【限定版コース】 と【いいだの裏話コース】 を追加しました。(5月17日更新)
支援していただいた皆様、誠にありがとうございます。
こんなに集まらないんじゃないかという不安から、限定版コースに冊数を設定してしまったことで、早々に品切れを起こしてしまいました。限定版コースに申し込もうと思っていた方、誠に申し訳ございません。
【限定版コース】 と【いいだの裏話コース】 を追加しました。金額はそれぞれ10500円になっていますが、追加前のリターンと同じ内容です。金額が上がっているのはシステム上、同じ金額設定ができないためです。
このチャレンジはまだ始まったばかりで、6月28日まで続きます。ゲームさんぽならではの本を作り、多くの人の元にお届けしたいと思っています。
引き続きのご支援、何卒よろしくお願いいたします。
ゲームさんぽとは、すこし変わったゲーム実況動画シリーズの名称です。いろいろな分野の専門家をゲストに迎えてゲームの世界を観察するスタイルが特徴。石原良純さん(気象予報士)と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を、名越康文さん(精神科医)と『Detroit: Become Human』を見ていく動画などで一躍話題となりました。
専門家たちはふつうの人が気にしないポイントに注目し、面白がっていきます。圧倒的な知識と眼力によって、ゲームの世界に知られざる奥行きが”発見”されていく。このシリーズのそんな魅力を、端的に捉えた感想がコメント欄にあったのでご紹介しましょう。
そのほか、「視点のマニアックさが面白い」「ゲーム版ブラタモリ」などの感想をしばしば頂きます。名作番組と並べてしまうのは恐れ多いことですが、教養系エンタメ番組としては、確かに似ている要素が多いと思います。
ゲームさんぽは現在、主に次の2人が運営する2つのYouTubeチャンネルにてご覧いただけます。
なむ
YouTube実況者。実家のお寺を継ぐか悩んでいる、なまぐさ坊主。2016年、ゲームさんぽを開始するも数年間はyoutubeの最下層を彷徨う。現在は恐ろしく低い更新頻度ながら頑張って活動継続中。最近では『天穂のサクナヒメ×ごはんソムリエ』などを公開。本業は美術館の職員。ゆるくオープンなコミュニティづくりを目指しています。
いいだ
編集者。早稲田大学大学院文学研究科表象・メディア論コース修了。教科書出版社勤務を経て、ライブドアニュース(LINE株式会社)にてゲームさんぽをシリーズ化。なむとは前職=美術科教科書(文科省検定のやつ)の編集を通じて知り合う。
YouTubeチャンネル(ライブドアニュース)
Twitter
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このほか有志によるゲームさんぽ、ゲームさんぽから派生した企画などが多数存在します。代表的なところとしては「ゆるふわ生物学」さんのチャンネル。ガチの研究者集団によるゲーム考察は毎回情報量がハンパじゃないです。
ゲームさんぽの制作チームが出版する書籍の制作費をまかなうためにクラウドファンディングを実施します。みなさんのご支援でより魅力的な本をつくり、世に広めていきたいと思います。
書籍のテーマは「遊びと勉強のあいだ」。ゲームで遊ぶことの魅力と、何かを学ぶことの面白さについて幅広い分野の専門家と一緒に探求していく、対談集のような内容を予定しています。
端的に言えば、これまで動画で話せていなかったことについて改めてじっくりお話してみたい、というのが今回の本の目的。テーマは大きく真剣ですが、動画と同じラフなノリでお楽しみいただける本にしたいと思います。
【書籍概要】
書名:『ゲームさんぽ 遊びと勉強のあいだ』
著者:なむ、いいだ+ゲスト陣
版元:白夜書房
体裁:240ページ、A5判、並製本
予価:1800円+税
さて、本の具体的な中身は未決定なところも多いのですが、目次はこんな感じになる予定です。5つのチャプターで全体を構成。各章とも、専門家とゲームさんぽ制作チームがテーマに沿って対話、これまでの動画内容も踏まえつつゆるやかに議論を深めていくようなイメージです。
本書の大きな特徴は次の3点になりそうです。
現時点で書籍の対談にご登場いただくことが決定しているのは下記の方々になっています。豪華すぎる……?
【対談参加ゲスト】
※敬称略・動画出演順
・石原良純(気象予報士)
・名越康文(精神科医)
・水野祐(弁護士)
・永田美絵(プラネタリウム解説員)
・秋本真宏(歩荷)
・八馬智(景観デザイン)
・倉方俊輔(建築史家)
・藤村シシン(古代ギリシャ研究家)
・ドミニク・チェン(情報学研究者 ※動画未登場)
and more...
まだまだ全体の構成を検討中、ゲストも検討中なので続報お楽しみに!
本のいいところは自分のペースでゆったり読めるところです。動画でも専門用語の解説や補足情報の画像やテロップをなるべく多く入れていますが、限られた時間内では参考文献などがなかなか紹介しきれません。制作サイドからもゲストからも、おすすめ情報は注釈などでガンガンに盛り込んで行こうと思っています。
「その道のプロと一緒にやる」のがゲームさんぽの基本姿勢。せっかくなら紙のプロと一緒に超かっこいい本を作ってみたい!とは思うものの、このご時世ですので出版社の予算は相当シビアです。ゲーム画面のスクショが多い本ですが、通常予算ではカラー印刷さえもままなりません
そう、そのためのクラウドファンディングです。集まった資金を使ってデザインやら印刷やら紙やらをこだわり、いい感じのモノをお届けしたいと思っております。
クラウドファンディングでご支援いただいた資金は、通常予算でまかないきれないゲストへの謝礼やカラー印刷費、特殊加工費、グッズ制作費などにあてさせていただきます。
また今回は「クラウドファンディング限定カバー版書籍」も制作してみます。おそらくハードカバーで凝った装丁ができるはずです。あとからは絶対に手に入らない代物になりますので、気になる方はぜひどうぞ……!
【リターン一覧】
【リターンに関するご注意】
※「The 感謝」について/お礼状&ゲームさんぽ公式サイト「応援寄進表」にお名前掲載のセット。
※お布施コースについて/支援金額が上がるほど、「SPECIAL THANKS」「応援寄進表」で上位にお名前が掲載されます。
※お名前掲載について/支援時に必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。記入がない場合はCAMPFIREにて使用されているハンドルネームを使用させて頂きます。ご了承ください。また特定の人物を揶揄するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います。ご注意ください。
【著者メッセージ・なむ】
Sayな〜む! Sayなむあみだ!
みなさま、いつもゲームさんぽを応援して頂きありがとうございます。この度、ゲームさんぽの活動をもとにした書籍発刊を目指し、クラウドファンディングをする運びとなりました。
「人によってこんなにも世界の見え方が違うんだ」
このあたりまえだけど忘れがちな感覚を楽しみ、みなさんと共有するためにこれまでゲームさんぽの活動をしてきました。ゲストの方々の多様な視点を通じて新たな自分を発見し、自分自身を更新していく――これは「学び」という行為に他なりません。
振り返ると自分はどこにでもいる学校の勉強が嫌いな子どもの一人でした。なぜ勉強するのか、その目的がよくわからなかったからです。テストで高得点をとるため?いい大学にはいるため?将来いい仕事につくため?大人からそんな言葉を浴びていると、いつしか知的好奇心や探究心すら刈り取られていきます。知識は世界を豊かに彩るための道具なのだと知るのは随分とあとになってからでした(笑)。
我々大人ができることは、知性をテコに生きることを楽しみ、悩み、乗り越え、躍動する姿を子どもたちに見せること、それだけしかないのかもしれません。ゲームさんぽに出ているゲストの方々が発する「言葉」は、その人が生きてきた上で見てきたこと、考えてきたこと、経験してきたことの結晶です。
今回つくる書籍もゲームさんぽ同様、ゲームを入り口にした「学び」のひとつになること、そして中学生くらいから大人まで幅広い層に届くことを目指します。
ゲームさんぽの活動に共感していただける方、なにとぞご支援をお願い致します。
【著者メッセージ・いいだ】
イギリスのロマン派詩人・ワーズワースの詩にこんな一節があります。
川辺に咲いた桜草も、
彼には黄色い桜草、
ただの黄色い桜草。
ここで表現されているのは、ある感性の貧しい男の世界観。彼の目には、川辺に咲いた桜草がきれいでもなんでもなく、無価値な「ただの草」として映ります。
私は10代で一度ゲームを完全にやめました。
人並みにゲーム好きな子どもでしたが、高校生になったくらいで「こんなんで遊ぶの時間の無駄だしな〜」と思えてきたのです。ゲームで遊ぶことはそのとき、私にとって「ただの草」のように虚しいものになりました。
しかしどうでしょう。専門家と眺めるゲームの世界はいつも新鮮な驚きに満ちています。ゲームクリエイターたちの意志と愛情が細部にまで息づき、そしてときには彼らの意図をも超えて読みときたくなるような、豊かな物語が画面のなかにあふれています。
結局のところ、世界を意味づけていくのは私たち自身でしかありえません。ゲームを無駄だと思った私には、それをするだけの力がなかったということです。
「知識は力なり」。ゲームさんぽの活動をしているとこの格言がよく頭に浮かびます。ゲストの楽しそうな語り口に、知識を蓄えることは何かを味わい、解釈し、面白がっていくための原動力になるんだなと強く思わされるのです。
今回の書籍では、日ごろ私たちがゲームさんぽをしていて感じることや、動画で触れられなかった論点などについて、ゲストのみなさんと深掘りしてみたいと思います。
これから始まる書籍の編集作業は、できるだけ進捗をオープンに発信していく予定です。制作過程も含めて楽しんで頂けるような本にしていくので、ぜひぜひリアルタイムで見守っていただければ幸いです。
<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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