支援額100%達成しました!!

ご興味をお持ちいただいた皆様、拡散してくださった皆様、
そして実際にご支援いただいた皆様に心から感謝申し上げます。

ご希望にお応えしまして増産体制を整えていきます。
どうぞ引き続き宜しくお願い申し上げます!

 

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風呂から上がってから、次の朝出かけるまで。
私たちは1日の半分近い時間を、パジャマを着て過ごしている。

深夜のベランダ、コンビニ、公園。
日付が変わった後にもたくさんの豊かな時間を過ごした。

眠れない夜には、パジャマでもっと遠くまで行ってもらいたいと思う。
初めて通る道、気になっていた飲み屋、隣町の川辺、知らない人の行き交うクラブ。

外でも出歩けるデザイン、柔らかく締め付けない気心地、速乾・消臭機能。
プライベートとパブリックを曖昧にし、深夜徘徊の半径を広げて、
生活と街を豊かにするパジャマを世の中に届けます。

 

 

ホテルとはメディアである


初めまして、京都に立つソーシャルホテル・HOTEL SHE, 代表の龍崎翔子と申します。

現在関西と北海道を中心に全国で5店舗ホテルを経営しています。


 

なんでホテルをしようと思ったの?と聞かれることがちょくちょくあるのですが、実は10歳の頃からホテルをしようと思っていたんです。その原体験は私が小学生だった時に遡ります。

 

小学生の時、家族でアメリカに住んでたんですよね。

日本に戻る1か月前、家族でアメリカの東海岸から西海岸までドライブで横断したことがありました。

 

親はきっとドライブしたり地図を見たりと楽しかったんじゃないかなと思うんですが、私は当時まだ8歳だったので、後部座席で変わらない景色を眺めながら揺られているだけの日々が続きました。

日が暮れて窓の外は真っ暗で、誰もいない広くてまっすぐな道を家族3人を乗せた車が走り抜ける中、その日の最終目的地であるホテルをいつもどことなく心待ちにしていたんです。

 

だけど、いざ客室のドアを開けた先にある光景は昨日のホテルと代わり映えしなくて、なんだったら日本のホテルとも全然変わらない。

退屈な毎日の中で、せっかく感じた淡い期待をことごとく裏切られた事に対してすごくムカついたんです。

 

この時、自分だったらこんなホテルを作るのにな、と空想に浸ったことが原体験となって、そのうち将来はホテルを経営するんだと思うようになりました。

 

変哲も無い味気ないホテルではなく、地域の空気感を織り込んだ、メディアとしてのホテルを作るのだと。


 

 

時は流れ、2016年に地元・京都にソーシャルホテル「HOTEL SHE, KYOTO」をなんとか開業しました。

「ソーシャルホテル」とは、チェックインして鍵をもらって部屋にこもって過ごし、そのままチェックアウトするホテルではなく、ゲストとゲスト、ゲストと文化、そしてゲストと街が出会うような、ポジティブな予定不調和のあるホテルということ。


広告をほとんど行いませんでしたが、多くのお客様に恵まれ、京都ローカルのアーティストや美大生の作品を展示するギャラリーを行ったりと、たくさんの出会いの生まれるホテルとなりました。

 

 

 

私たちがHOTEL SHE, KYOTOを始めた東九条というエリアは、歴史的な事情もあり本来はあまりホテルが立たないようなエリアでした。

レストランやショップがほとんどなく、昼は人通りもまばらで夜は真っ暗、なんでそんなところでホテルを立てたの?と言われることもザラでした。

ただ、私たちはすでにみんながその価値を認め高く評価しているエリア(京都で言えば祇園とか河原町とか)より、「なんでそこ?」と思われるようなエリアに光を当てて魅力を掘り起こしていく方が面白いと思っていたので、東九条最高じゃん!と思っていました。

 

 

 

そうこうしていると、面白いことに、近所の方から「HOTEL SHE,ができてから、たくさんの人が通りを歩くようになって、街が本当に明るくなった」と言っていただけるようになりました。

なるほど、と思ったんですよね。

人が外に出ると、街に人通りが生まれて、商店やレストランができて、街がより魅力的になる。お金も落ちて、地域も活性化する。

 

 

人が街を歩くって私が思っていた以上に大きな影響を地域に及ぼすし、人が多く出入りするホテルがどう導線を設計するかが非常に大事なんだと考えるようになったんです。

 

 

 

 

 

そんな中、同じく京都で町家一棟貸しのホテルを経営されている岩崎達也さんと知り合いました。

 

 

 

「泊まれる雑誌」をコンセプトにしたMAGASINN KYOTO(マガザンキョウト)は、2016年にCAMPFIREでのクラウドファンディングも行われたホテルで、雑誌のように連載企画(常設展示)と特集企画(特別展)がホテル内にあり、ゲストとオーナー(岩崎さん)と共同編集者のインタラクティブな交流が生まれる空間です。

 

 

 

 

岩崎さんはもともとリクルートや楽天でバリバリ働いていて、その後京都に移住し本業の傍ら雑貨屋もされていました。

そんなキャリアを積みながら、ある時「人生は編集だ」と思うようになり、雑誌のようなホテルを作られることを決意したそうです。

 

 

なぜならホテルは衣食住に密接に関わっていて、オーナーとゲストのコミュニケーションが行われる空間だから。

それはあたかも、編集者たちがライフスタイルにまつわる様々な情報を雑誌に落とし込んで読者に届け、読者の声が新しい雑誌の企画を作るかのように。

 

 


「ホテルはメディアだと思う」という、それまで誰にも理解されることのなかったフレーズを全く同じ語彙を使って語るこの2人の出会いから、マガザンキョウトでの新企画「ホテル特集」が行われる事になりました。

HOTEL SHE,がMAGASINN KYOTOの中にあるという「ホテル・イン・ホテル」企画です。

 

 

 

 


「ホテルはメディアである」という考えのもと、ホテル内にアトラクションをたくさん設けるのではなく、ホテルを起点に飲み屋やライブハウス、銭湯などに繰り出して、京都の日常生活を体感し、新しい人、文化、街に出会う旅にしてもらうことをコンセプトに据えました。

「BOY MEETS SHE, 京都夜遊」という企画名の由来です。

この企画を構想している時に、「パジャマってもっといろんな可能性がありますよね。」という話に花が咲いて、一緒に開発をしていくことになりました。

 

 

 

 


プライベートとパブリックの境界を曖昧にするパジャマ

 

部屋から出て、歩いたことのない道を歩き、入ったことのない店に入る。すごく簡単なようで、未知への扉を開き、人生を豊かにする行為だと思います。

しかし、一度部屋に帰って着替えてくつろいでしまったら、外に出るのは億劫なもの。

パジャマではお店に入ったり人通りの多いところは歩けないし、かといって外着で部屋の中で過ごすのも嫌。

チェックインして鍵をもらって部屋にこもって過ごすのではなく、街に繰り出し、土地ならではの空気感を感じる旅をしてほしい、という思いで、着替えなくても外に出れて、ノーメイクでも洒落て見えるパジャマをプロデュースしたいと考えるようになりました。


この1着で、風呂上がりの思いつきで散歩もできて飲み屋にもクラブにも行けて、帰ったら倒れこむようにそのまま寝ることができて、朝起きたらそのままランニングしたり、朝食を食べに出かけたりすることができる、内と外の境界をヒョイっと軽く乗り越えてしまうような、そんなパジャマを。

 

 

 


そんな私たちの仲間になってくださったのが、ALL YOURS(オールユアーズ)さんでした。

ALL YOURSさんは「LIFE SPEC」をコンセプトに日常で感じるストレスをなくすファッションアイテムを作っていて、過去にも「色褪せないジーパン」や「着たくないのに毎日着てしまうジャケットとパンツ」など、CAMPFIREで数々の名商品を世に送り出して着たアパレルブランドです。

 

 

 

ただデザインが良ければいいとか、ブランドがあればいいとか、影響力があればいいとかではなくて、ファッションというツールを通じてひとつの課題を解決するというか、誰かにとっての不便とか機会損失を解消して人生を豊かにすることができればという思いがこのパジャマにはあって、それを実装するにはどこのブランドでもなく、絶対ALL YOURSさんでないとダメでした。

 


前列中央ヒゲモジャフェイスの代表・木村さん、前列左時に厳しく時に優しい代表・原さんを始め、今回のパジャマプロジェクトに協力してくださったALL YOURSのみなさん。


当初はサテン地のパジャマをイメージしていましたが、木村さんの提案でシワがつきにくく、速乾性の高い生地で、ジャージをオマージュしたパジャマに。男女問わず着ることができて、どのシーンにも馴染むデザインになりました。

 

 

 

✔︎ オーバーサイズのストレッチ素材でびっくりするほど柔らかい


生地が固かったり、締めつけられたり、寝てる間にはだけたりとパジャマにはストレスが多いですが、このパジャマはとっても柔らかく伸縮性のある素材で、手足首、ウエストには肌触りのいいリブを使用。

そして袖をかなり太く仕立てており、どんな体勢でも締めつけられません。

このびっくりするくらい柔らかい着用感は未体験の領域のものになると思います。

 

 

 


✔︎ 通気性のいいサラサラ生地で、消臭&速乾効果あり


薄手のジャージ素材のようなテロっとした生地で、通気性抜群。夏は涼しく、冬は暖かく感じられます。肌触りもとってもよくて素肌で着ても、中に重ねても気持ちいい。

さらに、消臭効果と速乾効果がついているので、夜遊びの汗も、寝汗も、朝のランニングの汗もストレスじゃなくなります。

 

 


✔︎ ジャージ風のビッグシルエットで誰でも似合う、ユニセックスM/L 2サイズ展開


ダルっとしたシルエットでオーバーサイズに着こなすパジャマ。

冬には中に着込むことでそのまま出かけることもできるし、ジャージがわりにワークアウトの際に着るのにも◎

 


 

※モデル:160cm  着用サイズ:M
※ウエスト部分は腰紐で調節可能です

 


寝る前にもうひと遊びしよう

 

✔︎ お風呂上がりのお出かけに

お風呂(もちろん銭湯も)の後に、自販機やコンビニにビールやサイダーを買いに行ったり。ついでに近所の公園まで足を伸ばしたり。深夜までやってるラーメンを食べに行ったり。近所のライブハウスに顔を出したり。

パジャマ感がないので着替えることなく外に遊びに行けて、帰ったらそのまま寝ることができます。

 

 

 


✔︎ 寝る前のヨガやストレッチも快適

伸縮性の高い素材で、すごいポーズでもパジャマのままヨガやストレッチをすることができます。身体をじっくりほぐしてから寝ることで睡眠の質がup。また寝ている間も身体が締めつけられたり、引っ張られたりすることなく快適に眠れます。

 

 


✔︎ 朝のジョギング・ワークアウトに

朝起きた時も、そのままの格好で外に出ることができます。ジョギングやワークアウト、犬の散歩などもおすすめです。

 

 


私たちは、今回のクラウドファンディングで、街に繰り出すためのパジャマを世の中に届けたいと思っています。

少しでも多くの方に、いつもと違う時間帯に、いつもは歩かない道を歩き、いつもは入らない店に入り、いつもと違う日常への扉を開けて欲しいと思います。

それはこのパジャマを来てくださった方の人生を豊かにするだけではなく、住んでいる街、旅先の街を豊かにすることだと信じています。

 

 

深夜徘徊の半径を広くして、寝る前にもう一度街に繰り出すための夜遊びパジャマ。

このパジャマをトリガーにして、生活と街の姿を少し書き換えることができたのなら、それ以上の喜びはありません。

 

 

 

 

 

 

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