はじめに
皆さんはじめまして。
私たちは同志社大学のボランティアサークルARCO(京田辺)に所属しているメンバー6名です。
我々は吃音の症状を持つ方が店員をする「注文に時間がかかるカフェ」を京田辺地域で実施したいと考えております。
吃音(きつおん)は、話し言葉が滑らかに出にくい発話障害のひとつです。
言いたいことは頭の中に浮かんでいても、声が詰まって言えなかったり、連続して同じ音を言ったり、音を引き延ばしたりする症状があります。
参考:国立障害者リハビリテーションセンター研究所「吃音について」
https://www.rehab.go.jp/ri/kankaku/kituon/
現在100人に1人は吃音の症状があると言われています。
つまり、私たちが所属する同志社大学、そして京田辺市でも吃音症を持っている人は一定の人数いる、ある程度身近な障がいのひとつと言えます。
しかしながら、具体的に吃音というのがどのような症状で、どのような悩みがあるなど具体的なことについて知っている人はまだまだ少ないというのが現状です。
また吃音というのは、身体障がいとは異なり、目には見えない障がいであるため、知識がないと理解されにくいという特徴があります。
その症状が足かせとなり、接客業に挑戦したくても一歩が踏み出せない若者たちがいます。
「注文に時間がかかるカフェ」は、そんな若者たちと発起人である奥村安莉沙さんが中心となり、全国で開催されている事業です。
このカフェの開催によって、吃音症を持つ人がカフェの店員をし、接客の一歩を踏み出してもらうことができるだけでなく、吃音症というものがどのようなものかも多くの人に知ってもらうことができます。
実施しようと思った理由
私たちは、身近に吃音の人がいた経験がある人、テレビや授業をきっかけに吃音のことを知った人、元々福祉に興味のあった人など、このカフェに興味をもったきっかけは様々です。
しかし吃音の症状やこのカフェについて知るうちに、「吃音の症状、日常生活で困っていることを知ってもらい、自分たちも含め皆が想いに寄り添った行動を取れるようになりたい」という想いを抱くようになりました。
同志社大学内外問わず吃音への理解がまだまだ足りない現状を少しでも改善し、お互いが理解し合える社会づくりのきっかけのためにも開催したいと考えます。
これらの想い、考えを実現するためにも同志社大学のある京田辺地域で注文に時間のかかるカフェを実施したいと思っています。
このプロジェクトで実現したいこと
私たちは「注文に時間がかかるカフェ」を開催することで以下の2つを実現したいと考えています!
・吃音の症状を持つ人に接客の一歩を踏み出してもらう
・吃音の人の症状、日常生活で困っていることを知ってもらい、思いに寄り添った行動をとれるようになってもらう
資金の使い方
会場費:7,750円
開催費・交通費・宿泊費:96,000円(発起人である奥村さんに京都に来ていただくための費用です。)
———必要資金合計:約105,000円(税込)
リターンについて
■1,000円:
①心を込めてお礼のメールをお送りします。
■3,000円:
①心を込めてお礼のメールをお送りします。
②イベントの報告書(メール)をお送りいたします。
■10,000円:
①心を込めてお礼のメールをお送りします。
②イベントの報告書(メール)をお送りいたします。
③接客に挑戦した若者たちから感謝メッセージをお送りします。
スケジュール
2024年 5月 注文に時間がかかるカフェ発起人の奥村様へ開催の打診
2024年 10月 奥村様との初回打ち合わせ
2024年 1月 クラウドファンディング開始
2025年 2月20日 クラウドファンディング終了
2025年 3月15日 「注文に時間がかかるカフェ」開催
2025年 3月下旬 リターン発送
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。
目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはなく支援がキャンセルされ返金されます。
応援メッセージ
ARCO(京田辺)さんと吃音カフェの出会いは2024年9月。
活動拠点の同志社大学京田辺キャンパスから電車を乗り継いで、その日開催していた大阪市の会場に足を運んでくださいました。
メンバーの皆さんとお話しする中で「吃音者の割合は100人に1人」ということをお伝えした時、そんなに沢山いるのですねと目を丸くされていました。
同志社大学京田辺キャンパスの学生数は約9,000人だそうですので、吃音のある人が90人学校に通っている計算になります。
認知や理解が少ない吃音ですが、ARCO(京田辺)のメンバーの皆さんは自分ごととして捉えてくださったことが大変嬉しかったです。
もしかすると、皆さんの周りでも人知れず吃音に悩まれ、自信を失っている方がいらっしゃるかもしれません。
このカフェはそういった若者たちが自信を取り戻す挑戦の場です。
是非、開催実現にむけ、応援よろしくお願いいたします。
注文に時間がかかるカフェ発起人 奥村 安莉沙
最後に
普段の生活で「吃音」を身近に感じる人は多くないと思います。
「注文に時間がかかるカフェ」には、吃音を持ちながらも接客業に挑みたい、そんな勇気ある若者たちがいます。
本企画を開催することで、このような若者たちの未来を応援すること、そして吃音についての理解をより多くの人へ広めることに繋がります。
どうか皆様のお力添えをいただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る【活動報告】3月15日(土)に「注文に時間がかかるカフェ」を京田辺市にて開催しました!
2025/03/27 12:19「注文に時間がかかるカフェ」を京都府京田辺市で開催しました! ご支援ありがとうございました!ARCO(京田辺)です。 2025年3月15日(土)に京都府京田辺市の南部まちづくりセンター(通称:ミライロ)にて、「注文に時間がかかるカフェ」を開催しました。 ご支援いただいた皆様のおかげにより、開催できました。本当にありがとうございました!! 以下に活動報告を記載させていただきます!また、リターンは4月初旬ごろに順次送信予定です。よろしくお願いいたします。当日のタイムスケジュール9:00~ 準備、リハーサル11:30~ お昼休憩13:00~ 営業1回目14:00~ 営業2回目15:00~ 営業3回目16:00~ 営業4回目17:00~ 片付け18:00 解散※1時間ごとにお客様を入れ替える形で営業を行いました。活動の様子9:00~ 準備、リハーサル 会場の準備と飲み物の買い出しに行きました。また、コーヒーの入れ方の確認など、営業のリハーサルを行いました。13:00~ 営業開始 今回接客を担当する店員の方は1名で、私たちARCO(京田辺)のメンバー6名は調理を担当しました。予約枠は各回7~8枠を用意していましたが、1枠以外予約枠は埋まり、当日枠での参加もありました。 初めは、店員の方も緊張した面持ちでしたが、徐々にお客様との会話を通して、緊張がほぐれていく様子でした。笑顔を絶やさず、様々な方へ接客をする姿が素敵でした。ARCO(京田辺)のメンバーも各テーブルにお邪魔させていただき、お客様とコミュニケーションを取りました。 中には、来店された吃音当事者のお客様同士で会話されたりと、「注文に時間がかかるカフェ」で新たなつながりが生まれていたのが印象的でした。〔コラムの作成〕 私たちARCO(京田辺)は同志社大学のボランティアサークルとして活動しており、学生にもっと「吃音」を知ってほしいという思いで「注文に時間がかかるカフェ」の開催を目指していました。 そのため、当日に学生目線で吃音への理解につながるものを作成したいと思い、コラムの作成を行いました。当日は、各テーブルにコラムを置き、お客様にもご覧いただきました。最後に 今回の開催で、「吃音」についての理解が広まれば幸いです!!これからも「注文に時間がかかるカフェ」は様々な地域で開催されます。今後とも、ご支援のほどよろしくお願いいたします。 私たちARCO(京田辺)も、今回の経験を今後の活動に生かしていきたいと思います!改めまして、ご支援いただき、誠にありがとうございました。同志社大学ボランティアサークル ARCO(京田辺) もっと見る
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