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いじめ問題を見過ごさない社会を構築したい!声を上げる力をお貸しください

義務教育とは、生徒が安全に学び成長できる場であるはず。そして教育に関わる大人は、その育ちを見守り、導き、真剣に向き合うべきです。それが大人の都合で事実を捻じ曲げられ、誤解を生んだまま放置されたら、弱い立場の人はどうなるのでしょうか?今回の控訴を通して「いじめ解決」の現状を広く考えてほしいと願います。

現在の支援総額

18,000

6%

目標金額は300,000円

支援者数

9

募集終了まで残り

19

いじめ問題を見過ごさない社会を構築したい!声を上げる力をお貸しください

現在の支援総額

18,000

6%達成

あと 19

目標金額300,000

支援者数9

義務教育とは、生徒が安全に学び成長できる場であるはず。そして教育に関わる大人は、その育ちを見守り、導き、真剣に向き合うべきです。それが大人の都合で事実を捻じ曲げられ、誤解を生んだまま放置されたら、弱い立場の人はどうなるのでしょうか?今回の控訴を通して「いじめ解決」の現状を広く考えてほしいと願います。

はじめに

これは、私たち一家が直面した、杜撰な教育行政の極めて深刻かつ看過しがたい事例です。息子は同級生らによる長期的ないじめを受けました。学校や教育委員会に繰り返し救済を求めたものの、対応は子どものさらなる孤立と苦境を招くものでしかありませんでした。

十分な検討がないまま作られた「いじめ調査報告書」が資料となった裁判は、理不尽でしかない結果となりました。
今、私たちはこの結果に悩み苦しみながらも、勇気を振り絞り、この歪んだ教育行政と司法の在り方を正すため、「控訴」という形でもう一度意義を唱えようと考えています。

今回のクラウドファンティングは、一個人への控訴ではなく、教育行政への問題提起です。私たちが声をあげることで、似たような状況で苦しんでいる方達の希望、また、未来の子ども達の安心な教育環境を守るための、小さくとも大事な一歩となると信じています。

皆さまのご支援はきっと、理不尽に立ち向かおうとしている方々に大きな勇気に、そして子どもたちの明るい学校を守る希望を与えてくれます。

不適切かつ偏向的な調査報告書が招く制度の歪み

【問題点の整理】

本件のいじめに関して、有識者による第三者委員会が作成した調査報告書は、関係者への正式な通知もなく、不十分な検証と透明性を欠いた手続きに基づいて進められました。

その内容は録音された証拠と明確に矛盾し、被害者に不利な形で構成されていました。さらに、息子の人格を否定するような表現が含まれており、私たち一家に多大な精神的苦痛を与えています。

 再調査を求めましたが、市長は「再調査の必要なし」と判断。この不公平な調査報告書が裁判資料としてそのまま採用されました。


教育事件を多く担当している弁護士の見解

このいじめ事件を公平に判断するために、今回の事件で作成されたいじめ調査報告書の関連事項について、別の弁護士の見解を得ました。

• かなり杜撰な印象である。 
• ガイドラインを無視して我流でやっている調査報告書。
• 調査報告書の一番杜撰なところは、学校の対応が、ほぼ何も書かれていない点。 
• 学校でいじめがあったのに、ここまで学校を全肯定する調査報告書は非常に珍しい。 
調査委員が全て市と関係のある人達が名を連ねていることに大きな問題がある。中立性がない。
• 被害者が所見を提出するのは当然の流れで、再調査もガイドラインに従えば再調査するべき事案だが、残念ながら再調査するかしないかは市長が判断できるとなっている。
(※ 市長がやらないとなったらそれ以上申し立てる手段がない)
• 同じ埼玉県の例で言うと、川口市の調査報告書よりこちらの方が杜撰である。川口市の案件では学校が自分たちの問題を認めている部分があった。こちらの鴻巣市のケースでは何の問題もないどころか、学校がよくやっていたという評価になっている。
• この調査報告書の再調査の請願があったことについて、 反対した市議が、「再調査すると、いじめ調査委員会の信頼性が損なわれるから」として反対したことについては、きちんとガイドラインに沿ってやっていないのだから、そもそも信頼性がないということになる。 議事録がないことについては全く信じられない。丁寧なものを作るかどうかは別として全く紙資料がない。議事録が存在しないことはこのケースでは信じられない。それがまかり通ってしまっていることが深刻な問題である。
• 市の対応に問題があった。きちんとした判決を出してもらえる案件だと思う。

等々、この件が発生した教育行政の杜撰な様子が、専門家の目からも見て取れています。


いじめを容認する風潮との闘い 

私たちは今、この理不尽な教育行政と司法の在り方を正すため、懸命に闘い続けています。

いじめ問題において被害者の声が軽視され、加害者への対処が不十分な現状は、未来の子どもたちにとって極めて深刻な影響を及ぼします。 今回の裁判では、一部のいじめ行為は事実として認定されたものの、加害者の尋問欠席や証拠の不十分さを理由に、賠償責任が十分に追及されませんでした。

判決文には次のような一節が記されています。「生徒等が心身の苦痛を感じることがあったとしても、その全てについて不法行為法上の賠償責任の成立を認めることとなれば、生徒等の間での社会的接触に対する過剰な萎縮効果を生む可能性がある」。
この見解は、いじめ行為が軽微であれば容認され得るという誤解を生むものであり、教育現場の安全と公正に深刻な影響を与えかねません。

結果として、息子は転校を余儀なくされ、苦難を背負うこととなりました。一方で、加害者や関係機関に対する厳正な対応は行われず、このような不均衡な現実は断じて許されるべきではありません。


皆さまのご協力を仰ぎます

現在、この裁判に必要な控訴費用はおおよそ26万円と見積もられています。経済的負担の支援という側面もありますが、この控訴を私たちだけの声で完結させないために、私たちはクラウドファンティングを立ち上げることを決意しました。

皆さまのご協力は私たちにとって何よりの心理的なご支援、そして子ども達の教育環境を真剣に考えてくださる証だと感じます。ぜひ、私たちの小さな声を大きな力に、ご支援をよろしくお願いいたします。

――――――――――――――――
<目標金額を余剰した場合に関しまして>

クラウドファンディングの目標額を達成し余剰が生じた際には、このたびのいじめ事件・教育行政との訴訟の記録をまとめた書籍出版の発行資金に充てさせていただきます。

出版先は「Kindle Direct Publishing」(Amazonが運営するセルフ出版サービス)の電子書籍を予定しております。

また、3,000円のご支援をいただきご希望のある方には、この書籍にお名前(匿名・筆名可)とメッセージ(任意)を掲載いたします。あわせて「いじめが増え続ける日本社会に対する想い」をテーマに温かいメッセージ(200字程度を想定)をお寄せいただければ幸いです。

書籍を出すことによって、皆さまのご支援の気持ちが、このクラウドファンティング終了後も多くの方に伝わることを願っております。
―――――――――――――――― 

【リターンについて】
このクラウドファンディングでは、いじめ事件の隠蔽や不正行為を行った教育行政と闘うための裁判費用を募っています。皆さまからの温かいご支援に感謝の気持ちを込めて、以下のリターンをご用意しました。

 ① 1,000円のご寄付に対するリターン: 心を込めた御礼のお手紙をお送りいたします。  いじめ問題に立ち向かう活動にご賛同いただいた感謝をお伝えします。

 ② 3,000円のご寄付に対するリターン: 御礼のお手紙に加え、今回のいじめ事件を記録としてまとめて「Kindle Direct Publishing」(Amazonが運営するセルフ出版サービス)にて発行する電子書籍に、ご支援者さまのお名前(匿名・筆名可)とメッセージ(任意)を掲載する権利をお贈りいたします。
後者の任意のメッセージ部分は、「いじめが増え続ける日本社会に対する想い」をテーマに200字程度でお書きいただければと思います。皆様のメッセージが、同じ問題意識を持つ多くの方々にとって、大切な気づきや力となると考えております。

 ※メッセージの内容は、プライバシーに十分配慮し、お互いに確認をしながら適切な形で掲載させていただきます。


理不尽に抗う人々を支える意義

転校後、息子は中学2年以降、欠席はわずか1日、高校生活では無欠席を達成しました。

この事実は、彼自身の努力と強さを示すとともに、いじめや不登校の原因が彼にあるのではなく、学校や教育委員会の対応の問題に起因していたことを証明しています。
しかし、教育行政はこの現実を直視せず、被害者の訴えに耳を貸そうとしません。しかしこの問題に最後まで立ち向かうことは、未来の子どもたちのためにも重要な意義を持ちます。再び理不尽が繰り返されないよう、皆さまのご支援を切にお願い申し上げます。

 私たち一人ひとりの行動が、子どもたちの未来を守る一歩となります。何卒ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

親として(保護者より)

みなさまのご関心とご協力に、心より感謝申し上げます。

息子は、ある日突然、転校することになりました。それは私たちにとって、簡単な決断ではありませんでした。しかし、彼が安心して学び続けるためには、他に選択肢がないように思えました。

新しい環境に移るまでの間、彼の学びは途切れがちになりました。不登校となった際には、クラスの進度を知る手段もなく、学業の遅れへの不安が募る日々が続きました。塾に通いながら学習を続けようとしましたが、結果として一部の教科について成績がつけられないという通知を受けました。

子どもたちが安心して学び、健やかに成長できることは、教育の場が果たすべき最も重要な役割の一つです。しかし、息子が経験した環境は、そうした理想とはかけ離れたものでした。義務教育とは、すべての子どもに平等に学びの機会を提供するはずの制度であり、それが実際には十分に機能していなかった現実を目の当たりにしました。

私たち家族の中には、今も癒えない傷が残っています。子どもたちが未来を築いていくために、教育現場がどのように寄り添えるのかを、改めて問い続けなければなりません。そして、同じような苦しみを抱える子どもたちが二度と生まれないようにするために、より良い教育環境を求め続けていきたいと思います。みなさまのご協力、ご関心をいただいて、心から感謝いたしております。


①調査委議事録の不作成認める 鴻巣市、中学生いじめ問題で:東京新聞デジタル 
https://www.tokyo-np.co.jp/article/309870

②鴻巣・中学生いじめ 調査委議事録 確認できず 文科省指針、市規則違反か:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/296162

③いじめ調査報告書に「疑義」 鴻巣市教育長が不手際認める:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/272452

④鴻巣市、いじめ調査報告書を被害者側の意向に反して非公表 事前に確認すらとらず、政府 指針にも逆行:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/316195

⑤鴻巣・中学生いじめで調査委が国の指針守らず調査報告書 学校の「重大事態」判断を否定:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/258664

⑥女子トイレ前で土下座強要、日常的に暴言浴びせられ「転校」余儀なく…中学時代の「いじめ」で提訴 - 弁護士ドットコム

https://www.bengo4.com/c_18/n_17873/


⑦テストの順位で土下座させた同級生に賠償命令 不登校になった生徒、提訴し「残念」 ノートに卑猥なイラストを描かれ、ズボンも複数回下げられていた 埼玉新聞
https://www.saitama-np.co.jp/articles/115459/postDetail


今回のクラウドファンディング立ち上げにあたり、論理学者かつ、小・中・高等学校の教員免許状を持つ教職経験者の方から応援をいただいた際のコメントです。教育者立場の視点として以下、原文を掲載します。

【今回の事件は、学校や教育行政には確実に責任がある】

この事件を調査していく中で、パブリックニュースなどのオンライン記事に対して「いじめの責任を学校に押し付けるな」「いじめが起きてどうしてくれるんだと保護者が学校や行政に迫るのはおかしい」という学校側を擁護する声が散見していました。しかし、埼玉県鴻巣市での事例では、学校と教育委員会の対応そのものが被害を深刻化させたと言わざるを得ません。 

まず、小学校で息子さんがいじめを訴えた際、学校がその事実を適切に対応せず、隠蔽したことが発端です。この結果、彼はいじめが解消されないまま中学校に進学し、同じ加害者から引き続きいじめを受けることになりました。被害者を守るべき学校の不作為は、いじめを放置し、その影響を長期化させたと言えるでしょう。 

さらに深刻なのは、学校が被害者である息子さんを守るための具体的な行動を取らなかったことです。被害側をクラスに戻さず加害側をそのまま残した結果、息子さんは「学校に行きたい」という意思を持ちながらも通学を阻まれました。被害者側からは、「加害生徒のクラスを変えないのであれば、せめて息子のクラスを変えてほしい」という要望が何度も出されましたが、学校はこれを受け入れることはありませんでした。 

また、市の教育委員会の対応も大きな問題を抱えていました。被害者家族が復学のための調整を求めた際、市教委は「考える」と回答したものの、具体的な日時を決めず、適切な対応を先送りにしました。この対応の遅れは、被害者家族の不安と恐怖、そして重圧をさらに増幅させました。 

このような状況において、学校や市教委が被害者側の声に耳を傾けることなく、事実上、加害側を優先した対応を取ったことは見過ごすことができません。学校や市教委の姿勢がいじめの被害者にさらなる苦痛を与える結果となり、「学校や市による二次被害」と言っても過言ではない状況が発生しています。 

この事件を通じて、学校や教育委員会がいじめ問題に対してどのような責任を果たすべきかを問う必要があります。いじめを受けた子どもやその家族の声が届かない現状を放置しては、未来の子どもたちが安心して学べる環境は実現できません。

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【被害者、親が発信しているブログ】
水平線に手が届く https://proseaders.hatenablog.com/

今回の事件に関する経緯や問題点などを記録として綴っています。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • 市への控訴着手への支援金(26万円相当)

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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