お陰様で目標金額を達成いたしました!!
ありがとうございます!!

そこで、ストレッチゴールを設けたいと思います!
それは…“絵本120冊突破!!!

当初の目標は絵本30冊だったため、手作りでの製本だったのですが、ほんっっっっとうにありがたい事に、目標を大きく上回る数をご支援いただき、このままでは手作り生産が追いつきません…
なので、120冊を目指し、120冊突破したら製本業者様に委託して、より精度の高い絵本を目指していきたいと思います!!!!

皆さま、引き続きよろしくお願いします!

こんにちは、ひとのセックスでご飯を食べさせていただいてる「カキヌマ」です。
いつも大変お世話になっております。

 

 

現在大学3年生で、約2年前からラブホテルで働いています。私は、人を外見だけで判断して勝手に恐怖を感じたり、劣等感を感じて悲しくなるような人間でした。

でも、ラブホテルで働くようになって、たくさんの人とその人の使った部屋を見てきて、外見だけで人を判断して怖いと思ったり、自分と誰かを比較して悲しくなるということが無くなっていきました。

自分の変化に繋がったラブホテルのアルバイトで見てきたことを絵本にしてみました。

この絵本は、読むのでも、飾るのでも、プレゼントするのでも良い、気が向いた時にパラパラと"ちょっとクスッとしちゃうような、本当にあったラブホテルのお部屋の使い方"を覗いてみてください。

主人公のヤンちゃんは他の人が怖くてぐずぐず、人と比べてはぐずぐずしていました。人と関わることで嫌な気持ちになるならと、ヤンちゃんは人と関わらないラブホテルで働くことにしました。

ラブホテルで働き始めたヤンちゃんの心はどんどん変わっていきました。

いろんな部屋を見て色んな人を見て、お客さんがいなくなった客室でせっせと働くヤンちゃんの心の変化を、本当にあったラブホテルの部屋とともにお送りする、ちょっとエッチな大人の為の絵本です。

 

 

絵本の中身に関しましては、今後各地で絵本の原画展を開催していき、そこで原画や実際にサンプルも用意してありますので、ぜひ見に来てください。

ラブホテルで働く前、私は居酒屋で接客のアルバイトをしていました。
初めて来るお客さんの見た目や立ち振る舞いで勝手に恐怖を感じて、接客が上手くいかない日々、バイトに向かうのが怖いと思ってしまうようになりました。

普段の生活でも人を外側だけで判断し自分と比較して勝手に劣等感を感じて悲しい気持ちになることもありました。

 

 

そして引っ越し資金を貯めるために、もう一つアルバイトを始めようと思った時に見つけたのがラブホテルの清掃のアルバイトでした。
ラブホテルに来る人たちの大半は他の人と顔を合わせたくない人が多いと思います。人と関わるのがちょっと怖い私にはぴったりな仕事だと思いました。

そして働いていろんなお客さんとその部屋を見て、見た目も性格も話し方もなんなら国籍も違うけどラブホテルに来る目的は一緒 ”みんな一緒だ” ということに気づきました。

 

 

今はもうよく分かりもせずに見た目だけで怖いと思うことも、人に劣等感を持っても悲しいと思うこともありません。だって“みんな一緒”だから。

引っ越しも済ませ、家から少し遠いこのラブホテルで、人のセックスでご飯を食べているのは、“みんな一緒だ”ということを感じていたいからだと思います。

この絵本は私のように、人と関わることを怖がってしまうような人に見て欲しい。そしてラブホテルで働くって意外といいもんだよっていう気持ちを伝えるために絵本にしました。

スマートフォンの画面で見せるのではなく、”絵本”という手元に残るものにしたい。

「人のセックスでご飯を食べる」はラブホテルが舞台、少し難しい題材なので気軽にスマートフォンで見るのには、伝えたいことが伝わりにくいと考えています。

その為には、なるべく多くの人と展示を開いてお話をすること、絵本にすることによってラブホテルだけどどこか柔らかい雰囲気で見ていただくこと、が重要になってくると思います。

展示を行い、この作品を絵本として届けることによって、同じような気持ちをしている人たちの心にちょっとだけ近づけたらなあと思います。

▼今回支援して頂いた資金は以下のために使います

・絵本の制作費
・展示開催費
・グッズ制作費

▼さらに支援額が増えたらできること

・いろんな作品を作りたい!そのための制作費にまわしたい!

・「人のセックスでご飯食べる」映画化をしたい!このための映像制作費を集めたい!

ラブホテルってどうしても素が出てしまう場所なんだと働いていて感じる時があります。

誰もが同じ目的でラブホテルに来て、同じことをして帰っていく。

人ってみんな違う、だけど身にまとっているものを剥がせばみんな一緒です。

だから怖がることなんてないし、比較して卑屈になることも悲しくなることもない、全然大丈夫です。

どこに行っても窮屈で、コミュニケーションが必ず必要な世の中。ラブホテルで働くヤンちゃんみたいにちょっとだけ、心に余裕ができるだけでもっと自然に人と接することができるのではないでしょうか。

絵本を読んだあと、みなさんの心がちょっとだけ強くなったら幸せです。

 

「人のセックスでご飯を食べる」カキヌマ

 

  • 2018/11/11 18:56

    皆様どうも、お世話になっております。かきぬまです!!見事!絵本1冊リターンが売り切れました!!ありがとうございます!これも皆様のおかげ、大変嬉しく、そして大変サイコーに思います!!!サイコー!イェーイ!!絵本をもっと良くすべく、以前皆様から頂いたアドバイスを元に絵本のレイアウトや構成を頑張って...

  • 2018/10/15 03:24

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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