こんにちは。
株式会社たからばこ代表取締役、吉田奈美です。
私たちのプロジェクトに関心を持っていただき、ありがとうございます!
私たちは岐阜県中津川市で、就労継続支援B型事業所「たからばこ」を2025年3月開所します。
それに伴い、既存の「おうちcafeたからばこ」を改装し、新たに「ごはん屋たからばこ」をオープンいたします!
どうして今あるカフェをごはん屋さんにするの?
なぜ就労継続支援B型事業所を始めるの?
そのように感じた方もいるのではないでしょうか。
少しだけ、私たちのお話にお付き合いください。
「おうちCafeたからばこ」は2022年5月に、引きこもりの方の就労移行支援を目的としてオープンしました。
カフェとして、ランチやティータイムの提供を通じて、たくさんの引きこもりの方を支援させていただきました。
最初はおどおどして、伏し目がちだった引きこもりの方が、カフェでのお仕事を通じてどんどん元気になっていき、仕事を見つけて卒業していきました。
オープンから、2024年4月までに、5人が卒業していきました。みんな、卒業するころには前を向いて、ニッコリ笑って堂々と巣立っていきます。
そんな姿を見るたびに、こういう支援って世の中に必要なんじゃないかな・・・とより一層強く感じるようになりました。
引きこもりの相談では、最初は保護者の方だけが相談に来られます。
私がそこで
「こうやって言ってね」「こうするといいよ」
と話すと、次は引きこもりの方ご本人が相談に来てくれます。
みんな、きっかけを待っているんです。
このままじゃいけないと誰もが思っているんです。
でも、自力で歩みだす方法が分からないのです。
そして、保護者やご家族の方も、適切な声のかけ方がわからないのです。
だから、やる気の出る声かけややる気の出し方を知ってる人が寄り添うことが大切なのです。
もしかしたら、心理カウンセラーでもある私だからこそできたのかもしれない…
もうしそうなのだとしたら、心理学の知識を使ってもっと引きこもりの方を支援できるようにしていきたい!
でも、そこまでの需要がカフェにはありませんでした。
そして、私には資金がありませんでした。
毎日身銭を切って、資金繰りに奔走する日々でした…
資金がない中で、それでも5人の引きこもりの方を世に送り出すことができたのは、とても意義のあることだったと思います。
もっとたくさんの方の支援をしたいと強く思うようになってきましたが、その反面、カフェでの仕事内容は頭打ちになってきました。
業務内容のバリエーションを増やしていくにはどうしたらいいかと考えていくうちに、テイクアウトとデリバリー事業を思いつきました。
『お店の中まで入らなくても、テイクアウト品がすぐに受け取れるスペースがお店の外にあるといいよね』
テイクアウトスペースを増築予定(イメージ)
『お弁当の販売や、忙しく働くお父さんお母さんのために、夕飯のおかずをデリバリーするのはどうかな』
そして、引きこもり支援を通じて知り合った市役所の社会福祉課の方から就労継続支B型事業所の開所を勧められました。
引きこもりの方の中には障害者手帳を持った方も多くいらっしゃいました。
しかし、引きこもりゆえに、社会とも医療ともつながり続けることが困難でした。
社会や医療、福祉とつながることが就労継続支B型事業所ならできる!と思い、就労継続支B型事業所の立ち上げとともに「おうちcafeたからばこ」から「ごはん屋たからばこ」にステップアップすることを決心しました。
これがうまく行けば、引きこもり支援と地域貢献が両立できるのではないでしょうか?
ひきこもり支援と地域貢献の理想的な両立です!
「おうちcafeたからばこ」
「ごはん屋たからばこ」
「就労継続支援B型事業所 たからばこ」
「株式会社たからばこ」
最初の「おうちcafeたからばこ」をスタートする時、引きこもりの方を雇ってあげるとか、支援してあげるとか、そういうお涙頂戴的なことではなく、一人前の社会人として「社会の宝」にしたいと考えました。
今は宝石の原石で、家の中やカフェの中にいるけれど、もうすでに原石の時点で本当はお宝なんです。
それをカフェという小さな社会経験ができる場で、その原石を磨き、ピカピカにして、そうやって“たからばこ”から飛び出して、自分の魅力を輝かせながら社会で活躍してほしい。
そんな願いを込めて、「たからばこ」という名前にしました。
その願いは、「ごはん屋たからばこ」「就労継続支援B型事業所」になっても変わりません。
“宝”は利用者の方だけではありません。
「ごはん屋たからばこ」での調理や接客以外にも、家事代行サービスやメルカリ出品などなど、魅力的なお仕事がいっぱいあります!
実は私、吉田奈美は心理カウンセラーでもあり、整理収納アドバイザーでもあり、さらにはリユースショップ経営の経験と実績があるのです。
心理カウンセラーとしては、毎年100名以上の受講生に心理学講座を開き、特に世のお母さんのマインドをととのえ、ラクに楽しく子育てする方法を伝えながら、多くの心理カウンセラーの育成にも取り組んできました。
“たから”としてより一層輝ける場所をご用意して、たくさんの利用者さんや「ごはん屋たからばこ」のお客様に足を運んでいただけるようお待ちしています。
<就労継続支援B型事業所の1日>
開所日:月~金曜日、A:9時~13時 B:12時~16時(二部制)
1日のプログラム例
Aパターン
9:00 来所→朝のミーティング
・ごはん屋たからばこでのお仕事(調理、接客など)
・家事代行(スタッフと一緒に依頼があったご家庭へ行きます)
・メルカリ出品…などなど
13:00 活動終了、300円で昼食が食べられます♪
Bパターン
12:00 来所→昼食
・ごはん屋たからばこでのお仕事(調理、接客など)
・テイクアウト販売業務
・夕飯お弁当デリバリー(スタッフと一緒に依頼があったご家庭へ行きます)
・メルカリ出品…などなど
16:00 活動終了
<ごはん屋たからばこ>
住所:岐阜県中津川市新町3-7
営業日:火~金曜日、11時~14時(店舗はランチ営業のみ)
定休日:月・土・日・祝
駐車場はございませんので市営駐車場などをご利用ください。
改装工事(1月の写真です)から、現在までの「ごはん屋たからばこ」の様子をお見せしますね。
工事真っ最中です!

2月下旬 ほぼ完成です!
そして!
3/18 Instagram より
プレオープンを迎えることが出来ました!

就労継続支援B型事業所は市内にもいくつかあります。
そこに新たに参入する意味はあるのかと言われたことがあります。
ここまで読んでくださった方には伝わっていると思いますが、
・「おうちcaféたからばこ」での引きこもり支援の経験と実績
・多種多様な利用者に合ったお仕事の提供
・心理学の知識を身に付けたスタッフによるサポート
こんな事業所、中津川市だけではなく、日本全国探してもなかなかあるものではないと自負しています。
一人一人が“宝”として“たからばこ”から飛び出し輝ける中津川市にしたい。
私たちが目指すのは“日本初となる引きこもり0人の自治体”です。
「おうちcafeたからばこ」もたくさんの人に支えられ助けられて今日があります。
次へのステージ、クラウドファンディングへの挑戦をきっかけに、私たちの活動を知っていただき、ぜひあなたの輝きを次の輝きへと導いてください!
ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします!!
支援金の使い道
必要な資金:530万円
・改築工事費:約378万円
・備品購入費:約30万円
・電気・消防設備費:約46万円
・水道・配管工事費:約21万円
・設計士:約7万円
・手数料:約50万円
スケジュール(予定)
2024年9月 株式会社たからばこ 法人設立
2024年11月 改装工事スタート
2024年12月 利用者募集開始
2025年3月 就労継続支援B型事業所 たからばこ 認可
2025年春 HP開設予定
2025年3月 「ごはん屋たからばこ」プレオープン
2025年4月 「ごはん屋たからばこ」グランドオープン
2025年4月 クラウドファンディング開始
2025年5月 クラウドファンディング終了
2025年4月 「ごはん屋たからばこ」グランドオープン
2025年6月 リターン発送
最新の活動報告
もっと見るみなさまありがとうございます!4/8(火)
2025/04/08 00:50スタートから4日が経過いたしまして、早くも数々のご支援を頂いております。本当にありがとうございます。ごはん屋としても福祉事業所としても、ますます頑張るための励みになっております。まだまだプロジェクト公開は続きます!より一層の応援、ご支援をよろしくお願いいたします! もっと見る
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