こんにちは!たくさんのプロジェクトの中から、私たちのコーヒー植樹プロジェクト
「BIKAS COFFEE VILLAGE」をご覧いただき、ありがとうございます。

4/14(金)18時に始動した当プロジェクトですが、開始からわずか22時間で最初の目標「支援総額50万円」を達成することができました!みなさま、本当にありがとうございます!

そしてこの度、さらなる高みを目指してネクストゴール「植樹総数250本」を目指すことになりました!

今回のプロジェクトでは、目標金額に対して100%達成ごとに、コーヒーの木を育てるために必要なシェードツリーとなる「果物や野菜の木」を植樹していきますので、コーヒーの木だけでなくヒトと森を発展させていきます!

引き続き皆さんのご支援・ご協力よろしくお願いします!!

こんにちは、はじめまして!BIKAS COFFEE(ビカスコーヒー)です!本プロジェクトは私たちが取り扱うコーヒーの産地であるネパール・ハルパン村に、支援者の名前が付いたコーヒーの木を植樹する『BIKAS COFFEE VILLAGE』の第3期にあたります。

2021年5月にプロジェクトが始動してから、これまで実施したクラウドファンディングでは、2年続けて初日に達成率100%に到達し、これまで258本のコーヒーの木を植えることができました。

苗を植えてから実になるまで3年。支援者が植えた想いが木の成長に合わせて、どのように3年間を過ごしていくのかという経過を楽しむ。そして、農家さんが3年間大切に育くんだ想いも上乗せされて、植えてから3年後に支援者の元へコーヒーが届きます。大量消費されやすいコーヒーの新しい「消費」のあり方を提案する植樹プロジェクトです。


日常でたくさん消費されるコーヒーですが、日本人は平均で1週間に10杯消費していると言われています(農林水産省HP)。

平日朝、眠気覚ましに飲む一杯
出勤時、近くのコーヒースタンドでテイクアウトする一杯
ランチ後、お口直しに飲む一杯
夕方休憩時、ホッと一息をつくために飲む一杯

そんな多くのシーンで楽しむことのできるコーヒーですが、現在、ある問題に直面しています。それは「地球温暖化による生産量の減少」です。

気温や湿度の上昇により、さび病というコーヒーにとって深刻な病気が発生しやすくなり、収穫量の減少や品質低下を招きます。こうした事態が続くことで、コーヒー生産から撤退する生産者も多くなることが予想され、2050年にはアラビカ種の栽培地が約50%も減少するとも言われています(A bitter cup: climate change profile of global production of Arabica and Robusta coffee)。

少し歩けば簡単に手にいれることのできるコーヒー

それは人々の生活を豊かにしてきました。便利で活気のある生活を手に入れた私たちでしたが、その反面街には必要以上のコーヒーで溢れかえり、結果として農家や環境への負荷が大きくかかりました。もちろんコーヒービジネスで救えた世界もたくさんあると思います。ですが、それはほんの一時的な効果だと思っています。

そんな危機的な状況にあるコーヒーにおいて、新しい生産・消費スタイルを提案するアイディアが、ネパール・ハルパン村の農業と生活に隠されています。


通常、コーヒーの一大産地では、土地を確保するために大規模な森林伐採が行われています。いかにして効率よくコーヒーを生産するかを第一に考えた結果、重機械での大量栽培、森林伐採が手段となり、環境破壊が起きているのが現状です。

一方、私たちが仕入れているハルパン村のコーヒーの木は野菜などを育てる畑と一緒に植えられたり、森の中に植えられたりしています。これらの方法は「アグロフォレストリー」「混植(こんしょく)」と呼ばれ、お互いの作物の特性を活かしあった「森をつくる農法」と言われています。


ハルパン村ではコーヒー豆を「副業」のような感覚で栽培しているので、これまでの生活を無理に変えずに収入を上げ、収入源のリスク分散も可能になります。また、ハルパン村では森の中や樹木の下にコーヒーを植えることで、直射日光が苦手なコーヒーの木が成長しやすい環境を自然に生み出しています。環境を壊すことなく、それぞれの家で飼っている家畜の糞尿などを使った有機肥料を使い、環境にも、生産者にも消費者にとっても優しいコーヒー栽培を実現しています。

このハルパン村における農法に植樹が加わることで、持続的なコーヒーの生産と消費を促すためのエッセンスが存分に含まれていると私たちは考えております。


そんな考えを元に、2021年5月より植樹プロジェクトを始動してから、予想をはるかに超える反響を受け、テレビをはじめとする様々なメディアに取り上げられました。おかげさまで、これまで実施したクラウドファンディングでは、2年続けて初日に達成率100%に到達し、これまで258本のコーヒーの木を植えることができました。

木を植えるというアクションそのものが、地球温暖化やコーヒーの生産に関わる環境破壊に対する課題解決や豊かさの再生に貢献するだけではなく、消費者(支援者)の名前付きの木を植えることで、生産者も誰のために育てているのかが明確になり、単なるお金稼ぎではなく仕事に対する意義づくりとモチベーション向上にもつながったという現場の声もいただいています。

<2021年実績>
総支援額:1,961,890円
達成率:392%
総支援者数:111人
https://camp-fire.jp/projects/view/417645

<2022年実績>
総支援額:1,550,500円
達成率:310%
総支援者数:82人
https://camp-fire.jp/projects/view/562837


258本のコーヒーの木を植えられたということは、258通りの想いがそこには植わっています。3年間のありたい姿・決意、3年後の目標・夢は人それぞれ。3年という時間を共有しながら、一つひとつの想いにも私たちは目を向け、共に成長を重ねてきました。

そして今年は、クラウドファンディング期間中に東京・江戸川橋の実店舗でこれまで植樹した人たちの想いをカタチにするべく、様々なイベントを開催いたします!このプロジェクトに賛同する支援者の想いを体感しにきてください!


さらに今年は、コーヒーを育てる環境維持と農家に対してもコミットしていきます。

コーヒーの品質を高め、支援者にとっても苗木の成長を身近に感じていただけるよう、私たちの取り組みに賛同したコーヒー農家のグループ「BIKAS COFFEE VILLAGE Harpan(以下BCV Harpan)」を今年から結成いたします。

ハルパン村には30名のコーヒー農家がいます。そんな中でも、ハルパン村のコーヒー農家の代表であるガンガ・ブジェールさんをグループリーダーに選任し、「もっとコーヒーを植えたい!」「農業レベルを向上させたい!」と熱く意気込む生産者6組がBCV Harpanに参加してくれます。

ガンガさんは、「コーヒーが私たちと支援者をつなげたように、想いのあるコーヒーを育てて、皆さんとつながった先の未来をつくっていきたい」と語ってくれました。ヒトとヒトのつながりを大切に考えているガンガさんらしい想いです。

BCV Harpanに加入した農家には、コーヒー栽培における課題をヒアリングし、必要な農具を寄贈いたします。さらに、グループ内での意見交換、ノウハウの共有や、課題の解消など、生産者間で協力できるようにグループを活用していくことで、コーヒーの品質向上とハルパン村の繁栄も目指します。

また今回から、目標金額の達成率100%ごとに、コーヒーの木を育てるために必要なシェードツリーとなる「果物や野菜の木」をBCV Harpanに加入した農家の土地に植樹します。みんなの木の成長状況につきましては、コーヒーの苗と同様、成長レポートにてご報告させていただきます。

コーヒーの木だけでなくヒトと森の発展を促すことで、持続的(サステナブル)かつ再生的(リジェネラティブ)なコーヒーの生産と消費を実現させ、コーヒーを育てる環境維持と農家さんの収入安定を目指します。




「BIKAS」とはネパール語で「発展」という意味を持ちます。BIKAS COFFEEは、コーヒーを飲むという日常にある行動から、自分自身のなかにある「ありたい姿」への気づきをもたらし、日常から生活者をBIKAS(内発的発展)させていくことを使命としています。


東京・文京区とネパール・ポカラに実店舗を構えながら、これまで私たちの理念に共感した方々と様々な『GLOBALACTION(グローバルアクション)※』を開発してきました。そうした中で、徐々にBIKAS COFFEEを手にとっていただく機会が増え、ハルパン村の豆をより多くの方へ届けられていることに、喜びを感じております。

農家、生活者、地域に対して内発的な発展を促していく今回のプロジェクトも『GLOBALACTION』です。自分のミライの発展を願うことが、関わるヒト・地域・社会が発展していくことにつながっていくと信じています。

※『GLOBALACTION(グローバルアクション)』:個人価値をカタチにすることを通じて、経済・社会の価値も生み出し、社会を押し上げていくアクション

3回目となる今回は、ボーダーを超えて様々なバックグラウンドを持つ人たちがこのプロジェクトに参加できるように8種類のリターンを用意しました。

なんといっても目玉となるリターンは「植樹プレミアムBOX」!自分のコーヒーの木をネパールに植えられるだけでなく、自宅でコーヒーの木を育てられる植樹キットを開発いたしました。

その他、3年間の成長を日々感じることができるハルパン村の写真付きカレンダーやオリジナルのコーヒーカップなど、リターンを楽しく選ぶことからGLOBALACTIONが始まります。


目標金額:50万円
現地管理費:約35万円
仕入れ:約3万円
リターン準備費:約3.5万円
手数料:約8.5万円

All-in方式で実施します。
なお、目標金額を超えた資金に関しましては、以下の用途に使わせていただきます。

・BCV Harpanの運用費(農具や技術の提供など)
・コーヒー豆輸入関連
・国内加工(焙煎・グラインド・パッキング・輸送など)
・今後の事業拡大に向けた資金


ここまで読み進めていただきありがとうございます。BIKAS COFFEEブランドマネージャーの菅(かん)です。

ちょうど3年前、BIKAS COFFEEは誕生しました。3年間、自分たちの理念だけを信じて突き進んできました。あの日植えた想いがスクスク成長し、3年の時を経て一つの実になりました。それも、これまで僕たちを信じ、一緒になって歩んでくれたファンやスタッフ、農家さんのおかげです。ありがとうございます。

これからも、地に足つけて、ハルパン村のアグロフォレストリーが持続的なコーヒーの提供と維持が実現できると気づかせ、このフォーマットがロールモデルとなって、様々な地域を発展させていけたらと思っています!

このプロジェクトを通じて、皆さまの日常にも、社会にも「ミライ豊かな」発展を届けることを約束します!
応援のほどよろしくお願いします!


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