2019/12/10 21:00

早いもので今年もあと1ヶ月を切りましたね!
寒さが増す12月頭、クラウドファンディングリターンである
「きこえないメンバーとの座談会」を開催しました。

こちらのコースにて支援してくださったのは、なんと!
歌手であるチャラン・ポ・ランタンの「もも」ちゃん!



チャラン・ポ・ランタンのお二人は
NHK Eテレ『バリバラ』のテーマソングを担当されています。
きこえなくても音楽が楽しめる方法はあるか?という企画で
テーマソング「夢を運んだアヒルの子」を
手話で表したことをきっかけに仲良くさせていただいています!

▼oioiのきこえないメンバー二人が
チャラン・ポ・ランタンの生演奏にあわせてパフォーマンス!
https://youtu.be/oJem84nu5mA


ももちゃんは、oioiに出会ったことで手話を始めてみたいと思ってくださり
今ではInstagramで覚えた単語の動画をアップしたりしています!

誰かのきっかけになれるのはすごく嬉しいものですね!!


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さて、この座談会。
oioi内では何度かきこえないメンバー中心に開催されており
テーマを決めてメンバーの悩みを共有したり、
お互いにアドバイスをしたりしていました。

今回はももちゃんをお迎えするということで
手話のこと、きこえないこと、きこえなくて困ったことを中心に
ざっくばらんにお喋りを楽しみました!


「のぶさんとりょーじさんに初めて会ったとき、手話は感情が伝わりにくいんじゃないかなと思っていました」

座談会中にももちゃんが話してくれたことは、
きこえない人に会って手話を始めてみようと思い
そして学ぶなかで感じたことでした。

「でも今は、手話のほうが伝わりやすいのかも、って思っています。
感情的に話している感じがして、思っていることがより伝わりやすいんだろうな、
言葉の温度が伝わりやすいんだろうな、と感じます。

きこえていても、人と会話することって難しいと思うんです。
特にきこえていると、顔を見て話さないことがあるから
感情を読み取ったり、伝えたりすることがより難しいことだなと思います。

それは手話だからとか、きこえているからだとか
そういうことじゃないんだなって。
今は仕事でもプライベートでも感じますね」

きこえない人のもの、と思われがちな手話ですが
手の形だけではなく、目線、表情も必要となってきます。
そのため、自然に表情がついたり、目線を合わせることになるのですが
それはきこえる人にとってもコミュニケーションを豊かにするツールだと思っています。

私たちが活動を通して伝えたいと思っていることを
言葉にしてくださり、とても嬉しく思いました。

▼手話のいいところ(TEDxKobe2019より)
https://youtu.be/Sz4qMGRA9gs


座談会中、知らない手話が出てくる度に、覚えようと繰り返し表現するももちゃん。
指文字レッスンから飲み会で使えるダジャレ手話まで
たくさん覚えて帰ってくれました!

あっという間の3時間、座談会を楽しんでもらえたかは
この集合写真が答えではないでしょうか?


そして実は、この座談会でももちゃんが覚えた手話を
Instagramにアップしてくださっています!
ぜひご覧ください!

▼ももちゃん手話専用Instagram
https://instagram.com/momo_shuwa?igshid=6npbfunmjs9o

リターンは残りあとひとつ!
たいへんお待たせしておりますが
最後まで全力でお返しいたしますので楽しみにお待ちください!!!