はじめに

こんにちは。

佐藤 徹駿(さとう てっしゅん)と申します。

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趣味はスケートボードで、休みの日はその辺でよく滑ってます。

今年の3月まで、大学とファッション専門スクールをダブルスクールし、その中で生まれたアイディアを実現させるためにこのプロジェクトを立ち上げました。

 

“生きてる”Tシャツとは

暑いときは涼しく寒いときは暖かく、まるでTシャツ自体が生きているように、最高に気持ちいい状態をキープしてくれる魔法のような “生きている” Tシャツ。

 

 

普通のTシャツとの比較

 

WOOL100%(ウォッシャブル加工)

私たちが普段着ているTシャツは通常コットン(綿・植物繊維)でできています。しかし、このTシャツは100% WOOLつまり羊毛(動物繊維)によって作られています。

動物繊維には動物が生きていく為のたくさんの機能が備わっており、WOOLは別名で『地球上で最高の天然機能素材』と呼ばれているんです。

最も特徴的な機能は、湿度が多い(蒸し暑い)ときはその湿度を外に逃がし、乾燥している(寒い)ときに湿度を溜め込もうとする温度湿度管理の機能。WOOLは水に濡れにくく、乾きやすい特性を持っているため、暑い夏や厚着をしたインナーとして着たとき、蒸れて汗ばんだりしにくいんです。乾きやすいってことは、バクテリアが発生しにくく、臭くなりにくいということでもあります。

さらに洗っても縮みにくくなるウォッシャブル加工を施したことにより、普通に洗濯機で洗うこともできます

 

コットン(綿)は綿花のタネの周りについたワタからできているのですが、これって地面の水分をなるべくすぐに吸い込み、タネを発芽させようとする機能なんです。要するに濡れやすく、乾きにくい。だから水分を拭き取るタオルなんかにはもってこいの素材なのですが、乾きにくいことにより、Tシャツは一回汗ばむとなかなか乾かず臭くもなりやすいのです!

 

ニット 

普通のTシャツはカットソーでできています。これは編んだ生地をハサミで切って縫い付ける(カット&ソー)作っているのですが、このTシャツはニットでありさらに、縫製をせずにニットを編み上げる特殊な最新鋭の編み機で作っています。ニット特有の伸縮性があり、さらに縫い目をなくしたことにより肌に当たるストレスを限界まで排除しました。今まで感じたことがないほどの最高の着心地を表現できるのです。

 

きっかけ

なぜ手軽に手に入るTシャツをお金のかかるニットで作ったのか

普段の生活の中で、スケボーしてる時など、いつもTシャツばっかり着ているため、家のクローゼットに100枚以上Tシャツがあります。しかし、そんなに大量に持っていても、着たい服がなかったり、結局いつも同じお気に入りを着ていたりしていました。自分の日常の中で

『5000円のTシャツを100枚持っている事より、ちょっと高くても絶対に調子のいい1枚が欲しい』

という気持ちが私自身がこのTシャツをデザインするきっかけになりました。

 

ブランド名『rebel-23』

 

23歳の自分が、今のファッション業界やものづくりを行う工場、職人さんたちを取り巻く環境に対して訴えることができる最大限の思いを込め、ブランド名を考えました。(rebel:反抗、反対)

:特殊加工により、洗濯可能なスーパーファイン(19μ)のオーストラリア産のメリノウールを100%使用した国産糸
 
編み地:直接地肌に着用しても従来のセーターのようにチクチクしない、そして蒸れないように、セーターとしては珍しい鹿の子(かのこ)編みという編み方
 
縫製:最新の編み機を使い無縫製(縫い目がない!!)で編み上げたことにより、着用した際に地肌にかかるストレスを最小限に
 

ディテール:普段スケボーしながら着ているような、そしてどんな人でも持っているような、定番のTシャツに近づけ、ニットとしての機能性を保ちながら、一方で従来のようなニットっぽさを無くした。
 

 

 

性別:フリー

カラー:白、黒、チャコールグレー

※工場の都合により、白の色味が写真(ライトグレーっぽい)より、漂白された真っ白になります。

  

サイズ表

若干変更になる可能性があります。

サイズ比較のための画像も用意しました。

こんなあなたにオススメ

着心地がいいTシャツが欲しい人

ニットが好きな人 

よそ行きに着れる上品なTシャツが欲しい人

そろそろ見た目だけじゃなくて、バックボーンとか生産国とか素材とか気にし始めたファッションが好きな人

5000円の普通のTシャツなら100枚以上を持っているけど、絶対的な1枚がまだ見つからないなんて人 

 

お手入れ方法

このTシャツは特殊な加工によって、普通に洗濯機で洗っても縮みにくくなっています。
縮みにくくはなっていますが、ネットに入れて、おしゃれ着洗剤などで洗っていただければより長くご愛用できます。
干す際もハンガーではなくニット用の平干しネットなどを使うと型崩れも最小限に抑えられます。

 

このブランドのビジョン

「もっとたくさんの人にニットのものづくりを知ってもらいたい」

ニットのことって意外と誰も知らなくて、普通の洋服のデザイナーもほとんど何も知らなかったりもします。私はこのプロジェクトを通して、デニムなどの他のアイテムと同じように、ニットの素材やものづくり、その背景などたくさんのこだわりや職人技をもっとみんなが知れるようにしたいと思っています。なぜこのブランドのニットは安いのか、なぜあのブランドのニットは高いのか、周りのブランドを見渡すと、ぼったくりみたいに高いニットがある一方、本当に素敵なものを作っているのにあまり注目されていないブランドもたくさんあります。誰も知らないから好き勝手な値段で買われているのではないかとも思っちゃいます。それを悪いと決めつけるわけではないのですが、ただもう少しニットについて知ってみたら洋服選びがもっと楽しくなるのではないかって思います。

最後に

ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。

『なぜ私がここまでニットにこだわるのか』について。

私の実家は代々続くニット工場です。


父で4代目、100年近い歴史があり、僕にとっては小さい頃から両親が働いていた工場が第二の家のような空間。

ニット製品が出来上がるまでには様々な行程があります。

紡績(原料から糸にする行程)撚糸(ねんし)染色成型(パターンの形に編み上げる)、編み機の調整編み機のプログラミング(最新の無縫製編み機は職人技に加えプログラミングも必要)、セット(寸法通りに形を整える行程)
これらの行程を通して1枚のセーターが出来上がります。
また、実際に工場の中にはたくさんの職人さんたちが介在し、長年の経験と技術によって良い製品に変わっていくのです。

日本は合理的に効率よく利益を得ることを追求してきたために、マーケットに合わせて製品の値段を下げ、さらに儲けを取ろうと、原価を安くするために、中国、ベトナム、そしてバングラディッシュなど、人件費の低い国へと生産を海外に移してきた。
その為、国内マーケットで販売されているセーターの内、30年前までは50%以上が日本で作られたのが、今では99.5%が海外での生産になり、日本ではわずか0.5%しか作られていない
さらに0.5%のうち4分の3は中国で作られた糸で、染色や紡績まで日本で行われた製品は本当にごくわずかになってしまいました。

戦後、積み上げてきた、紡績、染色、ニットの製造(編み立て、リンキング)等の技術が日本から一気に消えていった。むしろ自分たちが消してしまったんです。

それでもなお、日本のファッション業界や流通は目先の利益だけをおいかけ、国内の製造業ではなく、海外の人件費の安い国との取引を続けている。

10年後、20年後、私たち若い世代が「自分たちが作りたいもの」を作り続けるために、今の日本のものづくりを守り続けないといけない。

海外ではいまだに作れない最先端のテクノロジーを駆使したこのニットを作るということが、日本の技術を発信し、さらに守っていくための今の私たちにやることができる行動の一つなのではないかという気持ちでこのプロジェクトを進めていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ご支援、サポートの方よろしくお願いします。

佐藤徹駿

  • 2018/08/25 11:20

    こんにちわ 当プロジェクトの企画運営を務める佐藤徹駿です。   ご報告です このプロジェクトは無事に成功することができ、 最終的に、115人のパトロン様から1,513,000円(151万円)もの金額を集めることができ、募集終了いたしました。   これまで、ご支援していただいた方々...

  • 2018/08/23 09:47

    おはようございます 佐藤徹駿です!   本日でクラウドファンディング最終日になりました これまで共犯者としてこのプロジェクトを盛り上げていただいた皆様、本当にありがとうございました!! 最後の最後により多くに人に知っていただきたいので、周りの人たちにシェアやリツイート、口コミなど、少...

  • 2018/08/21 01:14

    みなさんこんにちわ!! 佐藤徹駿です!!   プロジェクトの残り期間があと3日になりました!!! 残りの期間に向けて、Tシャツのアップデートのご報告です!!   タグのサンプルが出来上がりました!!   極力、素肌へのストレスを減らすために、ニットの編み地でタグを作りました!!...

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