2021/04/08 13:38
自由歩行のお散歩と歩行訓練の時間は別々に。
歩行訓練では、継続的に時間をとって行いましょう。


聴導犬&介助犬ユーザーさんへの特別歩行訓練:両手を振るだけ歩行:
 歩くときに、引っ張る子もしり込みする子もみなさんが両手を振るだけで、歩行で最も良い位置、つまり膝の位置にとどまることができます。大きな犬では最初は難しいかもしれません。特に、小型犬なら、繰り返し行えば効果が出ます。                    ・準備1:まず、愛犬さんなし普通に両手を振って歩いてみましょう。みなさまの中には、意外と、片手だけ振っている方がいらしたり、足と手が一緒に動いている方も多いです。愛犬さんなしでご自分が、きちんと歩けているのかどうか、みましょうね。              ・準備2:歩行の時のご褒美は、長めの物。1回1回、追加する時間がもったいないので、長めの柔らかいものを用意しましょう。噛みの強い子でなければ、チュールチュールもおすすめです。ご褒美はリードを持っている手に持ちます。                                  ➀ ステップ1:普通に、リードとできれば胴輪をつけて、普通に手を振って歩き出しましょう。愛犬さんが前に出ようが、後ろにひきさがろうが、歩いている間は、両手を振って歩きます。無理やりひぱったりしないで、普通に歩きましょうね。                                  ※注:伏せをしたり、歩かなくなったら、ご褒美で励まして歩きましょう。         ② ステップ2:両手を振って歩き、愛犬さんがちょうど膝の位置に来たら、褒めてご褒美を上げます。その時に、立ち止まるのではなく、歩きながらご褒美を上げましょう。褒め言葉は、高めのたのしそうな声で行います。                  ※注:飼い主さんが楽しくないと、愛犬もたのしくありません。高い声で、愛犬さんの心を高揚させましょう。
③ ステップ3:繰り返し行うと、愛犬さんが自分から「ひっぱられない位置」を選んで歩くようになります。
※注:毎回、毎回歩行のルール守って歩きましょう。
                 
★方法の背景:犬の歩行には、様々な手法があります。例えば、ショードッグのためのハンドラーさんが肘をまげて、リードをピンと張り、犬たちも首をキリっと上げ、胸を張り、うつくしい形で歩く方法。警察犬のようにハンドリーの膝にピッタリとついて歩き、追跡などをする時にはリードを緩ませて自由に臭いを追わせる方法。愛犬の歩行訓練でも、犬がちょっとでも前に出ると、リードで「ショック」を与えて「前に出てはいけない」と教える方法。首輪も、訓練士さんによっては、チェーンカラーや、時にはスパイクカラーなどを勧める方もいるようです。どれも歴史ある試行錯誤が集積された方法です。
 
 では、聴導犬・介助犬の場合はどうでしょう? 
 介助犬ユーザーさんは、身体に障がいのある方です。聴導犬ユーザーさんはといいますと聴覚障がい者なので、耳だけの障がい、と思われる方もいらっしゃいますが、聴覚に障がいがある方の中には三半規管の障がいがあり、歩く時のバランスがとれにくい方もいらっしゃいます。愛犬の歩行がしっかりとできないと危険を伴うことになります。体や聴覚に障がいのある方のために、発想したのが、「両手を振って歩く」歩行訓練です。                   

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