人類が宇宙空間と仮想空間で暮らす未来の食を考える

私たちのライフスタイルは過去30年で劇的に変わりました。最近ではコロナ禍で食事の在り方も大きく変わりました。大勢で集まって食べる機会は減り、デリバリーアプリも普及しました。人類はますます健康に気を使うようになり、サプリ・糖質制限・腸活など新しい習慣も定着しつつあります。そこで、2045年の未来の「食」はどのように変わっていくのかをゼロから考えてみることにしました。これから30年で人類が体験する最も大きな生活の変化があるとすれば、それはテクノロジーの進化に起因するものになると考えています。

そして、テクノロジーの進化によって開拓する余地が残ってる人類のフロティアは①宇宙空間と②仮想空間の二つです。しかし、生活環境が変わっても私たち人間にとって「食」が必要である事実は変わりません。宇宙空間や仮想空間で暮らすのが当たり前になった未来ではどんな食が求められるようになるかを想像して、その試作品を作ってみることにしました。

1)宇宙空間で暮らす未来

最近ではイーロンマスクを始めとした民間宇宙開発の加速によって、私たちが生きてるうちに宇宙旅行に行くのも夢物語ではなくなりました。日本人でも前澤友作さんが実際に民間人として初の宇宙旅行を体験しています。今はまだ費用が高いですが、技術が進化すれば海外旅行のような感覚で誰もが宇宙に行く時代は来るでしょう。宇宙空間では地上の当たり前は通用しないので、食事のあり方をゼロから考え直す必要があります。

2)仮想空間で暮らす未来

過去30年で人類のライフスタイルに最も大きな影響を与えたのがコンピューター(パソコン・スマホ)とインターネットの普及です。人類にとってスマホとネットは絶対に手放せないものに変わり、1日の起きてる時間の半分以上をスマホの画面を見てる人々も増えています。今後VRのような没入感が得られる機器が普及すれば、1日のほとんどの時間をデジタル空間で過ごすようになり、1日3食を机にお皿を並べて食べる習慣は変わっていく可能性が高いです。

スマホのように携帯して仙豆のように栄養が摂れる。

そこで、私たちはゼロから2045年の未来の食の在り方を真剣に考えてみました。未来ではスマホのようにポケットに入れて携帯できて、仙豆(漫画に登場する回復アイテム)のように1日に必要な栄養が摂れる食の在り方が広まっていくと考えて、その試作品を現代で作ってみることにしました。

未来食 = 携帯食 + 完全食 + 非常食 + 吐息ケア

私たちは未来の食品は『①携帯食、②完全食、③非常食、④吐息ケア』を兼ねるものになるだろうと予想して、それを「未来食」と定義しました。

1)ポケットに入れて携帯(携帯食)

世界最小級サイズの完全栄養食としてスマホのようにポケットに入れて持ち運ぶことができます。移動中や仕事中も手軽に摂取可能。

2)必要な栄養素を凝縮(完全食)

人間が1日に必要な栄養素をバランスよく摂取できます(※1)。手のひらに収まる小さなタブレットに26種類の栄養素が詰まっています(栄養素は厚生労働省の定める「日本人の食事摂取基準」をもとに選定)。

3)長期保存・貯蔵が容易(非常食)

水分を含まず完全密閉されていて1年以上の賞味期限を想定しており(現在保存試験を実施中)、コンパクトなので非常事態に備えた貯蔵にスペースを取られません。

4)吐息ケアとしても活躍(吐息ケア)

吐息エチケット用タブレットとして作られていて、会議前/仕事中/会食後も摂取できます。サプリのように水で流し込む必要もありません。「ラクトフェリン」と「ラクトパーオキシターゼ」という唾液に含まれる抗菌成分であり、かつ口腔衛生の改善に働くと考えられている成分を配合しています。

モバイルフード:「すきま時間」と「ながら時間」の活用

私たち現代人はますます「時間対効果(タイムパフォーマンス)」を求めるようになってきています。時間を有効活用したい、時間あたりの生産性を上げたいと、プライベートも仕事もまさに時間との戦いです。ネットやスマホのおかげで人類は劇的に時間を節約することができるようになりました。調べ物をしに図書館に行く必要もなければ、伝言をするのに手紙を書いて到着に1週間待たされることもありません。一方で、1日に3食をテーブルの上でゆっくり時間をかけて食事するスタイルは見直されていません。

食においてもスキマ時間を有効活用することができれば別の活動時間を増やすことができます。移動中や会議前のちょっとした「スキマ時間」、もしくはゲームや映画を見ながらの「ながら時間」を食事に活用することもできるはずです。そのためには現代のスマホのように、超小型で携帯できてスキマ時間でさっと取り出して摂取できる「モバイルフード」を軸に考えてみました。

水なしで摂取できて仕事中でもマナー違反にならない

そして、現代においては「吐息ケア」という名目でポケットに錠菓子を入れる習慣が定着しつつあるため、私たちはここに注目することにしました。

錠菓子(ラムネ)の形式をとっているため、サプリのように水で流し混む必要はありません。唾液のみで舐めて食べられます。日常生活においては飲み物を手にとっている時間は限られており、水分は重いので携帯にも不向きです。またパンや麺だと携帯することは難しい上に、移動中やデスクで食べてると目立ってしまい、仕事中はマナー違反になる可能性もあります。

水分なしでそのまま食べられないと利用シーンは減ってしまうことを考えて、吐息ケア用の錠菓子としてすぐに口に入れて食べられる形式を採用しています。電車での移動中や、デスクでの仕事中、会議前や会食後に吐息ケアとしてサッと食べても不自然になりません。

「栄養摂取」と「食の楽しみ」を分けて考える。

一方で、食には効率的な「栄養摂取」とは別にもう一つ大事な側面があります。それは食は人間にとっての「楽しみ」である点です。例えば、美味しくない栄養食を我慢して食べ続けて食の楽しみを失い、鬱病になってしまったら本末転倒です。従来の栄養食は、食の楽しみと必要な栄養摂取を両方同時に実現しようとして多くの失敗をしてきました。

そこで、私たちは「栄養の摂取」と「食の楽しみ」は分けて考えることにしました。必要な栄養素は吐息ケアの一環として摂取してしまい、自分の大好きで美味しいものは変わらず食べ続けることが心身の健康に良いと考えています。今の食生活を大きく変える必要がなく、栄養失調にもならない。そんな「いいとこ取り」が理想だと考えています。

1日に必要な栄養素を含んでいるので主食として使うことも理論上は可能です。しかし、私たちはそれをおすすめしていません。なぜなら、前述の通り「食の楽しみ」が失われてしまうからです。多くの完全栄養食は食事をまるごと代替することを狙っていますが、私たちはあくまで日常の食事を補う存在でありたいと思っています。十分に栄養が取れてる時期と、忙しくて栄養が不足してる時期と、タイミングによって栄養状態は違うはずです。未来食は最小単位の完全食と考えることもでき、ライフスタイルや時期によって自由に使い方を調整することができます。無理ない形で栄養の隙間を埋めるものとして活用できます。

成分表一覧

厚生労働省の定める「日本人の食事摂取基準」に基づき、人間が生きる上で必要な26種類の栄養素がバランス良く摂取できるように設計しています。ビタミン・たんぱく質・亜鉛など身体に必要な栄養素が詰まっています。

ポケットに入れても問題ないサイズ・薄さ・軽さを追求

携帯性を実現するために、手のひらに収まる名刺サイズであり、ポケットに入れても膨らまず不自然にならない薄さを追求しました。一見すると小さければ小さいほど良いように思えますが、小さすぎると逆に落としてしまったり隙間に入ってしまったりと紛失する可能性があるので、ちょうど日常で見慣れていて邪魔にならないサイズ感になっています。スーツの胸ポケットに入れたり、ズボンのポケットに入れたり、デスクの横に置いても全く不自然ではありません。また「18g」と超軽量なので、持ち運びにも最適で、歩きにくさも感じさせません。

膨大なトライアンドエラーで実現

この製品を形にするまでに様々なハードルが存在しました。ここまで多くの栄養素を、ここまで小さな粒に込めることは通常の食品開発ではあり得ないプロセスであり、それを舐めても自然な味に仕上げるためには独自の工夫と技術が必要になりました。また、一部の栄養素は空気に触れるとすぐに劣化してしまうため、密封技術も通常のタブレットとは異なった形式を考え出すことが必要になりました。アイディアの実現の裏には、膨大な試行錯誤と様々な工夫が詰まっています(特許出願済み)。

現代の忙しいシーンでも活躍

移動中・仕事中・レジャーなどスマホを見るようなスキマ時間でさっと1日に必要な栄養が摂取できます。

1)移動中に手軽に摂取

電車・新幹線・車・飛行機など移動中にポケットやカバンからサッと取り出して手軽に摂取できます。忙しい日々でも栄養を効率的に摂取可能です。

2)仕事中の吐息ケアに

ミーティング前・会食後・デスクワークでも吐息ケアとしても活躍して栄養も同時に摂れます。吐息ケアの用途があるため、仕事中であってもマナー違反になりません。

3)オンラインゲームの最中に

オンラインゲームに熱中しているとしっかりと食事を取る時間が取れません。ネオフードならゲームを中断せずに栄養を効率的に摂取できます。

4)リモートワークの合間に

自宅でリモートワーク中で、なかなか机の上でまとまった食事をする時間がない忙しいタイミングでも、PCの横に置いて手軽に栄養を摂取できます。

5)趣味やレジャーのお供に

釣り・筋トレ・キャンプ・サウナ・スポーツの前後など楽しみを中断せずにしっかり栄養摂取。ダイエットしたいけど健康的でいたい方にも最適です。

ブランドコンセプト

未来食のブランドに「NEOFOOD(ネオフード)」という名前をつけました。これはギリシャ語の「新しい」を意味する「NEO」と、「食」を意味する「FOOD」の造語です。ただ、もう一つの意味としてSF映画「マトリックス」の主人公「NEO(ネオ)」の名前をかけています。映画マトリックスは人類が仮想現実の中で生きている未来社会を舞台とした映画で、現在のVRやメタバース開発にも大きな影響を与えた作品です。

開発ストーリー

人類が宇宙空間で暮らす時代に備えて、新しい宇宙食のアイディアを練っていたことが未来食を作るきっかけとなりました。宇宙食は、①軽量である、②臭わない、③飛散しない、④栄養価に優れている、⑤長期保存が可能、⑥温度変化や衝撃に強い、⑦特別な調理器具を必要としない、など様々な条件をクリアする必要があります。結果的に未来の宇宙食こそが将来の地球でも必要とされる食料になると考えて「未来食」というテーマで改めて開発が始まりました。そして、私たちは実際にNEOFOODが宇宙食として活用される未来を目指して活動していきます。

プロジェクトの主要メンバー

食品開発・宇宙開発・仮想現実・インターネット・特許戦略など本アイディアを実現するために必要な専門知識を持つプロフェッショナルが集結してプロジェクトを進めています。

◆佐藤 航陽(宇宙開発/仮想現実)
早大在学中にIT企業を設立し20代で上場を経験。2017年に宇宙開発を目的に(株)スペースデータを創業、衛星データと3DCGを活用して仮想世界を自動生成するAIを開発。2018年に食糧問題に取り組む(株)レットを創業。 米Forbes「30歳未満のアジアを代表する30人」選出。著書(お金2.0/世界2.0)が累計30万部のベストセラー。

◆喜多羅 滋夫(食品開発)
元日清食品ホールディングス執行役員CIO。P&Gとフィリップモリスにて20年余りIT部門に従事した後、2013年に日清食品グループ初のCIOに就任。グローバル化と標準化を軸に、グループの情報基盤改革の指揮を執り、働き方改革を進める。2021年4月に独立し、ITとイノベーションによる事業変革支援に取り組む。

◆谷口  将仁(知財戦略)
上場企業からスタートアップまで、複数社のCIPO(最高知財責任者)を歴任。経産省から知財功労賞の受賞、内閣府から知財経営の成功企業として事例化。東証マザーズ上場および東証一部鞍替えを経験。株式会社MyCIPOを設立し、国内唯一のレンタルCIPO®事業を展開。80社以上の支援実績。その内4社のスタートアップがIPO。

リターンについて

今回は5つのリターンをご用意しました(※3)。

①10ケースセット(300粒):3300円

1ケース30粒入を10個セット(合計300粒)にしてリターンとしてお届けします。

②30ケースセット(900粒):8800円

1ケース30粒入を30個セット(合計900粒)にしてリターンとしてお届けします。

③14袋セット(1260粒):9900円

1パック90粒入を14袋セット(合計1260粒)にしてリターンとしてお届けします。自分でピルケースに入れて持ち運ぶのも良し、袋のままバッグなどに入れるのも良し。環境に配慮してプラスチックケースを使い捨てせず、かつ1粒あたりの金額も最も割安になるプランとなっています。

④OEMプラン(900粒):15万円

支援者の方がケースの表面デザインを自分で作成してオーダーメイドをかけることができるプランです。ケースの表面に自分の好きなデザインを適応して、ギフトとして配ることもできます(デザインは支援者各自で作成をお願いします)。

⑤ゴールドスポンサー:30万円

30ケース(900粒)+14袋セット(1260粒)の合計2160粒をお届けし、かつプロジェクトのゴールドスポンサーとして販売開始から2年間ロゴマークをサービスサイトへ掲載し続ける最上位の支援プランになります。

注意事項

※1:厚生労働省の定める「日本人の食事摂取基準」に基づき、1日に必要な栄養素の3分の1を摂取できる食品を完全栄養食(あるいは完全食)と呼びます。当社ではこの基準を満たす26種の栄養素を配合しています(160粒で3分の1の量に該当)。

※2:摂取の上限はございませんが、短期間での大量摂取は推奨しておりません。一度に30粒以上を食べるような摂取の仕方はお控えください。実際のご利用に関しましては、かかりつけのお医者様や栄養士様の指導の内容を元に、ご自身の体質や生活習慣に合わせてご調整いただき、日々の食事内容と合わせてのご利用を検討いただけますと幸いです。

※3:食品表示法に基づく表示はリターンとして発送される製品の裏側に貼られたラベルをご覧ください。賞味期限は1年を想定していますが、現在保存試験を実施中であり変更になる可能性があります。確定次第すみやかにメールでお知らせいたします。

実施スケジュール

・2022年1月15日:クラウドファンディング終了
・2023年2月末:支援者の方々に必要な情報のご提供を依頼
・2023年5月末:商品を送付完了
※原材料の調達状況や工場の稼働状況によってスケジュールが変更になる可能性がありますが、その場合は速やかにご連絡いたします。

よくあるご質問

Q. 支払い方法は何がありますか?
A. クレジットカード払い(Visa/Mastercard/JCB/Diners Club/American Express)、コンビニ払い(全国の主要コンビニエンスストア)、銀行振込、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い、ドコモ払い、PayPal、FamiPay、PayPay、楽天ペイ、au PAYをご利用いただけます。クラウドファンディング終了間近になると銀行振込など一部の決済手段が使えなくなるケースがございますのでご注意ください。

Q. プロジェクトに関する質問はどうすればいいですか?
A. プロジェクト内容に関するご質問やご意見は、CAMPFIREのメッセージ機能をご利用ください。

Q. 間違って支援した場合はどうなりますか?
A:原則キャンセルはお受けできません。よくご検討の上でのご購入をお勧め致します。もし間違って購入されてもキャンセル処理は出来ませんので予めご了承ください。

Q:もっと応援したいけど、何度も支援は可能ですか?
A:同一ユーザーによる複数のご支援は可能ですが、ご無理のない範囲でご支援いただければ幸いです。

特定商取引法に基づく表記

・事業者名称:株式会社レット
・代表者:佐藤 航陽
・住所:東京都港区六本木一丁目4番5号アークヒルズサウスタワー16F
・お問い合わせ先:お問い合わせフォームからご連絡ください。
・支払いの対価:商品の送付、または必要な役務の提供。
・商品引渡し方法:住所等の必要な情報を頂き、商品発送後にメールにてお知らせ。
・支払い以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
・支払い方法・支払い時期・返金について:プロジェクトページ、よくあるご質問に記載のとおり。
※その他の情報は請求あり次第、遅滞なく開示いたします。



  • 2023/08/02 15:41

    支援者の皆様へ未来食のアイディアと技術に関する特許が取得できましたので、ご報告させて頂きます。プレスリリースも配信しております。携帯食・完全食・非常食をかねる《未来食》の特許を取得、スマホのように携帯する未来の完全食を発明https://prtimes.jp/main/html/rd/p/00...

  • 2023/05/26 20:30

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2023/05/17 18:00

    支援者の皆様本日、全てのご支援者様へリターンの発送が完了いたしました。最短で明日、商品が支援者様のご自宅に到着する予定です。※広島サミット開催の影響から、中国地方の支援者様に関しましては通常時の配送よりお時間を頂戴させて頂く可能性がございます。予めご了承ください。長らくお待たせ致しましたが、こ...

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