北海道厚沢部町の地域おこし協力隊、中村和恵です!18年ぶりに家族で地元にUターンし、協力隊になりました。
自分の夢でもあった飲食店をやりたい!厚沢部を"食"で元気にしたい!と、素敵な過疎づくり株式会社に所属し、厚沢部町の魅力を沢山の人にお伝えできるような活動をしています。
厚沢部町はメークイン発祥の地で、今年100周年を迎えます。年に一度の夏まつりで巨大コロッケを作ったり、メークインを使ったお菓子や料理を作りながら、地場産品の開発もしています。
そのほか、JA新はこだて厚沢部地区女性部に所属し、郷土料理の手作り味噌やかたこもちづくりをし、道南地域おこし協力隊ネットワークを立上げ、コアメンバーとして活動しています。
各町のイベントへ地米で道南の食材を使用したおむすびを提供する「道南おむすびプロジェクト」の出店や、協力隊の伴走活動など、広域で連携した取り組みを推進しています。
道南地域おこし協力隊ネットワークのメンバー
私は、この3月で地域おこし協力隊を卒業しました。
これまでの"食"を通した活動を生かし、厚沢部町に古民家カフェ「tabele」を立ち上げます!
頭の”た”にイントネーションを置いて タ ベ レ と読みます。
そう!ネイティブな厚沢部訛りだと・・・ たべれぇ~になります!!
私が生まれ育った厚沢部のおいしい野菜をたくさんの方々に食べてほしいという思いから名付けました。
tabeleは、厚沢部町の新鮮野菜や北海道食材を地元の食べ方で提供し、心とお腹をいっぱいにする"食"で地域と人を繋げる拠点となるカフェを目指します!
シェアだけでもこのクラウドファンディングに応援いただけると嬉しいです!
着任後、コロナウイルスの感染拡大で、ミッションとしていた「食を通して人を集める活動」が思うようにできずにいました…。
そんななか、厚沢部町のじゃがいも「メークイン」を使って、オンラインクッキングをする「ふるさと食体験」という企画に携わることがあり、そこをキッカケに大きな転換期を迎えます!
オンラインクッキングの様子
企画運営していた東京のベンチャー"KitchiHike(キッチハイク)"CEO山本さんとのご縁がありました。
老朽化した3地区の保育園を合併してできた、ステキな認定こども園"はぜる"に子どもを預けられないか?と言う相談を受けることになるんです。
私も以前、通園していなくても地域の保育園で子どもを一次的に預けたり、里帰り出産をしていて子どもを厚沢部の保育園に預けたこともあったので、その制度を使うことができるのではないのか?と考えました。
いざ移住体験のとき、お子さんははぜるに預けて五感を生かした保育を、休みには家族で収穫体験や食体験を楽しんでいただきました。
二週間の移住体験が終わる頃には「保育園留学」の原案ができあがり、厚沢部町で保育園留学事業がスタートすることになりました。
移住体験のイメージ
保育園留学は、今年4年目を迎えました。年間130組以上の親子が都市から厚沢部町にやってきて、1~2週間ほど厚沢部町に滞在しています。
子どもはのびのびとした保育園で過ごしながら、親は移住体験住宅やワーキングスペースでテレワークをしています。厚沢部町の大自然のなかで、家族で思い出深い体験をして過ごします。
魅力的な移住体験のなかで、痛感している課題があります。
それは、地元の食材を食べることができるお店が少ないこと。
スーパーに売っている(見慣れない)魚はどう調理するの?
地域の人たちとの関りがあまりないこと。
厚沢部町の魅力の一つでもあるホスピタリティにあふれる元気なあっさぶ町民に触れ合っていない!
など課題が浮き彫りになっていました。
滞在者と接するなかで、地産野菜が食べられたり、地元ならではのおいしい食べ方を知れたり、一緒に作る郷土料理体験ができる場所が必要だと強く感じました。
そして、地域おこし協力隊を卒業するこの春、地域の人と交流できて、訪れる人にあっさぶ飯を体験できる拠点として、カフェ「tabele」を立ち上げたいと決意しました!
tabeleは、厚沢部町の新鮮野菜を地元の食べ方、郷土料理などを通して"食"で地域と人を繋げる拠点となるカフェを目指します!
tabeleになる古民家住宅
①古民家住宅をリノベーションしてつくるコミュニティカフェ
古民家住宅をリノベーションし、8席ほどの小さなお店をつくります。仲間や知り合い、厚沢部に訪れた人たちが一緒にあーでもないこーでもないと話せる場所にしたいです。
また、みらいある子どもたちや新しく何かにチャレンジしたい方への場所やノウハウを提供する事業でもありたいです。
二世帯住宅のキッチン一つを飲食店営業許可が取れるように改装します。地元の職人さんにお願いした食器類や道南の木材を利用したテーブルなどを使用します。
スタート時のメニューは、週替わりでの軽食、本格エスプレッソマシンで入れるカフェラテや自家焙煎の黒豆茶、野菜を使用したケーキなどの提供を考えています。
今後の提供レパートリーとクオリティを高めるためにも、「業務用機器の購入」と「店舗導線の確保のための工事」が必要です。
店舗内部
②こども園のお迎え時に夕食の惣菜を受取りできる「おむかえテイクアウト」
子育てをしながら仕事もしている保護者のために、こども園のお迎え時にお惣菜を受け取りできる「おむかえテイクアウト」。
すでに取り組んでおり、保護者の方からは好評をいただいています。今よりもっと地産地消を高めて地場野菜や道産食材を使ったこだわりの料理をお届けしたいです。
③子どもたちと一緒に食事を作る料理体験
子どもたちに地産野菜を使った料理を教える体験教室も担います。
厚沢部の子どもたちに自分の育った町を誇れるように育ってほしいので、子どもたちへの「食育」「地元探求」など、強いシビックプライドを育み、まちづくりをしていく一員なんだと思ってもらえるキッカケ、みらいへの種まきをするため積極的に受け入れて行きます。
料理体験の様子
いただいた支援金は、カフェの改装や備品購入にも当てさせていただきますが、その他子ども料理教室、子どもたちへの食育活動など、地域貢献と郷土料理の保護・継承・普及活動に大切に使わせていただきます。
・カフェ改装費用 30万円
・食器や調理器具 30万円
・出張料理の準備費用 15万円
・リターンに要する経費
・クラウドファンディング手数料
株式会社キッチハイク CEO 山本雅也さん
なかむらさんの手料理は、本当に本当においしいです!我が家がはじめて厚沢部町へ保育園留学した時にも、たくさんの手料理をいただきました。娘は、なかむらさんが揚げてくれる蝦夷まいたけのてんぷらとカボチャのてんぷらが大好きです。こどもも大人も、本当においしすぎてバクバク食べてしまいます笑 厚沢部特産の舞茸をつかった炊き込みご飯も最高です。
今回計画している古民家カフェtabeleは、なんと保育園留学で滞在する宿泊施設や寮から徒歩3分とのこと。毎晩通ってしまうかもしれませんね、是非たくさんの子育て家族と一緒に応援していきたいです!
キッチハイク代表・保育園留学 発起人 山本雅也
道南サミット・Gスクエア函館 代表 岡本啓吾さん
北海道の左下。18市町村で括られる「道南」
自分が住んでる自治体だけではなく、道南というエリアを良い意味でゆる~く自分事になるように、住んでる地域から関りしろの半径を少~し広げて、友達や仲間が増えていけばこの地域がもっと楽しくなるんじゃない?
そんな思いで「道南サミット」がこっそりひっそりと立ち上がった。
初めて和恵さんに会いに厚沢部に行ったのが2022年の1月。
和恵さんの厚沢部への思い。コロナで思うような活動はできないもどかしさ。協力隊を卒業したらいずれは厚沢部でカフェをやりたい。そんなお話を聞かせて貰ったことを今でも覚えてます。
それからは、一緒にキャンプをしたり、
お酒を飲んだり、トークセッションや研修をしたり、
マルシェをしたり、カヌーしたり、
厚沢部のフィールドワークを開催したり、お酒を飲んだり、
と沢山の機会を共にして、私自身も厚沢部と和恵さんのことが大好きになりました。
和恵さんが今年協力隊を卒業して念願のカフェを開業するとのこと。
厚沢部愛に溢れてて、地域の方々に愛されて、
和恵さんが好きで厚沢部も好きになる人が外にも沢山いる。
そんな厚沢部の中と外とをつなぐ場になると思うとワクワクします。
地方(田舎)は「何も無い」とよく言いますが、沢山のかえがたい魅力や資源や可能性があります。
そして、何も無いところから創れることが地方(田舎)の楽しさだと思ってます。
和恵さんがこれから厚沢部を拠点に創りあげる場や物や景色や笑顔が目に浮かびます。
そして、それを共に創ることができる楽しみがこちらの支援だと思います。
これを見てる皆さんも、道南を、厚沢部を一緒に楽しくしていきましょう!
応援宜しくお願いします!
道南サミット代表
シエスタハコダテ統括責任者
Local Revolution代表
岡本啓吾
道南地域おこし協力隊ネットワーク代表 藤谷周平さん
和恵さん、開店おめでとうございます!
和恵さんとは道南地域おこし協力隊ネットワークの立ち上げをきっかけに、より仲が深まったと思っています。
ネットワークの中心的な活動である「道南おむすびプロジェクト」もかずえさんの尽力無しではここまで続けてくることはできなかったと思います。
本当にありがとうございます。
僕も厚沢部町に何度もお伺いさせていただき、和恵さんの心とお腹が満たされる料理をたくさんご馳走になりました!笑
食にまつわる知識や経験はもちろん、地域おこし協力隊として、厚沢部町をはじめ、道南地域に根を張り、多くの方との繋がりを作ってきた和恵さんだからこそ、出せる味やお店の雰囲気があるのだろうなと思います。
料理を囲みながら、町の方と仕事や観光などで来た方が会話に花を咲かせている。
そんな素敵な雰囲気で溢れるお店になることでしょう。
何か力になれることがあれば喜んで手伝います。
まずはこのプロジェクトの達成を心より応援しております!
JA北海道女性協議会 代表 佐藤美登子さん
私達女性部は、各種イベントを通じて人と人の繋がりを大切に活動を続けております
かずえさんとの出会いは20年前に、イベントのお手伝いに、関わったのが、最初でした。
オバチャン達の中で一生懸命に手伝ってましたね。
その後、町外に出て厚沢部町に戻って来た時には、子供の母親として成長した、かずえさんでした、町の協力隊として活動し、地元の方々が楽しみ、自らも活動して行く為に、高齢化が進み、人口減少の町に、どうしたら良いか、何か?出来ないか?と、相談された事が最初でした。
広い世代に耳を傾け、私達女性メンバーと活動を共にしながら考えて行く事で進む事が出来、私達の協働活動によってゆとりとふれあい、たすけあいのある、住みよい地域社会づくりを行う事が、私達女性部の思いと、かずえさんの思いと、意を組んでお互いに協力する事で、もっと厚沢部町に何か出来ると思いました。
その応援は私も先ず一番に賛同応援してます。
地域の人々が集まって、ゆっくり出来る、皆んなの場所作り、地元の安心で安全な食を通し、集えて情報と笑顔溢れる、tabeleカフェは、地元だけでなく厚沢部町に立ち寄った時に気軽に訪れて情報発信の場所に成る事間違いなしです。
私自身も米農家の特長を生かして、米糀から、大豆農家メンバーの大豆で味噌作りを25年以上続けて来ました、先輩農家女性の知恵が引き継がれております。
農家の農作業のおやつ、郷土食のカタコモチも作り続けてます。
私自身先ず自分で出来る事から初めメンバーの協力で、今に至ったております。
かずえさんの想いや行動に、応援してます!!
かずえちゃん「人は、思えばかならず!叶う‼」がんばれ〜ファイト!!
地域おこし協力隊卒業の5年間集大成で、長年の夢でもあった飲食店の開業が手の届くところまで来ました、保育園留学という素敵な事業のおかげでただお店をするのでではなく厚沢部町の魅力や価値をあげ、厚沢部へ来てくれた家族や、子育て真っ只中の忙し家族のためにも寄り添ったサービスを展開していけるようにしたいです。
芯はブレずに柔軟に対応するケータリングを主に居心地の良いお店づくりと、自らもここを拠点に本格的に「道南おむすびプロジェクト」を進め、農業を引退したまだまだ元気なお母さんたちの活躍の場づくりとパワーをカタチにする事業を目指しますので応援よろしくお願いいたします!
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