画の制作(日本語・英語・中国語・ベトナム語など)
✅ 地域の外国人向け防災研修の実施(実際の避難訓練と多言語防災動画による座学の組み合わせ)
✅ 防災情報をわかりやすく伝える冊子やデジタルコンテンツの配布
さらに、防災教育の次のステップとして、企業や町会の中で「防災リーダー」となる外国人の育成にも取り組みます。豊島区の外国人住民は比較的若い層が多く、彼らが防災知識を持つことで、地域の支援力を高め、共助の輪を広げることができます。
このプロジェクトで期待される成果
このプロジェクトを通じて、以下のような変化を実現します。
⚫︎外国人住民が災害時に適切な行動を取り、迅速に避難できるようになる
⚫︎地域住民との連携が強化され、防災意識が高まる
⚫︎ 豊島区全体の防災力が向上し、災害時の混乱を軽減できる
⚫︎ このモデルを他の地域にも展開し、日本全国の防災力向上に貢献できる
これは「外国人を助けるためのプロジェクト」ではありません。外国人が防災知識を身につけることは、結果として地域全体の命を救うことにつながるのです。
現在の準備状況
マインクラフトによる避難行動シミュレーションソフト…豊島区役所周辺の地形を読み込んだプロトタイプを作成。豊島区防災危機管理課にヒアリングを行い、想定しうるリスクや避難上の注意点などを、マインクラフトに落とし込む準備を進めています。(マインクラフトの避難行動シミュレーションソフト開発については。豊島区区民活動支援補助金に採択され、6月7日のイベント開催に向けて準備をスタート。豊島区防災危機管理課の協力のもと、避難所の再現や段ボールベッド組み立て体験、非常食の配布他を実施予定です。
このイベントで、「創発としま賞」を受賞し、豊島区の情報誌「とっぴい」に活動紹介の記事が掲載されることになりました。
■社会貢献活動見本市
AIアバターによる多言語防災情報提供動画…テスト動画作成の上、豊島区防災危機管理課に説明を行った。区としても、外国人への対応の必要性を感じており(住民からの声もある)、制作への協力を受けることができる環境が整ってきています。
現在、防災関係のAIだけではなく、企業の製品紹介のためのAI動画や、イラストレーターが作成したイラストの動画化などにも取り組んでおり、「楽しく防災を学べる」動画ソフト開発にも取り組み、教材よう動画作成のノウハウを蓄積しています。
■サンプル動画(日本語、英語、中国語)
リターンについて
・お礼のメール
・オリジナル蓄光キーホルダー
・災害発生後にできるだけ早く事業を再開するための必読書「介護事業の防災BCP」(山口泰信氏著)
・AIアバター動画への支援者のロゴ、お名前などのクレジットの掲載
・多言語防災訓練動画(mp4データ)
スケジュール
2月22日 社会貢献活動見本市に参加し、事業内容及びイベントPRを行い、「豊島の選択」賞を受賞しました。
3月 6月7日の防災イベント専用LPの開設
https://t-rdpc.org/aix%e9%98%b2%e7%81%bd%e3%80%80%e5%a4%9a%e8%a8%80%e8%aa%9e%e9%98%b2%e7%81%bd%e8%a8%93%e7%b7%b4%e5%8b%95%e7%94%bb%e5%88%b6%e4%bd%9c/
4月25日 豊島区民向けミニセミナーで、イベントPR
4月30日 クラウドファンディング終了
5月1日以降 AI動画による多言語防災動画(豊島区編)の制作
6月7日 マイクラによる避難行動シミュレーション 防災イベント開催
7月〜 リターン発送
支援のお願い
この取り組みをより多くの外国人住民に届けるために、皆さまのご支援が必要です!
⭐︎1,000円のご支援で、多言語防災動画の制作を支援できます。
⭐︎10,000円の支援で、外国人向けの防災研修の運営費を支援できます。
あなたの支援が、「助かった!」という声を増やし、一人でも多くの命を守る力になります。
ぜひ、ご協力をお願いいたします!
最新の活動報告
もっと見るとしまななまるなどのシール付き蓄光キーホルダーを返礼品として追加しました。
2025/03/30 01:19蓄光キーホルダー+4種類のシールセットを返礼品に追加しました!としまななまるは、豊島区のキャラクターで、今回、当団体のクラウドファンディングや防災意識向上のために、使用許可をいただき、返礼人に加えることができました。また、多言語防災動画で活躍する、タケミカヅチとククリのシールも作成しました。4種類1セットのシールです。お好きなデザインを蓄光キーホルダーに貼り付けることができます。他では手に入らないオリジナルデザインです。引き続き、活動へのご支援、ご協力をお願いいたします! もっと見る私たちの活動を、豊島新聞さんに取り上げていただきました!
2025/03/27 07:55私たち、としま地域防災会議の活動を、豊島新聞社さんに取り上げていただきました!こんなに大きく取り上げていただき、ありがとうございます。励みになります!外国人の居住者比率が10%を超え、独居高齢者の比率が25%を占める豊島区。狭隘な場所、木造住宅の密集地域など、大地震が発生した際には、独特のリスクを抱えている地域です。現在の豊島区のような人口構成で大地震を迎えた経験はなく、どのような不測の事態が発生するかわからないですよね。外国人居住者の平均年齢は若いと思われるので、同じ地域で暮らす外国人にも、「自助」「共助」の知識と行動規範を知っていただき、いざというときにパニックを起こさないようにする準備が必要です。豊島区がこの課題に取り組むことは、これからの日本の先駆的な事例にもなります。引き続き、この活動の情報拡散にご協力をよろしくお願いいたします! もっと見るAI多言語防災動画のベースとなる日本語版オープニングを作成しました。
2025/03/26 08:51AI多言語防災動画のベースとなる日本語部分を制作しました。 MCは:ククリモデルとなった菊理媛神(ククリヒメ)は日本書紀に登場する女神。イザナギとイザナミが黄泉の別れに臨もうとしたときに、その仲裁を果たした。男女の仲を取り持つ縁結びの神や事業の商談成立の神といわれる。 白山比咩神社のご祭神として祀られている。防災の神:タケミカヅチモデルとなったのは建御雷之男神。鹿島神宮の主神として祀られている。古事記に登場する雷神であり、剣の神とされている。鹿島神宮にある要石で、大鯰の頭の部分を押さえ込み、大地震の発生を防いでいると言われている。日本の神話に出てくる2柱の神様が、日本の防災につて、多言語で解説。時々クイズなども交えて、楽しみながら日本の災害、防災を学ぶ動画作りを目指している。 もっと見る
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