新年明けましておめでとうございます。
このクラウドファンディングも残すところ約2週間、ストレッチゴールの目標金額を500万円に設定させて頂こうと思います!
「現状のご報告」
昨年末にはテナント契約成立し、2月からは月20万円の賃料が発生します。オープンは4月の予定、現在、内装等を打ち合わせ、必要な什器等をリストアップしています。
またカフェでは猫の健康管理かつ疾病予防対策として『猫の感染症の蔓延を防ぐ為、獣医さんも使っているAP水(除菌水)』を導入予定(レンタル料金年間12万円)です。
その他、昨年相談に行った金融公庫にて融資金額500万円が確定しました。返済期限は6年間で毎月7万円の返済となっています。
大勢の方たちのご支援を頂いた猫カフェは開業目前です。
どうぞ引き続き、お力添えをお願い申し上げます。
令和2年1月3日 服部由佳
クラウドファンディングをスタートしてから2週間で目標金額300万の達成に到達しました。こんなに沢山の方達が奄美のネコの事を思い、同じ気持ちでいて下さっていることがわかりとても勇気と感動を貰いました。ありがとうございます。1月から内装工事や備品の調達、ネコ達の体調管理も整えながら準備万端で春にはオープンを迎えたいと思います。そしてこのクラウドファンディングもまだ1ヶ月残っています。もっと沢山の方達に奄美大島の事を伝えるきっかけにしていきたいと思います。どうか、もうしばらく、皆様のお力をお借り出来ますでしょうか?今よりももっと大きな愛の輪を広げられますよう、どうぞよろしくお願い致します。
令和元年12月18日(水) 服部由佳
はじめに・ご挨拶
はじめまして。服部と申します。横浜都筑区で美容室(Maeve of the color)を経営して12年目になります。
来年早々に奄美のネコを救う為の保護・譲渡型ネコカフェの開業を目指しています。
幼い頃から動物が好きで、10年前、まだ目が開いて間もない赤ちゃんネコの『りんご』を拾い育てました。数年前には伊豆の浜辺で、ガリガリに痩せながらも1匹でなんとか生き延びていた子ネコ『ピーチ』の里親になり、自宅の庭でノラネコを捕獲して不妊手術をしたり、次第にイヌネコの殺処分問題に強く関心を抱くようになりました。
『どうしたらこの悲しい問題をなくすことができるんだろう。私にできることなんて小さなことだけど、いつか保護ネコカフェができたらいいな』というくらいの気持ちで、愛玩動物飼養管理士の試験を受けたり、ネコカフェめぐりをして店長さんにお話を伺ったり、『自分がネコカフェをやるならどんなカフェにしようか』などと構想は練っていました。
そんな私のもとに、一昨年『奄美大島のノネコと呼ばれるネコ達が殺処分される』というニュースが飛び込んできました。
そして環境省によるこの殺処分計画は昨年の7月から開始されました。
1週間で引き取り手がなければ、ノネコ(ネコ)は殺処分されてしまいます。
なぜ?本当に殺処分しか方法はないの?
いてもたってもいられず、とにかく私は奄美大島のネコを引き取ることを始めました。
先ずは昨年7月から開始された奄美大島の『ノネコ管理計画』の事に関してお話しさせて頂きます。
*管理計画が開始3ヶ月後に奄美大島の譲渡認定証を頂きました。有効期限は1年。1年毎に更新手続きを行わなければならない(更新済み)
管理計画とは?
奄美大島の生態系保全を守る事を目的とし、自然の山の中で暮らす絶滅危惧種とされる在来種アマミノクロウサギやケナガネズミなどの保護を理由とし、外来種であるノネコ(ネコ)を山から排除する事を目的とした計画であります。捕獲されたノネコ(ネコ)は収容後1週間で引き取り手が無かったら殺処分となります。
*ノラネコとノネコの違い=ノラネコは愛玩動物のイエネコとされ、ノネコは人間の生活圏への依存が全くみられない、野生動物であるとされる。ノネコとノラネコに遺伝的な違いは全くなく、食生活によって区別するとされる。実際には解剖でもしない限り極めて区別は困難である。
奄美大島の集落で出会ったネコ達
奄美の生態系保全を守る政策?
奄美大島はアマミノクロウサギなどが生息する沢山の森と自然にあふれている島です。しかし、人間により山を切り崩しゴルフ場の設立やミサイルの弾倉庫を作るなど自然を守るどころか壊してきました。奄美にはハブ蛇も多く生息し、人がハブから身を守る為にハブの天敵とされるマングースを放ちました。マングースはハブを捕食することなく、アマミノクロウサギなど小動物を襲い、その事でアマミノクロウサギは減少、絶滅危機を迎える事となりました。何とか回復させる為にと考えたのがマングースの駆除(殺処分)でした。数年かけて行われてきた駆除によりマングースは減り、アマミノクロウサギは増加しました。それにも関わらず次の駆除対象はネコだとされ、今までマングースの駆除を行ってきたマングースバスターはノネコバスターへと役目を変えたのです。
奄美大島の美しい海
アマミノクロウサギの他にも奄美大島にしか生息しない珍しい生き物が沢山います。
画像:アマミヤマシギ
画像:アマミイシガエル
奄美の矛盾
奄美では山中にいるネコをノネコと呼び、在来種の生息する山付近に仕掛けた籠ワナにより捕獲された猫を1週間収容します(*引き取り手が居なければ殺処分です)。私が奄美大島で受けた譲渡認定講習会での説明では「ノネコは凶暴です。譲渡の時その事をよく注意して伝えて下さい。」と説明されました。しかし現に収容されているネコの1割が人にお世話されている桜耳カットのネコなのです。
奄美大島に行った時、地域のTNR活動を手伝いに行きました。*TNRとは避妊去勢手術が済んでいないノラネコを捕まえて避妊去勢手術を行い、その目印として耳先を桜耳カットにしてから元(地域)に戻す事です。
今後の管理計画
『ノネコ管理計画』は10年間行われます。そしてまだ残り9年間も続きます。今まで捕獲されたノネコと呼ばれたネコ達の中には地域ネコとしての資格が得られるはずの《桜耳カット》のネコが1割以上もいた事、ノネコは凶暴だと伝えられてきたが、会ったその日から擦り寄って甘えてくる子がいる事、ノラネコや人から餌をもらっていたネコ達がノネコと呼ばれ犠牲になっている事、そんな子達の捕獲場所を教えて貰えない事、ネコの画像も非公開という事、全てが他の地域と違いおかしいのです。1週間で殺処分になってしまうネコを救うには奄美大島の引き出し認定者にならなくてはならない。認定者は日本全国で現在14名のみ。しかも、今まで100匹以上のノネコと呼ばれてきたネコが収容されました。この少ない申請者で全て救い出し今まで一度も殺処分が行われていません。ここまでやって来ましたが個人で保護する事が限界になってきました。それでも私は今後も続けて保護して譲渡するきっかけの場所を作りたい!もっと日本全国に発信していきたのです。
奄美大島から引き出ししたノネコ(ネコ)は、飛行機で羽田まで飛んできます。お迎えには毎回小学生の娘と行っています。
プロダクトのご紹介
奄美の譲渡型ネコカフェの場所は横浜港北ニュータウンで開業いたします。保護譲渡を目的とした触れ合いの施設になりますが、カフェを存続させ続ける事も大切になります。通常のネコカフェ同様にネコの募金として入店料を頂き、飲食のご提案もさせていただきます。
〜保護譲渡活動歴〜
保護譲渡活動歴3年目になります。茨城・埼玉・神奈川・東京・奄美大島などのネコ達を個人で100匹以上譲渡し、新しい家族を見つけてきました。今でも幸せなご家族のお便りを頂いております)先日譲渡した茨城の保護ネコ2匹の姫ちゃん&王子くん。
〜奄美ネコを救う為一緒に頑張る仲間達〜
NPO法人ゴールゼロ 斎藤朋子
番町いぬねこクリニック 神坂由紀子
奄美の譲渡認定者 墨田由梨
奄美の譲渡認定者 西田尚子
奄美の譲渡認定者 小林直美
奄美の譲渡認定者 島ネコヤギチャンネル
ボランティアさん 土井智子
ボランティアさん 岩崎日登美
美容室スタッフ 浜崎忍
特別な相談者 美容室のお客様
今年2019年に受賞された斎藤先生の『社会貢献者表彰式の祝賀会にて』
〜資格〜
愛玩動物飼育管理士取得済み
食品衛生管理士取得済み
〜開業にかかるお金〜
運転費(光熱費、通信代、譲渡交通費):約5万円
人件費:約30万円(1ヶ月)
合計:約1055万円
*内装工事:ネコの脱走防止対策に2重扉設置、ネコカフェスペースに床暖房、ダクトレール 、子猫やネコの休憩部屋、ネコトイレの臭いを排気する換気、人のトイレ、人の消毒用手洗い場、ネコのトイレ等の消毒用の流し、キッチン&人の休憩スペース等。
*備品:キッチン、冷蔵庫、製氷機、トイレ、ネコトイレ、餌入れ、キャットウォーク、エアコン、電球、カーテン、セキュリティー等。
*広告費:HP作成、看板等。
*飼育費:餌、砂、残った金額を医療費として毎月蓄える。
横浜市都筑区の駅近のテナント物件。
人通りが多くたくさんのガラス窓からネコたちがお客様を呼ぶ姿が想像できます。写真は私が内見した時に撮影しました。
広さは17.6坪です。
〜資金の使い道〜
テナント契約金:250万円
CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:51万円
リターン配送料等:約7万円
合計:資金目標300万円(-8万)
開業は資金と金融公庫にて融資を受けたお金で行います。
300万円以上のストレッチゴールにて更に多くの資金を頂きましたら、内装設備に投資(キャットウォーク、タワー、ゲージ)や飼育費を増やし保護猫頭数を増やしたいです。
〜スケジュール〜
2019年12月中旬 物件契約完了
2020年1月中旬 クラウドファンディング終了
2020年2月中旬 内装工事始まり
2020年2月頃 リターン発送
2020年3月頃 猫カフェの申請
2020年4月頃 奄美のネコカフェオープン
こだわり・特徴
この奄美のネコカフェでは、純粋な心を持った可愛いネコ達と触れ合って貰いながら奄美の事を広く伝えていきます。奄美を救う事を大々的に伝えていますが、日本中のそれぞれの地域でまだまだ殺処分が行われています。全ての殺処分の無い未来を願い常に発信していく場所にしていきます。
画像:奄美大島のさたちゃん(譲渡済み)
プロダクト誕生までのお話
現在、奄美大島からの空輸や医療(避妊去勢、ワクチン、血液検査、マイクロチップ、検便、虫の駆除等)を《あまみのねこひっこし応援団!》で行い、譲渡の準備が整ってから里親募集をかけています。譲渡認定者の数も少なく、時間もお金もかかります。里親募集をかけられる個体数にも限界があり、もっと沢山のネコ達を救いたいという気持ちから保護できるネコの受け口を広げたいと以前から考えていました。今まで私の中での幾つもの葛藤があり、次の一歩を踏み出す事が出来ませんでした。しかし、毎日が過ぎていく時間の中で日々殺されていく命を忘れた事がありません。現実、罪の無い小さな命が人の都合により人の手で殺処分されています。見ぬフリをする事が出来るのか?背を向ける事が出来るのか?私には小さな命が失われていく事を知りながら背を向ける事は出来ませんでした。
画像:奄美大島の加那ちゃん(現在里親募集中)
リターンのご紹介
①3000円Maeveの缶バッジ5種類の中から1つ
②3000円Maeveキーホルダー5種類の中から1つ
③3000円Maeveマグネット5種類の中から1つ
④4000円Maeve手鏡3種類の中から1つ
④5000円nekochanbokinボールペン1つ
⑤1万円ネコカフェ2日間無料(ワンドリンク付)
⑥3万円ネコカフェ6日間無料(ワンドリンク付)
⑦5万円ネコカフェ10日間無料(ワンドリンク付)
⑧7万円ネコカフェ14日間無料(ワンドリンク付)
⑩10万円ネコカフェ1年間入店無料(ドリンク別)製品情報・仕様
Maeveの缶バッジ、キーホルダー、マグネット、手鏡のデザインはMaeveのオリジナルキャラクターのネコ達です。5種類それぞれのネコたちが美容師として道具を手に持っています。
メディア掲載
私の保護活動の内容はアメーバーブログにてご確認頂けます。宜しければお立ち寄り下さいませ。保護猫ブログ『Maeveの猫ちゃん』
会社・チームの紹介
奄美大島の殺処分を実施させてはならない。そういう思いを込めて活動しているメンバーの集まり《あまみのねこひっこし応援団!》これからも全力尽くして頑張っていきます。
Q&A
Q.ネコカフェの開業はいつ頃ですか?A.来年2月を考えています。
Q.資金が集まらなかった場合どうされますか?
A.資金はプロジェクトの一部になればと企画させて頂きましたので、集まらなかった場合でも開業は致します。このクラウドファンディングに目を通して頂き、賛同して頂き、助けを求めているたくさんのネコがいる事が人々に伝わって欲しいと心から思っています。
Q.ボランティアに興味があります。募集はしていますか?
A.大歓迎です。預かりボランティアは今現在も募集していますが、ネコカフェがオープンしましたらカフェのお手伝いして頂けたら大変助かります。
Q.売り上げが赤字になった場合はどうされますか?
A.現在営業中の美容室から補てんします。もしくは老後の蓄えを切り崩し、今の美容の仕事を増やします。
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