社会問題と向き合う人のクラウドファンディング GoodMorning

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このコミュニティについて

こんにちは。NPO法人D.Liveです。


不登校の居場所づくり応援団にご関心を持っていただき、誠にありがとうございます。
応援団の趣旨について、少しご紹介させてください。


「子どもが日中に通える場所が本当にないんです。フリースクール作ってくれませんか?」


2017年のはじめ頃、不登校のお子さんを持つお母さんからこのような言葉をもらいました。


これまでD.Liveでは、ひとり親家庭の中学生が通える子ども食堂(TudoToko)や、習慣づくりと自主性を育む教室(TRY部)の運営をしていました。どちらも、夕方や夜に子ども達が通う居場所です。


TudoTokoとTRY部の様子



どちらの居場所にも不登校の子どもが増え始め、先ほどのお母さん以外にも、いろんなご家庭からフリースクールや日中の居場所を希望する声をもらっていました。


それまでは知らなかったのですが、学校に行けなくなった子ども達のほとんどは、フリースクールなどの学校以外の場所に通えていません。(14万人近くいる不登校の小・中学生のうち、学校以外の場所に通えているのは全体の1割ほどです。)



もちろん、カウンセリングや教育支援センター(教育委員会がもつフリースクールみたいな場所です)のような、公的な機関もあります。しかし、子どもがカウンセリングを拒否したり、カウンセラーや教育支援センターの対応が合わなくて通えなくなったりするケースが非常に多いと、不登校のお子さんがいる保護者さん達から教えてもらいました。




公的な支援が合わなくなると、もう打つ手がなくなってしまいます。

フリースクールは地方になるほど数が少なく、電車や車で一時間・二時間かかる所にようやく一軒あるくらい。

通わせるにはなかなか難しいのが現実です。D.Liveが活動する滋賀県でもそうでした。

引きこもりたくないのに、家に引きこもらざるを得ない現状があったんです。




「うちの子どもが通える場所がないか何度も検索して、やっと”ここだ”と思える場所を見つけました!」


2017年の春。

保護者さん達の声に押されて、フリースクール昼TRY部を滋賀県大津市でスタートさせました。

何もかも手探りでしたが、少しずつ生徒も増えて、不登校の子ども達の居場所として定着してきました。


昼TRY部がはじまって半年くらい経った頃。お問い合わせいただいた保護者さんとこんな話をしました。


「子どもは家でヒマそうにしているし、生活リズムも乱れています。そんな様子を見てたらイライラするんですけど、子どもは思春期で、親の私がアレコレ言ってもケンカになるだけなんです。親の私以外が、子どもに関わってくれるのが一番いいんですが、調べても全然なくて途方に暮れていました。けど、何度も検索して、やっと子どもが通えそうな場所を見つけたんです。」



フリースクールがあることは、子どもと同じくらいに、あるいはそれ以上に保護者さんにとって希望になんだと実感しました。


ーー通わせている保護者の声

・学校に行こうとすると体が硬直して動けなくなっていた息子は、昼TRY部には元気に家を出ていきます。表情が明るくなり、家のお手伝いも増えました。スタッフさんを「大人だけど、先生じゃない」と息子は言います。評価されない、ありのままの自分を受け止めてもらえる場所なのでしょう。そんな居場所に出会えたことに感謝です。


・小学6年生の頃から起きれなくなり、中学に入り、学校に行こうとすると、呼吸が苦しくなったりして、学校に行かない選択をしました。心を閉ざし、学校に行けない自分に罪悪感を感じていた娘に、家庭以外の居場所を作ってあげたくて、昼TRY部に入りました。
 昼TRY部に通うようになり、少しずつ元気をとりもどし、他の事にもチャレンジしたいという気持ちが湧いてくるようになりました。何より、心からの笑顔が見れるようになった事が親としては嬉しいです。
 今年からは通信制の高校に行き、自分の夢を叶えようとしています。こんな風に元気を取り戻せたのも、昼TRY部で親や家庭だけでは出来ない事をサポートしてもらえたお陰と大変感謝しています。




“ここなら!”と希望が持てる居場所を増やしたい


不登校の子ども達が通える場所は、今も本当に少ないです。

D.Liveにも、大阪や京都、滋賀県北部など、電車や車で一時間・二時間かかるところから、お問い合わせ・ご相談が寄せられています。


学校以外に通える居場所がなくて困っている親子のために、D.Liveはフリースクールを増やします。まずは、お隣の滋賀県草津市に新しくフリースクールを作ろうと考えています。


“ここなら通える”と思える居場所があれば、子どもはそこで成長できます。

昼TRY部では、最初の卒業生が大学進学を考えるようになりました。

他にも、やりたいことを見つけて卒業した子、

生活リズムを取り戻した子、

学校に戻った子、明るい表情や会話が増えた子など、それぞれの成長がありました。


フリースクール昼TRY部の様子



ーー通っている子どもの声

・通う前は学校の代わりだと思っていたけれど、ここは本当に"フリー"スクールでした。

・コロナで昼TRY部がオンラインになっても、いつも通り賑やかで楽しくすごせることが嬉しかったです。

>>フリースクール昼TRY部の詳細はこちら



学校に行けなくても、学校に行っている子と同じように、学び、笑い、成長できる居場所が増えることは、親子にとって希望です。今は不登校じゃないご家庭も居場所が増えれば、「もし不登校になってもあそこに通わせられる」と思えます。


そして、フリースクールのような居場所が増えれば、社会福祉士さんやカウンセラーさん達が紹介できる場所も増えるので、社会的にもきめ細やかな支援が実現されます。


しかし、それはD.Liveだけの力では実現できません。応援団の皆さまのご助力があってこそ実現できる未来なんです。

だからこそぜひ、この文章を読んでいただいているあなたにも、応援団に加わって欲しいのです。






●D.Liveから、応援団の皆さまへのお約束(メンバー特典について)


応援団の皆さまからいただいたご寄付は全て、新しいフリースクール開設の積立金にさせていただきます。おおよそ、毎月10万円程度が集まれば、草津市で新しく開設し、生徒数にかかわらず、安定した運営が見通しです。


また、応援団のみなさまには、毎月のD.Live活動報告と、三ヶ月に一度の生徒の成長レポート(動画かPDF)をお送りします。生徒のレポートについては完全に応援団の皆さまだけにしか公開していません。どんな生徒がどんな風にD.Liveで過ごして、成長してきたのかがわかるレポートになっています。




●応援団の声

・実は代表の田中さんや得津さんに会うまでは、NPOって胡散臭くてよくわからないところってイメージでした(笑)でも実際に関わってみるとお二人とも話しやすいですし、何より子どもが楽しそうにフリースクールへ休まず通っているので、そういう場所を今後も提供していってもらえるようにお手伝いしたいし、サポートできることがあればさせていただこうという気持ちです。


・自分も不登校の支援活動をしているんですけど、支援活動にはいろんな形があると思っています。居場所を作る人、居場所を支える人、居場所を金銭で援助をする人、居場所を広める人など。
 いろんな役割の人がいる中で、わたしがD.Liveさんにできるのは寄付かなと思ったので、させてもらいました。やっぱりD.Liveさんの活動が継続してほしいという願いがありますし、支援活動をされている人を応援したいという気持ちからです。



●ご支援の方法

ご希望の金額を選んでいただき、必要事項を記入してください。
アカウントをお持ちでない方はご登録が必要になります。

なお、サイトの仕様上、応援団にご登録いただいた方のお名前がわかりません。
差し支えなければ、 info@dlive.jp までご一報いただけますと幸いです。



●田中から皆様へ

私が中学生の頃、学校がしんどく、孤独感を抱えていました。
そして、高校生になり、学校へ行かなくなり、大学生のときには引きこもりに。
しんどさを抱えながら生きていました。
今、世の中には不登校で苦しむ親子がたくさんいます。
たとえ学校へ行けていたとしても、しんどさを抱えながら生きている隠れ不登校もいます。
不登校の数に対してフリースクールは少なく、行政の支援も少ない。
社会では、まだまだ「不登校は自己責任だ」といった感じです。
今は、まだ「不登校になっても大丈夫」と言えるような社会ではありません。
不登校になったとしても、親子で前を向ける社会をつくるため、私たちは活動をしております。
不登校で悩み苦しむ人たちを減らすためにも、ご支援どうぞよろしくお願いいたします。

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