社会問題と向き合う人のクラウドファンディング

《背景》

国内ではおよそ10分に1頭、数にしておよそ4万頭の犬や猫が殺処分されています。

ここ数年、特にメディアやSNSで目に付く機会も増えたものの、そういった保護猫や保護犬を助けるためには、①引取り ②必要な場合は医療を施し ③お世話をし ④里親を探す
というプロセスがあり、そう簡単に活動することが難しい現状があります。

既に保護活動をされているボランティアさんや団体さんは、
・人手不足
・資金不足
・空きスペースの不足
・里親候補とのマッチング
など、様々な課題を抱えています。

同時に、保護猫や保護犬の里親になりたくても、
・ペット不可の賃貸
・家族の反対
・動物アレルギー
・仕事で散歩にいく時間がない
・経済的な負担が大きい
など、そもそも飼うことのハードルが高いという問題があります。

《Social PETs の解決策》

Social PETs（仮）はこれらの課題に対してテクノロジーにより、ひとつの解決策を提案します。
具体的には、アプリプラットフォームに保護猫カフェやNPO団体さんなど、ボランティアさんが引き取っている猫ちゃんやワンちゃんを登録し、写真や動画の投稿を行います。

一方でこれまで気軽にペットを助けることができなかったユーザーが、アプリ内で猫ちゃんやワンちゃんをフォローし、必要な物資（ごはんやトイレなどの消耗品や医療費など）をプレゼントしたり、その猫ちゃんの生活を写真や動画として閲覧でき、アプリ内の「マイペット」タブに支援している猫ちゃんやワンちゃんが表示されます。

今回はアプリの代わりに、実際に保護活動をされている3名の方が保護している猫ちゃんに対して、このクラウドファンディングサイト（CAMPFIREコミュニティ）を利用して、保護猫に支援された金額に応じた物資が届く様子をアップさせていただきます。

※クラウドファンディングで集まった金額相当の物資を今回保護活動をされている方々を経由し、猫ちゃんたちに届けます。

※今回の支援金は、下記の通りアプリ開発ではなくそのためのテストマーケティングで使用します。具体的には以下「プロジェクトの目的」をご参照ください。

《プロジェクトの目的》

一般的なクラウドファンディングでは資金調達が目的の大半を占めていますが、
このプロジェクトでは「ペットの不幸を最小化する」を最終ゴールとした、持続可能なサービスを考えております。
最終的にはイメージ図のようなアプリを通じた解決策を予定していますが、
その解決策がアプリで正しいかどうかを見極めるテストマーケティングとしてこのプロジェクトを立ち上げました。
その為、皆様からの支援金は開発費用に充てるのではなく、アプリを使わずに同様なサービスをアナログで提供した場合、価値を感じてもらえるか？
という仮説をクラウドファンディングを通して検証します。
具体的には、埼玉県及び東京都にて保護活動をされている3名のボランティアさんにご協力をいただき、
それぞれが保護している猫ちゃん達のご飯やトイレなどの役に立つように皆様の支援金をお届けします。
リターン内容に応じて、その様子をCAMPFIREコミュニティ上に定期的に情報発信させていただきます。

※検証結果次第ではアプリの開発に至らない可能性があります。
※検証期間は2～5カ月間を想定しています。

《実際に支援が必要な猫ちゃん達》

東京都内、埼玉県内に在住の3名の保護活動をされている方々が、現在実際に保護している3頭の猫をご紹介します。

①にこり ちゃん
3歳の女の子。
公園で餌やりのおじいさんに他の子達と餌を貰っていました。
捕獲できた時は既にお腹が大きく保護主宅で4匹を出産しました。
そのうち3匹は里親様の元へ、１匹は口蓋裂で小さな身体にカテーテルを入れ治療しましたが翌日に亡くなってしまいました。
現在は保護猫カフェで家族になってくれる方との出会いを待っています。臆病な性格で、人にもカフェにも慣れるのに時間がかかっていますが、お客さんやスタッフが少しずつにこりの心を溶かして、顔つきも段々と柔らかくなってきました。
あまり昼間は動かないですが、そんなにこりもチュールと猫じゃすりが大好きです❤


②きりあ 君
白黒のふわふわ毛長の王子様です。
２０１９年５月生まれ（推定）６月２９日に茨城県坂東市の飯沼川の橋で兄弟二人でまるまっているところを保護されました。
残念ながら一人は命尽きてしまい、キリアくんは独りぼっち。だからとても大切に育てました。
甘やかしたせいか少しわがままさんですが、とても甘えん坊です。
（不妊手術済　エイズ白血病ともに陰性　３種混合ワクチン２回済　虫下し済　毎月のみだに処方しています）


③いちご ちゃん

2週間前にいながき動物病院の敷地内に突然現れました。捨てられてしまったようです。
首輪をつけていたであろう跡があり、若い頃に不妊手術を受けた形跡があります。
10歳以上の高齢の女の子です。みかんの箱で寝るのがお気に入りですが、名前はいちごです🍓
抱っこ大好きの甘えん坊ちゃん❤

《パトロンへのリターンについて》

以下の1,000円、2,000円、3,000円、のプランを設定しています。
CAMPFIREへの手数料を差し引いた支援金は1,000円～3,000円の金額に応じた物資に変えて、猫ちゃんたちに消費してもらいます。

①リターンは写真とメール。（※リターンの内容は「」内のみ）
【保護されている猫1頭をサポートするコース】
「お礼のメール・サポートいただいている猫の様子の写真の送付（毎月）」
ご支援いただいた資金で保護されている猫1頭の餌代又はトイレ代が賄えます。

②リターンは写真とメール。（※リターンの内容は「」内のみ）
【保護されている猫2頭をサポートするコース】
「お礼のメール・サポートいただいている猫の様子の写真の送付（毎月）」
ご支援いただいた資金で保護されている猫2頭の餌代又はトイレ代が賄えます。

③リターンは写真とメール。（※リターンの内容は「」内のみ）
【保護されている猫3頭をサポートするコース】
「お礼のメール・サポートいただいている猫の様子の写真の送付（毎月）」
ご支援いただいた資金で保護されている猫3頭の餌代又はトイレ代が賄えます。


※全ての支援金はクラウドファンディングの手数料が引かれます。
※支援物資の品目は都度その猫に必要な物資やメーカーをこちらから選択いたします。
※1,000～3,000円の支援の金額に応じて、サポートできる猫ちゃんの頭数が変わります。

《自己紹介》

はじめまして、本プロジェクト「Social PETs（仮）」のプロジェクトオーナーの池田と申します。
私自身は旅行会社、人材派遣会社を経て起業家として活動しています。
現在はIT系のコンサルをする傍ら、動物の社会課題をテクノロジーやビジネスという切り口で解決できる方法を模索しております。
今回のクラウドファンディングを通していくつかの仮説検証を立証できた場合、新たに法人を設立し本格的なアプリ開発に着手致します。
どうぞよろしくお願いいたします。


※本プロジェクトに掲載している画像、動画、スライド、及びアイコンは全てオリジナル又は著作権フリーのものとなります。