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香川県善通寺市で zakkaカガラカン を夫婦で営んでおります 山本 です。

1:フェアトレードのコーヒーや紅茶を飲んだり、フェアトレード原材料の調味料や地元の有機食材で作ったお料理を食べれる場所
2:食事を作りたい人やワークショップをしたい人に場所を提供し、想いをカタチにできる場所

日常のカフェ時間にフェアトレードを気軽に取り入れてもらいたい。

自分の心と身体がよろこぶ。ほっとできる時間を過ごしてほしい。

原料や野菜を作った人も健康を損なうことなく、適正な賃金を得て、自分の力で生きる喜びを感じてほしい。

夢のある人の表現できる場所、共に学べる場所を皆さんと一緒につくりたいと思います。

2015年に開業したお店は、フェアトレード商品を中心に長く愛用したい暮らしの雑貨、お洋服や靴、飲食物などを販売しています。

店内写真

商品を手にした人の「よろこび」が、
商品を作った人たちの「よろこび」になり、
お店の「よろこび」になりますように。
という想いを込めてつけました。 

ロゴマークは、3つのよろこびの輪がつながり、広がりますように、という意味があります。 



フェアトレードとは、
発展途上国で支援が必要な生産者と、原料や商品を労働に見合う正当な価格で取引することで、生産者の経済的・社会的自立と環境保全を支援する活動です。 

「フェア」=公平・公正、「トレード」=貿易 で「公平・公正な貿易」という意味。

国際協力というと、貧困地域に対する様々な支援を指すことが多くあります。
どこか「かわいそうだから」という気持ちでなんでもしていると、援助に「依存」するようになりがちです。
「依存」を生む援助ではなく、適正な価格で長期的に取引をおこなう「フェアトレード」という貿易のしくみで、発展途上国の生産者の方々の「経済的・社会的自立」を支援していく活動です。 

一般の貿易の場合は、あいだにたくさんのひと、会社が関わっています。それぞれの取り分を得るために生産者の取り分は、ほんのわずかしかありません。
フェアトレードの場合、生産者を支援するNGO(国際協力組織)やフェアトレード団体が直接製品を買い、先進国で販売しています。 あいだの人・会社が少ない分、小売価格のうち、生産者の取り分が多くなります。 

一般の貿易は、製品をできるだけ安くつくり、できるだけ高く売って、最大限の利益をあげることが最優先されます。 製品をどれだけ安く、大量につくれるかが重要です。
ところが、フェアトレードでは、発展途上国の人々のくらしをどうやって守るかを最優先に考えます。
また、地域の文化や伝統的な手仕事の技術、それに環境などを大切に考えます。

出典 シサム工房ホームページ

①お金ではなく、仕事を提供できること。
一方的な力関係になりやすい寄付と違い、作り手の人たちは、自分たちの意思と力で自分たちの暮らしを成り立たすことができるようになります。

②作り手と売り手が商品を介して、対等で、緊張感のあるビジネス関係になれることも魅力です。
互いに生活をかけているからこそ、真剣に互いに互いの状況を思いやりつつ、大切にし合う関係ができるのです。

③誰もが気軽に国際協力に参加することができることも大きな魅力です。
今でも地球上には、十分に教育を受けることができず、生きていく選択肢を持てない人がたくさんいます。
どうせ買うならフェアトレード商品を、という感覚で、フェアトレードを買い支えることが、作り手の継続的な収入となり、家族が揃った暮らしや子どもの教育、将来設計などを支えることができるのです。

環境保護 
フェアトレードは、持続可能な農業を促進することで、環境にも良い影響を与えることができます。農家が有機農業や天然資源の保護に取り組むことで、土地や水資源の持続可能な管理が可能になり、環境への悪影響を軽減することができます。

⑤さらに!生産者の暮らしや社会に触れることで、私たち自身、彼ら彼女らの前向きなパワーから元気をもらえたり、同じ地球上に生きる作り手を意識することで、自分たちの生活や社会を見直すきっかけになるなど、フェアトレードの魅力はたくさん、たくさんあります。

 出典:シサム工房ホームページ「フェアトレードのこと」より 

カガラカンで取り扱っているフェアトレード商品は、コーヒー、紅茶、カカオ(チョコレート)、コットン製品(洋服類)、ココナッツオイル類、手すきの紙雑貨等です。

そんなフェアトレードとカガラカン店主とのエピソードについてお話します。

大学生の時、NGOが主催するツアーでフィリピンを訪れました。
そこでは、ゴミ山で子どもたちがゴミを拾っていました
ゴミをお金に換金しても、ほとんどお金にはなりません。お金がないので学校にもいけず、仕事にも就けない。
お金がないので、ごはんを食べられず、病気になっても病院に行けない。

現地の人とお話する中で、「家族でご飯を食べれて、子どもは学校に行き、大人は仕事に就ける。そんな生活がしたい。」と仰っていたのが印象的でした。 

ゴミ山でお金になりそうなゴミを拾う少年

電気も水も通っていない島のお家に泊まらせていただいた時、

せっかく日本から来てくれたからと、海で採れたお魚を持って帰らせてくれようとしてくれました。自分たちの食べるものもないのに・・

そんなひとつひとつの出会いと経験から、「自分にできる何かをしなくては・・」
生まれてはじめて強い使命感を感じました。同時に、本当の豊かさとは何だろう…という想いも・・。
心に強く残る自分の転機となる経験になりました。 

大学卒業後は、決まっていた香川県内の会社に就職。
住宅会社のお仕事ではお客様との接客や空間づくりが楽しいと感じる反面、自分がしたいことに挑戦したい想いが日々強くなるばかりでした。
今後を見据えて、小売業の勉強をしようと文具店に転職。店長として仕入れや在庫管理、経理など幅広く勉強しました。。

そして、2015年に フェアトレードショップ 「zakkaカガラカン」を開業しました。 

オープンした当初は、お客様も少なく、集客の難しさを感じながらも、地道にSNSなどで発信を続けました。
少しずつお客様も増え、フェアトレードの服の着心地良さやお店の雰囲気を気に入ってくださる方もありがたいことに増えていきました。
しかし、フェアトレードや手作りのモノに興味を持って見てくれるお客様もいる一方で、フェアトレードの魅力やモノの裏側にあるストーリーを十分に伝えきれていないと感じることが多くあります。

古い倉庫を改装した店舗


近年の取り組みで、一般消費者のフェアトレード認知度は上がっています。しかし、それを購入する人、とりわけ反復して購入するリピーターが減少していることがわかっています。
特に、低所得層での減少幅が大きいことから、収入の減少や消費税の増税が影響していると見られています。
また、フェアトレード製品の購入先である。フェアトレードショップの割合も全国的に減少し、身近で価格の安いスーパーに取って代わっていることが裏付けられています。

環境問題への意識も高い欧米に比べるとまだまだ差は大きく、一人当たりの年間購入額は、スイスと比べて108倍の差があるという結果がでています。

このように、フェアトレードへの社会的認知が進む一方で
文化や社会的・経済的な要因によってフェアトレード製品を買う人は減少しているという現象が起こっています。


それを打開する方法として、地域社会・コミュニティに働きかけて、フェアトレードの輪を広げる方法や、
フェアトレードの価値とお店の価値を重ね合わせることで、身近に感じることができるようになれば、

「フェアトレード消費をもっと近くに」できるのではないかと考えています。

具体的には、
美味しい食事や飲み物が安心して食べられて、ほっと一息つけるその時間。
それらの飲食がフェアトレード商品だったら嬉しいですよね!

その積み重ねが、「もっとフェアトレードを近くに」できると思っています。

カガラカンカフェ建設様子

カフェでは体にやさしいお食事の提供します

普段のカフェでフェアトレード商品を消費する。 
それが、カガラカンカフェが目指す姿です。



では、そんなフェアトレードカフェで使用する、フェアトレードコーヒーについてのお話です。


フェアトレード&森林農法、そして焙煎にもこだわった美味しい「SISAM COFFEE」のお話。

私たちが日々口にしている一杯のコーヒー。ふぅ・・という美味しいため息と共に、ささやかな幸せの時間が訪れます。
皆さんは、そんな日常の「美味しい」の背景に思いを馳せたことはありますか。

生豆はどのようにつくられているのでしょうか。
実は、コーヒー果実はすぐに採れるわけではありません。
生豆の苗を植えてから、最初の収穫までは約4年。そしてフルに収穫できるようになるまで約7年と、気の遠くなるような時間がかかります。

収穫はすべて手摘みです。
一つ一つ実の状態をチェックしながら、丁寧に収穫していきます。 
生豆は「森林農法(アグロフォレストリー)」で生産されています。
単一の作物だけでなく様々な作物を一緒に植えることで、森を守り、生産者が単一の作物に頼るリスクを減らせる農法です。

育てるのも時間がかかりますが、実は大変なのは生豆にする作業。
まずはパルパーという機械や手作業で果肉を取り除きます。

次にヌルヌルとしたペクチン層をとるために発酵をさせ、水で洗い、浮いた豆やゴミを取り除きます。
そして毎日かき混ぜながら2週間程乾燥。
ベストな水分量にするまで忍耐とコツが必要です。 

村には脱穀機械がないので、杵と臼を使って、殻を取り除きます。こちらも腕力と根気のいる作業ですね。
最後に手作業で不良豆を取り除く作業をして、いよいよ完成です。

そして、長い時間をかけて大切に育てられた良質な生豆が、
海を越えて日本に届くのです。 

シサムコーヒーをえらぶ3つの理由はこちら


フェアトレード食品や地元の食材など安心して食べられるモノを通して、心も体もよろこぶ時間を過ごしてもらいたい。

フェアトレードをもっと近くに。

そんな想いに共感してくれる仲間たちと一緒に、創っていきます。



やったー!すごい!!地域とフェアトレードをつなげる場をつくりたい!心から共感します!!
自分もつくり手も、地球もみんなが笑顔になれる空間で、ゆったりとした時間まで楽しめる場になるんですね。
カガラカンさんのことだからまた、センスのいいカフェになるんだろうなー。
行きたーい!コーヒー飲みたーい!そんな場を自分も作りたーい!!

カガラカンさんは開店以来、フェアトレード商品を継続的にしっかりと販売してくださっているお店。この継続的にというのは、「寄付」ではなく「仕事」で立場の弱い人たちを支えるフェアトレードにとってものすごく大切なこと。
大切だけどなかなかできることではありません。そこにはカガラカンさんの販売する力に加えて、フェアトレードを広めたいという意志、想いがあったからこそだと思います。
今回の新たな挑戦、応援しています!!

シサム工房 代表取締役  水野泰平 

一緒にフィリピンを旅した愛ちゃんが、フェアトレードショップを地元で開店し、フィリピン産のフェアトレード商品を仕入れてくれた時は、本当にうれしくて感激しました!
世界の貧困問題を解決していくアクションは、NGOで働くことだけではない。ふつうに働いたり家事をしたりの日々の中で、「たま~にフェアトレード商品を選ぶ」ことだって、世界を変えていくための大切なアクション。
そんなメッセージを届けているのがカガラカンだと思います。
「日常の中でできる小さなこと」を大切にするカガラカンに、新たにカフェができたら、世界を変えるアクションがもっと身近になるはず。カフェに遊びに行く日が今から楽しみでたまりません。

認定NPO法人アクセス     理事長 野田さよ 

店主の山本さんが、学生時代にフィリピンを訪れたことがきっかけで開店したというフェアトレードのお店。僕自身がココウェルを起業したのも、同じく学生時代にフィリピンを訪れたことがきっかけなので、原点は同じ使命感。

ご夫婦の優しいお人柄がそのままお店に現れていて、とても優しい空気が流れるセンス溢れるお店です。新しくカフェができれば、より多くの方々にフェアトレード商品に触れていただけると思います。

僕の方から「ぜひ新しいカフェでセミナーをさせてください!」とお願いしました。楽しみで仕方ありません。カガラカンさんの新たな挑戦をココウェルとしても全力で応援したいと思います!

株式会社ココウェル   代表取締役 水井 裕 


応援頂いた資金は全て、下記のお店づくりのための費用に充てさせて頂きます。 
造作設備費:約88万円  造作+設備+電気工事代 
リターン準備代:約20万円 
手数料:約12万円 (9%+税) 

実施スケジュール 

2023年7月頃 カガラカンカフェオープン予定    
  ・カフェオープン当初はランチ時間予約制  予定営業曜日は現在未定です。随時SNSで発信していきます。
2023年7~8月頃 リターン発送 

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


カガラカンは香川県善通寺市にあります。
善通寺市は、一番小さい都道府県である香川県の中の一番小さい市です。


カガラカンの中の人のご紹介です。





最後までお読み頂きありがとうございます!!

カガラカンは、日々の食事やお買い物で、意識を変えるきっかけになる場所になれたらと思っています。

1人1人のちいさな一歩がより良い未来につながると思っています。

自分が夢に挑戦することができたように、したいことに挑戦する人を応援できる場所になればと強く思います。

皆さんと一緒により良い暮らしや環境を考えられるコミュニティの場所になることを願って。応援して頂ければ嬉しいです。

・フェアトレードをひろめたい

・挑戦する人を応援したい 

自分がそうであったように、
みなさんと「ちいさな一歩」を感じれる空間にしていきます。




  • 2023/06/19 17:11

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2023/06/14 08:32

    クラウドファンディングではよく、支援総額〇〇万円。とか、何日で〇〇%突破。という文言を目にします。 それはそれで、とてもすばらしいことです。しかし、自分たちにはどうもしっくりこない表現で、なんだが背中が痒くなります(笑)ひとりひとりのご支援の結果が数字で表れただけ。自分たちは、支援者さんひとり...

  • 2023/05/29 07:23

    支援者さんが65人になりました。自分たちを支えてくれる方々は、常日頃から感謝感謝なのですが、こうやって数字で見えると、本当に「ありがたいなぁー」となります。中には、キャンプファイヤーのアカンウトを始めて作って、はじめて支援してくださいる方が多いのです。その作業ってとっても大変です。そんな時間を...

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