このコミュニティについて
日本における「寺院」-それは、人が集まり、お参りができて、仏様の教えに触れることができる場です。
しかし、歴史を紐解くと、寺院は修行者が集まり、生活を共にすることからその歴史が始まっています。本来の寺院は建物ありきではなく、"人"が集まるから僧伽・サンガと言っていました。
※僧伽:仏教修行者の集団。僧侶の集団。広義には、在家を含む仏教教団全体をいうこともある。
時代の流れとともに、お寺の役割も変わりつつあります。葬式仏教からの転換点が今きているとも言われています。
では、現代においての「僧伽」、サンガとは何でしょうか。
それは、問題意識を共有できる人が集まり、その課題解決に寄与すること、またそれを自身の修行とすること。
お坊さんであってもなくても"人"が集まり、課題解決をするために実践しそれを「修行」として"させていただくこと"。
その人たちが集まることが寺院であり僧伽・サンガであると私たちは考えます。
そのような場を用意すること、そしてそのような場から活動を生み出すことが私たちの使命であると考えています。
お坊さんも一般社会人の方々も大学生も、関わってくれるすべての人による「共働」をテーマに、やさしい社会を目指して活動しております。
建物があるかないか、お墓があるかないかではなく、お坊さんであるかないかではなく、同じ方向性の人たちが〝仏道〟という道を求め、SOCIAL TEMPLEという器を使って活動をしていく。
生きることに意味を見出すために修行する"場所"。
それが「SOCIAL TEMPLE」であり私たちが目指す寺院像です。
「一人では小さい力でも集まり持ち寄ることによってその力を大きくすることはできるのではないだろうか」
一寺院では限界があっても、「集まり持ち寄る」ことによって、寺院ないしはそれを囲う地域の持続可能性を高めていく。
私たちの活動としては、
仏教応援メディア「お寺のじかん」
お寺で子ども食堂!「寺GO飯」
お寺で終活サポート「ゆくすえサポート」
が大きく3つあります。
仏教・お寺メディア「お寺のじかん」は、山梨県を中心に、全国各地にいるライターによるコラム・イベントレポートを軸に、仏教・お寺を身近に感じてもらうためのメディアとして運営しています。
様々な属性のライター自身の活動や経験を通して、多様な切り口で仏教やお寺を身近に感じていただけるように情報を発信しています。
・寺嫁日記:https://www.otera-no-jikan.com/post_tags/terayome-diary
・お寺さんぽ:https://www.otera-no-jikan.com/post_tags/otera-sanpo
寺GO飯の開催風景
「こどももおとなもお寺でご飯を食べよう」をコンセプトに、「核家族化」や「共働き」の影響により大人数で食卓を囲む機会が少なくなっている現代のこども達に、「食」を通して「いただきます」や「ごちそうさま」の本来の意味を伝え、「いのち」の大切さやありがたさを学ぶ場を提供するために、毎月1回のペースで開催しています。
寺GO飯は、こどもはもちろん、青年(大学生スタッフ)、おとな(保護者・ボランティアスタッフ)のそれぞれの交流の場であり、またほっと一息をつける場でもあります。
こどもには、「食」を通した学びと青年・おとなたちとの交流を。
青年(大学生)には、こどもたちへの学習支援を通した学びの場の提供による役割を。
おとなには、日常生活に忙殺されてしまう普段の生活からの解放を。
それぞれ提供できるような活動となっております。
2017年に始まった、「寺GO飯」。
2020年2月の回をもって、28回目の開催を迎えることができました。
直近の開催状況はこちら:https://www.otera-no-jikan.com/post_tags/tera-gohan
「よすがびと」による「ゆくすえ茶話会」開催の様子
「ゆくすえサポート」とは、山梨県の行政書士が結成してできた団体「よすがびと」と超宗派坊主集団「坊主道」が共働し取り組むプロジェクトです。
僧侶の務めのひとつに、「抜苦与楽」があります。つまり、「苦しみから解放し、楽にしてあげること」です。
地域の高齢化と社会の複雑化が進む中で、死にまつわる悩みや苦しみを抜苦与楽する役割は、僧侶だけでは果たしきれなくなりつつあります。
そこで、身近な法律家である行政書士と、仏事に精通した僧侶が手を組んで、高齢者の「ゆくすえ」をサポートできる体制を整え、地域の高齢者の幅広い相談に対応しています。
ゆくすえサポートについてのリリース:https://www.otera-no-jikan.com/article/2809
第1回ゆくすえサポートの開催状況について:https://www.otera-no-jikan.com/article/3178
初回から、26名もの参加者に加え、地域のテレビ局の取材を受けるなど、注目の活動のひとつとなっております。
古来お寺は教育の場でありました。
お寺の役割も様変わりした現代だからこそ、もう一度昔から果たしていた役割に目を向け、形を変えていきながら役割を果たしていく必要があるのではないかと思っています。
私たちSOCIAL TEMPLEは新たな形の教育支援事業「お寺奨学金」を開設し、実践的教育機会を提供するタイガーモブ(株)とのタイアップ企画として、山梨県内の小中学生を対象とした実践教育を提供するための奨学金を提供しております。
・オンライン写仏プロジェクト「ツナガリイム」
・ホームページ作りを通して、お寺の価値を再発見するお手伝いをする「お寺の活性化計画」
などの事業も行っています。
〇子ども食堂イベント「寺GO飯」を通して、3人の子どもに1食分のご飯をお届けすることができます。
5000円の寄付で…
〇お年寄りのお悩みをじっくり聞く「ゆくすえ茶話会」を開催して、20人のお年寄りの「ゆくすえ」を一緒に考えていく活動が1回実施できます。
上記の活動運営費に加え、当団体の諸経費として、いただいたご寄付を活用させていただきます。
お釈迦様の教えである仏教は亡くなった人のためだけにある訳ではなく、私たち人間が如何に生きていくかが説かれています。
どんなにテクノロジーが発達してもどんなに便利になっても「生老病死」の四苦から逃れることができない私たちは、目の前の不条理な出来事に苦しみ、悲嘆に暮れます。
この苦しみの中で生きていく私たちができることは生きることに意味を見出し毎日を過ごすことにあると思っています。仏教は生きるためのヒントを数多く持っています。
学び、気づき、そして行動が変わる。
お釈迦様の「智慧」と「慈悲」に触れ、よりよく生きる。
そして苦しんでいる人の側に立ち、苦しみから解放されるお手伝いをする。
SOCIAL TEMPLEでは自分の周囲の人が苦しまない社会づくりのお手伝いをする、これを目標とし丁寧に活動していきたいと思っています。
※一般社団法人SOCIAL TEMPLEは「一般社団法人(非営利型)」として認定されていますが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません
※本プロジェクトページ内に使用している画像は当団体が掲載許可をいただいております。また掲載している画像を当団体の承諾なく転載等をすることはご遠慮ください。
CAMPFIREコミュニティは以下のお支払い方法に対応しています。
※1 d払いは参加費の上限5,500円まで(物販の場合は1,100円)
※2 Apple Payを利用できるのはSafariのみ、初月無料の特典への支払いは利用対象外
その他詳細や注意事項は対応しているお支払い方法についてをご覧ください。
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人口減少・子育て・格差・高齢化・都市部一極集中etc….
SOCIALTEMPLEは、仏教で社会課題を解決することができるのではないか、と信じ、できることを探し、実行し続ける。「共働」の集団です。
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